VRゴーグル/ヘッドセットの選び方・お勧め機種5選/人気ゲームを徹底解説!
昨今、本格的な盛り上がりをVR業界。
この記事では【VRゴーグル・ヘッドセット完全解説】と題して、
- VRゴーグルの仕組み
- VRゴーグルの種類と特徴
- 各VRゴーグル性能やスペック比較
- VRゴーグルで楽しめるコンテンツ・ゲーム
- VRゴーグルにまつわる豆知識や注意
などの情報を網羅的に解説していきます。
それでは早速いってみましょう!
Contents
VR ゴーグル/ヘッドセットとは?その仕組みについて
皆さんもご存知のように、VRゴーグルを装着するとテレビやPCの画面越しに見える世界と違い、360°立体感のあるCGの世界を体験することができます。この章ではまずは簡単にVRゴーグルの仕組みについて解説します。
別世界にダイブしたような感覚を生み出すVRの仕組みは、2つの要素で成り立っています。それは
(1)両目の焦点に対して別々の映像アプローチをしている
(2)人の体の動きを捉え、動きに即した適切な映像を見せている
という点です。
VRゴーグルは、両目に流す映像を変え、プレイヤーの動きに合わせた映像を瞬間的に生成することで、現実と変わらない視覚情報を生み出し、脳に伝えているのです。
つまり、VRヘッドセットの体験品質は、レンズ越しに平面のディスプレイを眺める構造上、単純な画素数だけでは判断することはできません。
VRの仕組みは、両眼の視差を利用して、そこに立体物があるように「脳をだます」ことによって実現されているのです。
VRと脳の認知の仕組みについてもっと知りたい方はこちら→VRゴーグルの仕組みについて徹底解説
VRゴーグル/ヘッドセットの種類
それでは今度はVRゴーグルの種類として区別される下記3種
- PC接続型VRゴーグル
- スマホ用VRゴーグル
- スタンドアローンVRゴーグル
の3つについて順番に、それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。
最高のVR体験を追求するなら – PC VRゴーグル
まず紹介するのは数あるVRゴーグルのなかでもパソコンと接続して利用するPC VRです。
後に後述するスマホ用VRが数多く売られていますが、PCVRとの最大のメリットはVR空間の画質・解像度です。
PC VRの解像度はVRゴーグルごとに異なるものの、PCVRの1つとして後ほど紹介するOculus Riftの解像度は2,160×1080とスマートフォンVRと比較にならない程高くなっています。
また、VRゲームとして大成功を納めた「VRカノジョ」や世界中にファンを持つ伝説のRPG「The Elder Scllors Skyrim VR」を遊べるのはPC VRのみで、スマホVRでは遊ぶ事は出来ません。
そして更に、PC VRにはルームスケールと呼ばれるモードがあります。
これは、実際に部屋の中を歩くことでゲーム内のキャラクターを操作出来る機能です。
身体運動とVR空間の体が連動することで、没入感が更に高まる機能となっており、これもスマートフォンVRには無い、PC VRならではの機能でしょう。
と、メリットばかりのように見えますがデメリットとしては、一言でいうと価格面です。
スマホVRゴーグルは1,000円から3,000円のものが販売されている一方、PC VRの価格は3万円代の物から最高級のもので17万円と高めの金額となっています。
またPC VRは購入したあとの環境セットアップが若干大変という点も局所的なデメリットとして挙げられます。
またVR体験を味わうためにVR Readyという認証が与えられたハイスペックPCが必要になりますのでご注意ください。
関連記事)VR体験を保証するVR ReadyなハイスペックPC 3選
最後の方は少しばかりデメリットを挙げましたが、最高のVR体験が約束されているというメリットを考えれば、デメリットを補って余りある程の魅力があるのがPCVRの特徴です。
まずは手軽に始めるならこれ! – スマホ用VRゴーグルの特徴
スマホVRゴーグルは文字通り、スマホを使ってVRを楽しむための機器です。
スマホ画面を2分割してコンテンツが表示されることで、VR体験が出来るようになっています。
このようにスマホ上に2分割されたVRコンテンツを利用して、立体的に視聴出来るようにするのがVRゴーグル。
スマホによる簡易的なVRゴーグルでもYoutubeの360度動画を見ると、かなりの没入間を楽しむ事できます。
実写のライブや舞台が360度VRで見られるの…かなり楽しいんですよ…スマホで見る簡易VRでも楽しいです。これはバカ売れするかもしれないなあ。
— emifuwa(工藤P) (@emifuwa) 2016年9月13日
またスマホVRはPCが必要ないため旅行先など自宅以外の場所で使うのに適しており、価格も安いものだと800円程で購入出来るものがあるため、「とりあえずVR体験してみたい」という入門者にはぴったりのVRゴーグルです。
今後の進化に期待? スタンドアローンVRゴーグルの特徴
スタンドアローンは(孤立する)という意訳の意味からも分かるように、PCもスマホも配線ケーブルも何も使わずに利用出来るVRゴーグルです。
スタンドアローンのメリットとしては
- 持ち運びがとても簡単。
- コードレスで、ケーブルが体に絡む心配がない。
- 高機能PCをもっていなくてもVRライフを楽しめる。
といった部分が上げられます。
こうやって見るとスマホVRと近い印象を受けると思いますが、スマホVRに比べて軍配があがる点はアプリのクオリティと充実度でしょう。
スマホVRでは楽しめるコンテンツの量と質はまだまだ発展途上です。
一方でスタンドアローンVRゴーグルではマルチプレイ対応出来るゲームが徐々に増えてきているため「誰かと一緒にVRゲームを楽しみたい」という方にはスマホVRよりもスタンドアローンVRの方がお勧めだったりします。
価格は2万〜3万円の間で、購入できるためPCVRほど敷居は高くなく、メリットとデメリットはPCVRとスマホVRの中間ポジションという位置づけかもしれません。
ただし今後の期待という意味でいうと、2018年に発表されたOculusシリーズの最新作「Oculus Quest」はスタンドアローン型でありながら、PCVR並みのスペックを持つデバイスとして注目されており、2020年以降はスタンドアローン型VRが一般に普及していくと多くの市場関係者は考えています。
スタンドアローンゴーグルの比較記事についてはこちら→)スタンドアローンVRゴーグル4種を徹底比較!
VRゴーグル・ヘッドセットの種類と比較
さて、上記では
- PC接続型VRゴーグル
- スマホ用VRゴーグル
- スタンドアローンVRゴーグル
の3種類のVRゴーグルを紹介しました。これらのメリットデメリットを表にすると下記のようなイメージになります。(2018年11月現在)
PC VR | スタンドアローン VR |
スマホ VR | |
コンテンツの量 | ◎ | △ | △ |
コンテンツの質 | ◎ | ◯ | △ |
画質 | ◎ | ◯ | △ |
価格 | 3万~15万円 | 2~4万円 | 2,000円前後 |
それでは次のパートから、具体的にどんなVRゴーグルがあるのか見ていきましょう。
おすすめPCVRゴーグル/ヘッドセット4選と使い方 / 価格
スマホVR・スタンドローンVRゴーグルは後述するとして、まずはおすすめのPC VRゴーグルを4つ紹介していきたいと思います。
シェアNo.1の高品質PC VRゴーグル – Oculus Rift
Oculus RiftはOculus社が開発・販売している世界で初めて家庭用向けに販売されたPC VRゴーグルです。
VRゴーグル等のトラッキング(=対象物の移動や位置を認知する機能)方法は、HMDとは別に外部センサーを設置し、HMDから放出される赤外線LEDをもとにセンサーが位置算出を行うという方法を採用しています。
また、合わせて専用ゲームコントローラーであるOculus Touchも開発・発売され、PC VRゲームをより臨場感・没入感を味わいながら遊ぶことができるようになりました。
Oculus Riftの公式サイトでの販売価格は税別50,000円。
これにはOculus Touchと赤外線センサーが2つずつ、さらには無料のVRゲーム7本も付属しています。
Oculus Riftのスペックですが、解像度は2,160×1,200、視野角は約110度となっており、これはPC VRゴーグルの中で最高レベルの性能となっています。
Oculus Riftについてもっと知りたい方はこちら
→Oculus Riftは買うべき?スペックや対応PC・評判レビューを徹底解説!
三大デバイスの一角 – HTC Vive
Oculus Riftの対抗馬であり、VRハードウェアのパイオニア的存在がHTC Viveです。
HTC Viveの特徴は何と言っても装着者の頭や手の位置を認識して3D空間に反映する「ルームスケール」というトラッキング機能です。
現実空間で歩いたり、手を振ったりするとVR空間の中でもアバター(になった自分)が歩いたり、手の動きを再現し、まるで自分が3D空間にドライブしたかの様にコンテンツを楽しむことができます。(これはOculus Riftには無い機能です)
ルームスケール機能のビジュアルイメージ
自分の挙動がリアルタイムでVR空間に反映されるため非常に臨場感のある体験が可能になっているのがHTC Viveの特徴の1つ。現状HTC Viveの本体価格は64,250円(税別)となっています。※2018年9月の時点
またゲーム配信プラットフォームSteamを運営するHTC社の製品であるため、Steamで扱われるゲームを全て楽しむことができるのも大きなポイント。
PCVRを初めて購入する方の多くは「Oculus Riftを買うべきか?HTC Viveを買うべきか?」という点で迷われる方が非常に多い傾向にあります。
こちらの記事ではOculus Rift vs HTC Viveの比較を行なっておりますので、気になる方はぜひご一読ください
→徹底比較!Oculus Rift vs HTC VIVE – 買うならどっち?
PCVRの最高峰 – HTC Vive Pro
HTC VIVE Proは上記で紹介したHTC Viveの進化版で、よりも高解像度である単眼:1,440×1,600のELディスプレイを2基採用した両目2,880×1,600の有機VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)です。
紫の機体は近未来感があり、非常に優れたデザインとなっています。
HTC Vive Pro、すごいね。
Oculus Riftと画質が全然違う。
拡散性ミリオンアーサーVRプレイさせてもらったんだけど、もうキャラクターがくっきり。
可愛さマシマシでした。装着感もVive Proはすごく良くてびっくり。
粗着時アームが折れるのは良い。
でもコントローラーはやっぱりRiftかな。— ナホン (@s130424) 2018年6月2日
動作させるにはかなり高性能PCに接続する必要があるため、ヘッドマウントディスプレイ本体だけで利用することはできず、「HTC VIVE Pro フルセット版(型番:99HANW009-00)」の販売価格は税込み17.6万円ほどとなっています。
HTC Viveと比較すると大幅に快適になったHTC VIVE Proですが、いかんせんまだ価格が高いという点は否めません。
編集部の率直な感想としては「お金に余裕があればぜひ…!」くらいのおすすめ度です。
HTC Vive proについて詳しく知りたい方はこちら → HTC VIVE Proは買い?感想レビュー、スペックを徹底解説!
世界に誇れる国産VRゴーグル – PSVR
VR業界における3大PCVRゴーグルは上記で紹介した「Oculusシリーズ」「HTC Vive」と忘れてはいけないのが、「PS VR」です。
PS VRの画質は両目でHD相当(1920✕1080)の解像度となっています。
これはOculus RiftやHTC viveといった競合ハイエンドHMDと比べると若干劣る数字ですが、実際にPS VRと他社HMDを装着して比較してみると、ゲームや動画を楽しむかぎりにおいてはあまり差は感じられません。
一方、ゲームや動画をいかに「なめらかに」表示できるか、という点を表す数値をリフレッシュシート(単位はHz)といい、PS VRは120Hzで他HMDよりも優れています。
HTC VIVE | HTC Vive Pro | Oculus Rift | PlayStation VR | |
解像度 | 2160×1200 | 2880×1600 | 2160×1200 | 1920×1080 |
Hz | 90Hz | 90Hz | 90Hz | 120Hz |
VRでゲームを楽しむ場合、解像度よりもこのリフレッシュレートが重要で、この数値が高ければ高いほど現実世界に近い感覚を味わうことができ、没入感もより高まります。
VRで問題となる3D酔いもリフレッシュレートが高いほうが感じにくくなりますので、PS VRはゲームを楽しむ上で一歩抜きん出ていると言えるでしょう。
またPS VRの価格は2018年3月29日に大幅に値下げされ、定価¥34,800となりました。
Oculus Riftの国内価格が¥50,000(送料・税込み)、HTC viveが7万円前後ですから、この点でのPS VRの優位性は際立っていますね。
X-wing VR Mission Trailer
「PSVR対応ソフトはまだ少ない」という声もありますが、PSVRでもSteamのVRゲームを遊ぶことができるので、コンテンツ量に関する懸念は少ないと言ってもいいでしょう。
すでにPS4を持っている人は予算が許せば、ぜひPS VRの購入を検討して欲しいですところです!
PSVRについて詳しく知りたい方はこちら →PSVRのハード・ソフト情報を徹底解説!
PC VRゴーグル・ヘッドセット比較表
それでは最後に上記で紹介した4つのPCVRのスペックや利点をまとめた表を記載しておきます。
PC VRゴーグル | 金額 | 利点 | 欠点 |
HTC VIVE | 64,250円 | 対応コンテンツが多い | 価格が高め |
Oculus Rift | 50,000円 | コストパフォーマンに優れる | HTC VIVEより対応コンテンツが少ない |
HTC VIVE Pro | 175,910円 | 最高性能のVRゴーグル | 価格が175,910円と最も高い |
PSVR | 34,800円(新品)/20,000円前後(中古) | 最も価格が安い | Steam連携で
トラブル可能性あり |
PCVRゴーグルの選び方、機種製品の特徴についてもっと知りたい方はこちら → PC VR初心者のためのゴーグル5選!選び方から丁寧に解説!
それでは次からスマホ用VRゴーグルを見ていきましょう。
おすすめスマホVRゴーグル/ヘッドセット3選と使い方
このパートでは「まずは手軽にVR体験!」という方向けにスマホでVR体験するためのVRゴーグルをご紹介いたします。
スマホと言ってもiphoneとAndroidで事情が異なるため下記では別々に紹介していきます。
iphone用VRゴーグル
「iPhoneでVRで観れたらいいのに〜」そんなことを考えている方も多いのではないでしょうか。日本人が所有しているスマホの半分がiPhone。ですので、まずはiphoneのVRゴーグルから!
iphoneならこれで間違いなし! – Canbor VR
Amazonだけでなく、VRゴーグルのレビューサイトでもトップに入ることが多いCanborのVRゴーグル。
Amazonでの価格も手頃で、レビューでも「ピント調整で見え方が今までのゴーグルとまるで変わった」、「肌に当たるクッションが気持ちよく、長時間使ってもストレスがない」、「操作性が良いので初めて使う人におすすめ」など高評価を得ています。
また、HDアンチブルーレイレンズでクリアな映像を映し出すことができるだけでなく、目も保護することも可能です。
低価格帯ながらも、高価格帯の品質に引けを取らない機能面からベストセラーとして支持されています。
Canbor VRのスペックや価格・使い方についてはこちら→スマホでVR!Canbor ゴーグルの使い方/価格/評判を解説!
iphoneのVRゴーグルの選び方、おすすめ機種を知りたい方はこちら → iPhone用 VRゴーグル5選!
Android用VRゴーグル
コントローラー付き!王道スマホVRゴーグル – VR BOX
VR BOXはAndroidで利用できるVRゴーグルで、1,000〜2,000円程度のお値段で購入することができます。
VR BOXのアドバンテージとしては、「手軽さ」「価格の割に視野角がある程度確保されている」という点で、初心者にとってはまず間違いないスマホVRゴーグルです。
また、別売りのBluetoothリモコンを利用することで、装着中でもスマホを操作することも可能。Galaxyじゃなければ上記の「Canbor」かこの「VR BOX」で間違いないでしょう。
Galaxyならこれがおすすめ! – Gear VR
Gear VRはスマートフォンGalaxyシリーズをはめ込む事でハイクオリティなVR体験が可能になるVRヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)です。
視野角は101°で解像度はGalaxy端末に依存するため仮にS9の(2960×1440)を当てはめると、スマホVRゴーグルながら、かなりハイスペックで高い没入感が期待出来ます。
Gear VRは多くのレビュー・使用感がSNSなどに寄せられていますが、ざっとこんな感じの評価のようです。
- 没入感:かなり高い
- 映像:普通
- コンテンツ:面白いが、日本語アプリがまだ対応が少ない
- その他:ヘッドマウントディスプレイが熱を持ちやすい
VRヘッドセットとしての基本的な性能は申し分無いようですが、日本語対応のアプリが少ない点はこれからに期待といった感じでしょうか?
Gear VRについてさらに詳しく知りたい方はこちら → 【Gear VR完全解説】おすすめアプリから性能、価格、評判まで!
数百円で買える自作VRゴーグル – ハコスコ
ハコスコの魅力は、何と言っても700円程度で迫力のある360度映像や立体映像が楽しめることです。
組み立ては非常に簡単、雑誌の付録的にカチャっと組むだけです。
また、収納もかさばらず、一度組み立てた後に簡単に畳めるのも嬉しいポイント。
デザイン性にが優れており、手軽さという観点から言えば最も手の出しやすいスマホVRゴーグルでしょう。
ハコスコの詳細についてはこちら→ ハコスコの使い方や選び方、対応アプリを解説!
おすすめスタンドローンVRゴーグルと使い方
さて、ここまで「PCVRゴーグル」と「スマホVRゴーグル」を紹介してきました。
それでは最後にスタンドアローンVRゴーグルを紹介していきましょう。
Oculusシリーズ初のスタンドアローン – Oculus Go
Oculus社が発売した新型デバイス「Oculus Go」。
セットアップは15分もあれば完了し、スマートフォン(ios/Android)で簡単にできます。ヘッドセットの設計としてメガネ用のスペースがあるため、メガネをかけたままでも着用できるのは地味に嬉しいポイント。
筆者の個人的な意見ですが、VR初心者がVRデバイスでどれか一つを購入するなら、1番オススメしたいデバイスです。
理由はシンプルで現存するスタンドアローンVRの中では、楽しめるコンテンツの幅が最も広い製品だからです。
ゲーム開発者的にスランドアローンのコードレスという点を活かし、360°視野の没入感の強いゲームを作ることが出来るため、魅力的なゲームが今後増えていくことが予想されます。
値段は32GBが23,800円 / 64GBが29,800円と、3万円の壁を突破したことで、一般家庭への普及が期待されています。
Oculus Goのスペックは評判についてもっと知りたい方はこちら!→Oculus Goは買い?
VRゴーグル/ヘッドセットで楽しむアプリ・ゲーム10選
VRと言えばゲームやアプリですよね!
それではここからは実際にVRゴーグルで楽しむことの出来るコンテンツを厳選して紹介していきます。
動画や映画は後述しておりますので、まずはアプリ・ゲームから見てみましょう。
VRゴーグルで遊べるおすすめスマホアプリ
怖すぎると大絶賛の謎解きホラー【VR無影灯-改-】
通常の3Dホラーアプリ「無影灯」がVR版になって帰ってきたのが「VR無影灯-改-」。最初から日本語環境で遊べて、高品質のVR体験出来ます。
ストーリーは廃病院から脱出するという、ホラー映画やゲームではありがちな内容となっていますが、そのありがちが“VR”になった途端、今までのホラーコンテンツとは一線を画す革新的な体験を味わう事ができます。
昨夜VRで「無影灯」というゲームをやってて、夜中に悲鳴あげたり叫んだりしてすみませんでした。怖すぎてまだクリアできてません。
— 坂野志麻 (@shima_chi4040) 2018年3月9日
↓こちらは公式トレイラー
製作が日本の企業(ザイザックス株式会社)ですので、海外のホラーゲームとは違い、ジャパンホラーな感じが良い具合に出ているゲームでもあります。ホラー好きならハマる事、大満足すること請け負いです。
圧巻の異世界感 – Rez Infinite VR
Rez Infiteは斬新な感覚を味わえるシューティングです。
元々はプレイステーション2で発売された「Rez」というゲームをスマホ用アプリとしてVR化したもの。
Rez発売当時、ワイヤーフレームで描かれたスタイリッシュな世界観とトランス的な音楽、プレイヤーの操作と共鳴するサウンドエフェクトによって没頭できるゲームとして話題になりました。
異世界感の高いビジュアル性がユーザーには好評で、今尚多くのファンを熱狂させるタイトルの1つです。
rez infinite
Area Xの「放り出された感」は言葉で言い表せない感動。絶対にVRで!
頭上にも真下にも背後にも敵がいる衝撃。とはいえよっぽど下手じゃなければ死なないくらいの難易度なので、世界観に引き込まれる音楽と、花火みたいに綺麗に散っていく敵を見ながら優雅に飛び回って下さい— T.なっこ・ムンチャクッパス (@nakko_blue) 2018年8月3日
関連記事)
【Rez infinite(PSVR・スマホ)レビュー】大人気シューティングVRを、攻略のコツまで徹底解説!
VRゴーグル/ヘッドセットで遊べるおすすめゲーム
さて、ここからはアプリではなくPCVRで遊べるゲームをご紹介していきます。
美少女と一夏を過ごす癒しゲー – サマーレッスン
「サマーレッスン」は発売からまたたく間に大ブームを巻き起こしたPSVRキャラクターゲーム。
3人の少女との夏のふれあいを体験するという「特定の季節」にフィーチャーした珍しい作品で、登場人物である3人のヒロインは個性的で魅力あふれる美少女ばかりです。
1人目のヒロイン:宮本ひかり
元気で明るくポジティブ思考で、人懐っこい少女「ひかり」ちゃん。
友だちが多く、友達と共に部活に励んでいたのですが、励みすぎて成績がガタ落ち!
1週間後(夏休みの終わり)に控えるテストに向けて「家庭教師」であるプレイヤーと猛烈レッスンするという内容です。
2人目のヒロイン:アリソンスノウ
「海の見える日本家屋」へホームステイしているアメリカ人の彼女。プレイヤーは彼女の「お隣さん」として日本語や日本文化を教える「センセイ」になり、濃厚な7日間を過ごすことになります。
金髪美女好きにはたまらない内容です!
3人目のヒロイン:新城 ちさと
富豪の名家「新城家」の一人娘として生まれた「ちさと」は、お嬢様らしく高飛車で大人っぽい仕草が特徴の美少女。
短期コースの家庭教師として彼女の教育を担当します。
3人のヒロイン「ひかり」「アリソン」「ちさと」との7日間のレッスンを楽しめるサマーレッスン。皆さんも3人の女の子たちと心震わす触れ合い体験はいかがでしょうか?
関連記事はこちら)サマーレッスンの魅力や攻略法、評判レビュー
革新的シューティングゲーム – Super hot
Superhotは斬新なシステムを搭載したことにより話題になったFPS(First Person Shooting Game)で、SteamやPS4VR版などででプレイ可能です。
その斬新性とは、プレーヤーが動いているときだけ時間が流れるという、今までにないシステムをFPSに搭載したことでした。
STEAMのSUPERHOT VRがクッソ面白い
マトリックスごっこしたりウォンテッドみたいに倒した相手の銃を次々交換できるのすげー燃える pic.twitter.com/LAV5t81v4q— 夏猫 (@natuneko) 2018年7月17日
SuperHot VRもそのシステムを継承しており、プレーヤーが何らかの行動を起こさない限り、すべての動きが止まっています。
敵の攻撃も止まるため、体を素早く動かすことによって弾丸を避けたり、逆に敵より早く攻撃するといった戦略性があります。
まさに映画マトリックスの主人公になった気分になれるゲームなのです。
関連記事)革新的FPS・Superhotの遊び方や評判・レビューを解説!
刺激的なVRゲームを丁寧に紹介!
上記で紹介したのはVRゴーグルで遊べるほんの一部でしかありません。
もしVRで遊べるゲームをもっと知りたい方は↓こちらの記事もぜひ読んで見てください^^
VRゴーグル/ヘッドセットで楽しむ動画/映画10選
上のパートではVRのゲームを紹介してきましたが、ここからはVRだからこそ一度は見て欲しい、映画や動画を厳選して紹介していきます。
まずはYoutubeで楽しめる動画から!
あのGoogleが制作!大迫力の怪獣映画「HELP」
同じくグーグルが制作した「HELP」、こちらはアニメーションではなく実写で楽しめるVR映画です。
グーグルが多額の資金と最新のVFX技術を集結して制作した本作では、大都市で暴れ狂う巨大な怪獣の姿を描いています。
VR映画ならではの視聴が可能で、右を向けばそこには逃げ惑う市民の姿が、そして左を向くとこちらに向かって襲い掛かってくる巨大な怪獣の姿。
息をもつかせぬスリリングな展開で物語が展開していきます。
物語のラストでは、数十メートルに巨大化した怪獣がこちらめがけて思い切り吠え掛かってくるのですが、怪獣の巨大さや鋭い牙は、映画館の大画面スクリーンで観ているかのような大迫力です。
VRゴーグルを被るだけで、このような大迫力映像が手軽に楽しめるのもVR映画の醍醐味ですね!
絵本のファンタジー世界をVR体験? – 博士と万有引力のりんご
絵本の世界をVRで体験できる「博士と万有引力のりんご」は、YouTubeで視聴できるVR動画の中でもかなり高品質な作品です。
万有引力を発見したニュートンが、木からリンゴの実が落ちる様子を見て閃いたというエピソードがモチーフになっており、ファンタジー感があふれた可愛らしい世界観が特徴。
鎌倉市在住のクリエイターであるKA0RU氏が制作した本作は「VR絵本」というコンセプトで、「様々な方向を見渡しながら絵本の世界を楽しむ」という、これまでにない斬新な方法で楽しめる作品です。
物語の主人公は「博士」。博士はある日美しいりんごを見つけますが、りんごを手に入れるために様々な方法を試みるも、中々うまくいきません。
そんな時、博士にはある一つの考えが閃きます。その考えとは…?
Youtubeで見れるVR動画が気になる方はこちらの記事もぜひ!→YouTubeでVR!無料で見れるおすすめ360度動画15選
画質・視野角・リフレッシュレートとVR酔いの関係
さて、ここからはVRゴーグルの画質・視野角・リフレッシュレートについて簡単に見て行く事にしましょう。
VR体験の質やVR酔いには大きく次の3つの要素が関わっていると言われています。
- ディスプレイの解像度
- 視野角
- リフレッシュレート
まずは解像度ですが、もちろん解像度が高いに越したことはありません。
そして次に視野角ですが、実際私たちがものを見る場合、焦点が合っている部分は視野の一部です。
人間の視野角は水平約200度,垂直約125度(下75度,上50度)と言われています。
そして最後にリフレッシュレートですが、これは毎秒何回画面を描き換えることができるかを指し、1秒当たりのコマ数を表すフレームレートとほぼ同じ意味となります。
これが低いとカクカクした映像になり、激しくVR酔いを起こすことが多いのです。
VR酔いと主要VRゴーグルの画質・解像度・リフレッシュレートの関係について詳しく知りたい方はこちら
メガネ着用者でもVRゴーグルは使える?
先に結論からお伝えすると、普段メガネを着用している人もVRヘッドセットやゴーグルで仮想空間を楽しむことは可能です。
主要メーカーが販売しているヘッドセットはほとんど対応しており、スマートフォンを挿入するVRゴーグルも機種によっては対応しています。
ただし、ヘッドセットやゴーグルがメガネに接触しないか念のため確認しておくことをおすすめします。
人によっては、メガネのフレームがゴーグルに接触したり、レンズに当たって傷がつくことなどが懸念されます。その点は注意しましょう。
関連記事)メガネを着用者がVRゴーグルを買う時の注意や、おすすめ機種6選!
VR酔いの対策
上記で少し解説しましたが、VRゲームでは、画面越しに見ている映像から視覚は「体は動いている」という情報を脳に伝達する一方で、聴覚の三半期間や前庭は「体は動いていない」という情報を脳に伝達します。
そのミスマッチの結果として発生する自律神経の乱れや混乱が、VR酔いの主な原因とされています。
具体的なシーン例を挙げると、ゲーム内で乗り物などに乗っていて視覚的には加速しているとき、実際に三半規管は加速を感知できていないため、酔ってしまうのです。
楽しくVRをプレイし続けるために、可能な限り予防しておきたいですよね。
それでは、VR酔いを極力しないための方法をご紹介します。基本的には乗り物酔いの対策とほぼ同様になります。
VR酔いに対する対策が知りたい方はこちら→VR酔いの原因とは?対策方法・プレイ中に酔った場合の対処方法
VRゴーグルで使えるイヤホン・ヘッドホンの選び方
迫力のある3D空間内でゲームや映像を楽しめるVR。普及も進み、自宅で楽しんでいる人も多いでしょう。しかし、VRの迫力ある映像をさらに満喫するにはそれに見合った音響環境も不可欠です。
とはいえ、一口にヘッドホン・イヤホンと言っても有線やワイヤレスタイプ、インナータイプにカナル型など様々な機種があります。
ヘッドホンとイヤホンのメリット・デメリットを比較すると下記のようなイメージになります。
メリット | デメリット | こんな人におすすめ | |
イヤホン | ⑴、VRゴーグルと抵触しないので、どんな形でも選べる ⑵、長時間のプレイでも疲れない |
音質がそこまで良くない | カジュアルにVRを体験したい、VR初心者〜中級者 |
ヘッドホン | 最高の音質でVRを楽しめる | ⑴、頭が重くなるので長時間プレイだと首が疲れる ⑵、オーバーイヤー型は蒸れやすい。 |
高級PCVRを保有するVR中級〜上級者 |
上記のようにメリットとデメリットがありますので、自分のVRライフに合った製品を選ぶ事が重要です。参考までにおすすめのヘッドホンを1つ紹介しましょう。
おすすめ度:★★★★★「Razer Kraken 7.1 V2」
「Razer Kraken 7.1 V2」はゲーミングデバイスの有名メーカー、Razerが販売するサラウンドヘッドセット。
ゲーム用のデバイスメーカーが手がけるヘッドホンだけあって、VRのゲームを楽しむにもピッタリの製品となっています。
最大の特徴が7.1ch対応のサラウンドシステム。
サラウンドシステムとは音を立体的に感じるためのシステムのことで、例えば後ろからやって来るコツコツという足音や右側でささやくヒソヒソとした話し声など、立体的で臨場感のあるサウンドを体験することができます。
まさに、没入感の高いVRをより楽しむために最適なシステムと言えるでしょう。
このサラウンドシステムを用いると、例えばゲーム内で見えない敵の位置や味方の存在を耳で正確に把握することが出来るため、FPSなどのゲーム攻略の大きな助けとなるはずですよ!
参考価格:¥22,800
VRゴーグルのイヤホンやヘッドホンの選び方について知りたい方はこちら→)VRに最適なヘッドホン/イヤホンの選び方/おすすめ製品5選!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
VRゴーグルについて本気を出して解説してみましたが、皆様にとって少しでも発見があれば幸いです。
VRゴーグルはまだまだ発展段階であり今後も新しい機種が続々と発売されることが予想されます。
編集部では今後も新しいVRゴーグルの情報をキャッチアップして、配信していきたいと思います!
この記事はいかがでしたか?
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