自宅が映画館に!? PSVR「シネマティックモード」の楽しみ方/設定手順まとめ
家で映画館さながらの映像を楽しみたい、と思ったことはありませんでしょうか。でも大きなモニターを置くスペースが無かったり、プロジェクターはちょっと…という人も多いでしょう。
そんな方におすすめなのが「PS VR」の「シネマティックモード」。これを利用すれば、大画面での映像体験が手軽に楽しめます。
本記事ではPS VRのシネマティックモードの利用方法や楽しみ方をご紹介します。
PS VR シネマティックモードについて
PS VRの最大の特徴は360度全方向を取り囲む3D空間内に没入できることですが、楽しみ方はそれだけではありません。
「シネマティックモード」を利用すれば、その利用価値はさらに高まります。
PS VRのシネマティックモードとは、簡単に言えば「VR空間内に映し出される巨大なスクリーンでコンテンツを楽しめる」機能のことです。
この機能が優れているのはPS4のVR対応ソフトだけではなく、通常のPS4ソフトや映画、さらにはYouTubeなどの動画コンテンツも楽しめるところ。
つまり、PS VRでシネマティックモードを利用すれば、自分専用の巨大スクリーンを持つという夢を簡単にかなえることができるんですね。
シネマティックモードの画面サイズは「大・中・小」の3つ。
(小)は117インチ相当で視野角は54度。映画館の後方からスクリーンを眺めるイメージです。画像が小さくなるかわりに、頭の動きに合わせてスクリーンが視界の正面についてくるため、どんな体勢でも無理なく画面に集中できます。
(中)サイズはシネマティックモードのデフォルトに設定されており、画面いっぱいに巨大なスクリーンが広がります(163インチ相当、視野角71.5度)です。
これは映画館の中央より少し前の列に座っている状態を想像すると分かりやすいでしょう。画面は正面に固定されているため、頭を動かすことによって画面の上下左右や外側の空間を見ることができます。
(大)サイズは226インチ相当、視野角90度というさらに大きなスクリーン。映画館最前列に座っているように、画面の端が視界に収まりきらないほどです。
迫力満点ではありますが、じっくり映像を見るには不向きかもしれません。シネマティックモードで映像コンテンツを楽しむなら、中サイズがおすすめです。
気になる画質ですが、細部まで鮮明でクッキリ美しい、とまでは残念ながらいきません。
『【PSVR】シネマティックモードで画面端ぼやけるのなんとかならんのかなぁ…』VR Rendez-vous|https://t.co/IR2KRhphCy #PSVR #シネマティックモード #レンズ
— VRランデブー (@VR_Rendez_vous) May 21, 2017
シャープさの点で甘く、画面端などが若干にじんで見えます。
そのため、情報量が多く、細部を確認する必要のあるゲームなどには不向きかもしれませんね。
とは言ってもやはり大画面で楽しむゲームは迫力があるので、自宅に大きなモニターを設置できない人には十分利用価値があるでしょう。
(Battlefield™ 1_PSVRシネマティックモードでプレイすると…
さらに、画面全体を眺める映画などのコンテンツであれば滲みも気にならなくなります。
むしろ圧倒的な画面サイズのおかげで集中して映画を楽しむことができるでしょう。
シネマティックモードでは映画だけではなく、youtubeやHulu、Amazon prime videoなど、PS4で視聴できる映像コンテンツは全て再生可能なので、こうした動画を大きなスクリーンで視聴したい、という人にはまさにうってつけです!
今日も #PSVR の #シネマティックモード で #BABYMETAL ひとりフィルムフェスを開催!今日のデロは金キツネ祭り 仮想226インチで見るスーちゃんのアップは人格崩壊するくらいYAVA!い(´∀`*)
— hachiuma (@hachiuma) March 15, 2018
また、ソニー非公式ではありますが、PCと接続して使用することも可能。
普段TV番組はほとんど見ずにPCで動画を楽しんでいる、という人にとっても有用なツールではないでしょうか。
PS VR シネマティックモードの設定方法、手順
PS VRでシネマティックモードを楽しむのはとっても簡単。PS VRの標準機能のため、特に準備することはありません。必要なのは上で説明した画像サイズの設定くらいなものです。
まずコントローラーのPSボタンを長押しし、クイックメニューを表示すると上から二番目に「PlayStation VRを設定する」の項目が表示されます。「画面サイズ」から小・中・大の好きな画面サイズを選択してください。
また、このPSボタン長押しによって、コンテンツ視聴中いつでも画面サイズの変更が可能。
さらに左上四角ボタンのオプションボタン長押しによって自分の正面にスクリーンを再配置可能です。ソファに座ったり、寝っ転がったりなど、好きな体勢で大迫力の映像を楽しめますよ。
ps vr シネマティックモードの評判、感想
自宅で手軽に映画館のような臨場感を味わえるシネマティックモードですが、実際に利用している人たちの感想はどのようなものでしょうか?
『【PSVR】シネマティックモードすげぇ…映画館まんまだわ…』VR Rendez-vous|https://t.co/jzF2N7bCuJ #PSVR #シネマティックモード
— VRランデブー (@VR_Rendez_vous) October 13, 2016
ホームシアターは欲しいけど部屋が狭いとか、プロジェクターを買うのはちょっと、という方にはPS4プラスVRで映画を見るのをオススメします。個人的には映画館を自宅で楽しめる、最高の組み合わせですね。
このように、全体的には高評価のシネマティックモードですが、中には画像が荒い、もっと鮮明にしてほしいといった声も見かけました。これからのヴァージョンアップにも期待したいところですね。
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まとめ
いかがでしたか?自宅で手軽に巨大スクリーンでの映像を楽しめる「PS VR シネマティックモード」の利用方法や楽しみ方をご紹介しました。
「大型ディスプレイは部屋が狭くて導入できない、でも好きな映像コンテンツを大画面で楽しみたい!」という人には絶対にオススメできるシネマティックモード。
自分の部屋が映画館になる感覚を味わえるシネマティックモードで最高の臨場感を味わってくださいね!
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