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傑作認定っ!Mossのあらすじや魅力・感想レビューを解説!攻略のコツも


「Moss」はアメリカ発のパズルアクションADVゲームですが、XR-Hubで紹介したコンテンツの中でも傑作として認定しました。

まるで上質な絵本、もしくはファンタジー映画に入り込んだかのような完成度の高さは必見!

この記事ではPS VRユーザーには絶対におすすめのゲーム「Moss」について

  • あらすじやストーリー
  • 遊んで欲しい4つの理由
  • 操作方法・攻略のコツ
  • 遊んだ人たちの評判や感想・レビュー

など徹底的に解説していきたいと思います!

ネズミ×パズルゲーム?!Mossのあらすじや世界観について

PSVR対応ソフト「Moss」は、小さくて可愛らしいネズミの「Quill(クィル)」を導きながら物語を進める、三人称視点のパズルアクションADVゲームです。

本作は『Destiny』、『Dragon Age: Inquisition』、『Halo: Reach』などの数々の名作ゲームに携わったスタッフが在籍する「Polyarc」が手がけた作品。

シアトルを拠点としてVRゲームを中心に開発するスタートアップ・クリエイター集団です。

Mossのあらすじとゲームコンセプト

「Moss」は剣と魔法のファンタジーの世界で、プレイヤーはネズミのクィルと一緒に仕掛けが施されたステージをクリアしながら、物語を展開させていきます。

ネズミのクィルは住処の森から外の世界に飛び出したい、という熱い想いをもつ女の子(!)です。

ある日、いつものように森の中を探索しているクィルは不思議なガラスの宝を見つけます。

それは古代の魔法が秘められており、太古の悪が目覚めてしまい…、この世界の危機と叔父を救うべく、クィルは立ち上がります。

物語の『読む者』であるあなたの助けを借りながら…。

「Moss」は箱庭型のステージの仕掛けをクリアしながらステージクリアを目指します。

ステージには岩や川、立体交差的に複雑に絡み合う配置のシーンもあり、謎解きとしての要素を含んだアクションゲームです。

クィルが進めない場面ではプレイヤーが手助けしながら、二人三脚で先を目指すというコンセプトで、クィルがステージの端までたどり着ければ、新しいステージに切り替わります。

(以前ご紹介した超名作ゲームAstro Botにイメージは近いですね!)

日本語もしっかり対応!

「Moss」は当初北米タイトルということで、日本語ローカナイズの対応が心配されましたが、しっかりと日本語に対応済み。さらにアップデートで日本語ナレーションも追加になりました。

音声・字幕の言語は設定画面から変更可能ですので、最初にしっかりと変更しておきましょう!

【Moss基本情報】

  • タイトル:Moss™
  • ジャンル:パズルアクションADV
  • 発売元:Polyarc
  • 発売日:2017年2月27日
  • 対応プラットフォーム:PlayStation VR(PS Camera必須)
  • 価格:¥3,299(税込)
  • プレイ人数:一人
  • 公式サイト

<ダウンロードはこちら>

Mossを遊んで欲しい4つの理由

可愛らしいネズミが活躍するパズルアクションADVゲーム、と言われてもちょっとピンと来ないですよね。

そこで、ここでは「Moss」の魅力をタップリとご紹介しましょう。

「Moss」をプレイすべき!理由その①:クィルとパズルの同時操作が楽しい!

「Moss」の基本的なステージ構成は『面クリア』方式になっており、箱庭的なステージの端までクィルがたどり着くと、次のステージへ向かえます。

しかし、クィルの前には様々な関門が立ちはだかり、その仕掛けを解いていくパズルゲームの一面を持つのですが、 面白いのがそのギミックの攻略がクィルの操作だけではない、という点 です。

「Moss」のステージ上には青い光がついている仕掛け(ギミック)があり、その仕掛けにはプレイヤーが(コントローラーを介して)直接干渉することができます。

たとえば、木箱を動かすというシーンがあるとしましょう。

普通のパズルゲームであれば、プレイヤーはキャラクターを操作し、木箱の前まで移動し、箱を動かしたり破壊する、といったアクションを起こします。

しかし、この「Moss」ではキャラクターを操作して敵と戦うなどの必要なアクションを取りながら、プレイヤーが直接木箱を動かすことによってクィルをサポートする、といった並行作業が可能なのです。

このような操作方法を取り入れることによって、プレイヤーは物語の『読む者』として、絵本の世界に介入している、もしくは『神視点』でクィルを導くことができます。

同時に2つの操作というと複雑そうに思えますが、実際にプレイしてみると、クィルの操作もパズルの仕掛けを解く操作もシンプルなアクションのため、すんなりと行うことが出来ます。

この、2つの操作がうまく噛み合った時の快感が独特の気持ちよさをもたらしてくれるのです!

難しいコマンド操作もなく、アクションのタイミングがシビアということもないため、むしろアクションゲームが苦手な人でもプレイしやすいゲームと言えるでしょう。

また、箱庭的なステージはジオラマのように固定されているため、パズルを解くためにプレイヤーは立ち上がって見下ろしたり、隠れている場所を覗き込んだりする必要があります。

そうしたVRならではの楽しみがパズルと連動しているところも、「Moss」の魅力の一つです。

一見すると『VRである必要がないのでは?』と思える「Moss」ですが、VRで目の前に「Moss」の世界が広がっているからこそ、プレイヤーはクィルを導いている、という感覚を自然に抱くことが出来るのです。

プレイして欲しい理由その②:絵本の世界に飛び込んだかのような美しいグラフィック

上記のトレーラーを見ていただけると分かる通り、「Moss」の世界は美しい魅惑的なグラフィックによって描かれています。

まるで絵本の世界を思わせる画面ですが、 実際にこのゲームではプレイヤーは物語を『読む者』として扱われ、本の『外』にいる存在として位置づけ られています。

子供の頃、絵本や児童書に夢中になって主人公に感情移入し、主人公を助けたい!と思ったことはないでしょうか?

「Moss」はそんな物語の世界へとプレイヤーを導きます。

さらにその美麗なグラフィックスとVRならではの没入感は、まるで上質なファンタジー映画の世界に入り込んだかのようです。

また、PSの名作ADVゲーム『ICO』を思わせるかのような透明感のある世界の描き方は、そこにいるだけで心が安らぎます。

映画『指輪物語』や『アリス・イン・ワンダーランド』などのファンタジーの世界が好きな方なら、すぐのこの世界の虜になること間違いなし…?

パズルゲームは仕掛けがわからないとイライラしてしまって、ゲーム自体を放り投げたくなる衝動にかられますが、この「Moss」では美しい世界観のおかげで、そんな心配も杞憂です。

じっくりと、「Moss」の世界に浸ってください。

プレイして欲しい理由その③:クィルがとにかくかわいい!

「Moss」の主人公はネズミのクィル。

小さなクィルが画面内を所狭しと動き回る姿は、見ているだけでかわいいのです!

クィルは自分を助けてくれるプレイヤーの存在を認識しているため、何も操作していないとこちらを見上げてくれます。

小さな体で、壁をよじ登っている様子は愛おしさすら感じますし、仕掛けを解いた後、プレイヤーに向かって「グッ!」と指を立ててアピールする姿にすっかりメロメロ。

さらにピョンピョン飛び跳ねて喜ぶ様子は、まるで愛する我が子を眺める親のような気持ちです。

小さな体でめいっぱい感情を表現しているクィルにすぐに感情移入してしまうことでしょう。

さらにさすがはVR。

目の前に実際に存在して、本当に生きているかのようなイキイキと躍動するクィルは眺めているだけで癒やされます。

そんなかわいらしいクィルだからこそ、助けてあげたい!一緒に冒険したい!という気持ちが強くなるんですね。

プレイして欲しい理由その④:やりこみ要素もバッチリ!

「Moss」は出くわす敵をなぎ払いつつ、ステージの仕掛けを解いて先へと進むパズル・アクションゲームですが、クリア以外のやりこみ要素もしっかりと用意されています。

ステージ上には『忘却のかけら』というイラストの断片が描かれた巻物が隠されていて、それを集めていくと、本のイラストが完成します。

トロフィー収集にも関連するイラスト集めですが、その多くは正規の攻略ルートとは関係がない場所に配置されています。

そのため、ステージの隅から隅までよく目を凝らして探す必要があるのですが、かわいらしいクィルを操作する楽しさも相まって、このイラスト集め自体がかなり楽しいんですよねー!

ぜひ全ての巻物を集めて、トロフィー「著者の計画」をゲットしてくださいね。

Moss の操作方法・攻略のコツ

VRパズルアクションADVの「Moss」は、デュアルショック4でプレイします。

【クィルの操作方法】

  • 左スティック:移動
  • □ボタン:剣で攻撃
  • ☓ボタン:ジャンプ
  • □+☓ボタン同時押し:回避行動

※攻撃は3回までコンボ可能。

また攻撃直後に☓ボタンで回避、ジャンプ中に攻撃で落下攻撃など、ボタンの組み合わせで各種アクションが可能。

【プレイヤー(読む者)の操作方法】

  • L2/R2ボタン:物を掴む、もしくはクィルの回復
  • デュアルショック・ライトバー:カーソルの移動

画面上に現れる青い球が、プレイヤーの手となるカーソル。

鑑賞可能なオブジェにカーソルを合わせ、L2/R2ボタンを押して掴みながら、引っ張ったり押し込んだりしてクィルの行く手を拓いていきます。

この操作方法によって、例えば道を塞いでいる岩を取り除いたり、台座を回転させて階段を引き上げたり、足場を上下させるなどのアクションが可能です。

また、プレイヤーはパズルを解くだけではなく、バトル中に敵を操ることも可能担っています。

それによってクィルのバトルを手助けするだけではなく、仕掛けを解くにも必要になってきます。

例えば、誰かが乗っていないと開かないドアの仕掛けには、敵を操ってドアのボタンを開けて先へ進む、といった具合です。

パズル難易度は前半は普通だが、後半は複雑に!

パズルの難易度は序盤はそれほど難しくはありません。

じっくり考えれば、詰まる場所もそう多くは無いでしょう。

ただし、後半に行くと仕掛けも複雑になっていきます。

クィルの操作と、パズルの操作を同時に行わければならない場面にも出くわします。

その際には慌てず、周りを見渡しながらジックリと操作に専念しましょう。

仕掛けの解き方はネタバレになってしまうのでここではあえて触れませんが、トロフィー集めに必要な項目を挙げておきます。

【トロフィー獲得情報】

グレード タイトル 詳細情報
プラチナ 一心同体 『Moss』のトロフィーをすべて集める
ゴールド 著者の計画 忘却のかけらをすべて集める
ゴールド 鍛造の名人 2体以上のスクリーチャーを支配したティッカーで倒す
ゴールド 王国の守護者 1度も死亡せずにアーガスを救出する
ゴールド 意外な英雄 大蛇のサーフォグを倒す
ゴールド すばらしい始まり 『Moss』の最初の本を終える
シルバー 粒収集家II 秘宝の粒をたくさん集める
シルバー 力の名残 秘宝の粒をすべて集める
シルバー 支配権をめぐる戦い 作られた敵をたくさん支配する
シルバー ぶら下がる賢者 町の酒場に行く簡単な方法を見つける
シルバー ナイスショット 作られた敵を支配したスコーチャーで倒す
シルバー 破壊の幽霊 “読む者”の力でたくさんものを破壊する
シルバー 生垣の騎士 クイルの剣でたくさん草を斬る
シルバー 悩みの種 クイルに棘を複数破壊させる
シルバー 聖なる誓い 太陽の騎士のたいまつを灯す
ブロンズ 運命のかけら 最初の忘却のかけらを見つける
ブロンズ 粒収集家I 秘宝の粒を少し集める
ブロンズ 最初の試練 沼地で最初のスクリーチャーを倒す
ブロンズ 敵は使いよう スクリーチャーを使って道を開く
ブロンズ こわくなんかない! クイルを後ろから驚かす
ブロンズ うまくいったね! クイルとハイタッチする
ブロンズ 動物に手を触れないでください 冒険を遅らせてクイルを困らせる
ブロンズ 空飛ぶネズミ 作られた敵を空中攻撃で倒す
ブロンズ ありがとう 初めて『読む者』の力でクイルを回復する
ブロンズ 大暴れ! 町の酒場で壊せるものをすべて壊す
ブロンズ アーケインの鍵 沼地の神殿の祭壇への道を開く
ブロンズ 開拓地 クイルと開拓地に入る
ブロンズ 果てなしの沼地 スターシングとクイルについていき、果てなしの沼地に入る
ブロンズ 沼地の神殿 クイルと沼地の神殿に入る
ブロンズ ナメルフック鉱業 クイルとナメルフック採鉱場に入る
ブロンズ 捨てられた街 クイルと捨てられた街に入る
ブロンズ 登頂 クイルと城の橋まで登る

 

Mossの評判・感想レビューは?

では、最後に実際に「Moss」をプレイした人の感想・レビューを見てみましょう。

体験版をプレイしただけでも、「Moss」の魅力はすぐに伝わるようですね!

日本語ナレーションにも対応していますので、ぜひ購入してプレイして欲しい!

「Moss」は当初北米版での発売でしたが、人気に火がつきその後日本版がリリースとなりました。

本格的なVRパズルアクションADVをぜひ堪能してください^^

このように、全体的に評価が高い「Moss」。実際、北米版がリリースされた際には発売からわずか2日でランク・チャートインしました。

ただ、日本語版ではナレーションが字幕対応のみという点に不満を感じているユーザーも多かったのですが、アップデートにより日本語ナレーション&PS4 Proにも対応済みです。

さしずめ、今が「Moss」をプレイする絶好のタイミングと言えそうですね!

まとめ

VRで本格的なパズルアクションADVが堪能できる「Moss」。

パズルやバトルはシンプルで難易度もちょうどよく、雰囲気バッチリな世界観もあわせて、誰でも楽しむことができる作品だと言えます!

唯一の欠点と言えば、物語が唐突に終わってしまうところ…かもしれません。

ただし、これは次回作がきっとあるものという期待分としてグッと飲み込んでおきましょう。

なによりも、VRの中でクルクルと動き回るクィルと一緒に謎を解き、敵をなぎ払い、先へと進むのに夢中になってしまう「Moss」。

かわいらしいクィルと一緒に冒険を楽しんでください!

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