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【鉄拳7 VRレビュー】遂に搭載したVRモードの評価・プレイ方法まで!


シリーズ通算4,400万枚のリリースを誇る、大人気3D格闘ゲームの『鉄拳シリーズ』。その最新ナンバリングタイトルである「鉄拳7」がついにPSVRにてVRにも対応!

今回の記事では

  • 対戦格闘ゲームとVRとの相性とは?
  • 鉄拳7のVRモードでできること
  • 鉄拳✕VRの巷の評価
  • VRと対戦格闘ゲームの未来とは?

といった点について取り上げたいと思います。

対戦格闘ゲームファンはもちろん、PS VRユーザーならばぜひ注目して欲しいタイトルですので、ぜひ最後までご覧になってください。

鉄拳7 VRの概要|シリーズの歴史、対応デバイスなど

鉄拳7

『鉄拳シリーズ』はシリーズ誕生からすでに20年以上、シリーズ累計売上は4,400万枚を超える世界中で大人気の3D対戦格闘ゲームです。

前作『鉄拳6』から実に8年ぶり、ナンバリングタイトルとして最新作にあたる「鉄拳7」で遊べるモードは以下の通り。

  1. 三島一家の物語が描かれる「ストーリーモード」
  2. 世界中のプレイヤーと対戦できる「オンラインモード」
  3. アーケードモードや練習なども行える「オフラインモード」
  4. ファイトマネーで自分好みにキャラをカスタマイズできる「カスタマイズモード」
  5. 歴代シリーズやパチスロ版も含めた様々なムービーが鑑賞できる「ギャラリーモード」

Steam・PCVRユーザーは注意!PSVRのみVRモード対応

「鉄拳7」はPS4以外にもXbox、Steam版でも発売されています。

 ただし、Xbox版、Steam版にはVRモードはありません。PS4ユーザーだけ「VRモード」をプレイすることができます。 

PS4版でのみ楽しめるVRモードには、以下のモードが搭載されています。

  • 「VR BATTLE」:三人称視点で体力ゲージなしの練習ができる
  • 「VR VIEWER」:自分でカスタマイズした任意のキャラクターを様々な角度から鑑賞できる

現在、PS Storeではより求めやすくなった「Welcome Price!!」、様々な追加コンテンツが楽しめる『鉄拳7 DLC シーズンパス1』ならびに『鉄拳7 DLC シーズンパス2』がセットになった「鉄拳7 デラックスエディション2018」が発売中です。

詳しくはこちら

鉄拳 7 VRモードの遊び方・操作方法

では、「鉄拳7」のVRコンテンツでプレイできる、

  1. VR BATTLE
  2. VR WINNER

のモードの内容や操作方法などを見てみましょう。

【VR BATTLE】

鉄拳7 VRモード

VRモードはスタート画面のメニューの一番下、本編とは独立している形で存在しています(PS VRユーザー向けの特典、という位置づけなのかもしれません)。

「VR BATTLE」では先王の特別なステージでCPUが操るキャラと対峙します。

デフォルトでの仕様は『PRACTICE』。その名の通り、動かないCPUキャラ相手に技の練習を行うことができます。

「VS CPU」にするとCPUキャラも動きますが、体力ゲージ表示なし・時間制限無し・音楽もなしといった仕様。試合形式ではなく、やはり技を練習したり、VR空間内でキャラのアクションを楽しむのが基本的な楽しみ方となります。

「VR BATTLE」でも基本操作は本編と変わりませんが、視点移動など「VR BATTLE」独特の操作方法が存在します。

VR BATTLE操作方法

VRモードでもデュアルショック4のみの操作となります。

方向キー キャラの移動
◯△□✕ボタン  攻撃
 右スティック  カメラ操作
L2/R2ボタン 縮小・拡大
R1ボタン スローモード

視点操作で色々な角度からのアクションを眺めることができるのが「VR BATTLE」最大の特徴。

R2ボタンで拡大しつつ斜め後方からの視点が一番迫力があると思いますが、視点の角度によっては技が繰り出しにくいことも。この辺りはVRで対戦格闘ゲームを楽しむ今後の課題になるかもしれません。

また、ある程度以上はR2ボタンで拡大しても近づくことができませんが、自分が動いてカメラに近づくことによってキャラにかなり接近することができます。間近でみる鉄拳キャラのグラフィックと迫力はかなりのもの。

VRの没入感のおかげで、実際に自分が殴られているかのような感覚です。

さらにR1ボタンでスローモードでアクションを鑑賞すると、鉄拳キャラのかっこよさが一層引き立ちます。

惜しむらくは一人称視点がないこと。
これが一人称視点でプレイできるようになると、きっとすごいことになりそうです。

【VR VIEWER】

鉄拳7 VRモード

「VR VIEWER」モードでは、自分でカスタマイズしたキャラクターをVR空間内で好きな角度から鑑賞することができます。

イメージとしては、「デッド オア アライブ エクストリーム 3」の『グラビアパラダイス』が一番近いでしょうか。

※参考記事:DEAD OR ALIVE Xtreme3の攻略方法・レビューまとめ!

VR VIEWERモード基本操作

右スティック カメラ操作
L2/R2ボタン 拡大・縮小
△ボタン キャラモーション
◯ボタン カスタム画面に戻る

△ボタンを押すとキャラクターのモーションを再生でき、キャラごとに3~5秒ほどのモーションを2種類繰り出します。また、特殊操作としてR3ボタンを押すとキャラクターが目線をくれます。

デフォルトのカメラ位置はやや遠目ですが、「VR BATTLE」と同じように自分が近づくことでキャラに超接近が可能です。

本当に目の前にキャラがいるかのような迫力はVRならでは。さらに極限まで近づいた状態でモーションを繰り出すと、思わず後ずさりてしまいそうになります。

しかし、惜しむらくは「VR VIEWER」モードでも背景が存在しないこと。

キャラの造形やグラフィックは「デッド オア アライブ エクストリーム 3」よりも優れていると感じるだけに、これはとても残念ですね。

VRモードは飽くまでオプション。将来性を感じる迫力、臨場感の体験を目的に

鉄拳

本編とは別枠扱いの「鉄拳7」のVRモード。

基本的にVRモードは「オプション程度」の位置づけと考えたほうが良さそうです。

「VR BATTLE」ではVR空間内での迫力あるキャラの動きを堪能できますが、試合ではなくデモという感じですし、「VR VIEWER」はキャラのカスタマイズこそ可能なものの、背景がないためどうしても単調さは拭いきれません。

ただ、通常の「鉄拳7」は3D対戦格闘ゲームとしてはほぼ完成の域に達しており、これ以上の大幅な進化というのはイメージが付きません。

 よって今回のVRモードがさらに進化し、今後の『鉄拳シリーズ』に受け継がれていくとすると、非常に期待できます。 

今回の「VR BATTLE」では体力ゲージもなく、VR対戦格闘ゲームという仕上がりまでには至っていませんでしたが、
「今後このVRモードが標準仕様になったら?」
「また今回は実装されていない、一人称視点での対戦格闘が可能になったら?」

「ストリートファイターⅡ」でブレイクした2D対戦格闘ゲームが『バーチャファイターシリーズ』、そしてこの『鉄拳シリーズ』の3D対戦格闘ゲームへと大きく進化したように、「鉄拳7」のVRモードは「VR対戦格闘ゲーム」という新たなジャンルのゲームが生まれる、今その瞬間に立ち会っているかもしれません。

「鉄拳7」のVRモードは今後の試金石として、我々ユーザーの方が試されているかもしれません。近未来にきっと登場するであろう、VR対戦格闘ゲームとして新たなステージに駆け上るであろう全く新しい「鉄拳」が待ち遠しいですね。

鉄拳7 VRの評価・ユーザーレビュー情報

では、「鉄拳7」のVRモードをプレイしたユーザーの評価・レビューを見てみましょう。

VRモードを体験した際の迫力はかなりのものです。ぜひお試しあれ!

スローでのプレイ鑑賞はVRモードのお楽しみの一つですね。


「鉄拳7」VRモードの最大公約数的な評価がこういったものでしょう。

ほぼ「お試し」程度の搭載であり未だ未だ機能改善の余地はあるものの、本格的な「鉄拳のVR体験」とは言えないものの格闘ゲームの将来性を十分に感じさせる迫力・臨場感であることは間違いないようです。

VRモードがさらに進化した新しい「鉄拳」が待ち遠しいですね。

【最後に】鉄拳 7のゲームの基本概要(価格、容量など)

【鉄拳7 のWelcome Price!!基本情報】

  • 発売日:2018年9月6日
  • 対応機種:PlayStation 4
    ジャンル:対戦格闘
  • ダウンロード容量:41.6GB
  • PS VR対応
  • 希望小売価格:4,000円+税(ダウンロード版同価格)
  • 公式HP:https://www.tk7.tekken-official.jp/

【鉄拳7 デラックスエディション2018基本情報】

  • 発売日:2018年9月6日
  • 対応機種:PlayStation 4
  • ジャンル:対戦格闘
  • ダウンロード容量:41.62GB
  • PS VR対応
  • 希望小売価格:8,700円+税
  • 公式HP:https://www.tk7.tekken-official.jp/
  • 収録内容:
    1. 『鉄拳7』(ゲーム本編)
    2. 『鉄拳7 DLC シーズンパス1』
    3. 『鉄拳7 DLC シーズンパス2』
    4. 有料DLC追加キャラクター『エリザ』

まとめ

「鉄拳7」のVRモードは、対戦格闘ゲームをVR化することへの課題、難しさを浮き彫りにしてくれました。
しかし同時に、VRでしか感じられない迫力や魅力を示してくれたのも事実です。
理想としては、やはり一人称視点でのVR対戦格闘ゲームの姿でしょうか。
もしVR空間内で一人称視点での格闘ゲームが実現できれば、ゲームの歴史が塗り替えられる出来事となるでしょう。
そのための技術的なハードルは決して低くはありませんが、VRの技術はますます進化を続けています。
VRに完全対応した、真の「鉄拳VR」を今から楽しみにしていましょう!

※合わせてオススメしたいVRアクションゲーム集:
【2019年最新】VRアクションゲームおすすめ9タイトル|編集部が超厳選!


鉄拳7

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