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サイバネット・システム社とは?ARの事例や実績・技術力を徹底解剖


サイバネットは、AR/VRの最先端技術を通して日本のモノづくりをサポートするソリューション・カンパニーです。

企業の抱える様々な問題を解決するためには、AR/VRに関する深い技術力と、企業としての底力=実績が必要不可欠です。

そこで今回の記事では、

  • サイバネットの企業概要
  • サイバネットの技術力や強み
  • サイバネットのAR制作実績
  • サイバネットの求人情報

といった点を取り上げます。

企業の直面する問題にAR/VRをどのように活用できるのか?
また、ARを活用して新たなビジネスチャンスを模索している企業にとってもサイバネットは心強いパートナーとなるでしょう。

ぜひ、最後までご覧になってください。

サイバネットの概要

サイバネットシステム株式会社(以下サイバネット)は、AR/VRの企画・開発から後方支援まで顧客の要請に合わせた解決策を提供する、ソリューション・カンパニーです。

モノづくりへのサポート

サイバーネットは「つくる情熱を、支える情熱。」を企業理念の一つとし、創業以来30年以上にわたって日本のモノづくりの現場を支えてきました。

その経験に支えられた高度なノウハウを基に、ARという新たな技術を投入することによって、さらに効果的で先進的な支援を行っています。

AR/VR開発における豊富な実績

サイバネットは世界トップクラスのソフトウェア会社20社以上に、50種類以上のソフトウェアを提供しています。

「どうすればAR/VRを企業のソリューションに活かせるか」を考え抜いてきた実績とノウハウは他の追随を許しません。

顧客の要望に合わせてAR/VRソリューションをゼロから企画・開発し、これまでの実績とノウハウを組み合わせたベストな解決策を提案しています。

様々な業種・業界に対応できる技術力

サイバネットは自動車業界や精密機器メーカー、飲料食品業界、医薬メーカーなど様々な分野の企業向けにAR/VRを用いたソリューションを提案し、同時に自社の成長に欠かせない最先端の技術開発にも力をいれています。

さらに、デザイン支援や作業効率化などの産業用むけAR/VRのシステム開発はもちろんのこと、一般ユーザー向けの販促コンテンツや観光支援まで幅広い分野におけるAR/VRの活用を提案しています

サイバネット概要

  • 社名:サイバネットシステム株式会社
  • 所在地:・本社/〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町3番地 富士ソフトビル ・西日本支社/〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町3丁目5番7号 御堂筋本町ビル ・中部支社/〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1丁目6番26号 富士ソフトビル
  • 電話: 03-5297-3010(本社)
  • 設立:1985年4月17日
  • 代表取締役:安江 令子
  • 資本金:9億9,500万円
  • 事業内容:ソフトウェアライセンス・保守サービスの提供、エンジニアリング・サービス、人材教育など
  • 公式HP:https://www.cybernet.jp/
  • 主な取引先:株式会社レコチョク、株式会社タカラトミーアーツ、株式会社ニューバランス ジャパン、成田国際空港株式会社株式会社イオンファンタジー、他多数

サイバネットの2つの特徴・強み

AR制作に携わるサイバネットの一番の強みは、産業向けと一般向けのそれぞれのフィールドで確かな実績を残していることです。
では、それぞれの分野におけるサイバネットの技術力や強みを見てみましょう。

⑴産業向けARシステムの開発

工場や製造業界などの産業向け分野へのARの導入は欧米が先行していますが、日本でも徐々に産業向けのARの活用が広がりを見せています。

モノづくりを支援するサイバネットも勿論製造業へのARソリューションを行っており、従来の手法ではコストや時間がかかっていた問題に関してARによる新たな解決策を提案しています。

産業向けARシステムの開発例:配置シミュレーションAR

ホテルや飲食店などの商業施設向けにソファーやテーブルなどの家具を製造・販売するある企業が抱えていた問題が、自社の製品と購入者との間に生じるミスマッチ。

販売した家具を実際の施設に設置すると、大きさやイメージが異なるという違和感が生じ、顧客満足度の低下を招いていました。

そこで導入したのが、家具の配置イメージをARをつかって事前に確認できる「配置シミュレーションAR」です。

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アプリで希望する家具を選択し、設置場所にカメラをかざすと、家具が部屋に置かれた合成画像がARで表示されます。
家具の実際の大きさや室内との調和具合も確認できるため、「思っていたの違った」というミスマッチを防ぐことができます。

テーブルやソファーなどの大型で高額な設備の購入に対する障害をARを使って取り除くことは、企業価値を高めるとともに、顧客満足度の向上にも役立っています。

⑵一般向けARシステムの開発

一般向けのARというとゲームなどのエンタメなどを思い浮かべますが、サイバネットはあくまでも企業に対するARソリューションを提供する会社。

ここでいう一般向けARシステムの開発とは、観光振興や販促・話題作りなど、個人消費者に向けて直接魅力的なコンテンツをARを使って発信することによる、企業活動のサポートのことです。

一般向けARシステムの開発例:観光振興AR

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予算の限られている地方自治体において、なるべくコストをかけずに地元の観光アピールを発信して観光客を誘致することは非常に難問です。

サイバネットは四国のある自治体から出されたそうした要請に対し、ARを用いたプロモーションを提案しました。
観光客は「観光促進AR」を自分のスマホにインストールするだけで、観光情報やおすすめ観光ルートを表示させることができます。

さらに地元ゆかりの歴史上の人物を2ショット写真を撮影したり、スタンプラリーの実施、さらにはインバウンド向けに英語の観光情報やルート案内も積極的に展開し、リピーターの獲得にも貢献しました。

「観光促進AR」を活用することによって、既存施設を改修したり、大掛かりなプロモーションを展開することなく、観光資源をアピールすることに成功したわけです。

ではここからさらに具体的に、サイバネットのAR/VRの制作実例を見ていきましょう。

サイバネットの制作実績①:cybARnet

「cybARnet(サイバーAR)」は、サイバネットが開発した簡単・低コストでARを活用できるサービスです。

ARコンテンツを自社でも活用したいと考えている企業は多いのですが、新しくシステムを構築するコストや人材が不足している…
そうした企業の悩みに応えるのがこのcybARnet。ARコンテンツ配信サービスと開発用のポータルサイト、そしてスマホ向けのARアプリをセットで提供することによって、時間やコストをかけずにARサービスを自社の企業活動に用いることができます。

cybARnetの特徴①:低コストで行えるARサービス

cybARnetの利用料金は、年間3,600円からと非常に低コスト。

サイバネットが提供する汎用ARアプリ「ARnex」をスマホやタブレットにインストールすると、商品のパッケージ上にキャンペーン動画を再生させたり、実際の風景の中に自社キャラクターを表示させるなどのARサービスが利用できます。

新たにARアプリやサービスを開発する必要がないため、AR活用のハードルがぐっと下がるのは企業にとってもありがたい話でしょう。

cybARnetの特徴②:ARに関する専門知識がなくても運用可能

cybARnetを利用するのに、プログラミングやARに関する専門知識は一切必要ありません。

ポータルサイト上でマーカー画像や動画コンテンツなどをアップロードするだけで、ARサービスを活用できます。

もとろん、HTMLやJavaScriptを利用したサービスの充実もサイバネットがサポートするため、導入企業はAR用の人材を確保する必要もありません。

cybARnetの特徴③:自社アプリとしても利用可能

cybARnetはより便利な機能が利用できるようになる「Basic会員」の登録と外部アプリとの連携によって、自社のオリジナルアプリとして配信することも可能です。

ARをさらに活用したい企業に対しても、サイバネットは幅広いサポートを行っています。

cybARnetの特徴④:ロケーションベースARにも対応可能

AR活用の大きなトレンドの一つが、位置情報を活用したロケーションベースARです。

ロケーションベースARとは、GPSを用いた位置情報にAR画像を重ね合わせて表示させることによって、現実世界とARを融合させた、より体感的なARサービスのこと。
観光地への誘致や商業施設でのプロモーションに用いるだけではなく、それらのデータを活用することによって新たなビジネスチャンスの拡大にも繋げられます。

ARnexアプリ

サイバネットの制作実績②:作業支援AR

イメージ

産業界におけるAR活用の広がりは上でも述べたとおりですが、サイバネットは設計や住宅関連産業を含めた製造業の分野でのARの活用を提案しています。

現在、製造業における人手不足は大きな問題となっていて、特に保守やメンテナンスにおける人材のトレーニングや、後継者へのノウハウの伝達が企業に対する課題として重くのしかかっています。

サイバネットが開発した「作業支援AR」を活用すると、タブレットなどのモニター上に必要な作業項目がARで表示されるため、ノウハウがまったくない作業員でも熟練者と同じように作業を行うことができます。

また、多言語に対応することによってこれから増えるであろう外国人従業員に対しても、作業内容や必要な仕事を理解させることが容易になります。

上の動画はエアコンの室外機のメンテナンスを行うに際し、「サイバネットの作業支援ARがどのように役立つか」を示したものです。

内容を分かりやすくするためにゆっくりと作業をおこなっていますが、このように実際の製品に作業内容をARで重ね合わせて表示することによって行うべき事柄が一目瞭然になります。さらにミスを減らすことによって、結果的にコストや時間の削減にもつながります。

経験の浅い作業員にとって、作業支援ARは文字通り業務上の心強いサポート・パートナーとなってくれるでしょう。

作業支援ARの特徴①:教育ツールとしての活用

作業支援ARは現場作業に最適化されたツールですが、教育用のコンテンツとしても活用可能です。
紙ベースの資料に比べると、作業支援ARの分かりやすさは言うまでもありません。特に作業や点検項目の多い工場内で作業するスタッフの訓練には非常に効果的です。

また、外国人労働者に対するトレーニングの効果性も飛躍的に高めることが可能でしょう。

作業支援ARの特徴②:データベースやサポート部門との連携

作業支援ARはそれ単独で完結するスタンド・アローンシステムではありません。むしろ、サポート部門とデータを共有することによってその真価を発揮します。

必要な情報を目の前のモニターに表示させることはもちろん、不測の事態が生じたときにも、同じ画像を共有できるため、問題解決へのプロセスがより明確になります。
さらに作業報告書が不要になることによる、コストや時間削減のメリットの大きさも見逃すことは出来ません。

作業支援ARの特徴③:行動ログをデータ化・効率化の促進

作業支援ARを用いて行った作業内容は、データ化してビッグデータとしての活用が可能です。

作業内容を記録することによって作業報告書の作成が不要になることは、作業員の労働負担の軽減にも大きく役立ちます。
さらに、蓄積された作業ログをビッグデータ解析することによって、さらなる作業効率化の促進や事故の防止、機械の故障の予兆を検知することも可能になります。

サイバネットの制作実績⑶小学生向けICT教材「Ai.R-Cord」開発を支えた「Wikitude SDK」

ARの教育分野への活用も、近年非常に注目を集めています。

日本でも2020年度から小学校でのプログラミング教育が実施され、順次中学校、高等学校にもICT教育が広がっていく予定です。

PCだけではなく、スマホやタブレットも含めたコンピューターを使った情報処理や通信技術を教えるICT教育は、教育改革の大きな目玉の一つともなっています。しか、それを子どもたちにどのように教えるのかという点で教師の側にも大きな課題して立ちはだかります。

株式会社九州コーユーが開発した「Ai.R-Cord(エーアイアールコード)」は、ARの特徴を活かし、現実に近い体験を通して『楽しみながら』プログラミング的思考を学べる教育ツールです。

Ai.R-Cordを利用すると、小学校1年生から6年生まで段階に応じた直列処理や条件分岐処理・繰り返し処理といった、プログラミングの基礎知識と概念を自然に学ぶことができます。

そのAi.R-Cordの開発に、サイバネットが提供するARアプリ開発キットの「Wikitude SDK」が用いられました。

【Wikitude SDKとは】

Wikitude SDKは、モバイルアプリ開発者なら誰でもすぐに使いこなせる、AR開発用のSDK(ソフトウェア開発キット)です。

Wikitude SDKを利用すると、画像認識型やマーカーレス型のARはもちろん、ロケーションベス型のARサービスも簡単に開発することができます。

さらに無償プラグインでUnityやCordova、Xamarinなどの幅広い開発環境にも対応。
Wikitude SDKを利用するためのライセンスは買取式のほか、サイバネットの技術サポートがついた年間ライセンス契約も可能です。

Wikitude SDKについての詳細は、サイバネット公式HPをご覧ください。

サイバネットの採用情報は?

幅広い業種の企業にAR/VRを用いたソリューションを提供するサイバネット。

自分もぜひサイバネットで最先端技術を通したモノづくりのサポートに携わりたい!と感じた方のために、サイバネットの採用情報をご紹介しましょう。

新卒採用

サイバネットでは日本のモノづくりを支えるための新卒採用を積極的に行っています。

雇用条件

  • 雇用形態:正社員
  • 給与:月給 22.7万円 〜 23.7万円(四大卒初任給:227,000円、修士卒初任給:237,000円、博士課程修了者については別途初任給を定める)
  • 昇給:年1回(業績により年2回
  • 勤務地:東京都千代田区神田練塀町3
  • 休日・休暇:完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、創立記念日休暇、年次有給休暇/最大20日入社月に応じて入社初日から付与(4月入社の場合、入社初年度より、16日付与)、特別休暇/慶弔休暇、産前産後/育児休暇、結婚休暇、子の看護休暇、永年勤続休暇など
  • 勤務時間:時差勤務制度。各自の希望に合わせて、1ヶ月単位で以下の3つから選択可能。8:30~17:00、9:00~17:30、9:30~18:00(いずれも、実働7時間30分)。この他、日単位での時差勤務制度もあり、業務状況に合わせたフレキシブルな勤務が可能。
  • 待遇・福利厚生:雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険完備、財形貯蓄、持株会、退職金制度、育児・介護休業制度等有り

※新規採用応募フォームはこちら

中途採用

サイバネットは、現在以下の分野におけるキャリア中途採用を行っています。

  • モデルベース開発におけるエンジニアリング・コンサルティング業務
  • モデルベース開発におけるコンサルティングならびにプロジェクトマネジメント業務
  • ANSYSソリューションのエンジニア
  • SPDMシステムのプリセールスエンジニア
  • AR/VRアプリケーション企画開発エンジニア
  • マーケティング担当者(BtoB 光学設計、照明解析ソフトウェア)
  • ビッグデータソリューションに関するテクニカルセールス(国内・海外向け)
  • メカニカルCAE製品(ANSYS)に関するメジャーアカウントセールス(大阪勤務)
  • 新規ソリューションのテクニカルセールス(IoT、デジタルツインの活用)
  • 光学設計評価製品・サービスに関するエンジニア
  • アカウントセールス:製造業に向けた開発支援サービスの営業(大阪勤務)

それぞれの条件や詳しい内容については、サイバネットのホームページをご覧ください。

※応募要項はこちら

障がい者採用

サイバネットでは企業理念に基づく、障がい者の雇用にも積極的に取り組んでいます。

応募方法

問い合わせフォームよ(こちら)りお申し込みください。

まとめ

日本のモノづくりをAR/VRといった最先端技術を用いてサポートするサイバネット。

幅広い業種に対応できる技術力と豊富な実績を持つサイバネットは、AR/VRを自社の課題の解決に用いたい企業にとって、非常に心強い存在でしょう。

また、XR-HubではVR・ARに精通した起業家による事業創造のコンサルティングも行なっております。

  • ARやVRを、自社の既存事業 に導入することを検討している
  • ARやVR事業を立ち上げたい

こんなニーズがある方にはコンサルティングを行なっておりますので、

もし「話だけでも聞いてみたい」と興味がありましたらこちらからお問い合わせください。

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