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【2020最新VRホラー総集編】ゲーム・アプリ・体験施設をプラットフォーム・デバイス別で解説!


VRコンテンツの大本命、ホラー。

VR独特の没入感や臨場感はホラー作品との相性が良く、すで多くの名作ホラー作品が登場しています。

「ホラー作品」といっても非常に幅広く多岐にわたるので、今回は

  1. VRホラーゲームを下記のデバイス別でご紹介
    • PSVR
    • PCVR、Steam上のコンテンツ(Oculus Rift,HTC Viveなど)
    • スマホVR(iPhone、Android)
  2. VRで楽しめるホラー動画・映画
  3. VRホラーコンテンツを楽しめる体験施設

という流れで、 「VRで体験できるホラー作品、施設」を完全網羅でご紹介していきます。 

是非最後まで読んでみてください!

↓ご自身が楽しみたいデバイス・環境をタップすると遷移できます↓

【PS4】PSVRで楽しむVRホラーゲーム6選

ゲームのクオリティが高く、没入感の高いVRソフトが揃っているPSVR。

まずはそんな数あるソフトの中から、「PSVRで楽しめるVRホラーゲーム」を厳選して5タイトル紹介します!

①知る人ぞ知るPSVRホラーの最高峰「瞳 祈愿 Pupil:Wondering(ピューピル・ワンダリング)」

瞳 祈愿 pupil: wandering

「バイオハザード以上の怖さ」という噂もあるほどの本作は、中国産ホラーゲームで同名のタイトルの映画が原作となっています。

シンプルなホラー演出で最高クラスの「怖さ」を表現

恐怖表現のクオリティはずば抜けている一方でグロテスクな表現は少なめ。演出と展開で勝負した「正統派ホラー作品」に仕上がっています。

舞台は和風のお屋敷。主人公(プレイヤー)は女性として迫り来るいくつもの幽霊から逃げ、戦い、謎を解きつつ進んでいきます。

中国製のソフトですが、日本人が「怖い!」と感じるポイントは確実に抑えており、演出や世界観自体かなり王道寄りの良質ホラーゲームとなっています。

  • ホラーは好きだけど、過激な表現はあまり好きじゃない
  • シンプルに「ホラー」を楽しみたい

という方は是非チェックしてみてください!

タイトル 瞳 祈愿 pupil: wandering
プラットフォーム PS4(海外版のみ)
対応デバイス PSVR
開発元 Shanghai Oriental Pearl Culture Development Co.Ltd
価格 32ドル
ジャンル ホラー
CERO(対象年齢)
 
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★★★
ストーリー性:★★★☆☆
グラフィック:★★☆☆☆
購入・ダウンロード

②スプラッタっぷりが人気のグロ系ホラー「アンティルドーン:ラッシュオブブラッド」

アンティル・ドーンVR

「瞳 祈愿 Pupil:Wondering(ピューピル・ワンダリング)」とは一気に異なり、ホラー・グロ要素満載の本作「 Until Dawn: Rush of Blood 」は、一人称視点で遊ぶVRホラー・シューティングゲームです。

グロとシューティングゲームの良いとこ取り?

アンティルドーン

上記gifを見て頂ければ分かると思いますが、シーンの演出が中々のスプラッタっぷり(だいぶグロいです)。

そしてシューティングゲームとしての操作、プレイ感も非常にたのしい。

規制は一切なく海外版をそのまま日本でプレイでき、

  • 「豚の屠殺場」
  • 「巨大蜘蛛」

と言った鳥肌が立つような恐怖演出が度々登場するのはホラーファンにとっては嬉しいかも?


実況動画が人気を博しているのも特徴で、多くのプレイヤーがYouTubeなどに実況動画をあげていますので、まずは実況動画を確認し、プレイまえに軽く雰囲気を確かめて見るのが良いかもしれません。

また、前作「アンティルドーン 惨劇の山荘」であれば100円でプレイできますので、購入を少しためらっている方にはそちらもオススメです。

シューティングゲームとしてもホラーゲームとしても間違いない本作。是非プレイしてみてください!

※アンティル・ドーンのレビュー、攻略方法はこちら→

『アンティルドーン:ラッシュオブブラッド』レビュー|攻略方法まで徹底解説!

タイトル アンティルドーン:ラッシュオブブラッド
プラットフォーム PS4
対応デバイス PSVR
開発元 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント
価格 1512円
ジャンル ホラー
アドベンチャー
CERO(対象年齢)
CERO
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

③新感覚スリラーホラーゲーム「Stifiled(スタイフルド)」

stifiled

心に闇を抱えた男性「デイヴィッド」となり、彼の抱える闇=暗い過去を探し、向き合っていくミステリー・アート要素強めのVRホラーゲーム「Stifled」。

本作が斬新かつ新感覚である背景として

  • 音の発生から周囲を視覚化する「エコーロケーションシステム」
  • 示唆深いストーリー性

の2点が大きく起因しています。

作画と音響の両面から「窒息寸前」の緊張感を与える仕掛け

Stifled

プレイヤーがものを投げたりすることで、周囲の空間を認識し進んむ「エコロケーションシステム」を採用している本作。

ただ、投擲音や自らの呼吸の「音」は敵クリーチャーを呼び寄せてしまいます。

よって最低限の音を発生させつつ慎重に探索しますが、敵に見つかってしまうと…

声を出すと襲われる実況できないStifled(スタイフルド):01

このように襲われてしまいます。

突如として現れる謎のクリーチャーの正体、そして「Stifled」というタイトルの通り窒息してしまいそうになる恐怖の描写、主人公が抱える闇…

ホラーゲームとしての完成度と、RPG寄りの要素のバランスが良く、幅広い買った方に楽しんで頂ける作品になっています。


長時間プレイしても酔いづらい仕様になっていますので、VRゲームに慣れていない方にもおすすめな一作です。

※「Stifled」(スタイフルド)の筆者レビュー、攻略情報→

【PSVR『Stifled』レビュー】新感覚・ステルススリラーゲームを解説!

タイトル stifled
プラットフォーム PS4
対応デバイス PSVR
開発元 (株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント
価格 2,149円(税抜)
ジャンル ステルス / スリラー / ホラー / アクション
CERO(対象年齢)
CERO B
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★☆☆☆
ストーリー性:★★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

④和製VRホラー最高傑作「ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~」だるまさんがころんだ

「ホラーSENSE〜だるまさんがころんだ〜」は、アミューズメント施設で体験可能だったVRホラーコンテンツがPSVR向けに移管されたもので、コーエーテクモウェーブから発売されました。

ホラーの恐怖感を極限まで高めたゲーム設計

本作のゲームシステムは非常にシンプル。

廃れた学校の中で「だるまさんがころんだ」のルールに乗っ取り、ゲームを仕掛けてきた謎の少女のところに辿り着くだけ。

ただ、そこまでの間で身の毛もよだつ恐怖演出がてんこ盛りなのです。

だるまさんが転んだ

窓から無数の血がついた手が迫ってくる、謎の巨大モンスターが廊下で蠢いているなど、「一度みたら脳裏に焼き付く」ようなシーンが満載。

後半に向けてより恐怖の演出が加速し、ゲームの難易度は非常に高いため、最後は怒涛に押し寄せる恐怖演出でパニックになること間違いなしです。

操作も非常にシンプルで、極限まで高めることでVR空間への没入感を最大限に高めています。

  • 操作性
  • 緻密に作り込まれ、恐怖が加速する展開
  • 音響のクオリティの高さ

によって「和製VR作品」としては最高峰の作品である本作。

ホラーゲームファンの方にはぜひプレイしてほしいゲームです。

※「ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~」のレビュー・攻略情報はこちら!→

PSVR『ホラーSENSE ~だるまさんがころんだ~』レビュー|攻略方法まで徹底解説

タイトル ホラー SENSE ~だるまさんがころんだ~
プラットフォーム PS4
対応デバイス PSVR
開発元 株式会社コーエーテクモウェーブ
価格 2138円
ジャンル ホラー、
アドベンチャー
CERO(対象年齢)
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★★★
ストーリー性:★★★☆☆
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

⑤外せないホラー作品の王道!「バイオハザード7 レジデントイービル」

バイオハザード

これぞホラーゲームの金字塔「バイオハザード」。

本作「バイオハザード7 レジデントイービル」は

  • FPS視点に変更された
  • 初期のテイストへの回帰によりホラー性が強まり、シリーズ内で最高峰に怖い作品になった

という2点が大きな特徴になります。

絶叫レベル?不気味すぎるキャラクターたち

主人公(プレイヤー)は3年前に失踪した妻「ミア・ウィンター」からメールが届きます。

そのメールを頼りにたどり着いた巨大な廃屋「ベイカー亭」でミアの足跡を発見し、中に侵入するや否や、主人公は何者かに襲われ気絶。

バイオハザード3

気づけば、屋敷の主人である「ベイカー一家」と食事の場にいる主人公。

どうやら、ベイカー一家の会話内容がおかしい。彼らは地下で人体実験をしており、妻「ミア」もその材料で…?

バイオハザード4

主人公は無事、ベイカー亭からミアを連れ出すことができるのか?ベイカー一家の企みとは?

というストーリーになっています。

さすが名作シリーズということもあり、ストーリーの完成度はさることながらホラー、アクションゲームとしても十分なVR体験をすることができます。


怖すぎてプレイできないプレイヤーが出てしまうほど…

何度打ち倒しても蘇る不死の家族、心惹かれる緊迫のシナリオに数々のDLC、バイオ伝統のギミック芸!どれをとっても間違いなく世界No.1のゲームにVR技術が加わり、もはや引き返すことの出来ない『ハマり』がここにあります。

「圧倒的な恐怖と、プレイヤー自身でその恐怖に打ち克つ爽快感」というのがバイオの戦闘コンセプト。

銃撃戦からチェーンソー、小さなナイフ戦まで、恐怖へ挑んだあとの晴れ晴れとした快感を是非体験してほしいです!

※VRホラー作品の傑作、「バイオハザード7 レジデントイービル」を徹底解説した記事→

【バイオハザード7 VR徹底レビュー】怖すぎるPSVRゲームの概要・攻略方法

タイトル バイオハザード7
プラットフォーム PlayStation 4
Xbox One
Nintendo Switch
Microsoft Windows
対応デバイス PSVR
開発元 カプコン
価格 8,629円

通常版2,850円
グロテスク版:2,980円
ジャンル サバイバルホラー
CERO(対象年齢)
 
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

⑥心をえぐる意味深ホラー作品「Here They Lie -眠りし者たち-」

ヒアゼイライ

本作「ヒア・ゼイ・ライ – 眠りし者たち – 」は、「ゴッド・オブ・ウォー」で知られるサンタモニカスタジオが提供を開始したVRアドベンチャー・ホラー作品。

舞台は荒廃したスラム街、プレイヤーは謎の女性に誘われ町に繰り出します。

かつての恋人と出会い、狂い襲ってくる住民から逃れ、町を探索し「この町の謎」に迫っていきます。

何と言っても本作の魅力は

  • グラフィックの圧倒的な美しさ
  • 背徳感のある描写満載の世界観

の2点でしょう。

美しく表現された街の中で、ドメスティックな描写から罪悪感が止まらない

Here They Lie

廃れた街並みをモノクロで表現した世界はプレイヤーに高い没入感を与えますが、ダークテイスト全開な描写は非常に重い空気…

そして暴力、殺人といったドメスティックな風景や性的な描写が頻繁に登場する無法な町を探索する中でプレイヤーは背徳感を感じ続けるでしょう。

ヒアゼイライ

一見「悪趣味」なゲームではありますが、音響含め総合的な表現力に優れ、見事なまでのホラー感を体験させてくれますし、高すぎるストーリー理解の難易度はプレイヤーに幅広い想像・推察の余地を残してくれます。

プレイ難易度自体高くはありませんが、かなり癖のある一作。

良ければレビューや攻略情報を確認してみてください。

※「Here They Lie -眠りし者たち-」をプレイした感想や攻略情報→

「Here They Lie」(PS4)レビュー|芸術的で謎だらけなVRホラーの魅力に迫る!

タイトル 「Here They Lie -眠りし者たち-」
プラットフォーム PS4
対応デバイス PSVR
開発元 (株)ソニー・インタラクティブエンタテインメント
価格 希望小売価格:2160円
→864円に値下げ
ジャンル ホラーアドベンチャー
CERO(対象年齢)
CERO D
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★☆☆☆
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★★
購入・ダウンロード

 

⑦美しき恐怖「ザ・エクソシスト レギオン VR」

エクソシストVR

超美麗なグラフィックとグロテスクな演出、5部作に別れるほどの高いストーリー性など、手頃な価格で楽しめるハイクオリティなVRホラーゲーム、「ザ・エクソシスト レギオン VR」。

本作は映画「エクソシスト3」を原作としており、プレイヤーは主人公「lインダーマン警部」となって奇妙な殺人事件を操作するところからストーリーは開始します。

5章に及ぶ超大作、美麗な映像とオカルトマニアが食いつく演出が満載

本作の特徴は何と言っても5部に渡るストーリー性。

1章から5章に渡ってプレイヤーは様々な場所を探索し、少しずつ謎や伏線を解き明かしていく中で、

  • 超美麗なグラフィック
  • 鳥肌が立ちそうな(良い意味で)嫌悪感のある描写

をヒシヒシと体感することができます。

そして、神話にまつわる演出も満載。

エクソシストVR

原作が哲学や宗教、悪魔学に則った作品であるという特徴上、登場する悪魔たちの設定や甘言、各章のタイトルと内容との相関などで考察ポイントが非常に多いです。

ゲーム自体の攻略に加えて、本作の世界観自体が興味深いものであることは間違い無いでしょう。

とはいえ各章で30分程度で攻略可能であり、長時間のプレイにはなりづらいも点もプレイ上とても助かるポイント。

お値段やプレイの難易度は「お手軽」、ホラー作品としては「超本格」。ホラー好きからするとコスパの良い作品ですので、是非チェックしてみて下さい。

※「ザ・エクソシスト レギオン VR」のストーリー概要やネタバレ付きのキャラ考察→

美しき恐怖【ザ・エクソシスト レギオン VR】映画題材のVRホラーゲームを全章ネタバレありでガッツリレビュー!

タイトル 「ザ・エクソシスト レギオン VR」
プラットフォーム PS4
対応デバイス PSVR
開発元 LegionVR, LLC
価格 950円(第1章)
ジャンル ホラーアドベンチャー
CERO(対象年齢)
CERO C
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★★
購入・ダウンロード

 

ここまでPSVRのVRホラー作品を紹介してきましたが、他にも名作は数多く揃っています。PSVR用おすすめVRホラー作品をこちらの記事にまとめましたので、是非参考にしてみてください。

【プロ厳選!】PSVRで遊べるホラーゲーム8選!


【Steam】PC用VRデバイス(Rift、Vive)で楽しむVRホラー作品9選

ここまでPSVR向けのVRホラーコンテンツを紹介してきましたが、ここからはPC用VRデバイス(Oculus RiftHTC ViveWindows MR)向けに開発されているVRコンテンツを紹介していきます。

PCVRユーザーの方は必見です!

①人喰いミュータントと戦うサバイバルホラー「THE FOREST」

forest

オープンワールドのフィールドで

  • ホラー
  • アドベンチャー
  • クラフト
  • アクション

の全てを楽しむことができる「THE FOREST」。

舞台はとある離島。

プレイヤーは、人喰いミュータント(原住民)が生息する島に不時着するところからゲームは開始。ミュータントたちに息子を誘拐されてしまった主人公は、原住民と戦うために武器を作り、家を作り、狩りに出向き食糧を調達します。

the forest

斧を振り下ろした際や戦闘シーンの臨場感やグラフィック、そしてオープンワールドの完成度は驚くレベルで没入感はトップクラスに高いです。


MAX8人まで同時プレイで対戦できるのも大きな魅力。マルチプレイで巨大な拠点を作り上げるのも良いですね。

多くのプレイヤーが高評価を寄せる本作。

ホラーゲーム好きに限らず、アクションやアドベンチャー、クラフトが好きな方にも是非一度プレイすることを推奨します!

タイトル THE FOREST
プラットフォーム Steam
対応デバイス Oculus RiftHTC Vive
開発元 Endnight Games
価格 2050円
ジャンル アクション / アドベンチャー / インディ /  シミュレーション
CERO(対象年齢)
 
プレイヤー 8人まで
評価 ホラー要素:★★★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

※「THE FOREST」の魅力やレビュー、攻略方法はこちら!→

『THE FOREST』がVRに対応 | 傑作・サバイバルホラーVRを徹底レビュー!

②夜見てはいけない、危険な人形との戯れ…「Emily Wants to Play」(PS4、スマホも対応)

Emily wants to play

2015年12月にPC向けにリリースされ、2016年1月にはiOSやAndroidに対応、さらに8月にはPS4版、9月にXboxOne版もリリースされた「Emily Wants to Play」。

本作は、プレイヤー(主人公)がピザ屋の配達員としてある家屋にピザを配達するところから開始します。

注文主からの指示通り中に入ると、ドアがロックされ戻ることはできません。

すると、前に痩せこけた少女の亡霊「エミリー」の姿が。

エミリーそしてなぜか動き回る3体の人形たちと「鬼ごっこ」「いないいないばあ」「だるまさんが転んだ」などのゲームを開始します。

「怖さ」を極限まで高めたゲームとして高評価

Emily wants to play

閉塞された空間の中で、受け身の状態でひたすら人形たちとの「遊び」に付き合います。

本作も非常にシンプルで極限まで「ホラー」以外の要素がそぎ落とされた仕様になっています。

プレイヤーの操作は

  • 移動
  • ライトのオン・オフ
  • ドアの開閉

程度。また、エミリーや人形は絶対に攻撃できない受け身のスタンスを強いられます。基本的にはエミリーや人形の遊びにとことん付き合い、満足してもらうだけ。

そしてプレイヤーを驚かせるための演出も非常に緻密に作り込まれており、突発的に恐怖感がMAXになったり、じわじわと押し寄せてくる恐怖感があったりと「VRの没入感」をフル活用したゲームになっています。

emily

多くのプラットフォームに対応した本作、ホラー好きは必見ですね。

※Emily Wants to Playのゲームの詳細や攻略方法、レビューはこちら!→

Emily Wants to Play徹底レビュー!あらすじや評判・感想について

タイトル Emily Wants to Play
プラットフォーム Steam、PS4など
対応デバイス Oculus RiftHTC ViveWindows MR
PSVR
開発元 (株)日本一ソフトウェア
価格 498円〜
ジャンル サバイバルホラー
CERO(対象年齢)
CERO C
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★★★
ストーリー性:★★★
グラフィック:★★★
購入・ダウンロード

③王道ゾンビシューティングを楽しみたい方はこれ!「Arizona Sunshine」

arizonasunshine

VRゾンビゲームの代名詞ともなりつつある「Arizona Sunshine」。

本作は2016年年末の「VRゲーム黎明期」に発売されていながらも、

  • シューティングゲームとしてのクオリティの高さ、銃の豊富さ
  • ゾンビのグラフィックの完成度

などから非常に高く評価されているタイトルです。

Arizona_Sunshine_21

いかがでしょうか、この迫力。

ゾンビや襲撃時の血しぶき、スプラッタな表現の完成度は今なお高く評価され続ける理由となっています。

豊富なゲームモード、ゾンビ、武器の数で飽きが来ない

関連画像

ストーリーや対戦モードなどコンテンツ数が揃っており、ゲーム内では急に襲撃してくるゾンビや、超雑魚キャラのゾンビ、防御力高めのゾンビなど様々な種類のゾンビを相手にします。そして使用可能な銃の種類も非常に豊富なので、プレイに飽きが来ない「やり込み要素満載」なゲーム、「Arizona Sunshine」。

プレイヤーたちのレビュー・評価も非常に高いです。

Steam、PS4(海外版)共にリリースされていますので、VRゲーマーの方にぜひ一度チェックしてほしいソフトです!

※Arizona Sunshineのゲーム内容の詳細、レビュー・攻略情報まとめ→

Arizona Sunshine VRの魅力や遊び方、評判口コミを徹底解説!

タイトル Arizona Sunshine
プラットフォーム Steam、PS4
対応デバイス Oculus RiftHTC ViveWindows MR
PSVR
開発元 Vertigo Games
価格 Steam:3980円
PSVR:
ソフト:4980円
ダウンロード:1980円
ジャンル アクション, アドベンチャー, インディ
CERO(対象年齢)
CERO
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★☆☆☆
ストーリー性:★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード Steamから購入する!

PSVRで購入する!

④怖すぎる…タイの次世代・王道ホラー作品「home sweet home」

home sweet home

「home sweet home」は一切のスイートさは無い、「やばすぎる」という評価の嵐のホラー作品。

ゲームの概要としては、脱出ゲームに細かなストーリーと恐怖演出を追加し、ついでにフィールドやステージをとんでもなく広大にしたハード版脱出ゲームのような作品です。

基本的に肉弾戦はなく、主人公=プレイヤーは襲い来る恐怖から逃げる・隠れる・謎を解くといった行動だけでクリアを目指します。

複雑なストーリーと丁寧に表現されたグラフィック

home sweet home

プレイヤーは主人公「ティム」、妻が突然行方不明になり絶望の淵にいる青年になります。

ある日、妻の声で目覚めると、ティムは見たことのない建物にいます。

視界が悪く小汚い建物の中で、ティムは

  • 失踪した女子大生がカッターを持って追いかけてくる
  • 巨大化、モンスター化した少年に遊びに付き合わされる

といった様々な危険なハプニングの中で妻を見つけ出し、建物からの脱出を図ります。

そしてこのゲームの特徴としてはグラフィック・描写が非常に精巧である点。プレイヤーキャラクターであるティムの反応などもかなり細かく作り込まれているのです。

例えばホコリが舞うような場所へ入り込むと主人公は何度も咳き込み、狭い場所に入れば呼吸音が壁に反響して荒く大きく聞こえるようになります。

環境に合わせて自分の反応が変わるというのが、視界ジャック中のVRモードにおいてどれほど恐ろしいことか!

ホラーゲーム史上、最凶クラスの怖さを誇るタイトルだと思います。
恐怖演出が非常によく練られていて、怖いながらも続きが気になってしまう。
「これが真のホラーだ」と一石を投じてくれた良作です

(参考:Steam公式)

無料で遊べるデモ版も用意されていますので、気になる方は一旦デモ版からプレイしてみるのが良いでしょう。

※「home sweet home」のストーリーの詳細や魅力、レビュー・攻略情報はこちらをチェック!

【home sweet homeレビュー&攻略】タイ産VRホラーで絶叫!※ネタバレ注意

タイトル home sweet home
プラットフォーム Steam、PS4(予定)
対応デバイス Oculus RiftHTC ViveWindows MR
PSVRなど
開発元 YGGDRAZIL GROUP CO.,LTD
価格 1680円
ジャンル アドベンチャー, インディ
CERO(対象年齢)
 
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★★
ストーリー性:★★★☆☆
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

⑤未だ根強い人気を誇るホラーシューティング「The Brookhaven Experiment」

VR元年である2016に発売されたVRシューティングゲームの中でも、ひときわ怖い、難しい、でも手軽!と人気を博した「The Brookhaven Experiment」をご存知でしょうか?

the brookhaven experimentは、バーチャルリアリティ(VR)で楽しむサバイバルシューティングゲームです。

まるでゾンビのようなクリーチャーが迫る中、銃やナイフを駆使してそれらを掃討し高スコアを目指します。

ストーリーを進めるキャンペーンモードでは、世界の終末が起きた原因を探っていく事に・・・・・・。

当初は日本語非対応であった為分かりづらかったストーリーも、現在は日本語パッチがしれっと当てられているため快適に理解できるようになっています。

VRならではの「音」による恐怖!

定点でプレイヤー自身は全く移動せず敵を迎え撃つ戦い方になりますが、とにかく360度様々なところから聞こえる「音」がこわい!

足を引きずる音、うめき声や金切り声、ズシンズシンと響く音など、真っ暗なステージでは恐怖も倍増まちがいなし!

敵を撃ち抜く際のお供中々にグロテスクで、こういったゲームが好きな人にとってはたまらないことでしょう。

また、敵と距離をとったり安全地帯へ逃げ込んだり、あるいは背後を安全な壁にするなども出来ないため、自分の安心できる場所で戦いたいタイプの人にとっては中々に不安を感じるスタイルとなっています。

パニクりやすいゲームでもあるため、個人利用のゲームではありますが仲間と交代でプレイするのが楽しいかもしれません!

キャンペーン(シナリオ)モードだけでなく、いつまで生き残れるかのサバイバルモードはより手軽に恐怖体験が出来てとっつきやすいです。

嫌なことがあった時、嫌いなアイツをしばき倒したいときのストレス発散にもいいですね!

ジメジメの梅雨や暑い季節がやってきたら、ひんやり冷房の室内でパワフルホラーを遊んでみませんか?

※「The Brookhaven Experiment」のストーリーの詳細や魅力、レビュー・攻略情報はこちらをチェック!

【The Brookhaven Experimentレビュー&攻略記事はこちら】

タイトル The Brookhaven Experiment
プラットフォーム Steam、PS4
対応デバイス Oculus RiftHTC ViveWindows MR
PSVRなど
開発元 Phosphor Games
価格 1,980円
ジャンル アドベンチャー, インディ
CERO(対象年齢)
17歳
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★
ストーリー性:★★★☆☆
グラフィック:★★★★
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⑥セーブがない緊迫のホラー体験ができる『KOBOLD: Chapter I』

『KOBOLD: Chapter I』は写実的なグラフィックが美しくも恐ろしい恐怖を演出する、2018年11月にリリースされたVRホラーゲームです。

「行方不明になった少年を探しに廃墟を探検し、悪魔的な存在との遭遇を果たしていく・・・・・・」というざっくりとしたシナリオの元、現時点で英語版しかない本作は何となくわかる英語のナレーションでも恐怖体験を味わうことができます。

本作の特筆すべきところはやはり、

  • ドイツの現地へ森ごと環境全部をスキャンしに行ってしまう映像のこだわり
  • 30分~60分程度のセーブがない緊迫のホラー体験

この2点でしょう。

「現実とみまごう」グラフィックでよりリアルな没入体験

『KOBOLD: Chapter I』はフォトグラメトリー(撮影した物体を3Dモデルとして仕上げる技術)をふんだんに使用した写実的なグラフィックと、本能的な怖さをそぞろに撫で上げる恐怖演出が特徴です。 

 ゲーム中には、わざわざドイツの森へ足を運び撮影した実写の映像も使われているため、より深くリアルな没入体験が可能となっています 。 

また、舞台だけでなく登場人物達も役者の姿を3Dスキャンし、モーションキャプチャと高精度フェイシャルキャプチャ技術を用いて作成されました。

皮膚の質感はもちろん、指先のシワの動きひとつとっても実写と区別がつかない仕上がりです。

セーブがない緊迫のホラー体験

『KOBOLD: Chapter I』は、なんとセーブ機能がありません。

加えて30~60分前後という、ちょっと長いお化け屋敷のような体験時間には賛否両論があるようです。しかし、現実的なプレイ時間とセーブができない緊迫の状態を継続できる時間としてはむしろ少し長く感じることがあるかもしれません。

お化け屋敷のリアルさを求めてホラーゲームに抵抗のある方、どうせゲームだからやり直しができると思って油断してゲームされている方。そんなあなたをじわじわと恐怖の世界へ突き落します

ドッキリ系ホラーというよりも、精神的にじわじわと湧き上がる恐怖的な感じのゲーム。和製ホラーが好きならおすすめ。

(参考:Steam公式

【KOBOLD:Chapter Iレビュー&攻略記事はこちら】

タイトル KOBOLD:Chapter I
プラットフォーム Steam
対応デバイス Oculus RiftHTC ViveWindows MR
PSVRなど
開発元 anotherworld GmbH
価格 1,010円
ジャンル アドベンチャー
CERO(対象年齢)
15歳
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

 


⑦『Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted』待望のVR化で充実の恐怖体験

通称「ピザ屋のバイト」こと、恐怖のだるまさんがころんだ系ゲーム「five nights at freddy’s」(通称FNaF)がVRバージョンとなって登場!

なんと、2019年5月の北米PSストアのDLランキングVR部門では首位を獲得しています! 

2bro」や「キズナアイ」、大人気声優「花江夏樹」など、名だたる有名配信者たちが次々とプレイ動画を投稿し、たった520円のゲームが空前絶後の大ヒットを記録しました。

特筆したい点は下記3つです。

  • 過去作と新作がまるっと「ひとまとめのパック」になっている!
  • まるでゾンビ!新コンテンツ「 Parts and Service」が追加!
  • もともとの恐怖に加わるVRならではの要素!

過去作と新作がまるっと「ひとまとめのパック」になっている!

本作は過去作をVR化し、加えて新コンテンツも実装。それらをひとまとめにしているお得なパックとなっています。 

パック内容は「FNAF1」「FNAF2」「FNAF3」「Parts and Service」「Vent Repair」「Dark Rooms」「Night Terrors」で、シリーズのファンも大満足なラインアップ!

あのステージがVR化して、グラフィックの美しさもさることながら「奥行き」「3D音響」で更なるリアルを伴ってやってきたわけです。

正直、めちゃくちゃ怖いです。

まるでゾンビ?新コンテンツ「 Parts and Service」が追加!

9作目の本作でも新コンテンツが追加されるのは非常にうれしいことですね。

下記の画像を見てどう思いますか?もうなんというか、ゾンビみたいで怖すぎませんか?

この「Parts and Service」は一言で言うと、彼らアニマトロニクスの修理を体験するというコンテンツです。

動かないものの、ゴキブリが目玉パーツを触ろうとした時にカサカサ走り出てきたり、(英語なので)指示を聞き間違えて手順を失敗したら噛み殺されたり。

怖すぎじゃない!?日本語パッチ早く来てください!

 VRなので、このお仕置きターンがめちゃくちゃに怖いのですよ。 

軽くトラウマを背負うので、年齢制限どおりに小さいお子さんは遊ばせちゃいけません!(※13歳以上からプレイが可能です。)

VR要素が便利な反面、予想外の恐怖を与えてくる!

VR化した本作はなんと!シャッターの向こうの廊下を覗き見ることが可能になりました。

これは過去作ゲームでは一切行えないVRならではの追加要素と言えるでしょう。

シャッターやドアの向こうにアニマトロニクスがいる状態かどうかの確認もできてとても便利な半面、覗き込んだ先の見えない暗がりにも不安を感じます。

 そんな闇の中からゆっくり、時にはダッシュでアニマトロニクスが迫ってくるのを想像してみてください。 

はいそうです。夢に出ました

まだ未プレイの方には、是非この恐怖を味わっていただきたいところです!

Five Nights at Freddy’s VR: Help WantedIレビュー&攻略記事はこちら】

タイトル Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted
プラットフォーム Steam
対応デバイス Oculus RiftHTC VivePSVRなど
開発元 Steel Wool Studios
価格 3,090円
ジャンル サバイバルホラー
CERO(対象年齢)
13歳
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

⑧「Nevermind」プレイヤーの心拍数を読み取るVRホラーゲーム

「Nevermind」は、心理的なトラウマを持つ患者の心を治療する事を目的とし、プレイヤーは「Neuroprober(ニューロプローバー)」として、作中では新任ドクターと同意に扱われます。

世界観はニューロプローブと呼ばれる技術が開発された未来という設定です。

患者の精神構造をインプリントという形でデータ化し、その内部をドクターであるニュープローバーが探索、トラウマの根本原因を探し出す…という治療法が確立された世界と思ってください。

未来的な設定なだけあり、物語の舞台は先進的な施設がメインで、かなり洗練されたデザインが揃ってます。そういったSF的要素が好きな人も楽しめる作品となっています。

Nevermind」をおススメする2つのポイント

⑴遊ぶ人によって難易度が変化するBiofeedbackシステム

本作は、プレイヤーのビビリ度合いをWEBカメラやウェアラブルデバイスを通して判定し、それによってステージ上の攻略難易度に変化が出ます。

画像のように動きにくくなる環境変化が起きたりして、結構厄介な機能でもあります。
※OFF状態に設定も可能です

遊ぶときは是非、この機能をONにすることをおすすめします!

⑵ホラー嫌いにも配慮した物語性と美しいグラフィック!

凄惨なシーンも多くあるものの、人が人を殺めたようなスプラッタなシーンはほぼなく、本作が醸し出すのは「不安」と「曖昧さ」に重点が置かれたホラーが主です。

ネタバレですが、むしろ一番シナリオがグロいのはチュートリアルという状態なので、臓物ぐちゃぐちゃ愛憎ドロドロなホラー要素を求めている人には向かないかもしれません。

しかし物語性や芸術性を好み、びっくりさせられるようなジャンルが苦手な心臓の弱い方にはとってもオススメです!

安心できるVRホラーとして要チェックです。

「Nevermind」は恐怖と癒しが混同するバランスホラー

「Nevermind」は、現在では癒やしコンテンツをも内包する「ホラー?」となりがちなVRホラーゲームです。

グロテスクで毒々しく、やるせなくて痛々しいホラーを表現した雰囲気で導入しつつ、最後に患者が救われるというホラーらしからぬ結末はかなり新鮮な感覚を味わうことが出来ます。

一言でいうと、 「後味のすっきりするホラー」です。 

只々怖くて気持ちの悪いものを求めている人には向かないかもしれませんが、恐怖の先にはハッピーエンドを望んでいるという方には大プッシュできるVRゲームです。

怖いだけじゃない異色のVRホラーゲーム「Nevermind」に興味が出た方は、ぜひプレイしてみてください!

【NevermindIレビュー&攻略記事はこちら】

タイトル Nevermind
プラットフォーム Steam、Oculus Rift、Xbox One(※Biofeedback未対応)
対応デバイス Oculus RiftHTC VivePSVRなど
開発元 Flying Mollusk
価格 2,050円
ジャンル アドベンチャーホラー
CERO(対象年齢)
13歳
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

⑨「ARAYA」3人のプレイヤーを操作して謎を解き明かすタイ産VRホラーゲーム

「ARAYA」は、1人称視点で廃病院を探索し、一人の少女の死の謎に迫るというストーリーのVRホラーゲームです。

プレイヤーは3人のキャラクターの視点で遊ぶことになり、それぞれ異なる事情から廃病院の探索をすることになったキャラクター達の視点から過去の殺人事件を解決していきます。

欧米的なショッキングさと日本的なジワジワ・ゾワゾワ感とを混ぜた「いいとこ取り」なタイのホラー作品をVRゲームで遊べる本作は、「日本語版がない」「インディーズデベロッパーの作品」にもかかわらず、日本の有名実況者たちがこぞって実況動画を公開するほどの人気作品です。

「ARAYA」は種類の多い恐怖演出が楽しい

本作「ARAYA」は一人称視点で遊ぶのですが、プレイヤーを襲う恐怖演出の種類が豊富です。

まず第一に、とにかく暗い。照明のない場所での探索は暗闇との戦いと言っても過言ではありません。

この暗さによる画面の見づらさが純粋な恐怖心を煽ってきますが、さらにいやらしいのが、真っ暗なりに「ちょっと見える」ことです。

よく見えないけど何か居る。これだけでたとえ動かない恐怖演出でもやたらと慄いてしまします。

その他、お化け屋敷っぽいポルターガイスト現象を代表に、不気味な笑い声が響いたり、特定の場所を通り過ぎて振り向くと風景が変わってたり、虫がたくさん這い回っていたりと、豊富な恐怖演出は枚挙に暇がありません。

暗闇や不気味さからくる和風ホラー的要素と、音や物理的な超常現象でびっくりさせるタイプの欧米的な恐怖が混在しているため、飽きることなくずっと恐怖を感じることができます。(心臓の弱い方はご注意ください)

「どれか1個くらいは怖がってくれるだろう」という開発元の微笑みを感じ取ることがきっとできるでしょう。

シナリオを最後まで明かさない綿密さに引き込まれる

本作「ARAYA」は、 ARAYAという名前の少女の死の真相について迫っていくことがメインシナリオ となっています。

プレイヤーはキャラクター3人の中から異なった視点を選択して楽しむことができます。

  1. プレイヤーキャラクターその1である「Marisa」は、死んだはずの親友であるARAYAを探し求めるストーリーをなぞり、純粋にメイン主人公といえる活躍をします。
  2. プレイヤーキャラクターその2の「RAMA」は舞台となる廃病院の警備員ですが、この廃病院とRAMAとの関係についてをプレイヤーは知っていくことになります。
  3. プレイヤーキャラクターその3の「BOON」は、賭博でこさえた借金を霊媒師「チュー」に肩代わりして貰う対価として、不気味な廃病院へ侵入し、彷徨える怨霊たちを沈めて回ることが主目的となっています。

 異なった目的と視点を持つ3名が、それぞれの視点によってメインシナリオへのヒントを獲得していくという仕組み は、なかなか他のホラーゲームには見られない展開です。

 ベタベタな、だからこそ怖い「ホラーの定番」が大好きな皆さん、複数の主人公を操作し、深まる謎を異なる視点から解き明かしていきたい皆さんには、本作「ARAYA」をぜひプレイしてみてください! 

【ARAYAIレビュー&攻略記事はこちら】

タイトル ARAYA
プラットフォーム Steam
対応デバイス Oculus RiftHTC Viveなど
開発元 MAD Virtual Reality Studio
価格 1,480円
ジャンル アクション, アドベンチャー, インディ
CERO(対象年齢)
13歳
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

⑩「Duck Seoson」80年代の雰囲気を色濃く表現するシューティングアドベンチャー!

Steamで配信されている、海外で高い評価を得ているホラー・シューティングゲームがこの「Duck Season」です。

アメリカ版のファミコンであるNESや、古くからのゲームファンには懐かしい「ダックハント」のテイストなど、1980年代の雰囲気を再現したDuck Seasonは、独特の世界観でシュールなホラーが描かれます。

シューティング+アドベンチャー+ホラーと、様々なミニゲームや隠し要素が用意されていて長く楽しむことができるVRゲームです。 

2019年6月に多くの方が楽しめるように、VR要素を排除したPC版がリリースされたことからもこのゲームの評価の高さが伺えます。

ゲームと現実世界を行き来する独特のストーリー展開

Duck Seasonの一番の魅力は、なんと言っても1980年代を再現したゲーム内の独特のグラフィックと、ホラーテイストにあります。

『ダックハント』でおなじみのあの犬ももちろん登場しますが、なんとこのようなリアル・グラフィック。

2Dだとまだしも愛嬌があるこの犬も、3Dでリアルに描写されるとなんとも不気味に表現されます。

そしてそれがなんと現実世界にも登場してしまう。

最初は普通のガン・シューティングゲームだったDuck Seasonが、次第にホラーの様相を帯びていく流れも、プレイヤーをこの世界に引き込んでいく大きな要因となっています。

ゲームの中で「Duck Season」をプレイする主人公、そしてその主人公を見守るプレイヤー。 ゲームの世界と現実世界が入り混じる独特な世界観を作り上げています。 

シュールな複数のエンディングに引き込まれる

Duck Seasonでは全部で7つのエンディングが用意されています。

そのエンディングはシューティング・パートとアドベンチャー・パートの行動によって分岐します。

グッド・エンディングはもちろん、中にはいかにもホラーゲームらしい凄惨なものから、衝撃的なバッド・エンディングまで様々用意されています。

分岐条件は思わぬところに隠されていることもあるので、自力で全てのエンディングを迎えるのは難易度が高いですが、ぜひオールクリアを目指してください!

【Duck SeosonIレビュー&考察記事はこちら】

タイトル Duck Seoson
プラットフォーム Steam
対応デバイス Oculus RiftHTC Viveなど。PC版もあり
開発元 Stress Level Zero
価格 1,980円
ジャンル シューティング・アドベンチャー・アクション・カジュアル・インディー
CERO(対象年齢)
無し
プレイヤー 一人
評価 ホラー要素:★★☆☆☆
ストーリー性:★★★☆☆
グラフィック:★★★★
購入・ダウンロード

スマホ(iPhone、Android)で楽しめるVRホラーアプリ2選

ここまでPSVR、PC用VRゴーグルといった高精度なVR体験向けのソフトを紹介してきました。

ここからは「スマホで見れるVRホラーコンテンツ」という手軽でリーズナブルなソフト・アプリを紹介していきます。

ただ、紹介するアプリは「スマホ+スマホ用VRゴーグル」での体験となりますので注意してください。
iPhone用 VRゴーグル6選!機種の選び方や評判レビューを解説!

①VR版で恐怖倍増!「改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯」

改・恐怖!廃病院からの脱出:無影灯

こちらは山下医院を舞台とした脱出系ホラーゲームで、VR版で再登場したアプリ。

システム的には「探索」を主とし、ヒントを集めながら達成率を上げてシナリオクリア=脱出を目指します。

達成率は100%でなくてもクリアが可能で、やりこみ要素が強いゲームと言えるでしょう。

操作は単純でも、意外と達成率を高めるのが困難なため、パズルゲーム的にも面白いのがポイント!360度見回せるということで、ゲームの隅々までチェックしなければならず、攻略の糸口が見つからないままあっとういう間に時間が過ぎてしまう事も。

ちなみにこちらヘッドホン推奨ゲーム。音を頼りに探索しなければならない場面も有ります。

恐怖演出にバイブレーションが連動するので、物理的な感触にビビる人は要注意です。

タイトル 恐怖!廃病院からの脱出:無影灯
対応スマホ iOSAndroid
開発元 ザイザックス株式会社
価格 無料
評価 ホラー要素:★★★☆☆
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★☆☆

②VRホラー初のマルチエンディング!「Sammy in VR」

Sammy in VR

続いて紹介するのは「Sammy VR」。

プレイヤーはとある丘の上にある古びた家にいます。ストーリーは目の前にいる「サミー」と名乗る少年、そして「サミーの母」らしき女性との会話を通して物語は進みます。

サミーやサミーの母の問いかけに対し複数の選択肢が用意されており、会話の内容に応じて複数の結末が用意されているというのが本作の特徴です。

Sammy in VR

会話の中で、いくつかのルールを守れなければ恐ろしい展開に…

ゲームとしてのクオリティも十分に高いホラーゲームとなっています。

タイトル Sammy VR
対応スマホ iOSAndroid
開発元 Alawar Entertainment, Inc
価格 無料
評価 ホラー要素:★★
ストーリー性:★★★★
グラフィック:★★

VRで楽しめるホラー映画・動画2選

続いて、VRで体験可能なホラー映画・動画を紹介します。ホラーの名作もVR版で再登場してきていますので、要チェックです!

①呪いのアパートで360度恐怖体験「 怨 -エン- 」(YouTube)

わずか2分の動画ですが、一人で家で夜中にみたら間違いなく怖いこの動画。

古びたアパートにいるあなた。目の前の電話・そして玄関のノックが鳴り止みません。迫り来る恐怖の結末とは…

比較的ライトなホラー動画になっているので、ホラーがあまり得意でないという方向けです。

②「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」(映画)

こちらもスマホでも楽しめるVR動画、「IT “それ”が見えたら、終わり。」

ワーナーブラザーズが制作しているということもあり、動画のクオリティが「これで無料なの?」というレベル。

ペニーワイズ=「IT」が潜む街で、薄暗い下水道の中を進んでいくと…

映像、音響、演出、展開、どれをとってもクオリティが素晴らしく、4分という時間の中で十分にホラー体験が可能な360度動画です。

その他にもVRホラー映画、動画は数多くリリースされていますが、本当に怖いおすすめVRホラー映画や動画に関してはこちらの記事にまとめました!SAWの監督が手がける作品やあの名作まで…?

ホラー映画をVRで楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください!

【1人で見てはいけない】恐怖の360度VRホラー動画/映画7選!


本格体験派向け!怖すぎるVRホラー体験施設集(東京、大阪など)

VR施設といえばVR ZONE!「ホラー実体験室脱出病棟Ω(オメガ) 」

ホラー実体験室 脱出病棟オメガ

まずはVR体験施設として有名な「VR ZONE」から「ホラー実体験室 脱出病棟オメガ」をご紹介します。

本コンテンツは、

  • プレイヤーは廃病院「脱出病棟オメガ」にいる
  • 車椅子に座っており、攻撃・ダッシュ等不可能
  • 制限時間以内に謎を解き、脱出を目指す

というもの。迫り来る殺人鬼のようなモンスターがひたすら処刑する部屋に閉じ込められたり、後ろから殺人鬼が追いかけてきたりと、筆者も閉園前に「VR ZONE SHINJUKU」で体験しましたが、手汗が尋常じゃないホラーコンテンツでした。

比較的グロ要素強めなので、ホラー耐性、グロ耐性が一定ある方にはおすすめです(VR ZONE OSAKAであればまだ体験可能)。

そのほかの「ホラー体験施設」に関してはこちらの記事を参考にしてみてください!

五感で体感せよ!全国からピックアップした恐怖の「お化け屋敷VR施設」5選

最後に

いかがでしたでしょうか?今回は「VR×ホラー」に関わるあらゆるゲーム、ソフト、アプリ、映像、施設などを網羅的に紹介しました。

やはりホラーはVRのキラーコンテンツと言われているだけあり、良質なコンテンツが数多く揃っているようです。

気になる作品があればぜひ体験してみてください!


VRホラー総集編

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