【3分で分かる!】VRChatのアバター作成方法・著作権・wiki配布許可リストについて


仮想空間内に、自分の好きなアバターで参加し、多様な人とコミュニケーションが取れることで人気のVRChatですが、その自由度故に著作権問題を含めて無法地帯と化しています。

本記事ではVRChatで独自のアバターをアップロードする方法と、利用上の注意点を解説します。

VRchat

VRChatとは

VRChatとは、サンフランシスコにあるVRChat Inc.が開発・運営しているVRコミュニケーションサービスで、仮想空間にアバターとしてアクセスし、他者とコミュニケーションを取ることができるVR版のSNSです。

利用者はアバターの姿を借りるためにゲームのような印象を受けますが、目的はコミュニケーションです。

「VR」というだけあり、VRヘッドセットが使えますが、VRなしのWindowsPCからの利用も可能です。

なお、VRChat Inc.の親会社は台湾のHTCで、当然ながらHTC Viveと相性が良いのですが、VRヘッドセット利用時の要求スペックはかなり厳しく、メモリは16GB以上必要となるようです。

VRChat アバターの作成・追加方法

VRChatはユーザーが作成したアバターをアップロードして使用できるのが魅力の一つです。

VRを利用する場合のメリットは、アバターをモーションコントロールで動かせるため、身振り手振りが使えることにあります。

これはコミュニケーション上非常に有効で、外国人との会話もある程度はなんとかなります。

利用してみて感じるのは、人型のアバターを使うことによってコミュニケーションの心理的な障壁もかなり下がり、英会話などの練習をするには最適だということです。

VRchat モーション

またアバターだけではなく、自分が好きなワールドを作ったり、簡単なゲームを仮想空間内に作ったりと、世界観自体を拡張していくことができ、オープンワールドゲームのMODのような感覚であり自由度が非常に高いのです。

ただし、多彩なアバターを利用できることから、ログインした印象は「かなりカオス」です。

頭身もデザインも全く整合性の取れていないキャラクターが同じVR空間に存在し、そこらじゅうでいろいろな言語の話し声がし、爆音で音楽を流している人もいます。

とにかく活気があるのです。なお、可愛い女性型アバターに話しかけると、かなりの確率で中身はおっさんで、しかも悪びれていない人が多いです。

(↓ミライアカリと実在するアメリカ人が仮想空間で日本語コミュニケーションするという歴史的瞬間)

VRChatでは複数のアバターが用意されていますが、独自のアバターを使いたい場合は、次の手順でアップロードします。

1.FBX形式の3Dモデルを用意します

  ・自作する、もしくはどこかからモデルを入手します

  ・他の形式の3DモデルのデータはFBX形式に変換しておく必要があります

  ・Unity humanoidに対応していないモデルは使用できません

  ・2万ポリゴン以上のモデルなどは読み込めません

  ・3Dモデルは人型でも、非人型でも構いません

2.UnityにVRChat SDKを導入します

  ・VRChat SDKは公式サイトからダウンロード可能です

3.3DモデルをUnityに読み込みます

  ・Unityで質感や色を変えることも可能です

4.3Dモデルの性別などを設定します

  ・設定するのは性別、カメラ位置、プレイヤーの視線位置などです

5.3DモデルをVRChatにアップロードします

(↓オリジナルアバターの作り方についてはこちらの動画が詳しいです)

またMMDモデルをVRChatで利用することもできます。

MMDモデルは.pmxというファイル形式になるので、VRChatで使用する場合はBlenderやファイル形式変換用のプログラムを使って.fbxにする必要があります。

アバターの表現力を高めたい場合は、アニメーションオーバーライドで表情をつけたり、アイテムを持たせたりすることや、コントローラーに特定のモーションを割り当てる事もできます。

大変手間はかかるのですが、逆に腕の見せ所であり、愛着のあるアバターを作り上げることができるのです。

自由なアバター

VR Chat アバター作成の管理関係について

以前、こちらの記事が燃えておりましたが、VRChatで現在大きな問題になっているのは著作権問題です。

日本のアニメやゲームは、海外のファンにも大人気なのですが、VRChat内には法律的にかなり危ないアバターが大量に闊歩しています。

人気キャラクターのアバターはいたるところに存在しますが、恐らく殆どの場合は許可を得ていません。

さらに問題なのはアバターは加工できますので、著作権者の利益を損ねるだけでなく、害をなすケースが有りうるのです。

例えば、夢の国のネズミが刃物を振り回しながら下半身裸で歩いていたらどうなるでしょうか….

また、有志が作った3Dモデルを無断で使うばかりか、モデラーさんにポリゴン数の改変を要求するなど、かなり非常識な人が存在しています。

VRchat上で使用する際には、必ずそのモデルの規約及びモデラーさんの許可が降りているのかどうかを確認して使うようにしてください。

 

3Dモデルの無断使用/不正使用だけでなく、VR空間内の女性アバターを大勢で追いかけ回したり、人種差別発言やセクハラが横行しているのが非常に問題視されているのです。

アバターだけでなく、ワールドもどこかのゲーム内から引っこ抜いてきたようなものが存在する一方、そういった無法ユーザーに対する自警団のような組織もあり、VRChat内はかなり混沌としているのが実情です。

「VRchat 日本wiki」の配布許可リストについて

VRChatのアバター利用に関する規約はおおまかに言うと、以下の通りになります。

1.アップロードしたアバター等のユーザコンテンツについては、ユーザーが全責任を負う事。

2.ユーザコンテンツをVRChatに投稿した時点で、投稿者はそれの所有者であるか、または正式なライセンス(許可)を所持していることを認める(責任を持つ)ことになる。

3.第三者の著作権を侵害・不正利用するようはコンテンツは禁止。

『VRChat日本Wiki』ではアバターの使用許可リストが一覧になっています。

利用させていただく3Dモデルは、モデラーさんが時間をかけて制作し、好意で公開してくれているものです。

利用者側にとっては「ちょっとした改造」であっても、モデラーさんにとっては大問題となるケースもあリうることを心に留めておいてください。

アバターの3D モデル利用については十分に利用条件等を確認の上、使用するようにしましょう。

-【必読】VRChatでアバターを利用する際の注意事項

http://vrchatjp.playing.wiki/d/%A1%DA%C9%AC%C6%C9%A1%DBVRChat%A4%C7%A5%A2%A5%D0%A5%BF%A1%BC%A4%F2%CD%F8%CD%D1%A4%B9%A4%EB%BA%DD%A4%CE%C3%ED%B0%D5%BB%F6%B9%E0

まとめ

そのカオスさ故に活気と人気のあるVRChatですが、インターネットという匿名の空間であるがゆえの無法地帯となっている残念な部分があります。

また、中には他人のアバターのデータを奪ったり、なりすましたり、ワールドを落とすなど悪意のあるハッカーが残念ながら存在しています。

皆が気持ちよく利用できるように、アバター利用や、行動と発言には十分留意して楽しんでください。


VR Headset Isometric Background

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XR-Hub 編集部