【イーグルフライト徹底レビュー】評価や攻略のコツを解説!
「イーグルフライト」はプレイヤーが鷲になって人類が姿を消した後のパリの街を自由に飛び回れるVRフライトアクションゲームです。
単なるフライトシュミレーターではなく、フライトアクションと銘打っているだけあって、様々なミッションをプレイしたり、オンラインを利用したマルチプレイも可能に!
当記事では
- 「イーグルフライト」の特徴
- 「イーグルフライト」の魅力
- 「イーグルフライト」の各モード&攻略法
- 「イーグルフライト」の評判・口コミ
といった点についてお伝えします!
Contents
イーグルフライト(Eagle Flight)とは?
「イーグルフライト」はPS VR、Steamで発売されているフライト・アクションゲームです。
プレイヤーは鷲となって大空を自由に飛び回ることができます。
まずはこちらのトレイラー↓をご覧ください。(想像を超える美しいVRの世界が待ってます)
舞台となるのは人類が姿を消した50年後のパリ。
人類が姿を消したと言っても廃墟となったわけではなく、エッフェル塔や凱旋門、ノートルダム大聖堂(!)などのパリのランドマークはいまだ健在です。
大都市が自然に戻りつつあり、野生動物の楽園と化したパリの街を鷲となって自由に駆け巡る爽快感はVRならではの楽しみ方ですね。
開発したのは「アサシン クリード」シリーズで有名なモントリオールスタジオ。
「アサシン クリード」の特徴であるリアルな3Dフィールド、未知の世界を体験するといったテイストは本作にも受け継がれています。
「イーグルフライト」の操作方法はシンプルで直感的なため、本当に自分が鳥になって大空に羽ばたくような感覚を味わえます。
現実ではありえないことを体験できる『仮想現実』を心ゆくまで楽しめる本タイトルは、VRの魅力や面白さをストレートに伝えてくれるため、VRの普及にもピッタリ。
ぜひ周りの人にもプレイしてもらって、VRユーザーを増やしていきましょう!
【イーグルフライト基本情報】
- 発売日:2016年11月9日
- 対応機種:PlayStation 4(PS VR必須)、Steam(Oculus Rift、HTC Vive対応)
- ジャンル:VRフライトアクション
- ダウンロード容量:3.34GB(PS VR)
- プレイ人数:オフライン/1人、オンライン/最大6人
- 対象年齢:CERO B(12歳以上)
- 希望小売価格:PS4版/5,184円(税込)、Steam版/2,592円(税込)
- 公式HPはこちら
※オンラインマルチプレイを楽しむにはPlayStation®Plusへの加入(有料)が必要です。
※2019年5月現在、Steam版は70%OFFの¥777のセール価格で販売中です。
イーグルフライトを遊んで欲しい3つの理由
では、ここからは「イーグルフライト」の魅力をより具体的に探っていきましょう。
遊んで欲しい理由①:独特のグラフィックで表現されたパリの街を自由に飛び回れる!
「イーグルフライト」の舞台となるパリは人類が(理由は説明されませんが)姿を消した世界。
動物たちの楽園となっているパリの街を飛び回るのはVRの没入感も相まって、どこか夢の世界のようです。
そうした不思議な感覚をより駆り立てているのが「イーグルフライト」の独特のグラフィック。
リアルなCGグラフィックではなく、アニメ的にデフォルメされた表現でパリの美しい街並みが再現されています。
エッフェル塔や凱旋門、ノートルダム大聖堂などが特徴的なパリの上空を飛び回るのは単純にそれだけで楽しい体験です。
特にノートルダム大聖堂を目にすると感慨深いものがこみ上げてきます。
まさか製作者もあんなことになろうとは思ってもいなかったでしょうね。
この、ゲームの世界を通して自分の知らない世界を体験する感覚は「アサシン クリード」にも通じるものがあります。
「アサシン クリード」ではイスラムの世界や独立戦争時代のアメリカ、産業革命中の19世紀イギリスなど、様々な時代の世界を体験することができますが、この「イーグルフライト」でも人類のいなくなったパリという独特の世界を鷲の目を通して知ることができるのです。
セーヌ川の川面を切って凱旋門をくぐり抜け、ノートルダム大聖堂の塔の周りを旋回してエッフェル塔の頂上に着地すると、本当に自分が鷲になってパリの街を体験したかのような爽快な気分を味わえます。
遊んで欲しい理由②:ゲームに慣れていない人でも遊べるシンプルな操作方法
「イーグルフライト」の操作方法はとてもシンプル。
- 方向転換:ヘッドセット首振り
- 加速:R2ボタン
- 減速:L2ボタン
- 空気弾の発射:□ボタン
- シールド:✕ボタン
特に操作方法として特徴的なのが、ヘッドセットを上下左右の首振りによって飛ぶ方向を操作できるところ。
こうした直感的な操作方法はVRの没入感を高める点でとても効果的です。
首を左右に傾けると左右に旋回しますが、ヘッドセットがカメラのトラッキングから外れることを防いでくれるため、まさしく鷲にの目を通してパリの街を観察することができます。
普段ゲームをしない人でも感覚的に操作できるので、VRの楽しさ、鷲になって大空を駆け巡る楽しさを十分に満喫することができるでしょう。
ただし、決して軽くはないヘッドセットを装着して首を振り続けているとさすがに少し疲れてきます。1時間以上の連続プレイは控えて、途中にしっかりと休憩をはさみましょう。
遊んで欲しい理由③:VR酔いを回避するための様々な工夫
鷲になって大空を飛び回る快感は最高でVRならではの醍醐味ですが、同時に心配なのが『VR酔い』です。
VR酔いとは映像酔いの一種でヘッドセットを装着した頭の動きと、実際に見えている映像にズレが原因で起こります。
個人差はありますが、ひどい人だと船酔いと同じような症状を引き出してプレイどころではなくなってしまいます。
「イーグルフライト」は大空を360°自由に飛び回り、スピード感もしっかりとあるので、VR酔いしそうな要素がプンプンと漂っていますが、実際にプレイしてみるとそれほどでもありません(個人差はあります)。
それは製作者が「イーグルフライト」でVR酔いのための対策をしっかりと取っているからに他なりません。
例えば、鷲(プレイヤー)の進行方向はクチバシの描写でしっかりと示されますし、スピードが早まるときには視野が狭まるエフェクトが用意されています。
そのため、『フワフワ』した視線の動きが制限され、VR酔いを防いでくれているのです!
とはいっても、流石に低空飛行で右へ左へと激しく旋回するようなプレイを続けると酔いを感じてきます。
そのような時には高度を上げてゆったりと飛ぶとある程度落ち着いてきますので、自身でも酔いにくいプレイを心がけると良いでしょう。
VR酔いの予防・対策についてはこちら→)VR酔いの原因とは?対策方法・プレイ中に酔った場合の対処方法
イーグルフライトのゲームモード・攻略のコツ
「イーグルフライト」のゲームモードは3つあります。
- ストーリーモード
- マルチプレイモード
- フリーフライトモード
「ストーリーモード」では『鳥の生活を体験する』という設定で、複数のミッションをクリアしながらプレイエリアを広げていくことになります。
ミッションは20以上用意されていて、代表的なものは以下のとおり。
- フライトレース:輪っかを順番にくぐってゴールを目指す
- スピードレース:障害物を避けながらスピードを競う
- 戦闘:空気砲を使って時間内に敵キャラを倒す
ミッションはクリアタイムによって星評価があり、スターの数によってアクティビティが増えるため、やり込み要素もしっかり設計されています。
まずはステージの配置や敵の出現ポイントを覚えよう
ミッション中にはチェックポイントがないため、途中でミスしてしまうと最初からやり直しになってしまいまうため初見クリアを目指すのではなく、最初はステージの配置や敵の出現ポイントをしっかりと覚える必要があります。
とはいっても、どのミッションもそうしたポイントを押さえれば、それほど難易度は高くありません。
むしろ、パリの街並みの高低差がデフォルメされて強調されているため、3Dの空間を自由に飛び回れる爽快感と、パリを体験している、というワクワク感がこみ上げてきます。
「スピードレース」はジェットコースターのような爽快感!
特に障害物を避けながらブーストで加速する「スピードレース」は、ジェットコースターのようなスピード感を味わえます。
このミッションでは大空ではなく、狭い空間を駆け抜ける障害物レースのようなものですが、目の前に次々現れる障害物を避けながら細かい空間をすり抜けていくのは単純に楽しい!
障害物にぶつかるとアウトですが、その際もVRの没入感のおかげで本当に自分が体当たりしかたのようで、思わず驚きの声を上げてしまいます。
マルチプレイは友達と空中戦を楽しめる!
「マルチプレイモード」は最大6人参加のオンラインで5分間の激しい空中戦を楽しめます。
ゲームシステムとしては3対3のチーム戦でランダムに現れるウサギを狩り合って巣に持ち帰る、いわうるキャプチャー・ザ・フラッグといわれるスタイルです。
鷲の性能はどれも同じですし、攻撃方法や回避手段も空気砲とシールド以外用意されていないため、とてもフェア。
純粋な駆け引き・操縦技術が試されます。
空気砲の当たり判定が思ったよりも大きいため、対戦で勝利するためにはいかに狭い場所をくぐり抜けながら敵の目をごまかすかが鍵となります。
低空飛行でパリの街並みを駆け抜けながら敵の追跡を振り切り、巣までウサギを持ち帰った時の爽快感は抜群!
逆に途中で相手の空気砲に当たってしまうとそのポイントにウサギを落として相手に奪われ、そのまま巣まで運ばれてしまいます。
チームとして巣の近くで待ち伏せする、一斉に取り囲んでウサギを奪うなどの戦術が有効です。
ただし、マッチングが揃わない場合は2対1などの対戦になることもあり、その場合は当然ですが少ない側が圧倒的な不利になってしまいます。
そのへんのシステムはもう少し工夫してほしかったところですね。
フリーモードは自由快適な空の旅を楽しむ
「フリーフライト」モードはその名の通り、パリの上空を自由に飛び回ることができますが、「ストーリーモード」の収集要素などが省かれているため、同じく気ままに飛び回るにしても「ストーリーモード」の方が良さそうです。
ただし、初めてVRや「イーグルフライト」に触れる人にはVRに慣れるためにまずこの「フリーフライト」で練習してみても良いかもしれませんね。
イーグルフライトの評判・感想・レビュー
PSVRが思ったより普通に楽しい。1人で夜中に「わー」とか言いながらやってる。Rezは今更だけどすごいし、イーグルフライトはとりちゃんがかわいいし。コツは背もたれにもたれかからないでやることですな!ふわっとするのでよりVR感が出る!
— 古川未鈴 (@FurukawaMirin) 2017年12月8日
イーグルフライトはVRの楽しさを満喫するのに最適なソフトの一つです。
布教用としてもベストなので、VRファンはこの機会にゲットしておきましょう。
イーグルフライト
PSVRで首の動きだけで操作してます
スリリングで面白い
#PS4share#イーグルフライトhttps://t.co/BqS8XKOGuy pic.twitter.com/smqoXuo0gp— チョル (@chol_00) 2018年1月8日
大空を自由に羽ばたけるだけではなく、ゲーム的な要素もしっかりと組み込まれているのがイーグルフライトの良さです。しっかりとやり込めますよ!
火災に遭う以前のノートルダム大聖堂をVRで堪能するための3つの方法 – GIGAZINE https://t.co/X4p90MwT7c
「イーグルフライト」
おお。それなら持ってる— ちびくま2 (@chibikuma02) 2019年4月30日
火災は本当に残念でたまりませんが、イーグルフライトなら在りし日のノートルダム大聖堂上空を鷲になって旋回できます!
まとめ
「アサシン クリード」シリーズで未知の世界を体験するのと同じように、パリの街並みを鷲になって体感できる「イーグルフライト」。
パリの街は決して100%リアルに再現されているわけではありませんが、デフォルメのおかげで逆に高低差やメリハリなど、ゲーム的なエッセンス・楽しさが詰め込まれています。
様々なレベルデザインのミッションや、シンプルで直感的な操作方法、巧みなステージ構成など、VRの魅力だけではなく、単独のゲームとしてもしっかりとデザインされている「イーグルフライト」は、大空を自由に駆け巡りたいという人類普遍の夢をVRで叶えてくれています。
誰でもすぐにプレイできるため、VRの普及や紹介にもピッタリの「イーグルフライト」。ぜひ、鷲になった気持ちでパリの上空を気持ちよく羽ばたいてください!
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