【Oculus Rift徹底解説】歴代モデルのスペック比較・価格・レビュー情報まとめ
Oculus Riftの概要やゴーグルの性能、購入方法や注文時の注意事項当を紹介し、Oculus Riftのメリット・デメリットを画像を交えつつ解説しています。
合わせてVRゲームの対応状況や購入サイト・購入方法も合わせて紹介し、Oculus Riftが買いかどうかを説明しています。
昨今のVRゲーム普及によりVRゴーグルが有名になってきました。そのPC VRゴーグルの一つ、Oculus Riftのスペックや魅力を紹介したいと思います。
Contents
Oculus Riftとは?
Oculus RiftはOculus社が開発・販売している世界で初めて家庭用向けに販売されたPC VRゴーグルです。
VRゴーグル等のトラッキング(=対象物の移動や位置を認知する機能)方法は、HMDとは別に外部センサーを設置し、HMDから放出される赤外線LEDをもとにセンサーが位置算出を行うという方法を採用しています。
また、合わせて専用ゲームコントローラーであるOculus Touchも開発・発売され、PC VRゲームをより臨場感・没入感を味わいながら遊ぶことができるようになりました。
部屋の中に設置するセンサーも、最大3個設置可能なため、VRゲームを遊んでいる際に不意にコントローラーのトラッキングが途切れづらくなっているのが特徴です。
関連記事)Oculus Touch情報まとめ・操作方法をを紹介
参考までに、下記にどんなゲームが遊べるか紹介してる動画を転載しておきます。確認してみてください。
【参考】Oculus Rift Sまでの4モデル一覧(dk1,dk2,cv1,S)
2019年5月現在、製品として発売されているモデルは「Oculus Rift S」というモデルになりますが、それ以前にもデベロッパー向けに2モデルが発売されていました。
デベロッパー版・DK1に関しては Kickstarter のキャンペーンにおいてRiftに300ドル以上出資した人向け報償品として配布されることから始まりました。
モデル | Oculus Rift DK1 (開発者向け) |
Oculus Rift DK2 (開発者向け) |
Oculus Rift cv1 ※いわゆる「Oculus Rift」 |
Oculus Rift S |
---|---|---|---|---|
用途 対象 |
開発者 | 開発者 | コンシューマ | コンシューマ |
参考画像 | ||||
解像度 | 1280×800 | 1920×1080 | 2160×1200 | 2560×1440 |
ディスプレイ | 液晶 | 有機EL | OLED (有機EL) |
液晶 |
レンズ | 不明 | 不明 | フレネルレンズ | フレネルレンズ |
リフレッシュレート | 60Hz | 75Hz | 90Hz | 80Hz |
視野角 | 不明 | 不明 | 110度 | 115度 |
トラッキング | 3DoF | 6DoF | 6DoF | 6DoF |
外部センサー | 位置追跡無し | 必要 | 必要 | 不要 |
コントローラー | 無し | 無し | Oculus Touch×2 | Oculus Touch×2
(新型) |
重さ | 不明 | 不明 | 約470g | 不明 (Riftより若干重め) |
瞳孔間距離の調節 | あり | あり | あり | なし (ソフトウェア側で調整) |
価格 | $300 | $350 | $599 →$399 約45,000円 |
$399 約49,800円 |
出荷年 | 2012年 | 2014年 | 2016年 →販売終了 |
2019年 |
※開発者向けキット(Dk1、2)・Rift(cv1)に関しては既に販売を終了しています。
Oculus Riftの価格やスペック・対応PCについて
Oculus Riftについて知ってもらうために、この項では価格やスペック、購入方法等を説明します。
Ocukus Riftの使用に必要なパソコンのスペックにも触れますので、購入前に必ず確認しましょう。
Oculus Riftの価格
まずは、一番気になる人も多いであろう価格について説明します。
Oculus Riftの公式サイトでの販売価格は税別50,000円で、これにはOculus Touchと赤外線センサーが2つずつ、さらには無料のVRゲーム7本も付属しており、VRゲームスターターキットと呼べる内容になっています。
後述しますが、50,000円という価格はVRゴーグルの中では比較的やすい方で、コスパでいうとかなり高い部類に入ります。(ちなみに2018年12月現在Amazonプライムの場合44,000円ほどで買えるようです)
要確認!Oculus Riftのゴーグルの性能・サイズおよび対応PCのスペック
価格と同じく気になる方が多いと思われるOculus Riftのスペックですが、解像度は2,160×1,200、視野角は約110度となっており、これは国内のPC VRゴーグルの中で最高レベルの性能となっています。
また、ゴーグルのサイズ感ですが、まさにアメリカンサイズと呼べる物であり、顔が小さい方は紐を調整しても隙間が発生する可能性があります。
また開口部に対してレンズへの隙間はあまり空いていないため、メガネをかけて遊ぶのは若干難しいかもしれません。
もし隙間が大きいなど、顔に合わなければスポンジ等を自分で接着させるなどして改善を行う必要があります。
Oculus Rift利用に必要なPCのスペック
Oculus Riftを使うには、ハイスペックPCが必要になります。必ず購入前に確認しましょう。
- GPU:NVIDIA GeForce GTX 970 以上 or AMD Radeon R9 290以上
- CPU:Intel Core i5-4590以上の性能
- メモリ:8GB 以上
- ビデオ出力端子: HDMI 1.3
- USBポート:USB3.0*3 + USB2.0*1
お使いのPCがOculus Riftの利用可能か判断してくれるWebページが公式サイトに有るので、下記にリンクを用意しました。購入前に確かめてみてください。
リンク:https://www.oculus.com/rift/oculus-ready-pcs/
上記リンクには、Oculus Riftが動作するPCおよびPCパーツを販売しているWebサイトへ移動できるので、PC買い替え時にも利用できます。
またOculus Riftが使える「VR Ready PC」についてはこちらの記事で解説しています!→)VR Readyの調べ方/ 最高のVR体験を保証するPC3選!
【最新モデル】Oculus Rift Sとは
2019年5月21日発売の最新PCVRデバイス、Oculus Rift S。
以前発売されていた「Oculus Rift」との比較して、
- 解像度が40%向上するなど、視覚領域のVR体験品質が大幅に改善
- 装着感の改善と、目眼をつけた状態でのゴーグル装着が可能になった
- 外部センサーが不要になり、セットアップが非常に楽になった
- コントローラーが最新版に
などの進化が見られました。
価格は日本円で49,800円と、価格もOculus Rift販売当初よりだいぶ下がってきている印象があります。
先代全モデルからの変化点や、「Oculus Quest、Oculus Goと比較してどっちを買うべきか」といった点、Rift Sでプレイすべきおすすめソフトまで下記記事にて全てまとめましたので、是非参考にしてみてください。
【Oculus Rift S 徹底解説】Go、Quest、Riftとスペック比較〜購入方法まで!
ハードの性能・価格を比較 – Oculus RiftとHTC VIVEどっちがおすすめ?
比較対象として挙げられることが多いOculus RiftとHTC VIVE。
2大PC用VRヘッドマウントディスプレイとして「どっちを買えばよいのか」といった疑問を耳にしますが、ハードとしての性能や価格面を比較すれば「あなたにはどっちがおすすめか」がはっきりするでしょう。
Oculus Rift | HTC VIVE | |
解像度 | 2160 × 1200(1080×1200 2枚) | 2160 × 1200(1080×1200 2枚) |
リフレッシュレート(Hz) | 90Hz | 90Hz |
視野角 | 110度 | 110度 |
ディスプレイ方式 | 有機EL | 有機EL |
重量 | 468g | 470g |
価格 | 税別50,000円 →税込45,000円 |
税別64,250円 |
正直な所、ヘッドセットとしての性能はほぼ変わりません。にも関わらず、Oculus Riftの方が価格は20,000円程安いのです。
となるとOculus Riftの方がおすすめであるように感じますが、
- デバイス(コントローラー)の操作性
- トラッキング方式
等をチェックすると、没入感をより求めるのであればHTC VIVEを推奨できます。
こちらの詳細については、下記記事にて徹底的に筆者がレビューしましたので、ぜひ参考にしてみてください!
【性能・価格を徹底比較】Oculus Rift vs HTC VIVEー買うならどっち?
Oculus Riftの購入方法 – Amazonか公式サイトからがおすすめ!
Oculus Riftの購入方法ですが、正規品の購入においては主に2種類の方法があります。
- Amazonの公式ストアで購入する
- Oculusの公式ストアで購入する
Amazonで購入する方法/メリット・デメリット
Amazonで購入する場合は基本的には通常のAmazonでの買い物と同様です。
お支払いの方法ですが、
- クレジットカード
- 代金引換
- Amazonポイントやギフト券
になり、コンビニ・ATM・ネットバンキング・ 電子マネーは使用できませんので注意しましょう。
Amazonでのご購入のメリット・デメリットは
- メリット:
- Amazonアカウントがあれば購入が非常に楽
- 配達まで時間がかからない
- お急ぎ便→翌日配達
- 通常→2~3日で配達
- デメリット:
- 若干値段が公式ストアより高い(税込:49,464円)
となります。楽して購入したい方、すぐにでもプレイしたい方にはこちらを推奨します。
※Amazonで購入する場合の手順や非正規品の見分け方などはこちらでも解説しています
公式ストアで購入する方法/メリット・デメリット
購入方法ですが、おすすめなのは公式サイトから注文する方法で、こちらのリンクから購入できます。
支払い方法はクレジットカードおよびPaypalに対応しています。
公式ストアで購入する場合のメリット・デメリットとしては
- メリット:
- 新品・正規品としては最安値である可能性が高い
- 公式ストアにつき非正規品購入のリスクがない
- デメリット:
- 配送まで時間がかかる
- 配送情報を英語で入力しないと届かない可能性有り
になります。
公式ストアでの購入時の注意点として、配送情報の氏名・住所はローマ字で入力する必要があります。
これは配送を担当してる運送会社は海外に拠点を置いている会社であり、日本語だと上手く注文を処理する事ができないからです。
日本語で入力するとOculus Riftが届かない等の報告もあるため、注意しましょう。
Oculus Riftを1月上旬に注文して、4月下旬に届いただけで奇跡扱いされたことが懐かしいです。今のOculusは奇跡だ。 https://t.co/Pz18O6vhrL
— 妹尾雄大 (@senooyudai) 2018年6月9日
また、海外(香港)からの発送となるため到着に1週間のほどかかります。
ただし在庫状況等で変動するのか、下記のリンク先によると3日で届いたという報告もあるため、いつ届いても大丈夫なようにしておきましょう。
※運送会社はFedExという海外の運送会社を利用しています。
※関連記事)Oculus Riftの購入方法や安く買う方法を徹底解説
→Oculus Riftの価格・購入方法-値下げした?安く買うコツまで紹介します!
対応してるVRゲーム販売サイト
Oculus RiftはVRゲームに対応しているため、VRゲームを遊ぶ目的で購入される方も多いと思います。対応コンテンツの量はVRゴーグルにとても大切なことなので、スペックとはあまり関係ないものの、VRゲームを購入できる販売サイトを紹介します。
世界最大級のゲーム配信プラットフォーム – Steam VR
1つ目はSteamです。Steamは2003年に登場したPCゲームダウンロード販売サイトで、PCゲームの購入をするならまずはSteamを選ぶと思われるほどの有名な販売サイトです。
SteamはOculusの対抗馬とも言えるHTC VIVEの開発・販売に協力しているため、PC VRゴーグルに興味を持っている方であればご存知の方も多いと思います。
Steamで販売されているVRゲームを遊ぶためには、Steamアカウント・Steamクライアント・Steam VRが必要になります。
SteamアカウントおよびSteamクライアントは、VRゲームだけでなく非VRゲームを購入・遊ぶ際にも必要になるため、すでに持っている方が多いかもしれません。
また、Steam VRはVRゲームを遊ぶ際に必ず起動するアプリケーションとなっており、Steamクライアントからダウンロードできます。
Steam VRの詳細についてはこちらをご覧ください→)Steamとは?使い方やおすすめゲームを徹底解説!
参考までにOculus Riftの場合では、Steam VR起動と同時にOculus Homeが起動し自動的に連動してくれます。
Steamには数多くのVRゲームがすでに販売されており、2018年7月現在約3000本のゲームが購入可能です。さらに、SteamのVRゲームのほとんどすべてがOculus Riftに対応しています。
ただ、Oculus Riftへの対応度合いに差があり、大きく分けてOculus Riftに完全対応しているものとそうでないVRゲームがあります。
Oculus Riftに完全対応しているVRゲーム
これはゲームの開発者がOculus Riftで快適に遊べるよう調整したもので、プレイヤーは特にハードウェア関連のトラブルで苦戦することはありません。
Oclulus VRに完全対応したVRゲームは非常に数が多いものの、Steamが用意したフィルターで簡単に探すことができます。
※画像右側の赤枠のように、Oculus Riftに対応してあるゲームを検索できるフィルターが用意してあります。
Oculus Riftに完全対応していないゲーム
もう一方がOculus Riftに完全対応していないもののほとんど正常に動作するVRゲームです。対応していないのに、動作するとはどういうことか?
これは前項で紹介したSteam VRが大きく関わってきます。
Steam VRの機能は様々なものがあり、そのうちの一つとしてHTC VIVEにゲームを対応させれば、他のPC VRゴーグルで動作をある程度保証してくれるというものです。
しかし完全対応ではないので、コントローラーの振動機能が使えない、といったゲームの不具合報告も多々見受けられます。
購入前にはSteamのレビューを確認してみて、Oculus Riftでのゲームプレイに問題が無いかチェックしておきましょう。
すべてのVRゲームが対応してるとは言えないものの、そのVRゲーム販売本数の多さからSteamはOculus Riftで遊ぶVRゲームの購入先として間違いなく有力なWebサイトです。
VRゲーム販売サイト Oculus Store
もう一つのVRゲーム購入先候補としOculus Storeがあります。これはOculus社が用意したOculus Rift対応のVRゲームのみを販売しているWebサイトです。
リンク:https://www.oculus.com/experiences/rift/
Oculus Storeの魅力は、ゲームの販売総数はSteamに負けるものの、Steamでは販売されていないOculus Store専売のVRゲームソフトがあることです。これは大きなメリットと言えます。
SteamはVRゲームの販売総数が多く、Oculus Storeは独占販売のゲームがあるというどちらにもメリットがあり、どちらを使えばいいか迷うかもしれません。
筆者の考えを述べさせていただくと、ゲームの管理の手間を考えて、購入するサイトSteamかOculus Storeのどちらか一方だけにしておくことをおすすめします。
Oculus Riftで遊べるおすすめゲーム
VR版対戦FPSの傑作 Pavlov VR
Pavlov VRはマルチプレイ(対戦)オンリーのFPSです。
ゲームモードは2チームに別れてキル数を競い合う「チームデスマッチ」や、キルを取る毎に武器が変わる「Gun Game」、自分以外敵の「デスマッチ」と他のFPSでおなじみのモードが多数用意されています。
PavlovVR買ってやってみたけどクソ楽しい
— アウローラ (@zabi_mfmf) 2018年7月18日
また、特筆すべきゲームモードとして「サーチアンドデストロイ(S&D)」があります。
これはマップに2箇所ある拠点に爆弾を仕掛ける攻撃側と、それを阻止しようとする守備側に別れて戦うモードです。
このモードは有名なFPS「Counter Strike」シリーズをリスペクトしており、ラウンド開始時に武器を買ってからスタートし、その購入できる武器が攻守側で異なるところまで再現しています。
また、特筆すべきはプレーヤーがゲーム空間の動作を現実世界で行わなければならないという革新的なシステムでしょう。
例えば画面に照準(レティクル)が表示されないため、両手で銃をしっかりと構え、自分の目で銃のサイトを覗かないとどこに銃をむけているかわかりません。
スナイパーのスコープを覗き込んで敵に狙いを定めていますが、自分自身でスコープを覗き込むという動作が没入感をより高めています!
現在のアクティブプレーヤー数ですが、Steam Chartsによると、毎日300人遊んでおり、実際に日本時間の午後9時ごろでも毎日ロビーに対戦ルームが作られているほどの盛況を呈しています。
VRゲームでFPSを探しているなら、没入感抜群のPavlov VRをおすすめですよ!
そして時は動き出す SuperHot VR
SuperHot VRは同名のゲームSuperHotの改良版と言えるゲームです。
この元となったSuper Hotは、発売当時最も革新的なFPSとして話題になりました。その理由は、プレーヤーが動いているときだけ時間が流れるという、今までにないシステムをFPSに搭載したことでした。
STEAMのSUPERHOT VRがクッソ面白い
マトリックスごっこしたりウォンテッドみたいに倒した相手の銃を次々交換できるのすげー燃える pic.twitter.com/LAV5t81v4q— 夏猫 (@natuneko) 2018年7月17日
SuperHot VRもそのシステムを継承しており、プレーヤーが何らかの行動を起こさない限り、すべての動きが止まっています。
敵の攻撃も止まるため、体を素早く動かすことによって弾丸を避けたり、逆に敵より早く攻撃するといった戦略性があります。
まさに映画マトリックスの主人公になった気分になれるゲームなのです。
Blurring the lines between cautious strategy and unbridled mayhem, SUPERHOT is the definitive VR experience in which time moves only when you move. It’s just you, outnumbered and outgunned, grabbing the weapons of fallen enemies to shoot, slice, and maneuver. #VR #DCEvents pic.twitter.com/zo0gXuIMWG
— Augment Arcade (@augmentarcade) 2018年7月23日
(↑至近距離から発砲されてもシステムを利用すれば簡単に弾を避けられる!まさにマトリックスのネオ!)
また、プレーヤーが体験するシナリオも、機械と人間の融合といった映画のような話となっており、非常に引き込まれる世界観と美しいグラフィックを備えてます。
また、クリア後にタイムアタックやおまけモードもアンロックされるため、かなりやり込めるゲームでしょう。
グラフィックが洗練され過ぎてるため、見た目は人を選ぶかもしれませんが、完成度の高いバトルシステムにVR面白さが遺憾なく発揮されたSuperhot VRは間違いなく「買い」のゲームであるとあえて、断定させていただきます!
他にもOculus Riftで遊べるゲームを知りたい方はこちら→【プロ厳選!】Oculus Rift用おすすめ神ゲーム
ダウンロードからOculus Riftのセットアップまで!購入後届くまでにやっておきたいことまとめ
Oculus Riftを購入すると、海外から発送されるため到着まで1~2週間ほどかかります。その間にいくつか準備しておくと、快適にプレーを始めることができます。Oculus Riftのスペック紹介とは関係ないものの、合わせて紹介しておきます。
①Oculus Homeを先にダウンロードしてしまう
まずOculus Homeをダウンロードしておきましょう。これはOculus Riftを購入した際に必ず行う初期設定やゲームランチャーとして使うアプリケーションです。
以下のリンクの左側、Oculus Riftソフトウェアからダウンロードできます。
②ゲームも先にダウンロードしてしまおう!
また、Steam・Oculus Storeでも購入したいVRゲームを探し、いくつか購入してダウンロードしておくと、VRゴーグルの初期設定ができ次第遊べるため、快適なVRライフのためにも先に購入しておくことをおすすめします。
③製品が到着したらセットアップ!
Oculus Riftのセットアップ手順は一般的な家庭用ゲームと比較すると少し複雑です。
こちらの記事では、購入前の下調べ、そして購入後も迷わず楽しむためのセットアップ手順情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
製品が到着したらセットアップしよう!→)【Oculus Rift】セットアップの手順まとめ
Oculus Riftのレビュー・感想
さて、ここからはOculus Riftのレビューを他者の意見を交えつつ紹介し、「Oculus Riftが買いかどうか」を説明します。
解像度は最高水準
まず性能についてですが、先程申し上げた通り解像度は2,160×1,200、いわゆる2Kの高解像度となっており、国内で販売されているPC VRにおいては最高峰の解像度となっています。
また、視野角も約110度でこれは人間の視野角とほぼ同等です。これらのことから、Oculus RiftでのVR体験は高い没入感で楽しめるようになっており、大きな魅力となっています。
ゴーグルの装着感は人によるものの、隙間が気になる可能性が高く、またメガネをかけて使用し辛いことも気になります。メガネをかけて遊べないのは明確な欠点と言えるでしょう。
参考までに他のVRゴーグルとの解像度やリフレッシュレートの比較表を記載しておきます。
HTC VIVE | HTC Vive Pro | Oculus Rift | PlayStation VR | Pimax 8K | |
解像度 | 2160×1200 | 2880×1600 | 2160×1200 | 1920×1080 | 7680×2160 |
視野角 | 約110度 | 約110度 | 約110度 | 約100度 | 約200度 |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz | 90Hz | 120Hz、90Hz | 75Hz、90Hz |
ディスプレイ | 有機EL | 有機EL | 有機EL | 有機EL | TFT液晶 |
VR HMD重量 | 620g | 765g | 440g | 610g | 不明 |
価格 | 69,390円 | 175,910円 | 50,000円 | 37,770円 | Pimax 8K: 94,800円 (税送料込) Pimax 8K X: 120,800円 (税送料込) |
関連記事)VRゴーグル毎の視野角や解像度、画質などを徹底比較!
本体の重さが比較的軽いため、疲れにくい
とはいえ、ゴーグル本体の重さが約440gと軽いのは大きなメリットです。また、コントローラーの重さも約150gと驚きの軽さであることもメリットと言えます。
また、初期設定の手間がかかるのもデメリットです。1日の間にカウントを作成し、アプリケーションをダウンロード、USBケーブル等のケーブルをパソコンをつなぎ、センサーを2つ設置するのは想像以上に大変です。
※動画はOculus Riftのセットアップ方法についての説明動画になります。YouTuberの方の動画ですが、非常に参考になりますので良ければご覧ください。
また初期設定の方法がほとんど英語となっており、初期設定やエラー対応が人によっては難しいのもデメリットといえます。さらに万が一トラブルや故障が発生した際は海外への問い合わせや、機器の送付が必要というのも気になる所です。
コストパフォーマンスが最も高いVRゴーグル
ここまでのレビューはデメリットが多めとなってしまいましたが、Oculus Riftの最大のメリットは多少のデメリットを無視できるコスパの高さといえます。
Oculus Riftの販売価格は50,000円ですが、同等の性能を持つVRゴーグルとして知られるHTC VIVEの販売価格は64,250円と、約15,000円安くなっています。
記事内で紹介した通り対応ゲームにほぼ差がないことから、「コスパに優れる」ことは間違いありません。
※画像はOculus Riftの対抗馬のHTC VIVEです。
最後に、ここまで紹介したメリット・デメリットを表でまとめました。参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
性能が高い | ゴーグルが日本人にとって大きい |
ゴーグル本体が軽い | 初期設定やエラーメッセージ等が英語 |
コストパフォーマンスが高い | トラブル時に海外への問い合わせが必要 |
HTC ViveとOculus Riftのスペック差について詳しく知りたい方はこちら→)【性能・価格を徹底比較】Oculus Rift vs HTC VIVEー買うならどっち?
まとめ
Oculus Riftは同性能帯のPC VRゴーグルに比べてコストパフォーマンスに優れているのが一番の魅力です。
Oculus Storeで販売されているVRゲームは勿論、Steamで販売しているVRゲームのほとんどが対応していることから、遊ぶコンテンツに困ることは間違いなく無いでしょう。
PC VRゴーグルの購入時には、コストパフォーマンスに優れるOculus Riftを検討してみてください。
購入しても後悔することはほぼ無いでしょう。この記事がPC VRゴーグルを選ぶ際の手助けとなれば幸いです。
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