エム・ソフト社徹底解説|BIZ-ARを始めとしたMR開発の実績と技術力に迫る


株式会社エム・ソフトは、創業30年の実績を持つソフトウェア開発会社です。

組込・制御、やWebシステム、クラウド・ARSシステム、画像・映像サービス、スマホ向けアプリ開発など様々な事業を行っていますが、ARカンパニーとしての面は特に強調したいところ。

今回は、株式会社エム・ソフトが誇るAR向けソフト開発会社としての技術力や実績を余すところなくご紹介します。

ARを本格的に活用したいが、開発や運用を任せられるパートナーを探しているという企業、担当者はぜひ刮目してご覧ください。

株式会社エム・ソフトとは – 事業領域、会社の概要など

株式会社エム・ソフト(以下エム・ソフト)は、独自の画像処理や組込みソフトウェアから、モバイルアプリ、Web・クラウドサービス、そしてAIまで様々なITサービスを提供するソフトウェア開発会社です。

会社の創業は1987年。

これまで30年に渡ってソフトウェアの開発に携わり、確かな技術と品質・信頼を武器に、日本を代表する大手企業を始めとして様々な企業向けにARのソフトウェアサービスを提供しています。

製造業界向け、建設業界向け、医療業界向けなどエム・ソフトが関わる企業は多種多様。そうした様々な事業者向けに、ニーズに合わせたソフトウェアの開発を行っています。

そのエム・ソフトが力を入れている分野の一つが、AR・VR・MRのXR技術です。

AR黎明期からの豊富な開発実績

artoolkit

1990年代に誕生して2000年に入って普及が広まったARですが、エム・ソフトは早い段階からそのARの可能性に注目し、ARの普及や啓蒙活動を通してアプリケーション・ソフトウェアの開発実績を積み上げてきました。

 その中でも特に「ARToolKit」の日本代理店としてのARアプリの開発・提供や、Microsoft社の「HoloLens」の認定パートナーとしての活動は、日本の中のARカンパニーとしての立場をより強固なものとしています。  

さらにMRアプリの開発、VR映像など、ARだけにとどまらない総合的なXR(VR・AR・MR・SR技術の総称)技術・ソフトウェア開発に携わっていることが、幅広い顧客に対応できる企業の強みともなっています。

現在、AR開発に携わる企業は急速に増えてきていますが、幅広い分野でのソフトウェア開発やソリューション活動の実績があるエム・ソフトは、ARやVRを企業活動に取り入れたいと考えている事業者にとって大きな助けになるでしょう。

株式会社エム・ソフトの会社概要(社長、資本金など)

  • 社名:株式会社エム・ソフト(M.SOFT CO.,LTD.)
  • 所在地:東京都台東区東上野2丁目18番10号 日本生命上野ビル6F
  • 電話:03-5807-2300 
  • 設立:1987年8月11日
  • 代表取締役:飯田 昌宏
  • 資本金:1億円
  • 事業内容:画像・組込みソフトウェア受託開発事業、SI事業、プロダクト・サービス事業
  • 公式HP:https://www.msoft.co.jp/
  • 主な取引先:キヤノン株式会社、キヤノングループ、ホンダエンジニアリング株式会社、富士通株式会社、富士通グループ、NTTグループ、コイト電工株式会社、株式会社内田洋行、セイコーソリューションズ株式会社、レーザーテック株式会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所、東映株式会社、東映グループ、公益社団法人日本歯科医師会

エム・ソフトの3つの特徴・強み

では、具体的にエム・ソフトの持つ技術力、企業としての強みを3つ見ていきましょう。

①:ARToolKitの日本代理店として、ARToolKitの普及に貢献し続けている実績

エム・ソフトは2009年に「ARToolKit」の日本における販売代理店として、AR事業を開始しました。ライセンス販売やARアプリに関する技術サポート、受託開発などに携わっています。

「ARToolKit」とは – オープンソースの海外製AR開発キット

ARToolKit

ARToolKitとは、ARToolWorks社が提供するAR開発ライブラリで、マーカーや現実の物体(マーカーレス)などを利用する、画像認識タイプのARの開発に用いられています。

 ARToolKitはWindowsだけではなく、iOSやAndroid、Mac、Linux、FLASHなど様々なプラットフォームに対応しているため、用途が広く、様々なビジネスシーンで用いられています。  ARToolKitはその実績と信頼性から世界中で最も支持されているAR開発ツールの一つですが、オープンソースという特質上、サポート面の不安(現在ARToolWorks社でのサポートは行っていないこと)がどうしても存在します。

その点、日本の販売代理店であるエム・ソフトが商用ライセンス版の発売や技術面でのサポート、開発の支援を行なっています。そのエム・ソフトの活動が日本でのARの普及に大きく貢献したことは間違いありません。

現在、エム・ソフトはARToolKitを使ってWindowsやios、Android、Unityも含む各プラットフォーム向けのARアプリケーション開発を行っているほか、技術面でのサポート、ARToolKitを使ったアプリケーション開発を一からレクチャーするARToolKit開発トレーニングなども実施しています。

企業活動にARを取り入れたいが、技術的なベースがないという会社でも、必要に応じたAR開発のサポートが得られます。

②, MicrosoftのHoloLens認定パートナーであること

エム・ソフトはARToolKitだけではなく、Microsoftが開発・販売する「HoloLens」の認定パートナーとして、MRの活用を促進しています。

HoloLensとは – Microsoft社のMRデバイス

hololens2

 HoloLensとは、Microsoftが開発したMRゴーグルです。  

MRは「デバイスを通じて仮想オブジェクトを現実空間に重ね合わせて表示させる」という技術であり、デバイスをつかって『覗き込む』のではなく、ゴーグルを通してCG映像が現実空間に表示されます。

HoloLensにはWindows10が搭載され、PCに接続する必要がないスタンドアロン型のMR装置となっています。マウスやキーボードなどの入力装置は不要で、ジェスチャーや音声・視線などをつかってMRを利用(操作)することが可能です。

※HoloLensに関する詳しい説明はこちらをご覧ください→

  1. AR/MRの本命「HoloLens」のスペック・評判・使い方/事例など徹底解説!
  2. 【HoloLens2完全解説】先代モデル、Magic Leap Oneとの比較から進化を大解剖

エム・ソフトはこのHoloLensでのアプリ開発の実績を買われて、Microsoft社から正式なパートナーとして認定されました。

HoloLensを使って複数ユーザーでの共同視覚体験や、音声コマンドでの指示操作など、HoloLensの特徴を最大限に活かしたアプリケーションを開発しています。

自分がその場にいながらバーチャルと融合した世界を体感できるMRは、VRやARの『次の』技術として、今業界内外から注目を集めています。

さらにHoloLensはWindows10を内蔵しているため、インターネットブラウザやYoutube、Skaypeなどの既存アプリとの応用も比較的容易に行なえます。

そのため、HoloLensを用いてさらに先進的でエモーショナルなユーザー体験を呼び起こすことができると、企業からのニーズはこれからますます高まってくると予想されています。

他の企業に先駆けてMRの導入を考えているなら、その点で確かな実績のあるエム・ソフトにサポートを求めるのが最も効率的でしょう。

③, BIZ-ARによるARのソリューション提供

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エム・ソフトはこれまで開発してきた様々なAR製品をベースにしながら、より効果的で有用なARの利用方法を提唱するシステムや周辺機能を「BIZ-AR」として提供しています。

ARやMRといった最新テクノロジーも、企業活動にうまく落とし込むことができなければ、単なる物珍しい技術で終わってしまいます。

その点エム・ソフトは、基本ベースとなるARアプリとクラウド上のコンテンツ配信システムを活用し、企業がARやMRをどのように活用したいのか、ニーズに合わせた最適なアプリやサービスを提供することができます。

それらを可能にしているのが、エム・ソフトがARだけではなく、Web・クラウドサービスやARSなど、ソフトウェア開発会社として様々なIT関連システムを自社で展開してきた技術力があればこそです。

ほかにも企画からアプリストアへの申請、OSアップデートまでワンストップのサポート体制、実証実験から製品化までステップごとにエンジニアとクライアントが一緒になって検討し、作り込む柔軟た対応なども顧客の信頼を集める大きな要因となっています。

要件の決まっていないプロジェクトであっても、エム・ソフトの助けを借りれば予算とリスクを抑えたARシステムの開発が可能です。

具体例で解説!エム・ソフトの2つのAR制作実績

エム・ソフトの持つ技術力、企業としての強みについて理解できたところで、実際のAR/MRの活用例を見てみましょう。

エム・ソフトのAR/MR活用例①:「ゴジラ・ナイト」

artoolkit

エム・ソフトは映画配給会社の東宝と協力し、HoloLensを使って日比谷の交差点にリアルサイズのゴジラを登場させる屋外大型イベント「ゴジラ・ナイト」の開催に尽力しました。

ゴジラ・ナイトでは複数のユーザーがHoloLensを装着して、リアルタイムに同期された状態で日比谷交差点に現れるゴジラを体験、連携しながらゴジラを迎撃するというイベントでした。

このイベントはHoloLensを装着することによって、本当に目の前にゴジラが登場したかのような感覚が味わえるという点と、複数人で同時に体験できるというHoloLensの特徴をうまく活用したイベントとしてメディアからも大きな注目を浴びました。

↓映像イメージ

実際、6日間行われた同イベントには申込が殺到し、抽選によって選ばれた人のみが参加できるというプレミアム体験になったとのこと。

世間的には【東宝 ✕ Microsoft】のコラボということで話題になりましたが、実際のシステムを提供したのがエム・ソフトだったのです

このような規模の大きなイベントに参加し、サポートできるのもエム・ソフトの技術力とHoloLensの認定パートナーとしての信頼があってこそでしょう。

エム・ソフトのAR/MR活用例②:自販機設置シミュレーションARアプリ

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エム・ソフトが提供するARシステムは、何も「ゴジラ・ナイト」のような大掛かりなイベントだけではなく。企業の実際の営業活動の中にうまくARを取り入れることを得意としています

その代表的な例が、この「自販機設置シミュレーションARアプリ」です。

この写真のように、実際のビルや商業施設の中に自販機を設置するとどういう風に見えるのか、ということをARを通して目視することができます。

カメラを起動後、設置したい場所をタップすると自販機のCGが出現。向きや位置を調整したあと写真撮影も可能なため、モックアップやCG画面では得られない『リアルな』情報を入手することができます。

また、こうして実際に現実の空間の中に自販機を『設置』することにより、周辺のモノとの干渉や、景観との調和などを事前に確認することが出来ます。

しかもコストは安価、作業もスピーディーなため、他社に先駆けたプレゼン・営業が可能となります。

もちろん、このARアプリは他の分野への応用も可能です。

例えば、

  • 宅に給湯器を設置する際のシミュレーション
  • ロッカーのレイアウトシミュレーション
  • 門扉やカーポート、物置などのエクステリアのイメージ
  • 家具や家電のシミュレーション
  • 工場や倉庫での機械の設置のシミュレーション

などが考えられます。

「商品を購入後、実際に設置してみたらイメージと違っていた…」ということはよくあることですが、今後は購入前に設置シミュレーションを新たな付加価値としてプレゼンすることが、自社商品の販売促進の前提になる可能性があります、

エム・ソフトは他にも、

  • 自動車ショールームで実際の車とCGを合成させて分かりやすいガイドを実現させるARガイドアプリ
  • 百貨店でのイベントや企画のデザインをシミュレーションするARアプリ
  • 自治体向けに観光スポットをナビに表示させる観光用ARアプリ
  • 大手ゼネコン向けに現状の地形を把握し、土砂災害時の復旧工事を迅速化させるための地形測量ARアプリ

など、様々な業種の企業向けに、それぞれのニーズに合わせたARアプリを開発しています。

ARを活用したいが何から手を付けていいか分からない…そんな企業や担当者は、エム・ソフトに相談するのが一番の早道かもしれません。

エム・ソフトの対象となるクライアントとは?

エム・ソフトはユーザーに合わせた2つの開発プランを用意しています。

1, 受託開発

すでに企画内容や要件が固まっている企業むけに、概算見積もりから開発、リリースまでワンストップで提供する開発プランです。

お問い合わせの後、担当者と企業とのヒアリング、企画・提案を経て、実際にシステムを設計・開発し、その後のサポートまで一貫して行います。

2, ラボ型開発

ARの導入は決定したものの、「まだ要件が固まっていない、または初期投資を抑えたい」という企業向けの開発プラン。

予算や期間に合わせて専任チームを立ち上げ、段階的なアプローチでARの活用を提案していきます。

このように、エム・ソフトは「ARを活用したい」と考えている全ての企業に対して実際的なソリューションを提案できる体制を整えています。

  • ARアプリを企画しているが、コストや開発の進め方がよく分からない
  • ARのプラットフォームが複数あり、どれを使用したらいいか分からない
  • 実証実験から対応してくれる開発会社を探している
  • コンテンツ配信サーバーも対応してもらいたい
  • なるべくコストを抑えてARアプリを開発したい
  • ARだけではなく、VRやMRなどXR全般の開発をお願いしたい

このような悩みや要望をお持ちの企業は、ぜひエム・ソフトにご相談ください。

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まとめ

ARのみならず、VRやMRのソフト開発を行う株式会社エム・ソフト。

さらに、組込やWeb・クラウドサービス、画像・映像サービスなど様々なソフトウェアを開発していることが、企業としての幅と厚みをもたせています。

エム・ソフトが積み上げてきた長年の経験や技術、実績はARという新たなテクノロジーを導入したいと考えている企業にとって、確かな拠り所となるはずです。

ARの活用を考えている企業は、一度エム・ソフトの扉を叩いてみることをおすすめします。


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Kohei Imaizumi

今泉滉平:株式会社x garden執行役員 CCO / XR-Hub 事業責任者