「Rec Room」は国際交流ができるVRSNSゲーム?コンテンツや対応機種、レビューまとめ!


みなさんはRec Roomをご存知でしょうか?

Rec Roomは、PC VR(HTC Vive,Oculus Rift,Windows MR)やPSVR向けに提供している無料VRSNSゲームで、数多くのミニゲームが用意されている点が特徴。

今回は、「Rec Room」の概要や魅力を、画像や動画を交えて紹介しています。また、操作方法や感想もあわせて紹介し、購入前・購入後に役に立つ内容を紹介していますので、

  • Rec Roomを未だ購入していなくて、気になっている方
  • Rec Roomをすでに購入した方

は是非最後まで読んでみて下さい!

100万ダウンロード突破!Rec Roomの特徴と遊び方

Rec Roomとは、PSVR、もしくはHTC VIVEやOculus RiftといったPC VR向けに提供されているVRSNSゲームです。

PS VR版は2018年11月にベータ版が公開され、2019年3月現在、PSStoreから無料でダウンロードすることができます。

PC版はSteam・Oculus Storeにて、PSVR版と同じく無料でVRゲーマーに提供しており、Steamユーザーであればいつでも・誰でもダウンロードし、遊び始めることが出来ます。

▼ダウンロード・ゲーム概要確認

Steam】【Oculus Store】【PS Store

VRchatとは何が違うのか?

「VR・SNSゲーム」では「VRchat」が非常に有名ですが、

  • VRChat → SNS要素がメイン
  • Rec Room → ゲームの要素がメイン

という明確な棲み分けがあります。

VRChatは「チャットルーム」がメインコンテンツ

VRChatではゲーム側が用意したアバター・ワールド(※VRChatにおけるチャットルーム)だけでなく、ユーザーがアバターやワールドを自作・配布、もしくは販売することで、自由自在に自身を表現できます。

更にアニメーションや表情をユーザー側で実装することができ、まさにVR空間でコミュニケーションを取っている感覚を味わうことができる点が最大の特徴。

また、ワールドをユーザー自身で立てることができ、その公開範囲も立てたユーザー側が細かく設定することができます。まさに、チャットルームのVR版といったゲームです。

*VRChatについて分かり易くまとめた記事→
話題のVRChatとは?サービスの魅力や使い方を解説!

Rec Roomの特徴は「不特定多数のユーザーとの交流幅」にあり!

ルーム数 メリット こんな人におすすめ/注意
VRChat 無限 自作でアバター・ルームを作れる
コミュニケーション時の表情まで実装可能
「ユーザーカスタマイズ」を重視したい人
不特定多数の「public」はセキュリティ上要注意
Rec Room 1 1つの部屋に大人数が集う
大人数のゲームもすぐに人がそろう
多くの方と交流したい人

このSNS要素という点においては、Rec RoomはVRChatと大きく異なります。

例えば、VRChatでは可能な自作アバターのアップロードや自作ワールドといった要素はRec Roomにはありません。またルームをユーザー側で作ることも、公開範囲も設定することは出来ません。

Rec Roomでは、ゲーム側が用意したアバター・ルームでのみ遊びます。

Rec Roomの強みは「不特定多数のユーザーと遊べること」です。

というのも、Rec Roomは自分で部屋を建てれない分同じ部屋にすべてのユーザーが集まっており、その中で様々なゲームを不特定多数の方々と楽しむことが出来るのです。

さらに、一つのルームにすべての人がいるので、大人数のゲームを遊ぶ際にもすぐ人が揃うといったメリットもあります。

VRChatにも不特定多数の人と関われる「public」と呼ばれる権限で開かれたワールドがありますが、アバターを乗っ取られるなどセキュリティに大きな問題があるため、不特定多数と関わるのは向いていないのが現状です

上記のことから、Rec Roomは不特定多数のユーザーと遊ぶことが向いているVRゲームSNSと言えるでしょう。

その他忘れてはならない点として挙げられることとして、VRChatはPSVRに対応していないという点です。

PSVRにおいて、VRゲームSNSはRec Roomのみという魅力的な状況となっています。

Rec Roomで遊べるおすすめゲーム3選!

Rec Roomの魅力は「不特定多数で遊べるゲームである」ということはお伝えいたしました。

ということで、この項ではRec Roomで遊べるゲームの中で、筆者がおすすめするものを3点紹介します。

1.一番人気の大人数バトルロワイヤル「Rec Royale」

Rec Royaleはその名前の通りで、PUBGやFortNiteのようなバトルロワイヤルゲームとなっています。

昨今のバトルロワイヤルゲームのブームもあり、プレイヤーが一番多いのが、このRec Royaleです。

  • 参加人数は14~18名
  • 一人での参加、もしくは友人とチームを組んで参加

といった形で気軽に参戦できます。

武器を拾って集める・敵を倒す・最後まで生き残るといったバトルロワイヤルゲームの基礎をしっかりとVRゲームに落とし込んでいるのが特徴です。

また、最大人数が他のバトルロワイヤルゲームより少ないため、1ゲームが15分から20分程度で終わります。

テンポの良さから、つい遊んでしまう魔力がある、そんなゲームがこのRec Roomです。

2.4人対戦のシューティングゲーム「Laser Tag」

Laser Tagは最大4人で遊べるシューティングゲームで、2vs2で別れて、レーザー銃を使い戦います。

その際、両チームには味方となるbotも登場するため、4人で遊ぶゲームでありながら、大人数で遊んでいるような楽しさがあります。

ルールは「プレイヤー、もしくは敵botを倒すことで得られるスコアが先に400ポイントに到達したチームが勝利」というPvPvE的なモードです。

そのシンプルさから、Laser Tagは歴代Rec Roomのゲームの中でも遊ばれている、名作ゲームとなっています。

3.海外で人気のゲーム「Paintball」

海外では人気があるペイントボールをRec Roomでも遊ぶことが出来ます。

モードはシンプルな「チームデスマッチ」と、敵陣の旗を自陣まで持って帰ることを目的とした「キャプチャーザフラッグ」が用意してあります。

チームデスマッチは敵を50人先に倒したチームが勝利し、キャプチャーザフラッグであれば敵の旗を3回自陣に持って帰ることができれば勝利。

銃はハンドガンからショットガン、アサルトライフルやスナイパーライフルといった基本的な武器が用意してあり、割と本格的な対戦を行うことが出来るのが特徴です。

また

  • マップが複数あり
  • 観戦モードあり
  • プライベートマッチ可能

といった形でシューティングゲームに必要なすべてのモードを兼ね備えています。

シューティングゲームとしてのクオリティが高く、これだけでも一本のゲームとして遊べそうなほどです。筆者にとって、Rec Roomの中でも一番のおすすめのゲームです。

【Steam / PSVR】Rec Roomの操作方法一覧

この項ではRec Roomの共通的な操作方法を紹介します。

なお、PC版とPSVR版の操作方法を紹介しますが、PC版はHTC VIVEを基準とした操作方法をここでは記載します。

PC版 PSVR版
移動 トラックパッド ムーブボタン
走る トラックパッド(ダブルクリック)
ものを落とす メニューボタン □ボタン/△ボタン
ものを掴む トリガー トリガー
ものを掴む 利き手と反対側の手 利き手と反対側の手
会話(プッシュtoトーク) グリップボタン マイクロフォンボタン
左/右90°回転 トラックパッド(スワイプ) ☓ボタン/○ボタン
180°回転 トラックパッド(スワイプ押し込み)

Rec Roomのレビュー・評判は?

最後になりましたが、Rec Roomを遊ばれた方の感想を紹介します。

やはりいろいろな人とあそぶことは盛り上がる、といった感想がよく見られます。同じ部屋にすべての人が集まるということは、様々な国・言語を持った人と一緒に遊べるということと同じです!

仮に言葉が通じなくとも、身振り手振りでコミュニーケーションを取れるという、VRならではの体験ができるのもRec Roomの強みと言えます。

さきほど紹介したゲーム以外にも、遊べるゲームが10以上用意してあります。様々なゲームが遊べる

Rec Roomで国際交流してみるというのはいかがでしょうか!?

最後に:対応機種(PSVR・Steam)・要件スペック

基本情報システム要件

タイトル: Rec Room
ジャンル: アクション, アドベンチャー, カジュアル, スポーツ
開発元: Against Gravity®
パブリッシャー: Against Gravity®
リリース日: 2016年6月1日
ヘッドセット

【Steam】

最低:

    • OS: Win 7 or higher
    • プロセッサー: Intel i5
    • メモリー: 8 GB RAM
    • グラフィック: GTX 970
    • DirectX: Version 10
    • ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
    • ストレージ: 1400 MB 利用可能

推奨:

    • OS: Win 10 or higher
    • プロセッサー: Intel i7
    • メモリー: 16 GB RAM
    • グラフィック: GTX 980 or better
    • DirectX: Version 11
    • ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
    • ストレージ: 1400 MB 利用可能

【PSVR】

VRプレイはPS4必須

 

*あわせて紹介したいVR・SNSサービス→
VRイベントル―ムcluster.(クラスター)の始め方・遊び方

まとめ

ここまでRec Roomの魅力を紹介しました。

Rec Roomの魅力は、なんといっても不特定多数の人と様々なゲームを遊べる点です。VRchatもゲームで遊べますが、同じ部屋に知らない人が集ってワイワイ遊べるのはRec Roomの面白でしょう。

個人的な感想ですが、Rec RoomとVRChatは同じジャンル名でまとめれるものの、全く違うゲームといえます。

とはいえ双方無料のゲームですので、不特定多数で遊びたいならRec Room、知り合いと濃密なコミュニーケーションをとるなら、VRChatというように使い分けるのがベストでしょう。

まずはダウンロードしてみて下さい!


rec room

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