【編集部厳選】iPhoneで遊べるおすすめARアプリ・ゲーム7選!
SnowやポケモンGoを始め近年AR機能を実装したアプリが数多く登場しており、ホビー系アプリを始め新しい機能である空間認識を使った実用アプリも非常に増えてきています。
現実の世界で実際にライトセーバーで戦闘できたり、シューティングゲームが行えるなど、AR機能を活用した楽しいスマートフォン対応ゲームが非常に多いです。
スマートフォンでも気軽に臨場感のあるAR体験がますます可能になっており、AR技術の進歩は現実世界におけるあらゆるエンターテイメント性を更に引き上げようとしています。
今回は、ゲーマーの方を始め「普通のARアプリじゃないアプリを楽しみたい」という方向けに、iPhoneで遊べる少しマニアックなARアプリを厳選で7種類ご紹介いたします。
編集部が選ぶ!iPhone用ARアプリ・ゲームおすすめ7選
iPhone向け・Android向け問わずARアプリは技術が向上していることもあり非常に増えています。
Project AeroやARcoreを始めとした開発ツールの一般化も相まって、多くの人がアプリ開発可能な世界になってきています。
それでは、iPhone向けおすすめのアプリを7つ、紹介します!
※ARアプリの開発方法に関しては下記をご覧ください。
ARのフィギュアを飾れる無料アプリ!【HoloModels】
HoloModelsは3DCGで描かれたアニメのARフィギュアを実物大で飾ることができるスマホアプリです。
ARKitを利用しているために最新の技術を体験することができますが、現在はiOS版のみの提供で、ARCoreに対応したAndroid版も後日リリース予定となっています。
ARフィギュアはポーズも表情も細かく設定でき、サイズを変更して好きな場所に等身大で飾ることができます。
無料版でもオリジナルキャラクターが付属していますが、最大の特徴はアニメ番組とのコラボ企画であり、別途有償ながら人気アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」の人気キャラクター「レム」のARモデルに続き「エミリア」が発売されることになりました。
ファンにはたまらないアプリですね。
HoloModels™(ホロモデル)の使い方
↓HoloModels エミリアPV
卓上ジオラマでの戦闘【The Machines】
The MachinesこのゲームはARを使って、卓上にジオラマを出現させ、その上でユニットを操作しながら闘うゲームです。
ARKitが発表されたWWDC2017でもデモとして使われ、非常に美しいグラフィックと、ARの機能を活用したゲームシステムが非常に楽しいゲームです。
普通のボードゲームでは不可能な、盤上のユニットがビデオゲームのようにアクションをしますし、プレイヤーが移動することで盤面の視点を変えてプレイすることがでるため、ステージを盛り上げてくれます。
マルチプレイにも対応しており、「同じAR空間を複数の人間が悪世することができる」ARKit2のAR技術が生かされた最新機能のアプリと言えます。
ライトセーバーを実際に使える?【Star Wars™/ジェダイ・チャレンジ】
Star Wars™/ジェダイ・チャレンジは少し変わり種で、スマホをゴーグルに着用して、同梱のライトセイバー型コントローラーを振り回して闘うARゲームです。
プレイヤーはジェダイの騎士となり、ダークサイドの敵と戦うことができます。対応するスマートフォンはiPhone6以上、Androidはモデルが指定されています。
ARの敵と戦う「ライトセイバー・バトル」モードだけでなく、ライトセイバーの対戦モードも用意されており、同じキットを持つプレイヤー同士で戦うことができます。くれぐれも周囲に気をつけながら広い場所でプレイするようにしてください。
また、新しく「ホロチェス」が追加され、スター・ウォーズの世界でおなじみのARチェスを楽しむことができるようになりました。
スターウォーズ好きにはたまらない、「1度やって見た方」を叶えてくれる夢のあるソフトですよね。拡張現実で表現されたスターウォーズの世界を是非味わってみて下さい。
ジェダイチャレンジの魅力についてはこちらの記事でもたっぷり紹介してます!
Star Wars™: Jedi Challenges Product Tour (2018)
鉄道型パズルARゲーム【Conduct AR】
Conduct ARは、ARで楽しむ鉄道模型ゲームです。
机の上にジオラマが現れ、線路上の列車を走らせるのですが、駅に止めたり、ポイントを切り替えて衝突を回避させていくゲームです。
ARらしく視点を変えながら先を読んで、列車同士がぶつからないように操作するパズルゲームで、どちらかと言うと3Dの「水道管ゲーム」のようなアプリになります。
複数のステージがプレイ可能で、草原や鉱山、雪山と行った景色を楽しみながら、列車に指示を与えることができます。見ているだけでも楽しいゲームですが、かなり難易度は高く、3次元で考えなければならないために相当頭を使いますよ!
IoTとARを駆使した戦闘機バトル【MekaMon】
MekaMonはIoTとARを組み合わせたアプリです。
攻殻機動隊のタチコマに似た四本脚のロボットをスマホで操作するだけでなく、実機同士の戦いでは赤外線でどこから攻撃されたか、ダメージを受けたかといった情報を判定して遊ぶ事がで着ます。
アプリを使うことにより、AR空間でMekaMonから銃弾やミサイルを飛ばして闘うことができます。
ソロプレイはもちろん、離れた相手と2体のMekaMonをネットを介して同じAR空間に呼び出して戦わせることができるのです。
日本ではバンダイナムコグループから発売が予定されており「メカモン」として登場します。
このタイプの玩具は今後爆発的に増えると考えられ、現在はアニメの世界である「自分のガンプラで闘う」事ができるようになるのもそう先の話ではないと考えます。
MekaMon launches robots ready to rumble in augmented reality
シンプルで楽しいスマホシューティングゲーム【AR Gun】
AR GunはBluetoothのガンコントローラーにスマホを装着して、AR空間にあらわれる敵と闘うシューティングゲームです。
最もストレートなARの楽しみ方であり、なぜかガンコンはいろいろな形状と色のものが発売されていますが2500円から3000円台と気軽に楽しめる価格帯となっています。
見た目的には「銃の形をした自撮り棒」であり、画面上にあらわれるARの敵に向かってガンコンで撃ちまくります。ムキになってスマホの画面を割らないように注意しましょう。
開発したのは中国のスマホケースを作っている会社で、クラウドファンディングでこのゲームをリリースし、結構人気のようです。
AR空間での多人数同時参加型FPS【Father.IO】
クラウドファンディングで注目を集めた地球をプレイフィールド化するMMFPS・「Father.IO」。
ARKit2やARCoreの特徴である「同じAR空間に対して同時にアクセスできる」機能を活用し、AR空間での多人数同時参加型FPS(1人称視点シューティングゲーム)が実現するのです。
これはFPSゲーム界の夢でもあり、既に目標金額の650%以上が集まっています。
Father.IOは、スマートフォンに「Inceptor」というレーザーデバイスを取り付け、画面を見ながら現実世界にオーバーレイしたAR空間上をチームに分かれて撃ち合うことができるのです。
シングルプレイのこの手のゲームは従来からあったのですが、多人数同時参加型は世界初であり、大変注目を集めています。
Father.IOのGooglePlay版ダウンロードはこちらから
ARに特化したシューティングアプリゲームをもっと知りたい方はこちら→)【FPSから大人数対戦まで】ARシューティングゲーム7選!
ARモードが神アプデ!「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」
大人気、スマホ用アイドルの育成・リズムゲームアプリ「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」のアップデートでARモードが搭載されたのをご存知でしょうか。
本アプリのAR機能は大きく2つ。
- ARスタジオ オートモード
- ARスタジオ マーカーモード
前者は「スマホ画面内のポイントを決めてタップするとアイドルが出現する」というもので、位置が固定されるため、上下のアングルなど360度の角度からアイドルを見ることができます。
「ARスタジオ マーカーモード」は「マーカーダウンロードページ」からマーカになるイラストを印刷。
プリントされたマーカーにスマホをかざすとマーカーの大きさに応じたアイドルが出現します。
デレステARのマーカーモードって、マーカーの画像の大きさに合わせてアイドルが出てくるわけだが、
それならばカメラがマーカー読み込む限界まで小さくしたらどうなるかやってみた。手乗りサイズならぬ指乗りサイズアイドルが誕生した。 pic.twitter.com/X0zgUb1w2C
— 永月耀(ながつき よう) (@yo_yo_nagatuki) 2018年9月10日
幅広い機種に対応している「デレステ」はアイドルマスターシリーズのファンは勿論、「AR、ARマーカーってどんなものか体験してみたい」という方にもぜひ体験して頂きたいアプリです!
※デレステARモードの詳細や使い方はこちら→
真の神アプデ?「デレステ」ARモードの使い方、魅力、対応機種まで徹底解説!
他にも!おすすめのARアプリはコレ
編集部では、下記の記事でARアプリのおすすめを紹介していますので、是非読んでみて下さい。
ARアプリで観光 – 箱根補完計画 ARスタンプラリー
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の舞台である第3新東京市は、実は箱根なのですが、当然箱根でもエヴァンゲリオンのARスタンプラリーが行われました。
このように地元とタイアップする形でアニメ自体も風景が丁寧に書き込まれ、ファンは印象的なシーンを背景にARで再現されたキャラクターと一緒に写真を撮るのです。海外からやって来るファンも多く、大きな町おこしの形になっているのです。
なぜ今AR観光が流行るのか?アプリの活用事例からARとの相性を解説!
まとめ
ARを使ったアプリはやはりゲームが多いのですが、まだまだ「とりあえずARを使ってみた」的なアプリも多く、「別にAR機能なくてもいいんじゃない?」というものも結構あります。
今回はそんな中でも「これはARだからこそ面白い」と感じるアプリをご紹介してみました。今後は、3DCGが今では当たり前になったように、ARも「使っていて当然で気にもしない」状況になると思われます。
特にARKit2やARCoreの登場で「同じAR空間に複数人でアクセスできる」ようになったことで、複数人でARサバイバルゲームができるようになったり、自分が作ったロボットをARで動かして戦えるようになりました。
業務利用では、複数人が同じAR空間で指示を受けつつ作業したり、ヴァーチャルな会議を行うことができるようになったのです。
AR Cloudが普及し、今後ARの浸透がより広まっていくことに期待しましょう。
2018年後半に向けて爆発的に増えると考えられるARアプリですが、ぜひ皆さんも最新技術に触れてみてください。
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