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職人の魂が宿る!VRカノジョの遊び方や評判/攻略法を徹底解説!


2017年2月28日の販売開始直後、サーバーがダウンするほどのアクセスが集中した人気VRゲーム『VRカノジョ』。

そんな話題作の一般向けとなる作品が、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて販売開始されました。

一般向けが出たことでグッと扱いやすくなった本作を、「制作陣の制作情熱がハンパない」「実は面白ゲーでもある」といった点を交えながらご紹介していきます。

アダルト要素を抑えたストーリー

Steam版の『VRカノジョ』は、アダルト版のストーリーからアダルト要素(R-18)を除いた内容となっています。

近所に住む「夕陽さくら」に勉強を教えてほしいと頼まれ、彼女の家で様々な交流を楽しみながら互いの距離を縮めていくという内容です。

HMDはOculus Riftが最適解?

現状プレイ環境で評判の良いのは「Oculus Rift」を使用するというものです。

『VRカノジョ』のフレームレートは平均で40fps程度とされています。

VRゲームで遊ぶ際によく問題となる「VR酔い」を防ぐためにはフレームレートが90fpsは必要と言われているため、普通に遊ぶと酔う可能性があります。

Oculus Riftには、「Asynchronous Spacewarp」という技術が導入されています。

この技術はフレームレートが45fpsしかなくても、90fpsのフレームレートがあるように表示させる独自の技術です。

ただし、Windows8以降, NVIDIA GTX 1060以上の条件を満たさなければ利用できないためご注意ください!

コントローラーは没入感を左右する重要なポイント

VRカノジョは「Oculus Touch」を使用することができる点も大きなポイントです。

Oculus Touchは「手に近い動作が可能で、没入感がスゴい」と評判のVRコントローラーです。

手や指だけでなく、「髪を掴む」といった動作も再現できるため、「本当にそこに居る」かのようなインタラクティブな体験を楽しむことができます。

対照的に「HTC Vive」は持ち手が固定されるため、剣を使うなどのゲームに適していると評価されています。

しかし今回のように「さくら」の髪を触る / ちょっかいを出すといった繊細な動きは表現しづらいため、相性という意味では「Oculus Rift」に軍配が上がるかもしれません。

作り手の魂を感じる圧巻の技術力

さて、次は「神は細部に宿る」をまさに体現する表現力の高さを紹介しましょう。

まず注目していただきたい点は、顔全体から伝わってくるリアルな質感です。

クオリティにこだわりすぎるとPCへの負担が大きくなり、ガクガクとした表示になってしまう現状のVR環境において、解像度とフレームレートのバランスを調整しながらこれだけの質感を表現する技術は圧巻です。

さらに接写も見てみましょう。

目の周り(特に涙袋)や鼻周りの毛穴を感じられるような質感に、テクスチャー(物体の表面や質感を表現する画像)とシェーダー(陰影処理)の技術力の高さ、そして職人魂を感じます。

さらに細かいところに注目してみると、血管に目が止まります。

目の白目の部分や、涙袋の部分にある毛細血管といった非常に細かい部分まで作り込まれています。

VR内で接近しても気づかないかもしれないレベルまで作り込むことで、よりリアルな質感をユーザーに届けようとする作り手の情熱がひしひしと伝わってきます。

また、程よい光沢を加えた唇は、柔らかさを感じるほどの完成度です。Steam版である本作にも、この唇とポッキーゲームを行うドキドキのシチュエーションは含まれています。

室内も普通の女の子を表現した夕陽さくらに合う「普通の部屋」をうまく表現することで、全体としてのまとまりを感じることができます。

この世界観の統一性こそが、ユーザーが違和感なく楽しめる重要な要素なのでしょう。

「そこに居る感」を生むインタラクティブモード

「Oculus Touch」のことに触れた際に少し書きましたが、VR内で細かい指の動きを再現するインタラクティブモードについてです。

ここまでOculus Touchのことにかなり触れてきているので、その流れのままOculus Touchを用いて紹介していきます。

(ここからやや技術的な話になりますが…)

『VRカノジョ』は、開発エンジンに「Unity」を使用しています。そして、VR内にある自分の指の動きを「Oculus Touch + FinalIK」でコントロールし、細かい動きなどを表現しています。

Oculus Touchは、位置や姿勢のトラッキングができるというだけでなく、ボタンやトリガーに近接センサーを装備しているため、「手」の動きを正確にVR空間に表現する事が出来ます。

Oculus Touchのボタンやセンサーの状態を取得しつつ、FinalIkでVR内にある自身の指に回転軸や曲がり方を決める係数設定などを行い、高クオリティーのグラフィックで包むことで、実際に動かした指に連動したリアルな指の動きをVR内にて表現しています。

『VRカノジョ』は現実に近づけるための計算モデルが緻密に設計されているため、彼女に触れる際の反応がよりリアルに感じることができるのでしょう。

上級者ともなれば、この操作性を活かして様々な遊びを行なっています。

(↓最近はこのように「さくら」をネタにした面白動画が溢れています。)

『VRカノジョ』は、非常に自由度の高いゲームです。室内を自由に動きながら様々な遊びを見つけることができます。

是非皆さんも『VRカノジョ』で自分なりの遊びを見つけ、リアリティを体感しながら楽しんでみてください。

まとめ

ちなみに、Steam版『VRカノジョ』のラストはキスシーンです。

「キスシーンやポッキーゲームが1番ドキドキした」という感想も多く見かけます。そんな名シーンに関するちょっとしたコメントを見つけたので、最後にご紹介しておきます。

作り手の想像力と創造力が詰まりに詰まった本作、ぜひみなさんも楽しんで下さいね!

以下公式が発表している必要スペックです。

対応OS Windows7 / 8.1 / 10 ( 64bit )
グラフィック NVIDIA GTX 970 or GTX 1060 以上

AMD R9 290 以上

プロセッサー Intel Core i5 4590 以上
メインメモリー 実装 8 GB 以上
HDD空き容量 4 GB 以上
入出力機器 ホイールマウス・キーボード, HDMI 1.3以上, USB 3.0 × 3 + USB 2.0 × 1
VR対応機器 Oculus Rift CV1

HTC Vive

※ Oculus Touch, Vive Controllerの使用を推奨します。

DirectX DirectX 11 に対応した環境

 

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