【プロ解説】VRデバイスの選び方、価格/スペックの比較方法を解説!


VRヘッドセットを購入しようとお考えのみなさま、唐突ですが「VR購入の目的」は決まってますか?

「ゲームがしたい」「動画を4k高画質で見たい」「最先端のテクノロジーに触れたい」「業務での活用を考えたい」など様々な思惑があるかと思いますが、この記事では格安VRヘッドセットからゲーマー向け、業務使用できるVRヘッドセットまで、それぞれの目的に沿って解説していきます。

VRデバイスの選び方、比較基準は?

2018年現在、まだ高額なVRヘッドセットですが購入前に考慮すべき大事なポイントを2つご説明します。

【サポートの充実性】

まず確認したいのが、製品保証やカスタマーサポートがどのようなレベルなのか?という点です。

例えば、有名なVRヘッドセットである【Oculus Rift】は転売品、並行輸入品は保証書が付いてなかったり、故障・不具合が起きても修理対応がされなかったりと購入後に知る問題が多々あります。(初期不良であれば無償で交換可です)

まずはサービス紹介ページなどで、欲しいVRヘッドセットの問い合わせ・サポートは日本語対応しているか?といった点を確認することがVRデバイス選びのポイントです。

【普及率が高く、コンテンツが豊富なVRデバイスを選ぶ】

これは将来的に見て、今後そのVRデバイスがコンテンツ(ゲーム・動画)の販売初期に対応機種として含まない可能性や、不具合の修理がされない可能性があるからです。

ゲームなどのコンテンツ開発会社はユーザー数が多いVRデバイスのソフトを優先して対応しますので、なるべく今後のユーザー普及率が高くなるであろうVRデバイスを選ぶのがベターです。

「スマホをAndroidにするべきか、iphoneにすべきか?」というのを、「どれだけアプリが充実しているか?」で選ぶのと同じ事ですね。

【比較基準まとめ】

◎ 大変重要 ◯そこそこ必要 △最低限

目的/指標 サポートの重要性 解像度の重要性 ストレージ/容量
ゲームが目的の場合

(不具合時に困らないようにする必要がある)

(ゲームによりますが、

高い解像度は必要です)

動画視聴が

目的の場合

(動画でのバグは

比較的少ない)

(4k高画質の動画を楽しむ為に必要)

(ストリーミング再生で十分な場合は◯)

 簡単なVR体験が

目的の場合

VRデバイスを安く買う方法 は?

VRデバイスはブラックフライデーなどの大規模セール時に購入するのがオススメです。

過去にはOculus Riftが数量限定、5000円OFFで販売されたこともあります。購入予定のVRデバイスの公式Twitterや公式サイトをフォローしておき、チャンスを狙いましょう!

VRデバイスの値段とスペック比較

比較対象の基準が明確になったところで、下記5つのVRデバイスのスペックを解説していきたいと思います。(下記目次です)

1,【マウスコンピュータ】GTCVRBK1

2, HTC VIVE(ヴァイブ)

3,【レノボ】Mirage Solo with Daydream

4, Oculus Rift(オキュラス リフト)

5, PlayStation VR(プレイステーション ヴィーアール)

1,【マウスコンピュータ】GTCVRBK1

値段:18,144円(価格.com価格(2018年6月4日時点)

現状、PC接続型のVRヘッドセットの中で最安値で買えるマウスコンピュータ社の「GTCVRBK1」。

「※1 Steam VR」対応VRヘッドセットで、OculusやVIVEに比べれば対応アプリケーションや性能面で劣っておりますが、販売価格が二万円を切っているので購入しやすさはダントツ1位です。

※1 VRゲームを販売しているサイト。

おすすめ層:VRゲームやVR動画をコスパよく楽しみたい人向け。

解像度:1920×1080

□必要機器

  • PC
  • 【PC動作環境(推奨)】
  • OS:Windows10
  • CPU:インテルCore i5 プロセッサー以上
  • メモリ:8GB以上
  • 初心者向け度: ★★★★★

2,HTC VIVE(ヴァイブ)

値段:64,250円(税抜き)(2018年6月4日時点)

紹介しているVRヘッドセットの中で一番高額のデバイス「HTC VIVE」

性能面はOculus Riftとほぼ同等ですが、サポート・問い合わせ面では現時点ですとHTC VIVEに軍配が上がると断言できます。日本では特に色が濃く、VIVEの日本代理店がある為日本語マニュアルや導入マニュアル動画が充実しています。

今年行われたVR業界の展示イベント、「コンテンツ東京2018」にもVIVEは出店していて、日本での知名度は更に広まった印象でした。

不具合時のサポートを期待する場合は、HTC VIVEがオススメかもしれません。

おすすめ層:動画視聴者向け。英語が不慣れ・手厚いサポートを求める方向け

解像度:2160 x 1200 ピクセル(4k動画を見るのに適しています)

□必要機器

PC

【PC動作環境(推奨)】

  • OS:Windows10
  • CPU:インテルCore i5 プロセッサー以上
  • メモリ:4GB以上
  • 初心者向け度: ☆☆☆☆

関連記事→【HTC Vive徹底解説】スペック・価格・おすすめゲームまとめ

【レノボ】Mirage Solo with Daydream

値段:価格.com最安価格 49,754円(2018年6月4日時点)。

レノボ社が満を持して発売を開始した「Mirage Solo」。特徴としては、対となるVR専用カメラ「Mirage Camera with Daydream(以下、 Daydreamと呼称)」が存在し、DaydreamでVR撮影した映像をMirage Soloで楽しむことができます。

筆者体験談ですが、 Daydreamのおかげで誰でも簡単にVR撮影ができるようになったことが嬉しく感じています。

他社VRデバイスとの比較点とした時、対応アプリケーションが少ないのが難点ですが、VR撮影・編集を趣味や仕事で行いたい人にとってはピッタリのデバイスです。

スタンドアロン型(PCに繋ぐ必要がない)ので、ケーブル類の煩わしさなどもない点から手軽に撮影したい層には欠かせないデバイスでしょう。

おすすめ層:撮影・業務での利用を考えてる人向け。まだ問題点は多いようですが、今後アップデートで改善されていく可能性は大です。

関連記事)Mirage Soloは買い?スペックや価格・評判レビューを徹底解説【Lenovo】

□必要機器

  • 本体のみ(スタンドアロン型)
  • 解像度:2560×1440
  • メモリ : 4GB
  • 初心者向け度:☆☆☆

4,Oculus Rift(オキュラス リト)

値段:50,000円(税込)(2018年6月4日時点)

VRデバイスの本命、Oculus社のVRヘッドセット「Oculus Rift」です。

こちらのデバイスは公式サイトでご購入が推奨で、理由としては他販売サイトで購入するより安い金額で購入できる + 保証書が付属しているからです。

輸入品などでは保証外になる可能性がありますので注意が必要です。

ちなみに性能面はVIVEと同等ですが、プラットフォームが充実しているのでコンテンツ充実度は1、2位を争うVRヘッドセットと言っても過言ではありません。

Facebookの傘下とだけあって、コミュニケーションVRアプリあたりはほぼ確実に揃ってくると思います。

解像度:「2160×1200」(4k動画も超高画質で楽しめます。重量はVIVEより軽く、業務で使う方も多いそうです)

おすすめ層:ゲームをよく遊ぶ人向け。Facebook、インスタなどSNSをよく活用する人

□必要機器

PC

  • 【PC動作環境(推奨)】
  • OS:Windows 7 SP1 64ビット以降
  • CPU:Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上
  • メモリ:8GB以上のRAM
  • 初心者向け度:☆☆☆

関連記事→)【Oculus Rift徹底解説】ハードの性能・価格・レビュー情報まとめ

5,PlayStation VR(プレイステーション ヴィーアール)

値段:34,980円+税(2018年6月4日時点)

VRゲームと言ったら「バイオハザード7」と言っていいほどの大人気ゲームを次々と生み出し続けるソニーのVRヘッドセット、「PlayStation VR」。

ゲーム用デバイスですが、DMMなどの動画販売サイト多数で対応しているので動画視聴にも向いています。

初期のお値段は5万円ほどしましたが、今は1万ほど下がっている点から、今後も値下げでもっと購入しやすくなる可能性があります。

PS4を所持していない方は、ヘッドセットと合わせて買うことになるので結構な金額になりますが、VR以外も楽しむ事を考えれば、他よりお得かもしれません。

おすすめ層:VR動画とPS4のVRゲーム両方楽しみたい人向け

解像度:1920 x RGB x 1080

□必要機器

  • PlayStation 4本体
  • PlayStation Camera
  • 初心者向け度: ☆☆☆☆

関連記事)【PSVR完全解説】ハード(価格・スペック)の全貌&おすすめソフト15選!

まとめ

いかがでしたでしょうか? 単純に高画質・高機能のVRヘッドセットを探してVRを手早く楽しむのもありだと思いますし、まずはお手軽にVR体験を…という事であれば安価なVRから手に取ってみるのもいいかもしれません。この記事が何かしら皆様の、判断材料と考えてもらえたら嬉しいです。

みなさまのVRライフに幸あれ!


XR-Hub 編集部