便利すぎる!VR内見の仕組みやメリット・デメリットを徹底解説!


賃貸や購入物件を探す際、時間をかけずに「出来るだけ多くの物件をチェックしたい」「遠方の物件を現地に行かずに内見したい」と感じる人は多いのではないでしょうか?

この記事では

  • 不動産物件の内見が遠隔で可能になる「VR内見」の仕組み
  • 利用のメリットやデメリット
  • 実際にVR内見を店舗で体験できる不動産会社
  • VR内見のサービスを開発提供している企業

などを徹底的に解説していきます!

VR内見とは?その仕組みについて

VR内見とは、専用のゴーグルを使って、自宅や店舗にいながらVR空間(バーチャルリアリティ空間)内で擬似的に物件の内見ができるサービスです。

あたかも実際にその物件内にいるかの様に好きな方向を見回しながら内見する事が可能で、担当者も同時に同一動画見る事が可能なので、実際の内見と同じ様に細かな説明を受けながら部屋の様子をチェックする事が出来ます。

もちろん実際の内見に比べた時に、確認出来ない事も多くあります。

デメリットに関して言えば「部屋の周りに騒音があるかどうか?」などはVRでは分かりませんし、壁材や床材の質感などもわかりません。

ただし、VR内見は部屋の写真だけを見るのと比較して圧倒的に部屋の雰囲気を掴みやすく、候補を2~3部屋に絞り込む段階では大変有効です

現時点では、まずはVR内見を利用して数多くの物件をチェックして候補を絞り、その中から気に入ったものを実際に現地で内見するという使われ方をしています。

VR内見のメリットは「労力の削減」「時間の短縮化」「物件のリアリティ」

VR内見最大のメリットは何と言っても、。

  • 内見における「労力」が削減される
  • 内見1回あたりの「時間」が短縮され、より多くの候補物件を物色できる
  • 「写真」で見るよりもはるかに物件を体感出来る

という3点に集約されます。

遠方にある物件の内見となると移動だけで相当な時間が取られたり、近距離であっても天候が悪かったりすると大変ですが、VR内見ではそれらを気にする必要がありません。

また、移動時間の短縮は物件選び全体の時間短縮にもより多くの物件のチェックができるようになります。

遠方の引っ越しでは特に便利

特に重宝する利用ケースは、遠方の引越し先の物件を探す時でしょう。わざわざ現地に行って内見してから探すとなると、十分に物件選びができない事が多くあります。

VR内見を使えば、気になった全ての候補をVRで十分に内見する事が可能です。

実際に現地で内見するのはその中から気に入った数物件に絞り込めるので、たとえ遠方であっても満足のいく物件が見つかる可能性がグッと高まります。

もちろん、映像の用意さえあれば、海外の物件のVR内見もその場で可能です。

海外の不動産仲介業者でもすでにVRでの内見を導入している所が多くあります。今後国内との提携が進めば気軽にVR内見での海外物件のチェックが可能になるでしょう。

VR内見が体験できる不動産会社

現在既に、大手から小規模な不動産会社まで、多くの企業でVRでの内見サービスが導入開始されています。

ナーブ株式会社が展開する「VR内見(TM)」が各店舗で体験可能なのは、大手では東急リバブル、大和エステートなどで利用可能です。

三菱地所ではナーブ株式会社が展開する、VR内見(TM)と店舗からの遠隔接客を組み合わせたサービス「どこでもストア」を2018年3月から導入開始しています。

また、不動産情報サイト「アットホーム」に加盟する全国店舗でも「VR内見・パノラマ」としてVR内見(TM)のサービスが利用可能です。

株式会社スペースリーが展開するVRコンテンツ制作クラウドソフト「Spacely」を利用した新サービス「瞬間接客VR」を2018年12月にリリース。

こちらはアプリのインストールやQRコードの読み取りなどを必要とせず、クリック一つで即座にVR内見と接客が可能になるというサービス。大阪の宅都ホールディングスの26店舗にて同サービスの展開が開始されています。

その他にも、不動産仲介業者大手の株式会社ミニミニでは、スマホを利用して家でもVR内見を可能にするサービスを展開中で、各種店舗で組み立て式のVR内見キッドを配付中(無くなり次第終了)また無料でのVR内見キット送付もしてくれるようです。

VR内見サービスを提供するVR開発会社

ナーブ株式会社

VR内見(TM)を開発、提供しているのはナーブ株式会社です。

ナーブ株式会社はビジネスVRに特化した2015年に設立されたスタートアップ企業で、国内でいち早く様々な事業向けのVRサービスを展開中。中でも力を入れるのが「VR内見(TM)」です。

クルール

「VR内見(TM)」は自社で研究開発した専用VRゴーグル「CREWL」を使ったVR内見サービスです。顧客と仲介業者双方に大きなメリットがあるサービスとして反響を集め、現在登録店舗数は3000店を突破、登録物件数は150万戸以上という国内最大規模のVRでの内見サービスとなっています。

2018年11月には、VR空間内で「歩く」「立つ」「座る」といった動作が可能になる新サービス「VR内見プレミアムα版」を野村不動産アーバンネット株式会社の一部店舗にて提供開始。

実際に物件内を歩き部屋内の動線を確認する事で距離感が掴みやすく、しゃがんだり立ったりも可能なので、実際にその物件内で生活する時の様子がイメージしやすくなっています。

ナーブ株式会社について詳しく知りたい方はこちら→)VR業界屈指のテックカンパニー「ナーブ株式会社」の全貌と提供サービスを徹底解説

株式会社スペースリー

株式会社スペースリーの展開する「Spacely」はVRコンテンツを制作編集できるクラウドソフトで住友不動産やミサワホームなど、大手を含む多くの不動産会社でVR内見などに活用されています。

2018年12月に、新サービス「瞬間接客VR」を開始、これまでのVR内見で必要だった、スマホにアプリをインストールしたりQRコードを読み込んだりするなどの不便な点を解消、クリック一つでのVR内見を可能にしました。

その他にも、VR内見によく利用されているサービスとしては、リコー社の展開する「Theta 360.Biz」GMOの関連会社が運営する「Panocloud VR」などが挙げられます。

まとめ

VR内見はまだ導入が開始されて間もないサービスですが、その利便性の高さとVRと賃貸探しの相性の良さから、多くの不動産会社で導入が開始されています。

現時点では出来ないことも多く、発展途上のサービスとも言えますが、実際にVR内見のみで成約するというケースも出てきているとの事で、近い将来には家にいながらにしてVRのみでの物件探しから成約まで行うのが当たり前になる、便利な時代が訪れるかもしれませんね。


XR-Hub 編集部