【厳選!】ARメガネ(グラス)機種別のスペック/価格まとめ15選


ARVRはクアルコムから専用の低価格チップセット“XR1”が登場するなど、2018年に入って本格展開が予想されています。また、作業現場や物流現場を中心にARの業務利用は既に実用化されており、労働力不足解消や、作業効率化によるコストダウンに活用されています。

ここからは、最新のスマートグラス/ARメガネを発売中のものから、開発中の話題の製品まで15種類をご紹介します。

Hololens (Microsoft)

HoloLensにはWindows10が搭載されており、スタンドアローンで動作します。

動作イメージが湧く動画がこちら。

メールやブラウザなどのアプリケーションも動作し、Cortanaも搭載しているため音声操作も可能です。HoloLensは2Dアプリ、3Dホログラフィックアプリが動作しますが、マイクロソフトの言うMR(ミクストリアリティ)を実現するためのデバイスがHoloLensなのです。

HoloLensは3Dデータをそのまま現実空間で確認でき、エンターテインメント利用から、ビジネスの効率化やコスト削減までさまざまな目的での利用を想定しています。

Linkedin買収によるビジネスパーソンのソーシャルデータもこのHololensとの統合を考えているのではないか?と噂さていますね。

Hololenについてより詳しく知りたい方はこちら→)AR/MRの本命「HoloLens」のスペック・評判・使い方/事例など徹底解説!

 

Magic Leap One

Magic Leap Oneは、2018年中の出荷を目指してMagic Leapが開発しているARメガネです。

コンセプトムービーが公開されていますが、方向的には現実世界に架空の映像をオーバーレイするエンターテインメント系の用途を狙ったプラットフォームのようです。

コンセプトムービーは非常に魅力的であり、SF感溢れる映像にはワクワクします。

Magic Leap Oneについてもっと知りたい方はこちら→)Magic Leap Oneのスペックや仕組み、活用事例を解説!

Vuzix M300スマートグラス

Vuzix社のM300Googleグラスと似たコンセプトのスマートグラスです。2013年から出荷を開始しており、Amazonでも20万円弱で販売されています。作業指示や遠隔治療用の支援デバイスとしての地位を確立しており、左右どちらの目にも装着できるのが特徴となっています。

 

EPSON MOVERIO

EPSONが開発した「モベリオ」はコンシューマー向けのエンターテインメント用スマートグラスです。左右独立ディスプレイで3D映像もクリアに再現しており、臨場感溢れる映像を楽しむことができます。スマホのコンテンツを楽しんだり、ドローンからの映像を確認しながら操作したりすることなどができます。

販売価格はエプソンダイレクトで83,280円となっています。

 

Meta2

Meta2はヘッドセットメーカーのMeta社が展開するARヘッドセットで、デルがMeta2の代理店になることを発表しました。

Meta2の特徴は視界の広さであり、他のARデバイスの2倍以上の広い視野角90度を実現しています。

HoloLensと違ってMeta2PCへの接続が前提となっていますが、HoloLens33万円と高価なのに対して、949ドルと非常に安価です。

利用イメージが湧く動画がこちら

Vuzix Blade

BladeVuzix M300の発展型デバイスですが、サングラス型であり、無骨なスマートグラスとは一線を画します。

メガネのツルの部分にはタッチパネルになっており、スマートフォンなどの操作が可能となっています。イメージとしてはAppleウォッチの通知画面がスマートグラスに表示されているような感じの機能となります。

価格は12万円となっており、2018年夏以降に開発者向けの出荷の予定です。

DAQRI Smart Glasses

ロサンゼルスに拠点を置くDAQRI社が開発したARメガネであるDAQRI Smart Glassesは、製造現場や建設現場での各種作業を支援するためのARデバイスです。価格は4,995ドルとなっており、同社はヘルメット一体型のDAQRI Smart Helmetも開発しています。

Mira Prism

モバイルARのヘッドセット開発会社であるMira社が開発したARメガネです。既に2017年秋から開発者版が出荷されています。このヘッドセットはiPhoneを差し込んで使うタイプであり、破格の99ドルで提供されています。

AppleからARKitが提供されたこともあり、非常に手軽にARを体験できるようになりました。HoloLensのようにジェスチャー操作はできず、コントローラーでの操作となりますが、圧倒的な低価格を実現しており、一気に標準となる可能性を秘めています。

InfoLinker

InfoLinkerは大阪にあるウエストユニティス社が開発したスマートグラスです。ウエストユニティスはもともとマニュアル制作会社でしたが、作業指示や操作動画表示用にウェアラブルデバイスの開発に着手、InfoLinkerを開発しました。

現場作業に特化して開発されたため、56gと非常に軽量であり、作業時に可能な限り邪魔にならないよう徹底的にデザインが考慮されています。

価格はオープン価格となっています。

Wearable Communicator

コニカミノルタが製造業、物流業の現場業務変革向けに開発したスマートグラスがウェアラブルコミュニケーターです。

独自技術のホログラフィック光学素子により、従来のヘッドマウントディスプレイにおいて課題として挙げられていた「大きい、重い、視界を遮る」を解決しており、「誰でもミスなく高効率な作業が行える」環境を提供しています。

重量はわずか35gであり、労働力不足解消のソリューションとして展開されています。

Bose AR

Boseが開発したのはサングラス型の「聞くARメガネ」です。ARは画像や3D映像だけでなく、音声データも再生させることができますが、Boseが提案するのはこの「音のARプラットフォーム」です。

観光ガイドや道案内、看板の翻訳など、ユーザーのいる場所や見ているものを認識して、ディスプレイ表示するのではなく立体的な音声を再生させることができます。

もちろん音楽を聞くこともできます。眼鏡のツルの部分にスピーカーが内蔵されており、耳を覆うことなく着用する本人だけに聞かせることができるようになっている仕組みです。

出荷予定は2018年夏となっており、価格は未定です。

Apple Glass

Apple Glassはアップル社が開発中と噂のあるARメガネです。

2020年発売予定と言われていますが、アップル製品らしく一切の情報が出ていません。ネット上ではさまざまなコンセプトデザインが飛び交っていますが、どれも公式のものではなく、その一切が謎に包まれています。

Google A65

Google A65」という開発コード名で進められているプロジェクトは、スタンドアロン型ARヘッドセットだと言われています。

GoogleLGと共同で世界一高解像度なARVR用有機ELディスプレイを開発していると言われ試作品レベルでは4,800×3,840の解像度を実現しており、これはVive Pro3倍にあたります。

人間が認識できる解像度の限界は9,600×9,000だと言われ、GoogleLGは、「9,600×9,000を目指してリアルと区別がつかないARVR用ディスプレイを作ろう」と開発を続けているようです。

Ghost

Gohstはスマートフォンを差し込んで使うタイプのARメガネです。

現在クラウドファンディングサイトのIndiegogoに登場し、資金を募っています。Gohstの特徴はそのスマホの差し込み方であり、ゴーグルをのぞきこむのではなく、ヘッドセット下部に付属する透過性のバイザー部分を見ます。

このバイザー部分に、現実世界に重ねて映像が投影されるのです。独自のOSやアプリを持っており、YouTubeなどには対応済みとのことです。また、付属品を交換することでVRヘッドセットとしても使用可能となっています。

Mix

MixはクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募っているVR/ARハイブリッド端末です。

515日にクラウドファンディングを開始し、目標金額であった550万円はわずか8時間で突破、524日現在で1,700万円を既に集めています。

Mix96度という極めて広い視野角を特長としており、130gの軽量を誇ります。VR/ARハイブリッドであり、Steamの配信コンテンツをVRではなくAR空間上で楽しむことができるようです。

これが実現すればゲームシーンが大きく変わるかもしれません。

スマートグラスとARグラスは別物?

スマートグラスとARメガネは厳密に言うと別物です。

スマートグラスは単純に情報を表示させるもので、例としてはドラゴンボールのスカウターです。一方ARメガネは実際にはそこに存在しないモノをオーバーレイして表示する「拡張現実」のための表示装置であり、例としては(ゴーグル表示ではないですが)ポケモンGOとなります。

このように、厳密には少し違うものではありますが、現状では明確に区別されていないため、この記事でも同列に扱ってご紹介しました。

2018年に入り、一気に製品が発表され、AppleGoogleの開発キットなども充実してきたARですが、すでに作業現場では効率化のための重要な役割を担っています。今後は更に軽く、使いやすくなっていくものと思われ、業務利用だけでなくエンターテインメント利用も一気に進みそうです。

スマートフォン装着型のARメガネは非常に安価でもあり、普及が期待されます。


XR-Hub 編集部