【Gear VR完全解説】使い方や価格、人気アプリ・コンテンツのレビューまとめ


世界中で愛好者がいるスマートフォンGalaxyシリーズを手がけるサムスン社と大人気VRHMDシリーズ「Oculus」の開発元Oculus VR社が共同で開発したHMD「Gear VR」ではGalaxyスマホを装着する事で簡単にハイレベルなVR体験が可能です。

この記事では、「Gear VR」の概要や性能、購入方法や使い方、GearVRおすすめのコンテンツ、さらにはネット上のレビューや感想などをまとめています。

Gear VRの概要が知りたいという方、そしてGear VRをお持ちでゲームやアプリを探しているという方は、ぜひ参考にしていただければと思います!

Gear VRとは?対応機種・価格・性能について

Gear VRはスマートフォンGalaxyシリーズをはめ込む事でハイクオリティなVR体験が可能になるVRヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)です。

Galaxyシリーズを開発する韓国サムスン社とVRヘッドセットOculusシリーズを開発するOculus VR社が共同で開発し、2015年11月にコンシューマ向けの第一弾が発売されました。

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2018年10月現在の最新機種は2017年5月に発売された「Gear VR with Controller(SM-R325)」となっています。ここでは、最新版である「Gear VR with Controller」のスペックを紹介します。

対応機種・スペック(解像度など)・価格一覧表

スマートフォンの対応機種はGalaxyシリーズのみとなっており以下の端末で互換性があります。

  • Galaxy Note9,S9, S9+,
  • Note8, S8, S8+,
  • S7, S7 edge,
  • Note5, S6 edge+,
  • S6, S6 edge

価格はオープン価格で現在1万5千円程度で推移しています。最新のNote9対応版だと若干高くなるようです。

Oculus Go Gear VR 2015
(SM-R323)
Gear VR 2016
(SM-R323)
Gear VR 2017
(SM-R324)
レンズ視野角 110° 96° 101°
本体操作 音量
電源
戻る
タッチパッド
ホームボタン
戻る
タッチパッド
音量
ディスプレイ WQHD液晶 有機EL 有機EL
解像度 2560×1440 2560×1440
スピーカー 内蔵 非搭載
サイズ 190 x 115 x 105mm 207.1 x 120.7 x 98.6 mm 207.8 x 122.5 x 98.6 mm
HMD重量 467g 345g
対応機種 Android、iOS全般 Galaxy S9, S9+,
Note8, S8, S8+,
S7, S7 edge,
Note5, S6 edge+,
S6, S6 edge
Galaxy S7 edge,
Galaxy S6,S6 edge
S8/S8+ ,
S7, S7 edge,
Note5, S6 edge+,
S6, S6 edge
コントローラー 付属品あり 未対応 付属品あり

※OculusGoと比較

視野角は101°で解像度はGalaxy端末に依存するので仮にS9の(2960×1440)を当てはめると1°あたりの水平軸の解像度は14画素(片目毎)とかなりハイスペックで高い没入感が期待出来ます。

重さは345gで、装着時はこれにGalaxyスマートフォンの重量が加わります。Oculus Goが重量467gなので若干重い程度です。

スタンドアローンVRを買う上で「Oculus GOとGear VRのどちらを買うべきか?」という2機種で悩む方もいるため、こちらの記事を参考にしてみてださい。

【性能/価格を徹底比較】Oculus Go VS Gear VRどっちが買い?

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その他、本体上部にキャリブレーション調節機能が搭載され視力の悪い人でも裸眼で焦点を合わせる事が可能となっています。

乱視には対応できませんが、眼鏡をかけたままでもゴーグル装着可能な仕様となっています。

最新モデルから同梱されているコントローラーのスペックは押したりスワイプする事で選択操作が可能。腕を頭部まで上げ下げする事なく直感的な操作が可能となり、快適性が上がっています。

これに伴ってハンドトラッキング機能も追加されています。なお、コントローラー単品での購入も可能となっています。

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Gear VRの購入方法・使い方

Gear VRはAmazonや家電量販店などのオンラインショップで購入可能、実際に触ってから購入したい方は家電量販店などの実店舗やKDDIの直営店で購入可能となっています。

Gear VRの購入はこちらから

ただし単体では動作せず、利用にはGalaxyシリーズのスマートフォンが必要となります。その分Galaxy端末専用に作られているので装着が簡単で本体に直接接続するためケーブルなども必要がなく、ストレスフリーに使用可能です。

ネックはスマホを充電しながらの使用が出来ないという点でしょうか、装着時の電力消費がかなり高いので、充電しながらの使用が可能になるとより快適に使用できそうです。

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初期設定はGear VR本体に直接Galaxyスマホを接続すると自動で音声案内が開始されます。それに従って一度、Galaxyを取り外してから専用アプリをインストールします。

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使用にはアプリへのログインが必要で、FacebookアカウントかOculusのアカウントが必要なので、持っていない方は登録が必要になります。

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インストールとアカウント登録後、再度本体にGalaxyを接続すると自動でOculus Homeが表示されます。ここからアプリのダウンロードや動画の再生が出来ます。

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操作は本体横のタッチパッドと操作ボタンで可能ですが、専用のコントローラーも発売されています。長時間利用する場合腕の上げ下げの必要がないコントローラーを使用した方がストレスはありません。

Gear VRはiPhoneでも使えるのか

スマートフォンと接続して使用するタイプのVRゴーグルの多くは、スマホとゴーグル本体を接続する必要はありません。

物理的に装着するだけで、VRコンテンツを楽しむ事が可能な仕様になっています。

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それでは、Gear VRにiPhoneを装着してVRアプリは利用可能なのでしょうか?Gear VRは端末を接続しないとスマートフォンを固定できない仕様になっているためiPhoneでの使用は不可能になっています。

iPhoneでVRコンテンツを楽しみたいのなら、その他の対応したスマホ装着型のVRゴーグルを選択しましょう。

Gear VRのコントローラーの使い方~不具合の調整方法

では、Gear VR本体の専用コントローラーの使い方として、使用時に発生する不具合と対処方法について紹介していきます。

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主な発生不具合としては

  • コントローラの位置調整がうまくいかない
  • ペアリングが出来ない
  • コントローラがVR上で変な方向に向いている

といった点が挙げられます。そういった場合の対処方法としては下記になります。

  1. Galaxy本体の再起動
    • まず、前提多くの不具合は再起動により解決可能です。電源ボタンを長押しすればメニュー表示されますので、そこから再起動しましょう。
  2. 手の可動範囲の中央でホームボタンを押す
    • コントローラーも方向がおかしい際に有効です。可動範囲のセンターでホームボタンを押すことでGalaxyがコントローラーの向きや位置を正しく認識してくれるのです。
  3. Gear VRとコントローラーを使う部屋を変えてみる
    • blutoothの電波はWi-Fiなどと電波の影響を受けることがあります。そのため、そういった電波の影響が受けない(ルーターから遠い部屋など)所でプレイするとうまくいくことがあります。
  4. 再度コントローラ-をペアリングする
    • 設定>blutooth】へ移動し、リスト内「Gear VR Controller」を選択します。これで一度ペアリングを解除できるので、再度設定しましょう。

具体的なポイントや詳細に関しては、こちらの記事を参考にして頂ければと思います。

※参考: GearVRコントローラーの使い方~設定・調整・トラブル対処法!

Gear VRのおすすめコンテンツ13選

Gear VRのセットアップが完了し、コントローラーの使い方が、アプリやゲームを体験しVRを楽しみましょう。Gear VR対応のおすすめコンテンツを

  • おすすめアプリ
  • おすすめゲーム

に分けて合計13本ご紹介します!

Gear VRおすすめアプリ5選

Androidさえあれば、Gear VRで非常に面白いVRアプリを体験することができます。

では、編集部が厳選したAndroid VRアプリを5選、紹介いたします!

怖すぎ!Android×謎解きホラー【VR無影灯-改-】

3Dホラーアプリ「無影灯」のVR版、「VR無影灯-改-」。

廃れた病院というシチュエーションにVRの臨場感が加わり、かつてない恐怖感を体験することができます。音と映像がもたらす没入感MAXの恐怖体験、非常におすすめです。

究極の癒やし系VRゲーム【なごみの耳かきVR】

美少女の3Dキャラクターに膝枕&耳かきしてもらえる超癒し系コンテンツで、日本では音フェチとも言われるASMRの世界をVRで体験できるのが本作。

VRゴーグルをしたまま横になり、着物を着たかわいい女の子に膝枕。そして顔を覗き込んだり、女の子が覗き込んできたり…

和式の部屋の雰囲気も相まって、最高に癒してくれるアプリです。

プロが作ったVRコンテンツを楽しむならコレ!【WITHIN】

プロフェッショナルのVRクリエイターが超高品質VRアプリ、WITHIN。多くのVRコンテンツが集まるサービスになります。

  • ダウンロード版とストリーミング版を選べる
  • 2018年6月現在50以上もの動画が公開されている
  • 動画によっては360度の3DVRが見られる(物体が飛び出して見える)
  • 動画によってはヘッドフォンを使うことで、バイノーラルオーディオで聞ける(音が空間的に聞こえて臨場感アップ)
  • 定期的に新しいコンテンツが追加される
  • コントローラーなしでも楽しめる

等の魅力満載。是非一度見てみてください。

Gear VRおすすめアプリの続きはこちら→【厳選!】Androidで絶対ハマるVRアプリ5選

Gear VRおすすめゲーム8選

では、Gear VRに対応したおすすめのゲームを厳選して8つ、ご紹介していきます。

Epic Roller Coaster

Gear VR対応の絶叫マシン系アプリのうち、おすすめの1本がこの「Epic Roller Coaster」。

このEpic Roller Coasterが他の絶叫マシン系アプリと違うのは、海の中や雪山、宇宙空間といった通常は体験しえない非現実的空間でジェットコースターに乗れることです。

VR Roller Coaster

スリル満載、臨場感満点の「VR×ジェットコースターアプリ」ですので、是非多くの方に楽しんでほしい一作になります。

※ダウンロードはこちらから

Minecraft Gear VR

Minecraftと呼ばれるゲームをGear VRにゲーム内容そのままで対応させたものです。

Minecraftはほぼ無限と言える大きさを持ったマップを持ち、採掘したアイテムを使って自由に建物やアイテムを作れるゲーム版レゴブロックとも呼べる自由度の高いゲーム。

Minecraft vr

Xbox Oneコントローラーを使ってプレイするのが特徴で、GearVR版であれば690円で購入可能です。お手軽かつ有名な超人気作品なので、幅広く楽しんでいただけるかと思います!

ただ、VR酔いする人は続出しているので、酔いに弱い方は要注意ですね!

※参考記事:もう体験した?Minecraft VRの遊び方とレビュー・感想まとめ

Gun Club3

FPSのように、銃で敵を模した的を次々と倒していくシューティングゲーム、Gun Club3。

ハンドガンからショットガン、サブマシンガンやスナイパーライフルなど数多くの中から自分に合ったものを選べ、的を倒していくことでショットの得点を積み重ねていきます。

gun club3

光学照準器やスコープ・サプレッサーなどで銃をカスタマイズ可能なので、FPSゲーマーの方や銃器が好きな方には是非お勧めの作品になっています。

Gear VRおすすめゲーム8選の続きはこちら→【プロ厳選!】おすすめGear VRアプリ/ゲーム8選!

実際の評価は?Gear VRレビュー集

Gear VRは多くのレビュー・使用感がSNSなどに寄せられていますが、ざっとこんな感じの評価のようです。

  • 没入感:良い
  • 映像:普通
  • コンテンツ:まだ少なめ
  • その他:ヘッドマウントディスプレイが熱を持ちやすい

VRヘッドセットとしての基本的な性能は申し分無いようですが、日本語対応のアプリが少ない点はこれからに期待といった感じでしょうか?

バッテリー消費およびHMDの熱に関しては課題感であり、使用時間が長くなるにつれて一気にパフォーマンスが落ちてしまうようです。


使用しているとすぐにスマホの熱が上がってしまいパフォーマンスが低下、さらにバッテリーの消費が激しいとの不満も出ているようです。この辺りは今後の課題ですね。

Galaxyのディスプレイや没入感に関しては、2万円という価格に対して高いパフォーマンスと言えそうです。


Galaxy端末さえあれば、手軽にVRを体験できるという点では高く評価されています。Galaxyユーザーにとってはコスト以上にベネフィットが大きいのでしょう。

比較対象として上げられるVRヘッドセット、OculusGo。

  • OculusGoのスマホを入れずに済む
  • 価格が2万円台(32GB)

という点に関して、ユーザーがOculusGoを評価していることが伝わってきます。


ただし、Oculus GOが発売されてからは、端末を接続しないで済む分こちらの方が使い勝手が良いという意見も出てしまっています。Gear VRの2018年版が発表されないのはそういった理由もあるのかもしれませんね。

まとめ

今回はサムソン社とOculus VR社が共同開発したスマホ接続型VRゴーグルGear VRについてまとめました。

Galaxy端末にしか対応していないという点はネックですが、頭へのフィット感や操作性やトラッキング性能など、VRゴーグルとしての性能はかなり高いようです。

グラフィック性能はGalaxy端末の性能に依存するので、Galaxyのスペック向上が進めばそれに比例して性能が上がるというのは好ポイントかも知れません。

Gear VR自体の値段は1万5千円程度とお手軽ですし、Galaxyユーザーなら購入して損はないVRHMDと言えるのではないでしょうか?


Kohei Imaizumi

今泉滉平:株式会社x garden取締役 CCO / XR-Hub 事業責任者