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「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」レビュー|充実の恐怖体験ホラー作品を徹底考察


あの通称「ピザ屋のバイト」こと、恐怖のだるまさんがころんだ系ゲーム「Five Nights at Freddy’s」(通称FNaF)がVRバージョンとなって登場です!

「2bro」「キズナアイ」、大人気声優「花江夏樹」など、名だたるゲーム実況者たちが次々とプレイ動画を投稿し、たった520円のゲームが空前絶後の大ヒットを記録したのも記憶に新しい本作。

フレディファスベアにボニー、チカにフォクシーとおなじみのキャラクターとまた遊べる今作は、いわゆる「コレクションタイトル」。

 2019年5月の北米PSストアのDLランキングVR部門では首位を獲得しています! 

ただでさえ怖い前作から「本気を出してしまった、VRならではの本気のホラー」となった本作。ゲームの概要から筆者レビューまで詳しく紹介していきます!

「Five Nights at Freddy’s」の新作|「ピザ屋のバイト」待望のVR化

「Five Nights at Freddy’s」(通称FNaF)とは、第1作の「ピザ屋の夜間警備バイト」から始まったホラーゲームのシリーズ全般を指した呼称となっています。

ゲームジャンルとしては「サバイバルホラー」に分類されていて、そのシリーズ第9作目として発売されたのが本作「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」となり、VR対応を果たしました。

ここで、1作目から4作目の変遷を見てみましょう。

1作目 ライトと監視カメラ、そして扉の開閉などを駆使して襲い来るアニマトロニクス(きぐるみのロボットみたいなもの)からの攻撃をかわし、最終夜まで生き残る、という遊び方をベースとしたシステム
2作目 第1作の最大の肝であったバッテリー(電力)管理が廃止され、代わりにきぐるみをかぶってやり過ごす方法が実装
3作目 幻影(機材にシステムエラーを起こすアクションの一つ)やオーディオが追加され、アニマトロニクスを撃退しつつ夜明けを待つという遊び方に変化
4作目 今まで一切移動をしなかったプレイヤーが自ら居室を移動していくという革新的な変更が加えられ、より一層テクニカルなシステムへと変貌

いずれも「アニマトロニクスに襲撃され続け、前兆や予兆を制限のある管理手段を使って察知し、攻撃を回避して生き残る」というコンセプトに基づいて設計されています。

本作は原作者のスコット・カーソン氏が開発や販売に関わっていないものの、デモ公開時点ですでに「移動しないプレイヤーというスタイルがVRにマッチしている」と高い評価を受け、逃げられない恐怖との対峙や精巧なグラフィックなどが大きく話題となりました。

 超有名ゲームの集約作品がVR化ということで、ゲーム好きなら誰もが注目するビッグタイトル「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」は大きな期待を背負って夜に解き放たれたのですね! 

最新作「FNaF VR: Help Wanted」を遊んで欲しい3つの理由

⑴過去作と新作がまるっと「ひとまとめのパック」に!

 本作は過去作をVR化し、加えて新コンテンツも実装。それらをひとまとめにしているお得なパックとなっています。 

パック内容は「FNaF1」「FNaF2」「FNaF3」「Parts and Service」「Vent Repair」「Dark Rooms」「Night Terrors」で、シリーズのファンも大満足なラインアップ!

あのステージがVR化して、グラフィックの美しさもさることながら「奥行き」「3D音響」で更なるリアルを伴ってやってきたわけです。

筆者がプレイしてみたところ、まずは「アニマトロニクスたちの威圧感が半端じゃないこと」に戦慄しました。

やはりVRとなるとかなり大きさを感じます…。

チカ(黄色いひよこのアニマトロニクス)がガラス窓からこちらを覗き込んだ時、フォックスが走り寄ってくる廊下を覗き込んでしまった時などは心臓が5回位は止まりました

何を見るとしても暗闇で見ると怖いですね…。

本作をはじめて遊ぶ方も過去作経験者も、ゲームパッド方のコントローラーではなくモーションコントローラーを使えば、あまりの「自分が操作してる感」に涙もちょちょぎれるほど感動するはず。

心が震え、ついでに手足もガクガクなりながらそれでも遊んでしまう…。最高のホラーゲームですね!

⑵まるでゾンビ?新コンテンツ「 Parts and Service」が追加!

懐かしくも恐ろしい彼らと宿命の地(ステージ:FNaF1)で再開した後、新コンテンツ「Parts and Service」を遊んでみました。

下記の画像を見てどう思いますか?もうなんというか、ゾンビみたいで怖すぎませんか?

この「Parts and Service」は一言で言うと、彼らアニマトロニクスの修理を体験するというコンテンツです。

動かないものの、ゴキブリが目玉パーツを触ろうとした時にカサカサ走り出てきたり、指示を聞き間違えて手順を失敗したら噛み殺されたりします。

 VRなので、このお仕置きターンがめちゃくちゃに怖いのですよ。 

今までは英語での指示のみでしたが、2019年7月に日本語での言語サポートパッチが配信されたので対応しやすくなりました。

しかし、怖すぎて軽くトラウマを背負うので、年齢制限どおりに小さいお子さんは遊ばせちゃいけません!(※13歳以上からプレイが可能です。)

⑶VR要素が便利な反面、予想外の恐怖を与えてくる!

【VRホラー】「FNAF 」声優 花江夏樹が恐怖の夜間警備で死の舞を踊る【FIVE NIGHTS AT FREDDY’S VR】前編

大人気声優「花江夏樹」さんも早速プレイした本作「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」の動画がとても良くわかりますが、VR化した本作はなんと!シャッターの向こうの廊下を覗き見ることが可能になりました。

これは過去作ゲームでは一切行えないVRならではの追加要素と言えるでしょう。

シャッターやドアの向こうにアニマトロニクスがいる状態かどうかの確認もできてとても便利な半面、覗き込んだ先の見えない暗がりにも不安を感じます。

 そんな闇の中からゆっくり、時にはダッシュでアニマトロニクスが迫ってくるのを想像してみてください。 

筆者はガッツリ見ました。そして夢に出ました。

まだ未プレイの方には、是非この恐怖を味わっていただきたいところです。

まるで映画?「FNaF VR: Help Wanted」を最大限に楽しむ3つのコツ・攻略方法

⑴襲い来る音に集中!音のボリューム設定を大きめに!

【FNAFVR #1】FNAFの作者が放送に!世界一歪んだFNAFファンがFive Nights at Freddy’s VR Help Wantedを実況考察!

攻略のコツとしては、まず音のボリューム設定を大きめにしましょう

襲い来るアニマトロニクスの足音などで方角や接近スピードが分かるので、怖いからと言ってボリュームを下げてしまうと遊びにくいです。

 このゲームは「恐怖の中で反射神経と知略で攻撃を回避することに快感や爽快感を感じる」ので、よくわからないまま襲われて死に続けると続きを遊びたくなくなる可能性が高いです。 

それくらい怖いです。

⑵コントローラーは被追跡モーションコントローラーを採用しよう!

次に、コントローラーを被追跡モーションコントローラー(もしくはPS®Moveコントローラー)にすることがおすすめです。

デュアルショックなどゲームパッドタイプのコントローラーも使用が可能ですが、視点操作がカクカクした動きのみに固定されることや、左右の手を動かしてスイッチに手を伸ばすなどの反射的な動きができません。

VRを堪能することも含め、 直感的な操作の精度を上げるならモーションコントローラーは必須となります! 

⑶繰り返しプレイで襲撃パターンのコツをつかめ!

最後の攻略方法は、ゲーム攻略の基本「繰り返し」です。

「Five Nights at Freddy’s」シリーズは全シリーズを通して、 何度も死んでリトライを繰り返し、プレイヤーの動きや判断力が洗練されていくタイプのいわゆる「死にゲー」に近い作品となっています。 

本作も同様に突然の死に見舞われてゲームオーバーとなりますが、1つの夜が10分前後というのは過去作同様なのでリトライがしやすいゲームです。

所感を掴むためにわざと1夜目だけを繰り返す人もいるので、アニマトロニクスたちの襲撃パターンなどになれるまで「繰り返し」を是非利用してください!

Twitterでも大盛況!ゲーム実況を見たユーザーの感想

多くの過去作の中で初のVR化として話題のシリーズ9作目「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」は、Twitterでも大好評!

自分がプレイして怖かったという感想はもちろん、ゲームの実況者たちが投稿した動画を視聴しての感想も多く見られます。

 自分が遊ぶだけではなく遊んでいる人を見た感想というのが多く見れるのも、本作の特徴と言えるでしょう。 
プレイ中のプレイヤー自体を見ることのできる実況動画は、ホラーゲームであることを忘れるくらい面白い!
怖いけどゲーム実況を見て楽しんでしまう

ゲーム実況者が怖すぎて途中で中断してしまう

購入はオンライン限定!PS4・PCどちらでもプレイ可能

本作「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」の購入はパッケージはなく、オンライン販売のみとなっています。PCの方はSteamから購入&プレイが可能です。同日発売のPS4(VR版)もあり、いずれか好きな環境を選んで遊びましょう!

VRゲームということで、そこそこのスペックを必要とします。PCの推奨環境を満たしていない場合、PS4でのプレイをすれば新しくPCのスペックアップを図らずに済みますね。

「PS4を持っていない」という方は、PS4購入費とPC部品買い替え費を比較して決めましょう!

最低限のプレイ環境は以下の通りです。
OS  Windows 8(推奨はWindows10
プロセッサー Intel i5-4590 or greater / AMD FX 8350 or greater
メモリー 8 GB RAM
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD R9 390
保存ストレージ 11 GB 利用可能
HMD HTC Vive or Oculus Rift
PS本体 PS4(もしくはPro)の本体
被追跡モーションコントローラー(デュアルショックでも可能)
必須機器 PlayStation®Camera+2台のPS®Moveコントローラー

まとめ:最新技術たっぷりで安いオススメホラー作品

VR化した人気ホラーゲームシリーズの最新作、「Five Nights at Freddy’s VR: Help Wanted」をご紹介しましたが、ホラー好きなみなさんもホラーが苦手なみなさんもドキドキワクワクできたでしょうか?

まだまだ販売から日が浅い作品ながら、日本人プレイヤーの動画も多くあり、ゲームの入手自体もとっても手軽なので 「次のVRゲーム・ホラーゲーム」に悩むなら、筆者的にはかなり力強くプッシュします! 

これを期に過去作から始めてみるのもよし、価格的に安くて最新技術もてんこ盛りな今作からチャレンジしてもよし。

筆者も全ステージクリアできるよう、じわじわ練習していきたいところです!

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

※他のVRホラーゲーム/アトラクションはこちら:

【2019最新VRホラー総集編】ゲーム・アプリ・体験施設をプラットフォーム・デバイス別で解説!


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