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VR酔いの原因とは?対策方法・プレイ中に酔った場合の対処方法


2023年2月に発売されたPSVR2(PlayStation VR2)をはじめ、5万円台でMeta Quest2のヘッドセットも購入できるようになり、家庭でのVR体験の敷居が下がってきました。

しかし、VRをプレイしている最中に、映像に酔って気分が悪くなってしまう人が続出しています。

プレイ中に頭痛や吐き気・倦怠感に襲われてしまうことを「VR酔い」と言います。

今回は「VR酔い」の原因や症状、予防方法、そして酔ってしまった時の対処方法をご紹介します。

VR酔いの原因は大きく3つ

VRを体験する人1

1.感覚の不一致

視覚と身体感覚の不一致によってVR酔いしてしまうと言われています。

特にPSVR2のゲームでは、画面の映像から「身体は動いている」という情報が脳に伝達される一方で、実際の身体感覚に基づき三半規管や前庭から「身体は動いていない」という情報が脳に伝達されます。

このミスマッチの結果として発生する自律神経の乱れや混乱が、VR酔いの主な原因とされています。

具体的な例を挙げると、ゲーム内で乗り物などに乗っていて視覚的には加速しているとき、実際に三半規管は加速を感知できていないため、酔ってしまうとのことです。

※耳の中にある三半規管は上下左右の運動や回転を感知し、前庭は身体の傾きや回転を感知します。

2.フレームレートの不足

画像のフレームレートの低さにより酔いが回りやすくなることがあります。フレームレートとは、動画における時間当たりの静止画像数(=フレーム数)を指します。

ゴーグル越しに見た際に映像の動きに角があったり、動画であるはずが静止画に見えてしまったり、映像に低品質な振動が見られた際には酔いやすくなると言います。

そのため、VR業界では画質よりもフレームレートの数を重視するのが鉄則といわれています。

※参考

3.激しい・過激な動き

Eagle Flightを制作するVRチームのディレクター・オリビア氏は、VRDC(Virtual Reality Developers Conference)にて、視界周辺での速い動き・激しい動きは暫し酔いを引き起こすと述べています。

VR酔いするとどうなるのか?

VR酔いの症状として以下のものが挙げられます。該当する症状が見られた時には一度プレイを中止して、休むようにしましょう。

症状例

吐き気・嘔吐・頭痛・眠気・倦怠感・発汗・無気力・集中力の低下・不安感・めまい・ふらつき・目の疲労・姿勢不安定

VR酔いを未然に防ぐ!予防方法8選

楽しくVRをプレイし続けるために、可能な限り予防しておきたいですよね。

それでは、VR酔いを極力しないための方法をご紹介します。基本的には乗り物酔いの対策とほぼ同様になります。

1.酔い止めの薬を飲む

まず、乗り物などに乗るとき用の「酔い止め薬」を飲んでおきましょう。酔い止め薬は平衡感覚のズレや視覚と感覚の不一致などで引き起こされる脳の混乱などを抑える成分が入っています。

乗り物酔いとVR酔いの基本的な構造は非常に似ているため、酔い止め薬をのんでおくことで十分に効果が見られることが多いです。乗り物酔いしやすいという人はプレイ前に酔い止め薬を飲んでおいた方が良さそうですね。

2.ヘッドセット・ディスプレイを正しく固定する

PSVR2のヘッドセットやVRゴーグルを頭につける際、しっかりと調整しましょう。正しく装着されず、画面のズレやゴーグルの緩みを感じた場合にはプレイ中の違和感につながり、酔いが回りやすくなります。

3.酔いそうなシーンは目を瞑る

激しく動くシーンや過激な映像で「これは酔いそうだな」と感じたら、目を瞑ってしまって「見ない」という選択肢を取るのもありです。

乗り物に乗って加速するシーンや激しく上下左右に揺れるシーンなど、酔ってしまいそうな状況になった際には目を閉じてしまえば酔ってしまうリスクを大きく軽減できます。VRの醍醐味や迫力は若干味わえなくなってしまいますが、気分を悪くするよりは良い、という方はぜひ試してみてください。

4.耳の健康状態が悪いときはプレイしない

三半規管や前庭といった感覚器官の状態は乗り物酔いと深く関係しているため、耳の健康状態が良くない時にはプレイを控えましょう。

耳の感染症などにかかっているときは要注意です。

5.体調を整える

乗り物酔いと同様、睡眠不足や疲れといった体調不良は酔いの原因となります。

VR酔いを未然に防ぐために、睡眠をしっかり取るなど体調を整えた上でプレイしましょう。

6.慣れるのを待つ

慣れも十分な対策になると言えます。何度も繰り返して経験することで徐々にVR画面にも耐性がついていきます。

はじめは動きが少ないVRゲームをすることがおすすめです。

また、いきなり長時間プレイするのは避け、徐々にプレイ時間を伸ばすようにしましょう。

ひどく気分が悪くなってしまった中で無理に何度もプレイする必要はありませんが、酔いが落ち着いて再開可能であれば再度挑戦してみるのも良いでしょう。

7.自分のIPD(瞳孔間距離)を知る

瞳孔間距離とは、左目と右目の瞳孔がどの程度離れているかを表す数値です。

ユーザーの瞳孔間距離とレンズの間隔がずれている場合、高い没入感が得られず、VR酔いしやすくなってしまいます。

自分の瞳孔間距離に合わせてレンズとの距離を調整することで、VR酔いを軽減することができます。

アプリを用いて自分で測定することもできますが、正確に測定したい方は眼科や眼鏡店に行くのがおすすめです。

8.映像と同じ方向に身体を動かす

酔いが酷い場合は、意図的にVR映像に合わせて一緒に身体も動かすようにしましょう。

視覚情報と身体感覚を一致させることで、VR酔いを軽減することができます。

VRプレイ中に酔ってしまったら?対処方法はコレ!

VRゴーグル
VRゴーグル

1.一旦プレイをやめる

もしもVR酔いを少しでも感じたら、一旦プレイを止めましょう。

プレイを続ければ間違いなく酔いは悪化します。

ひどい場合強い吐き気に襲われることも少なくありません。無理せずに休憩をとって、酔いを最小限に抑えるようにしましょう。

2.安静にする

プレイを中断したら、しばらくは安静にしましょう。

音や映像から離れ、座って体を落ち着かせたり、ゆっくり立ち上がって少し歩いたりしてみましょう。自律神経を落ち着かせて、平衡感覚や視覚・聴覚の伝達情報を一致させる必要があります。どうしてもプレイを再開したい場合は、しっかり休息をとって完全に体調が戻ってからにしましょう。

3.遠くの景色を見る

乗り物酔いの際、遠くの景色を見る方も多いかと思います。動きが少ない風景を見ることで、酔いを軽減させることができます。

4.深呼吸をする

酔いが回っているときは、自律神経のバランスが取れていません。優位になっている交感神経を落ち着かせるために、ゆっくりと深呼吸をするようにしましょう。これにより副交感神経を優位にすることで、自律神経のバランスを整えることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

VRを体験したことがある方の多くは、頭痛や吐き気・倦怠感などを一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

最大限にVR体験を楽しむためにも、できる限り未然に防ぎ、酔ってしまっても正しく対処して楽しくプレイしましょう!

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VRを楽しむ男性

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