PSVRで超本格FPS!Farpoint VRの概要・攻略方法・評価まとめ
VRを存分に活かした本格的なFPSゲームがやってみたい!という方に是非オススメしたいのが本作「Farpoint」。
ハイレベルなトラッキング精度を持つシューティングコントローラーを活かしたVR空間でのリアルな銃撃アクションを実現し、没入感・ゲームとしての評価がともに高いFPS体験が可能です。
今回は、「Farpoint」ならではの魅力について紹介しつつ、遊び方や攻略方法・体験者のレビューについて紹介します。
Contents
Farpointとは – ソフト(スペック・価格など)・ハード(コントローラー)概要
FarpointはPSVR専用タイトルとして2017年に発売されたFPSゲームです。
今作は、酔いや操作性の問題などで、VRでは実現が難しいとされていたFPSゲームに本格的に挑戦した革新的なゲームとなっています。
Farpoint×PSVR専用シューティングコントローラーで圧倒的没入感を実現
Farpointは同時発売となったPSVR専用シューティングコントローラーでプレイする事を前提にデザインされています。
トラッキング機能でコントローラーと同期した銃をVR空間の中で実際に構え、敵を狙い撃つという、VR内で本当に銃撃戦を展開している様な没入感が得られるプレイシステムを実現しました。
※DualShock 4でもプレイは可能ですが、一気につまらなくなります。
プレイ人数別・Farpoint(VR)のストーリー
では、Farpointの概要について紹介していきます。
まずはこちらの公式トレーラーをご覧ください。
シングルプレイ:未知の惑星で離れ離れになった仲間2人を探しだす!
舞台は赤茶けた広大な大地に岩山が広がる未知の惑星。
クモのようなクリーチャーやスカベンジャーと呼ばれるハイテク兵器で武装した人型の敵が闊歩します。
上空には巨大な惑星が浮かんでいます。SF映画のような空間を360度見回しているだけでもテンションが上がります。
ストーリーは、未知の惑星で離れ離れになった仲間2人を、形跡を辿りながら探索するというのがメインの流れになっています。
メインの「キャンペーン」のクリア時間は10時間かからない程度と、比較的短めなシナリオとなっており、短編のハードコアSFの様なリアルさを追求した比較的地味目なストーリーです。
その手のシナリオが好きな人なら多少楽しめるかと思いますが、そこまで作り込まれたシナリオでもなく、ストーリー自体はオマケ程度に考えるのが良いでしょう。
「キャンペーン」はシングルプレイのみとなっており難易度高めですが、難易度の設定機能などは搭載されておらず中々コアな作りとなっています。
マルチプレイ:3パターンあり!
マルチプレイでは下記モードが搭載されています。
- 協力プレイ
- オンラインでのマルチプレイモード。Co-opプレイで協力して敵を倒していく
- ヴェルサスモード
- 他のプレイヤーと対戦ができる
- チャレンジモード
- 制限時間内に敵を倒してスコアを稼ぐ
「ヴェルサスモード」ではプレイヤーや武器を成長させられるシステムなどもあり純粋なFPSファンはこちらの方が楽しめるかも知れません。
ハードコアSF的内容で、且つ1人プレイがメインの古典的FPSとも言える仕様です。体験版はリリースされていませんので、YouTubeなどでプレイ動画を見てからの購入をオススメします。
Farpoint(VR)の価格など基本情報
ソフト単体での希望小売価格は5900円(税別)VRシューティングコントローラー同梱版が8900円というかなりお得な価格で販売されていますが、現在新品での入手は困難なようです。
ジャンル | シューティング |
発売日 | 2017年6月22日 |
品番 | PCJS-50019 |
価格 | ソフト(パッケージ版):5900円+税 ソフト(ダウンロード版):5900円+税 コントローラー同梱版:8900円+税 |
発売元 | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
CERO (対象年齢) |
17才以上 |
プレイ人数 | 1~2人 |
【徹底分析】Farpoint(PSVR)の魅力・難易度とは
Farpointの魅力は圧倒的な没入感・緊張感にあり
Farpointの面白さと魅力は何と言ってもVRと高度なトラッキング精度を持つシューティングコントローラーを活かした自由度の高い射撃スタイルにあるかと思います。
体を隠し、銃だけを出してのブラインドファイアや片目をつぶってガンサイトを覗き敵を狙い撃つなど、実戦さながらの射撃アクションは今作ならではの魅力となっています。
画質に関してはそこまで取り立てて高画質という印象は受けませんが、壮大な景色や巨大な建造物などにはやはり圧倒されます。
巨大クモなどの敵に襲われると迫力がある上に、造形がかなり気持ち悪く「やらなきゃやられる」という気分が盛り上がりアドレナリンが出ます。因みに、PS4Proでプレイすると非常に高精細な画質になり没入感が一気に上がるのでオススメです。
難易度:高 ( アクションVRゲーム中~上級者向け)
難易度はかなり難しい部類に入ります。
慣れないうちは弱い部類のキャラクター達にも普通に負けます。
シングルプレイモードでは難易度設定機能は搭載されていないため、クリアするには腕を磨くしかないのですが、その分だけ緊張感のあるリアルな戦闘が体験できるかと思います。
またマルチプレイでの「協力プレイ」や「ヴェルサスモード」もかなり盛り上がるのでオススメです。マルチプレイの難易度は高く設定されていますが、その分プレイヤーの鍛えた腕の差が明確に出るのでその点も大きな魅力だと言えます。
【筆者体験レビュー】Farpointの遊び方・操作方法を紹介
Farpointはヘッドセットとシューティングコントローラーのトラッキング機能によって、銃の位置や向きがVR空間内で同期されます。
SF映画さながらの世界を実際に移動し、銃を構えて相手を狙い撃つ感覚を実現しています。
移動方法は銃口を向けた方向へと向かうという少し珍しいスタイルを採用。これに左スティック操作を組み合わせる事で慣れればかなり自由に動き回ることが可能になります。L3ボタンでダッシュも可能。
弾丸は基本的に無限ですが、弾丸のリロードは必要でこちらはボタン操作となっています。
この操作については、せっかく銃型のコントローラーを同期してVR内でテンションが上がっているのに、マガジン交換の動作がないのは違和感が生じて没入感が削がれるのでは?と心配になりましたが、大気中のエネルギーを吸収して弾薬に変換するというゲーム上の設定が施されているため違和感なくプレイできました。
視点操作に関しては酔い防止のためにデフォルトではスティック操作での視点回転はオフになっています。
ただし、視点方向とスティック操作の組み合わせで細かい移動が可能になるため、視点回転機能をオンにした方が没入感は上がります。
視点回転は設定から変更可能でいくつかの設定が選べるので、自分にあったスタイルを選ぶとより没入感の高いプレイが体験出来るかと思います。
最後にFarpointで斬新なのは射撃の照準操作です。実際にVR内の銃器に搭載されていて、それをVR内で利用して敵に照準を合わせるという方法で狙いをつけます。狙撃用ライフル(スナイパーライフル)などは深めに覗き込むと若干ズームするので遠距離からの狙撃が可能です。
その他にも銃器の扱いは種類によって少しずつ変わります。ショットガンやアサルトライフルは特に照準で狙いをつけないで腰だめにざっくり撃つなど、銃器や状況によって撃ち方を臨機応変に変えられる点も、今作の魅力的な点です。
Farpointの攻略方法・コツ大公開~ガンの使い方×各クリーチャーの倒し方
①5種のガンの使い分け
敵の種類によって有効な武器が違います。Farpointには「アサルトライフル」「ショットガン」「狙撃用ライフル」「プラズマガン」「スパイクランチャー」の5種類の武器が登場します。
◆各ガンのスペック
ガン | スペック |
アサルトライフル |
※スタート時から装備している基本装備です
|
ショットガン |
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プラズマガン |
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狙撃用ライフル |
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スパイクランチャー |
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②クリーチャー別攻略方法一覧
敵はクモ型のクリーチャーがボスである「クイーンスパイダー」含めて5種類と人型エイリアンであるスカベンジャーの軍勢が空中から攻撃しつつプレイヤーを索敵する「ドローン」二足型の歩行兵器「ジャガーノート」、人型でライフルを持って攻撃してくる「ソルジャースカベンジャー」スナイパーライフルで遠距離から狙撃してくる「スナイパースカベンジャー」の4種類の計9種類が登場します。
Farpointでは2種類の武器を選択して携行します。攻略のコツはそれぞれの敵に合わせて有効な武器を携行する事です。
それぞれの特徴と攻略法、有効武器をまとめます。
名称 | 特徴 | 有効武器・攻略法 |
リープスパイダー | 小型のクモ型クリーチャー
|
有効武器:
正面から来るので落ち着いて狙えばそれほど怖くありません。 |
ヴェノムスパイダー | リープスパイダーより若干大きいクモ型クリーチャー
|
有効武器:
毒液は着弾すると飛び散るのでかなり危険。 なるべく遠距離から狙って撃ち落としましょう。 |
スピットスパイダー | 地面から湧き出してくるクモ型のクリーチャー
|
有効武器:
地面から出てきた時が攻撃チャンスなので、 |
ハルクスパイダー | 大型のクモ型クリーチャー
|
有効武器:
おそらく最初に苦戦する敵です。 突撃してきたら、 防御姿勢に入ったら接近してとにかく射撃。 |
クイーンスパイダー | 巨大で気持ち悪い造形をしたクモ達の親玉
|
有効武器:
口を開けた時に見える赤い発光体が弱点なので、 先に小型クモの数をグレネードで減らしておくのも有効ですが、 ロケットランチャーは照準を維持するとそこに誘導されていくので、 |
ドローン |
クイーンスパイダーの後のステージでは ドローンは偵察用の飛行機械でライトを照らして、 ドローン自身もミサイルなどで攻撃してきます。 |
有効武器:
発見されると周囲のスカベンジャーから集中攻撃を受けるので、 |
ジャガーノート | 二足歩行型の機械兵器
|
有効武器:
通常の攻撃は上空から来るので遮蔽物に隠れていても当たります。 回避行動を取りながら、 スパイクランチャーが活躍する唯一の敵なので、使用してみるのもアリ。 |
ソルジャースカベンジャー | 人型のエイリアン
|
有効武器:
クイーンを倒した後なら特に怖くないので、 プラズマガンのシールドを展開して突撃するのも楽しいですよ。 |
スナイパースカベンジャー | ソルジャータイプに羽が生えたタイプ
|
有効武器:
遠距離から狙撃してきてかなり厄介です。 狙撃されると深刻なダメージを負うので、 接近は難しいので、物陰に隠れながらこちらも狙撃して倒します。 |
基本的には敵に合わせて有効な武器を使っていくのがコツで、トロフィー集めに関しては普通に腕が上がって行けば、それほど難しいものはないかと思います。
ゴールドの「協力プレイ時に命中率70%以上で敵を100体殺す」に関しては一緒にプレイする人に自分に敵を倒させてくれるようにお願いしないと少し難しいです。
以上ですが、基本的に「トライアル&エラー」を繰り返してクリアしていくゲームになるので、倒されてもあきらめずに挑戦してください。
Farpointレビュー・評価まとめ~ネットでのリアルな声を紹介
最後にFarpointの評判やレビューをチェックしておきましょう。
こちらはかなり高評価なレビューですね。
確かに、VRアミューズメント施設のアトラクションを家で体験できるレベルのクオリティになっています。
シューティングコントローラーがあることで一層の没入感が生まれます。
多くのVR体験は現状、視覚・聴覚のみですが、Farpointはシューティングコントローラーがあることで触覚までVR空間に支配されます。
上記は、映像に関する感想です。
VR空間としての質の高さや違和感のなさを実現できている、という点で評価が高いですね。
目立つ意見としては、面白いんだけど「クモが気持ち悪い!」という意見。
確かに造形だけでなく鳴き声と動き方含めてかなり嫌悪感を抱きます。クモ嫌いの人だとVR酔いと合わせて気分が悪くなってしまう人はいるかも。
そして、クイーンスパイダー戦で詰まる人も多いみたいです。
なるべく距離をとる事と動き回る事、口を開けるタイミングを掴むのがコツです。
まとめ
いかがいたしましょうか。今回は本格的FPSVRゲーム「Farpoint」について紹介しました。
実現は難しいと言われていたVRでのFPSゲームの可能性を切り開いたという点だけでも今作は革新的なソフトだと言えます。
従来のFPSファンのプレイヤーにも受け入れられていることから、VR体験としてでなくゲームとしての評価が高いことが伺えます。
VRシューティングコントローラーを使ってのプレイは没入感が段違いに上がりますので、これを機にぜひ一度体験してみてほしいです。
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