【厳選】絶対見るべきVRアニメ9選 – 2020年最新版


VRアニメーションはまだ大衆化してない新コンテンツですが、その技術は日進月歩の勢いで進化を続けています。

更に最近では個人でVRアニメーションを作成できるソフトも公開されるなど、「火がつく直前」の環境が整いつつあります。

この記事では「VRアニメでどんな素敵な作品があるのか知りたい!」という方向けに、必見のVRアニメーションをご紹介します!

夜の小学校に潜む影

閲覧可能デバイス:PC / iOS / Android

ホラー部門からはYoutubeで気軽に視聴ができるVRアニメーションをご紹介!

ジャイロセンサーがないスマホでも、画面をスワイプして視点移動が可能です。

何故か理科室で酒瓶片手にベロベロな男性、異変を察知したのか廊下へ出てくのですが、そこは真っ暗な廃校…。

そんな彼を別視点から眺めるのが本ゲームの主旨です。

ギシギシ、キィキィと家鳴りの激しい木造校舎は古めかしく、懐かしい雰囲気ですが、VRだと…めちゃくちゃ怖ええええっ!!

「学校ホラーと言ったらこの雰囲気だよね!」と熱弁したくなるほどの、素晴らしい恐怖演出です。

廊下を神妙な面持ちで歩きだす男性ですが、特に怖がってはいません。

突然の物音にもそれほど動じる様子はなく、いきなり現れるランドセルにも首を傾げるだけ…。

「このおじさん強い・・・・・・。」

そんな感想を持ってしまうほどですが、「後ろの正面」を確かめている視聴者は、思わず「ぎゃああああ!!!」と言ってしまう事間違い無しです!

こういうホラーはマルチプレイヤーで出来たら最高ですね!

親子の深い愛で心温まる、切ない物語「allumette」

世界的に高い評価を受ける「allumette」というVRアニメーションをご存知でしょうか。

今回紹介するこの作品は、童話マッチ売りの少女をモチーフとした切なくも心温まるファンタジー作品です。

20分ほどの物語でありながら「普遍的な美しい物語性」と「最新技術による表現技法」が見事に調和した本作ですが、あえて言い切りましょう「他のVRアニメとは明らかに一線を画す」と!

イタリアの水の都「ヴェネツィア」からインスパイアされた本作の舞台。建物を曲がりくねった雲が波のように覆う美しい情景を生み出しています。

プレイしてみると分かるのですが、本編の少女のストーリーを進めるにあたり、街のあらゆるところで物語が同時に進行しています。

「この街の人々は本当に生活しているんだ…」というリアリティをVRを通じて体感することになると同時に、このわずか20分ほどのシンプルな物語が、驚くほどの小さなストーリーの編み合わせによって構成されていることに、プレイヤーは後々気づくのです。

物語が二次元的ではなく、三次元的に進んでいるという設計はまさに従来のアニメには無いVRアニメーションの真髄と言えます。

雑誌として著名な「WIRED」や経済雑誌の「ウォール・ストリートジャーナル」などが絶賛する本作は、まさにVRアニメの最高峰と呼べる体験を視聴者に届けてくれます。

この記事を読んでるユーザーの皆様には絶対体験してほしい!と断言できる作品ですので、ぜひチェックして見てくださいね。

allumetteの評判や感想を知りたい方はこちら→)傑作VRアニメ【allumette】のあらすじや評判・感想を解説

Henry

Henry

ピクサー出身のスタッフ陣や「Cars 2」製作陣のラミロ・ロペス氏を製作スタッフとして集めてOculus社が製作した、圧倒的な品質のVRアニメ「Henry」。

5Kレベルのグラフィック、解像度のアニメをVRで楽しめることから非常に好評を博しています。

  • 無料で体験可能
  • Oculus Rift、Oculus Go、Gear VRにて体験可能

と利用ハードルも非常に低く、「ハイエンドデバイスから比較的低価格なデバイスまで、いずれも無料で体験可能」。

そして高品質VR体験が可能、という点でOculus社の本気が垣間見えます


そして、何より主人公の「Henry」がとにかくキュート。

誕生日なのに友達がいない、そんな寂しい「Henry」の誕生日はいかに…?

Henry

該当デバイスを持っている方は体験しない理由がない本作!

ぜひ視聴してみてください!

Henryの詳細、レビュー情報→)Henry(VRアニメ)レビュー:無料配信中、ハリウッド級の3D作品の魅力に迫る!!

Clash of Clans 360

対応デバイス:PC / iOS / Android

通称:クラクラとして多くのユーザーを抱える人気アプリゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」から、超美麗なVRアニメーションが発表されていることはご存知ですか?

多くのおもしろアニメーションを作成していることもファンの間では人気を博していますが、そんなクラクラはVR元年と呼ばれる2016年より以前からこのハイクオリティなVRアニメーションを公表していたのです!

カメラ視点を動かすと、真横からぐわっと掴まれそうになっていたり、天空から飛来するドラゴンに火だるまにされるなど「本当にアニメーションの中に自分がいる」体験がこんなに手軽に!

映像もクリアで美しく、アーチャーの表情や瞳の輝きに感動する視聴者も続出しています。

 

光の表現からキャラクターヴォイス、SEから場面展開の演出まで全てがまさにアニメーション!

視聴者が能動的に何か出来る訳ではないものの、「同じ空間に居る」という体験においてこれほど理想的なVRアニメーションはないでしょう。

アーチャーの「さっさとお帰り!」のセリフにしびれるー!という人もいるのでは?

傷物語VR

傷物語

対応デバイス:PS4

映画「傷物語」の完結記念に制作された傷物語VRをご紹介します。

傷物語VRは伝説の吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと共に映画本編を振り返り観覧するという「デートっぽい」体験ができるVRアニメーションです。

黄色いカッパで傘を指してくれるシーンは思わずニッコリ!

傷物語

キスショットと並んで映画本編映像を見る体験が始まりますが、このキスショットがまた可愛らしいのです!

キスショットに対してつつく・撫でる・リモコンを向けるなどで茶々を入れたり、指示以外の行動を取ると「照れるではないか!」「余り見るではない!」などの照れたり罵倒されたりを楽しめるようになっています。

また映像演出自体も素晴らしいのがポイント!

360度全方面の映像展開やガラスが割れて自分に降りかかる演出なども含め、2DのアニメをVRを使って視聴するという新しい体験が可能となっています。

音声も角度に併せて聞こえる方角が変わり、2回目でも「全く違うものを見ている」と感じること間違いなしです!
(これで無料…というのは本当に驚きです。)

傷物語VRのあらすじや見所、評判が気になる方はこちら→)傷物語VRが高評価を受ける理由とは?見所や感想・評判を解説!

Live2D VR Girls

3Dモデル不要!?自分の2DイラストがVRアニメーションになっちゃう!

そんな夢の技術「Live2D」を使った、キュートなガールズアニメーションをご紹介しましょう。

「Live2D VR Girls」はLive2Dを使って作成されたVRアニメーションで、なんとSteamで無料配信されているタイトルとなっています!

筆者のオススメは「ユイ」ちゃんですが、「風花」ちゃんの髪の動きがリアル過ぎる!

3Dモデルを作成するわけではないため、原画の魅力や特徴を活かした立体キャラの作成が可能であることがこのソフトの特徴。

まさにイラストが動き出すという状態を実現しています。

2名のキャラクターとそれぞれ別シナリオでふれあいを楽しむアニメーションとなっていて、自分に話しかけてくる可愛いユイちゃんと風花ちゃんをニコニコしながら視聴してしまうこと間違いなしです!

限りなくアニメチックなあらゆる作画、生きているかのような美少女、潤む瞳や困り顔などなど、VR萌アニメの未来は可能性に溢れている!と確信がもてました。

Re:ゼロから始める異世界生活


大人気作品「Re:ゼロから始める異世界生活」がついにVRアニメーションに!

作中屈指の名シーンである膝枕を始め、各種名台詞、誕生日などのイベントシーン全24種を収録し、ヒロインの二人「エミリア」と「レム」それぞれがやさし~く寝かしつけてくれるという、ファン号泣の神コンテンツを筆者オススメNo.1としてご紹介します。

主人公・スバルはある日なんの前触れもなく異世界に迷い込み、誰にも言えない「死に戻り」という能力を手にしていました。

ヒロインや仲間の死の運命を回避するため、幾度となく苦痛に満ちた死を繰り返す過酷な運命に飲み込まれるのですが、そんなスバルの心の支えとなった「ヒロインたちとの幸福だった瞬間」を自分が体験できるという本作。

「主人公がもし自分だったら…」と、原作やアニメをみて夢想したファンの心に突き刺さる癒やしがここに!

本作の特徴はメインのプラットフォームがスマホであると言うこと。

アニメの美麗作画をそのままに、誰でも持っているスマホで体験ができる手軽さは、コア客層の若年層にクリティカルヒットしています。

もちろんさらなる没入感をという場合は、より画質のいいPC版がおすすめです!

なんて素晴らしいミーティア(魔道具)を作ってくれたんだ・・・・・開発者の皆様、本当に素晴らしい仕事を有難うございます!

本作のレビュー記事はこちら→)【VRでレムと異世界生活 徹底レビュー】リゼロの世界にダイブしよう!

国産の傑作アニメーションProject LUX

Project LUXは「狼と香辛料」の作者・支倉凍砂氏の個人サークル「Spicy Tails」が制作したVR専用アニメーションです。

支倉さんのトークショーではVR元年を迎えても萌えゲーが生まれないことを悲しみ、「こうなったら自分でつくろう」という熱い想いが語られていました。

(↓本作の公式PV、これだけでも涙腺がうるうるきちゃいます…)

可憐かつ精巧なグラフィックに加え、人気声優の田中あいみさんの好演により、通常のアニメにはない臨場感が本作品の最大の特徴

VRの視点や物語の没入感などを加味した結果、別世界を舞台としたファンタジーではなく近未来のSFという位置づけになっています。

視聴者達の感想ですが、「没入感がすごい」「キャラクターが可愛くて癒される」「泣ける…」という声が非常に多く、既存のアニメコンテンツとは一線を画す体験が味わるため、VRアニメに興味のある方にはぜひともチェックして頂きたい名作となっております!

Project Luxが気になる方はこちらの記事もぜひチェックしてみてください → Project Luxから見る「長編VRアニメ」の可能性

ラ・ラ・ランドのジョン・レジェンドが声優担当! Crow: The Legend

Crow: The Legendは、PSVROculus RiftOculusGOGear VRで視聴可能な3DVRアニメーション映画です。

制作会社は3Dアニメーション映画「マダガスカル」の監督で知られるトム・マクグラス氏を始め、氏が率いるスタッフが所属している制作スタジオ「BaoBab Studios」

VR映像作品で数多くの実績のあるスタッフが、Crow: The Legendの制作に携わっています。

また、 主人公「クロウ」の声優を映画「ラ・ラ・ランド」に出演したR&B歌手「ジョン・レジェンド」が演じる など、スタッフ・出演者共に豪華な面々が勢揃いしています。

アメリカの先住民族に伝わる伝説をベースにしたストーリーには、主人公「クロウ」の他、種族特有の悩みを持っているスカンクの女の子や、豪華展覧な豪邸に済んでいる虫(?)「考えることですべてを創造する者」といった登場人物が登場し、多様性の尊重や自己犠牲をテーマとしたストーリを描いています。

視聴者がストーリーに介入できるというVRならではの視聴体験や、トップクリエイターチームによって実現した圧倒的な映像美などはVRアニメに興味がある方なら必見の価値があると言えます。

残念ながら、(2019年6月時点)全編英語で日本語音声・日本語字幕に対応していないため、ストーリーが分かりにくいといった短所はあるのですが、仮に英語がわかなくとも、VR空間で広がる映像美やコントローラー操作によるインタラクティブ性は十分に楽しむことが出来ると筆者は感じました。

英語が分からないという方にも十分おすすめできる傑作VRアニメーションの1つでしょう。

Crow: The Legendが気になる方はこちら→)【Crow: The Legend評価レビュー】あらすじや見所・感想を解説!

googleが本気で製作したロードムービー Pearl

世界的企業googleが満を持して製作したVRロードムービーがPearlです。

2017年に公開されてから変わらずyoutubeで視聴できるため、無料で誰でも見ることが可能な作品となっています。

そんなPearlですが、ディズニーの3D映画「ズートピア」や「ベイマックス」に携わったことのあるパトリック・オズボーン氏が監督を務めています。

アニメ界の重鎮である「ディズニーの映画監督」とIT業界の巨人「Google」が手を組んでPearlが製作されたと考えれば、このコラボレーションの凄さをご理解いただけるかと思います。

舞台は80年代のアメリカ。「時代とともに変化する親子関係」を紐解くストーリーに多くの反響を生みました。

そして最大の特徴は今ではあまり見られないロードムービーの映像です。 今から30年以上昔のことをVRで描いているというのはなかなか斬新だとは思いませんか? 

使い古されたロードムービーという手法も、VRが合わさることによって最新鋭の映画に生まれ変わったというのも過言ではありません。新鮮な気持ちでPearlを見ることができます。

 また、今作品はアカデミー賞の短編アニメ賞ノミネート作品の一つでもあります。 

当時、アカデミー賞にノミネートされたVR作品は前例がないことを考えると、そのクオリティが想像できるかと思います。

YouTubeで無料で見ることができるということは、

  • HTC VIVEのようなPC向けVRゴーグル
  • Oculus QuestのようなスタンドアローンVRゴーグル
  • Gear VRのようなスマートフォンVR

まで、 VRゴーグルならほとんどすべての機器で視聴可能です! 一見の価値ありです!

Pearlの感想、レビュー情報など→VRムービー『Pearl』|Googleが本気で作るアカデミー賞ノミネート作品を徹底解説

(番外編)KINGDOM HEARTS:VR Experience

キングダムハーツ

「アニメ」というよりも「映像コンテンツ」に近い先品なので、番外編として紹介します。

全PSVRユーザーに推奨したいのが本作、「キングダムハーツ VR Experience」。

キングダムハーツといえばPlayStationを代表するRPGゲームの名作シリーズですが、本作は過去の作品を数々の名曲とともに振り返るミュージックビデオのような作品になっています。

「KINGDOM HEARTS Ⅲ」へのユーザーの期待を高める導入編としての役割も担っています。

  • シリーズファンでなくても「1つの作品」として楽しめるレベルの映像・音楽クオリティ
  • ファンであれば一層たまらない演出が満載
  • ダウンロード無料

と、PSVRユーザーであればダウンロードしない理由がありません。

キングダムハーツ

美しいグラフィックに花を添えるBGMの数々は「VRの映像作品」として今後のVRコンテンツのお手本となりうるある種の完成形とんなっています。

スクウェア・エニックスが見せる迫真のVR作品、ぜひ確かめてみてください。

キングダムハーツVRのストーリーの詳細・レビュー情報 → 【KINGDOM HEARTS:VR Experienceレビュー】PSVRユーザー必見、その魅力とは

 

まとめ

 VRアニメーションというと3Dモデリングが必須というイメージがありますが、既にほとんど素人でも作成できる段階に来ています。

「Live2D VR Girls」で紹介したLive2Dのように、作画さえできれば自分の好みのVRアニメーションが作れるなんて、数年前には考えられませんでした。

モデリング自体が不要という敷居の下がり方は、かつてのニコニコ動画やボーカロイドなどに代表される「技術の敷居が下がることによる爆発的な普及」の可能性を秘めています。

そして何と言ってもVRアニメの魅力は「自分が登場人物の一人」と感じられること。

マンガや小説を読む時、ゲームを遊ぶ時、自己投影ができるかを重視されることを考えれば、VRアニメーションはまさにその自己投影のための技術と言えますね。

現在はまだVR=ゲームや教育動画などのイメージが強いですが、今回ご紹介したような素晴らしいクオリティのVRアニメーションの認知度を上げれば地上波でVRアニメーションが放送されるのもそう遠くはないのかも!

アニメ、漫画コンテンツが好きな方はこちらの記事もおすすめです
VRが漫画を拡張する?オススメのVR漫画作品3選!


この記事はいかがでしたか?
もし「参考になった」「面白かった」という場合は、応援シェアお願いします!