VRムービー『Pearl』|アカデミー賞にノミネートされたGoogleの自信作に迫る!


皆さんは『Pearl(パール)』というVRムービーをご存知でしょうか?

『Pearl』はITの最先端を行くGoogleがディズニー出身の監督を迎えて製作したオリジナルのVRロードムービーです。VR史上初のアカデミー「短編アニメ賞」にノミネートされた作品でもあります。

この記事では、そんな『Pearl』の魅力を、

  • 豪華な製作陣
  • ストーリー
  • VRムービーならではの特徴
  • 実際に見たユーザーの感想

を画像を交えてたっぷりとご紹介したいと思います!

『Pearl』はgoogleとディズニー映画監督が製作したVRムービー

『Pearl』は知らない人はいない超大企業「google」が作ったVR対応アニメです。

2017年に公開されてから変わらずyoutubeで視聴できるため、無料で誰でも見ることが可能な作品となっています。ちなみに本編映像は以下から見ることができます。

また、Youtubeで視聴可能ということは、

  • HTC VIVEのようなPC向けVRゴーグル
  • Oculus QuestのようなスタンドアローンVRゴーグル
  • Gear VRのようなスマートフォンVR

まで、 VRゴーグルならほとんどすべての機器で視聴可能ということでもあります。 

そんな「Pearl」はディズニーの3D映画「ズートピア」や「ベイマックス」に携わったことのあるパトリック・オズボーン氏が監督となって、googleの「Goolge ATAP(Advances Technology And Projects)」(※いわゆるR&D部門にあたる部署です)が製作しました!

アニメ界の重鎮である「ディズニーの映画監督」とIT業界の巨人「Google」が手を組んで『Pearl』が製作されたと考えれば、このコラボレーションの凄さをご理解いただけるかと思います。

ストーリー|80年代アメリカの親子関係の変化を描く

 『Pearl』を見る点で、作風が独特な点は外せないでしょう。 

Pearlは80年代のアメリカを描いたセリフのない6分少々のアニメです。

そのすべてのシーンにおいて車の助手席に置いたカメラの視点を通して描いています。もちろん、VR対応動画なので首を動かすことで車内・車外の様子を見ることができます。

そのカメラの視点を通じて描かれるのは「時代と共に変化する父と娘の親子関係」です。

動画内の時間が進むにつれ、父娘も年齢を重ねるように作られており、動画の最初は幼い娘を膝の上に載せて運転しているシーンから始まります。その姿はどこから見ても仲の良い親子です。

しかし、その良い仲も長くは続きません。娘が成長するにつれ関係は冷えていき、一人で運転ができるほど成長すると、車内に父の姿は一切登場しなくなります。

最後には親子の仲を取り戻し、老いた父を娘が車で迎えに行くシーンで終わります。

 親子関係一生を描いた作品といえるでしょう。 

ジャンルを当てるならロードムービーだと思います。その雰囲気は、ストーリーコンセプトや演出方法から、筆者的には映画「イージー・ライダー」に近いものを感じました。

特徴|今を生きる人々が『Pearl』を見るべき2つの理由

ここまで紹介した『Pearl』の概要を掘り下げ、見るべき理由を2点紹介します。

VRならではの要素を生かした緻密な作品作り

まず忘れてはならないと点して、視点を自由に動かせるというVRならではの機能を生かしていることが挙げられます。

狭い車内を舞台にしているとはいえ、一方向を向いているカメラを通じて見える範囲には限界があり、父もしくは娘の動きが見えないことも多々。

そんなとき視界を動かすことで親子の姿を探すと、まるでカメラを通じて実際にそこにいる気分に浸ることができます。

また、視界を動かすことを考慮して車の窓から見える外の風景もよく作り込んであります。

さらに環境音も良くできており、パトカーの音といった特徴的な環境音を聞いたときはつい、そちらの方向を向いてしまうほど。

 VR体験の没入感における環境音の大切さを感じる事ができるでしょう。 

ここで紹介した要素はすべてVRならではの没入感を更に高めるものです。『Pearl』はVRならではの要素を活かした作品作りをしていると言えます。

現代では斬新な「VR」ロードムービーというジャンル

『Pearl』はアメコミのような見た目を持ち、ロードムービーというジャンルを用いて80年代を描いていることはここまで紹介した通りです。

 よく考えてみると、80年代つまり今から30年以上昔のことをVRで描いているというのはなかなか斬新だとは思いませんか? 

しかも、ロードムービーという枯れた表現方法を用いています。

昨今の映画事情は、マーベル・コミックを中心とした派手なアクションであり、ロードムービーのような静かで落ち着いた雰囲気が受ける素地はないと言えます。

筆者はVRユーザーであると同時に、かなりの映画オタクであることは自負しているものの、いまさら映画館でロードムービーを見ることはないと思っています。

そんな中、Googleとディズニー出身の監督が手を組み、ロードムービーを最新技術であるVRで復活させました。使い古されたロードムービーという手法も、VRが合わさることによって最新鋭の映画に生まれ変わったというのも過言ではありません。新鮮な気持ちで『Pearl』を見ることができました。

 映画ファンもそうでない方も、ぜひ『Pearl』をVRで見てください!きっと新鮮さを感じることでしょう! 

『Pearl』を見たユーザーの感想や評価

最後になりましたが、『Pearl』を見たユーザーの感想を紹介します。是非とも参考にしてみてください!

ユーザーの感想を見てみると、ほっこりした・ハマるといった感想や、VRでなくても泣けるそのストーリーのクオリティに言及している声がよく見られました。

これはgoogleとディズニーが組んだロードムービーならではの感じる感想と言えるかもしれません。 上手くVRとロードムービーを融合させた証拠と言えます。 

また、2017年にアカデミー賞にノミネートされたことを書いたユーザーもよく見られました。当時、アカデミー賞にノミネートされたVR作品は前例がないことを考えると、そのクオリティが想像できるかと思います。

まとめ|ハイクオリティ『Pearl』は一見の価値あり

ここまで『Pearl』を紹介してきました。アカデミー賞にノミネートされた事がわかるように、『Pearl』はVRを活かしたハイクオリティなロードムービーとして完成されています。

 これがyoutube、つまり無料でみれることを考えると、VRゴーグルをお持ちの方が見ない理由はありませんよね!? 

是非ともGoogleとディズニーの映画監督が手を組んだ、夢のタッグが作ったハイクオリティムービーを体感してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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XR-Hub 編集部