VR業界を牽引するテック企業12選!


『VRビジネス調査報告書2018』によると、日本におけるVRという言葉の認知度は87.6%であると報告されています。

確かにVR市場は普及期に差し掛かろうとしており、様々な企業がVRに関する事業を続々と立ち上げています。

そこで今回は今後のVR業界の発展に貢献していくであろう注目のVR企業をご紹介していきます。

VR企業の分類

一言でVR企業といっても業界には様々なジャンルのビジネスを行っている会社が存在します。

そこで今回は以下のジャンル分けでVR企業を分類して考えていきます。

  • VRデバイス開発会社
  • VRゲーム/アプリ開発会社
  • VRシステム開発会社
  • VRプラットフォーム開発会社

【ジャンル別】注目すべきVR関連企業

【VRデバイス開発会社編】

ここではVRに必須のハードウェアであるVRデバイスを開発している会社をご紹介していきます。

株式会社ハコスコ(Hacosco Inc.)

まず最初にご紹介するのがハコスコ社です。

低コストでビジネス向けにも利用されているダンボール製VRゴーグルである「ハコスコ」を提供しているVR企業です。

最近ではVRデバイスの開発だけではなく、VRソリューションとして360度コンテンツの制作から配信まで手掛けています。

また人気360度カメラである「Insta360シリーズ」の日本における正規代理店として販売を行っていることも特徴として挙げられます。

関連記事:【自作VRゴーグル!】ハコスコとは – 選び方や使い方・対応アプリを徹底解説

ソニー株式会社(SONY)

世界中で広く愛される家庭用ゲーム機「PlayStation4」を提供するSONY。そんなSONYが提供するVRデバイスが「PlayStation VR(PSVR)」です。

VR元年と呼ばれる2016年に発売されてから、2018年8月の時点で累計販売台数が300万台を突破しています。(2017年12月時点の累計販売台数は200万台超)

PSVRはPC不要でVRを楽しめるVRデバイスの代表格であり、プレイステーションVRに必須なPS4は世界で7000万台以上販売されていることから今後のVR普及のカギを握っている企業と言っても差し支えないでしょう。

(番外編)360度動画の株式会社リコー

VRの普及に一役買っている360度コンテンツ。

360度の静止画や動画を撮影する際の必須デバイスである360度カメラのパイオニア的企業です。人気360度カメラシリーズである「Ricoh theta(リコーシータ)シリーズ」によって、誰でも簡単に360度コンテンツを楽しめるようになりました。

またビジネス向けサービスとして提供されている「THETA 360.biz」では、撮影した360度コンテンツをwebページに埋め込んだり、VRでホームステージングを実現したり、インターネット広告に360度画像を組み込んで配信する機能なども提供しています。

【VRゲーム/アプリ開発会社編】

ここではVRゲームやアプリといったVRコンテンツ制作を実施している企業をご紹介していきます。

株式会社カヤック(面白法人カヤック)

世の中に様々なバズを提供している「面白法人カヤック」ですが、近年では「VR部」を立ち上げており様々なVR企画~製作までを実施しています。

以前以下の記事で取り上げていた「傷物語VR」もカヤックVR部の制作作品です。

関連記事:【厳選!】絶対見るべきVRアニメ5選-2018年度

他にも、今知っておくべきVRのニュースを語るPodcast「カヤックVR部 VRadio」を定期的に配信しているようです。こちらも是非チェックしてみてくださいね。

株式会社コロプラ

ソシャゲ開発会社として有名なコロプラですが、最近ではVRゲームやアプリコンテンツの開発にも注力しています。有名どころでいえば「白猫VRプロジェクト」がありますね。

またVRに関連する特許も多く取得している(2018年2月の公式リリースで累計111件)ということもあり、今後も注目されていく企業です。

株式会社スクウェア・エニックス

人気ゲームメーカーであるスクウェア・エニックスもVRコンテンツを提供しています。大人気ゲームである「ドラゴンクエスト」をVR化した「ドラゴンクエストVR」が話題を呼んだことは記憶に新しいです。

関連記事:ドラクエVRを徹底解説!

最近では「結婚指輪物語VR」がリリースで発表されており、漫画コンテンツをVR化するといった取り組みも進めています。

【VRシステム開発会社編】

ここではVRをビジネスで活用したいという方向けにVR開発を行っている企業をご紹介していきます。

サイバネットシステム株式会社

大手SIerとして有名な「サイバネットシステム株式会社」ですが、近年ではAR/VRソリューションを多くのクライアントに提供しています。

特に産業向けのVRソリューションとしては「設計・デザイン支援VR」が代表的です。

事例として挙げられている自動車メーカーでは、設計部門におけるデザインレビューをVR活用することで手戻りによる工数・コストの増加を改善したとのこと。

このようにVRを活用した業務改善事例は今後ますます増えていきそうですね。

株式会社ソリッドレイ研究所

1990年に最初のVRシステムを納品した実績を持つのが「株式会社ソリッドレイ研究所」です。

この企業の特徴はビジネス向けの事例だけでなく、教育機関などの公的機関での実績が多いことです。VR技術を活用した水槽なども手掛けています。

また自社製品開発にも注力しており、3D/VR空間構築・体験ツールである「オメガスペース」や3DCGを目の前に実寸大で表現するVRシステム「デュオサイト」といったVRシステムも提供しています。

株式会社ダズル

「株式会社ダズル」は2011年2月に設立されたシステム開発会社です。

2015年からVR開発事業をスタートしており、VRシステムやVRゲームや動画まで開発を手掛けています。Unityで開発されたHTC Vive向けVRゲームや不動産向けVR内覧システムなどの開発実績もあります。


またVRプロダクト専用の分析・運用サポートツールである「AccessiVR(アクセシブル)」を提供しています。実際にVRプロダクトを運用している企業様は、プロダクトの分析・改善のために利用してみるのも良いかもしれませんね。(無料で使えるプランもありますよ!)

※AccessiVR(アクセシブル)の詳細はコチラ

【VRプラットフォーム開発会社編】

ここではVRプラットフォームを提供している企業についてご紹介していきます。

ナーブ株式会社

VR業界の中でもビジネス向けVRプラットフォームを提供しているナーブ株式会社。

ライフスタイルVRプラットフォーマーとして、不動産や旅行/観光領域をメインにVRソリューションの導入が進んでいます。

ナーブはソフトウェアだけではなく、ビジネス特化のオリジナルVRデバイス「CRWEL(クルール)」を開発しているなど、ハード面でも他社と差別化出来ているのが強み。今後はどのような業界にVRを浸透させていくかが気になりますね。

関連記事:VRテックカンパニー「ナーブ株式会社」の全貌

クラスター株式会社

最後にご紹介するのが「輝夜月VRライブ」で一躍注目を集めたクラスター株式会社。

バーチャルイベントプラットフォーム「cluster」を提供しており、Vtuber人気の影の立役者でもある企業です。2018年9月には総額4億円の資金調達を実施しているなど、VR業界のこれからに大きな影響を与えるでろう台風の目的な存在です。

関連記事:Clusterの使い方を徹底解説

【XRプラットフォーム海外編】

ここからは番外編で、VRとARを統合したXR業界で業界を牽引する2社を最後にご紹介いたします。

Niantic(ナイアンティック)

「ポケモンGo」で有名なナイアンティック社は直接VR企業ではないのですが、AR領域では欠かせない企業ですのでピックアップしています。

元々はGoogleの社内ベンチャーであったことも有名です。「現実空間のコンテキストを理解する」という彼らの目指す世界観はARプラットフォームによって社会を変えていくかもしれませんね。

関連記事:ナイアンティック社の現状と展望

Google(グーグル)

こちらもARよりになってしまうのですが、ソフトウェアプラットフォーム「ARcore」を開発しているGoogleも欠かすことが出来ない企業だと言えます。

この技術さえあればAndorid搭載のスマートフォンでARアプリケーションを簡単に構築可能となるので驚きです。今後はウェアラブル型デバイスの開発によって、業界を震撼させるのでは?と期待されている目を離せない企業ですよ。

関連記事:Googleの描くXRの未来

まとめ!

いかがだったでしょうか?今回はVR業界を盛り上げている企業や今後注目の会社について、ジャンルごとにご紹介してきました。

最近はVR業界全体として採用需要がより高まっていますので、今回ご紹介した企業の求人募集などを確認してみるのも良いかもしれませんね。

また他にも産業別にVR業界を見ている記事もございますので、併せてチェックしてみてください。

関連記事:VRが医療業界に起こす3つの変革点

関連記事:AR技術が建築現場を変える-建築業界の実用化事例


この記事はいかがでしたか?
もし「参考になった」「面白かった」という場合は、応援シェアお願いします!