『アンティルドーン:ラッシュオブブラッド』(PSVR)レビュー|攻略方法まで徹底解説!
『アンティル・ドーン』といえば、シリーズ前作の『アンティル・ドーン 惨劇の山荘』をまず最初に思い浮かべる方が多そうですね。
本作『ラッシュオブブラッド』は、パッと見ただけではそうとはわからないゲーム性の大転換で発売当時は大いに話題になりました。
そして随所に散りばめられる「惨劇の山荘」由来の恐怖には思わずニヤリ。
この記事ではそんなVRホラーシューティングゲーム『アンティルドーン:ラッシュオブブラッド』の
- ゲームの概要(ストーリー、価格)
- 魅力
- 攻略のコツ
- 感想・評価
など徹底解説していきます!
Contents
アンティルドーン VRとは?ストーリーや世界観
今回ご紹介する通称「アンティル・ドーンVR」とは、正式名称『 Until Dawn: Rush of Blood 』という、一人称視点で遊ぶVRホラー・シューティングゲームです。
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)をセットし、モーションコントローラーを持って、避けたり撃ったりしながらステージを進めていきます。
チュートリアルを終えると早速ホラー&グロ展開が登場する本作、CEROレーティングは堂々の【Z】です。(※R-18)
ただのシューティングではない?ホラー作品としての完成度の高さ
シューティングゲームと聞くとスコアを競うイメージがありますが、実はこの『ラッシュオブブラッド』はステージごとに前作「惨劇の山荘」をなぞったストーリー展開を見せる作品でもあるのです。
シューティングなんてと侮るなかれ、ただ置いてある的を撃ち抜くだけのお子様使用ではありません。
仮にもCEROレートZ、HMDの中はユーザーの命を狙う悪意で満ちているのです。ホラーを愛する我々の食指が思わず動く、心にくい演出を堪能できますよ!
前作「惨劇の山荘」でも出た例の人形もコースに登場します。
かなりの巨大化をしていますが、前作がわかる方にとっては「うおおお!」と興奮間違い無しですし、わからない方は思わずどういう意味がある人形なのか検索しちゃう演出ですよね。(宣伝効果もバッチリ!)
ステージ名称も<呪われたロッジ>や<死の炭鉱>など、そこかしこに「惨劇の山荘」から引き継いだあれやそれが。
襲いかかってくる鳥なんてのも実装されていて、ついつい「羽の生えたネズミめ」と思わずマイクのセリフを言っちゃいそうです。
勿論シューティングゲームとしてもかなりのハイクオリティで、難易度も筆者的には「無理ゲー!」となってしまいました。
グラフィックが美しくてリアリティたっぷりなのですが、とにかく暗い!
光源の銃を動かした先しか見えないシーンが多いため、ターゲットを見つけるのに苦労しました。
暗い~見えない~と何度も騒ぎながら、ステージを繰り返してやっと配置を覚えてきて…と、気づけば数時間。
ショットガンやサブマシンガンなども登場し、いい武器を手に入れてからはテンションお上がることでしょう!
実にやり込み甲斐がありました。
筆者が本作をホラー好きにオススメしたい、2つの理由
筆者が本作を堪能した結果、アンティルドーンの面白さは大きく
- 表現・演出含めゲーム離れしたホラーのクオリティになっている
- ゲーム実況が面白い
の2点になると感じました。それぞれ解説していきます!
1.ホラー作品としてのクオリティがゲーム離れしている
アンティルドーンは凄惨なシーンの多いホラーゲームシリーズで、なかなかのスプラッタっぷりが人気の作品です。
本作「ラッシュオブブラッド」でもそのスプラッタっぷりは健在で、ホラーゲームが好きな方にとっては別の意味でとっても安心なゲームなんです。
飛び出してくる敵モブを撃つと頭が吹き飛んだり手足がちぎれたりと激しいゴア表現が発生します。たくさん出てくる雑魚はすぐ倒せますが、ちょっと耐久値があるモブは至近距離まで近づいてきてだいぶグロい!
これだけでちょっと怖がりな人は半泣き必須です。この激しいスプラッタ具合は、プレイした人たちのレビューでも評価が高い点ですね。
海外産の年齢制限ゲームは日本版では規制を受けることが多く、前作「惨劇の山荘」でも日本版はムービーを真っ黒画面に差し替えるなどの激しい規制を受けました。
しかし、本作ではその規制は一切なし!
海外版と日本版で歳なく100%遊べるというのが、筆者が最もこの作品をオススメできるポイントです。
海外産のホラーには付き物である「豚の屠殺場」や「巨大蜘蛛」など、嫌悪感を掻き立てる不快演出もたっぷり!びっくり系やゾワッと系は兵器でも、おのタイプは苦手という人もいることでしょう。
実に様々な恐怖演出で、ホラー好きのユーザーを飽きさせない心遣いは素晴らしい!
しかもこの豚たち、勿論ただの置物ではないんですよね…
2.実況動画も面白い
↓#2【ホラー】弟者の「Until Dawn: Rush of Blood(PSVR)」【2BRO.】↓
人気実況者によるプレイ動画もおすすめです。
猟奇的な本作のゴア表現やグロ表現について事前にちら見をしておきたい人は、是非参考にしてみましょう。
「こういうゲームです」ということを理解した上で遊んでほしいところですが、アンティルドーンの名をみてこのゲームを目に留めた方なら、寧ろ絵面がヤバい物ほど好きなはず!
そういう意味では、ホラー好きに心からオススメできる本作です。
アンティルドーン VRの攻略方法3点
本作『アンティルドーン:ラッシュオブブラッド』の最も効率良い攻略方法は、
- 確死攻撃を確実に防ぐこと
- 必要最低限の攻撃をすること
- 的の位置を覚えること
の3点。それぞれについてざっくり説明します。
1.確死攻撃を確実に防ぐ
『アンティルドーン:ラッシュオブブラッド』のシューティングにおいて、襲いかかってくるモブたちの攻撃を防ぎきれないとプレイヤーはダメージを負います。
HPが0になるとゲームオーバー。
HPがぎりぎりになってくると画面が赤く染まり、鼓動が早鐘を打つように鳴り響きます。
ところが、どんなにHPを温存できていたとしても「即死攻撃」を受けてしまうと、その時点でゲームオーバーなのです。例えば「◯匹目の鳥の攻撃を受けると即死」だったり、「時間内に弱点を壊しきれないと即死」などですね。
即死攻撃の前には必ず気をそらすような誘導攻撃が入るので、初見殺しと思って一度じっくりチェックするのもいいかもしれません。
2.必要最低限の攻撃をする
実はこのゲーム、後戻りできない系のシューティングゲームなのに「弾は有限」なのです。何ということでしょう…ノーコン筆者絶望!
ゲーム中の所々に補充用のアイテムボックスは配置されていますが、強力な武器は弾数も少なく、調子に乗っているとすぐに使い切ってしまいます。
ボス前などになってそれらを使い切ってしまうと片手で戦う羽目になったり、攻撃ラッシュをさばききれずにゲームオーバーになったり…
「とりあえずクリア」を目指す初期プレイのうちは、ポイント用の的に当たらなかったとしてもスルーして、襲ってくる敵とその攻撃を防ぐことに銃を使いましょう。
3.的の位置を覚えること
確実に防ぐ攻撃を覚え、敵からの攻撃をさばけるようになってきたら、きっと殆どの的の位置を「概ね把握している」状態にまで鍛えられているはずです。
ここまでくれば、あとはポイントアタックに挑戦しましょう!
序盤の敵が出てこない動かない的メインのステージをミスなく進められるようになったら、避けながら戦うステージ2の屠殺体に埋もれる的や暗い場所にある的を覚えます。
こうして徐々にステージごとの的の位置を覚えてきたら、後は弾数を調節しながら撃ちまくる!
やがてはワールドランキングに名を連ねることができるかも!?
アンティルドーンの評価・感想は?筆者・他ユーザーのレビュー!
ここまでの初回で十二分に怖さは伝わったかと思いますが、本作の
- 筆者がプレイした感想
- 他のユーザーのレビュー情報
について解説していきます!
筆者レビュー:怖いけど、プレイの爽快感高め
筆者がプレイした所感として、まず第一に「ホラーのはずなのに妙な軽快さが心地よいVRゲーム」でした。
グロく恐ろしく不気味で怖い、そんなゲームのはずなのに、随所に見られるコミカルさが前作「惨劇の山荘」以上に感じられるのです。
銃を獲得するときの効果音は「ピョ~ン」とアメリカンアニメのような気の抜けるSEですし、徐々にボロボロになっていく案内人のおじさんも軽快な口調のまま喋り続けます。
最初はB+しか取れなかった万年ノーコンな筆者もSが時々取れるようになり、夢中でやり込むタイプの人にとっては非常に楽しい体験ができるはず!
各ステージを未クリアでも選択できること、ステージ設定に物語やコンセプトを感じること、グラフィックスがカラフルで精密なのでとても美しいことなど、初めてプレイするユーザーに感動を与える事間違いなし!簡単なゲームではありませんが、銃を撃ってる感もしっかり有り、音響も腹に響く低い銃撃音が最高です。
VRでシューティングを遊びたい、ホラーゲームが遊びたいと思う方なら、是非候補の一つにとオススメ出来る作品でしょう。
他のユーザーの評価・感想は?
では、他のユーザーのレビューを見ていきましょう。
グロテスクかつ超スリリングな演出に、思わず叫び出してしまうゲーマーの方が多いようです。
シューティングゲームとしてのクオリティを担保しつつ、ホラーゲーム要素がふんだんに盛り込まれた本作は、幅広い方々にお楽しみいただけるのではないでしょうか?
迷ったらアンティル・ドーンの前作(100円)をお試しあれ!
「本作『アンティルドーン:ラッシュオブブラッド』を気になったけど、でもやっぱりまだ少し購入はためらっている…」
そんな人には、まずは前作である『惨劇の山荘』のプレイをオススメいたします。
「惨劇の山荘」は2017年11月にストーリー本編がPS+でディスカウント販売(¥100円)されたこともあり、現在の入手はかなり用意でお買い得となっています。
再ディスカウントを待ちきれない方は、人気実況者さんたちのプレイ動画を見るのもいいですね!
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