イケボVTuber、乾伸一郎の人気の秘密を解説!


VTuberの大半は美少女のキャラクターですが、最近では男性VTuberも数多く登場しています。

そんなVTuber界は今や7,000人を超える巨大市場になり、名実ともにバーチャル戦国時代の様相に。

そんなバーチャル戦国時代に呼応するかのように登場したVTuberが、「乾伸一郎(いぬい しんいちろう)」ではないでしょうか。

「バーチャル忍者YouTuber」を名乗る彼は男性VTuberの中でも人気が高く、ルックスの良さとトーク、誠実な性格やゲームの上手さなど、様々な長所を併せ持つハイスペックVTuberとして知られています。

今日はそんな彼の一面を徹底解説していきます!

忍者Vtuber 乾伸一郎とは?

乾伸一郎は2018年1月に登場したVTuberで、「バーチャル戦国時代にいて当然」という理由でデビューしました。

戦国時代というだけあって身分は忍者で、額当てと背負った刀がトレードマーク。

ですが、一番の特徴はそのイケメンぶりで顔だけでなく声もイケメン、いわゆる「イケボ」の持ち主です。

その声は、声優の杉田智和氏に似ていることでも話題になっています。

通常、忍者はその存在を公にしませんが、乾伸一郎は忍者らしく忍ぶ様子はまったくなく、おもにゲーム実況や他のVTuberとのコラボを通して活動しています。

忍者のためか年齢や身長などの素性は未公表ですが、中の人は20代なのでは?とネットでは噂になっています。

一人称は「拙者」で、語尾にいつも「ござる」を付けて喋るのが特徴です。爽やかな調子で「おはござ~」と挨拶するのが定番になっています。

また、動画には、乾伸一郎の雇い主と思われる「親方様」という人物が登場します。親方様は字幕のみで登場しますが、ゲーム実況中に巧みなツッコミを入れることで、動画の展開をスムーズにしています。

ちなみに、キャラクターデザインはイラストレーターの鴇丘(ときおか)氏によるもので、Live2Dのアバターは目や口だけでなく、眉も動くという高性能なもの。下記で述べますが、現在では3Dモデルデビューも果たしています。

性格・ルックス両方良いハイスペックぶり!

乾伸一郎の魅力は見た目だけでなく、その性格も挙げられます。

ゲーム実況中に難しい局面に差し掛かっても爽やかな調子を崩さず、軽妙なジョークを挟みながら高難易度のステージをクリアしていきます。

イケメンでイケボの持ち主、そして性格も良いとくれば女性ウケしそうですが、意外にも視聴者の大半は男性であるようです。

ですが、そのキャラの特性ゆえに「乾伸一郎は女性にモテる」とのイメージが定着して、Twitterや動画コメントでは「淫者」「エロ忍者」などと呼ばれています。

また、その親しみやすさゆえに他のVTuberとの交流も盛んで、「歌衣メイカ」「葛葉」などとゲーム実況でコラボしています。また、同じくイケボの持ち主である「バーチャルゴリラ」とは特に親交がある様子で、お互いのチャンネルに度々ゲストとして出演しています。

また、最近ではバーチャルゴリラの歌ってみた動画シリーズ「ゴリラオンステージ」にゲスト出演、それまで披露したことのなかった歌声を初披露しています。

バーチャルゴリラの太い低音ボイスと、乾伸一郎のクリアでソフトな低音が好対照で、YouTubeでも高評価を得ています。

ちなみに、乾伸一郎は「天魔機忍」というVTuberグループに所属しており、これは2018年1月にデビューしたVTuber同士が、同期として集まったグループです。結成当初は「ぜったい天使くるみちゃん」「あっくん大魔王」「ニーツ/VT-212」そして乾伸一郎の4名がメンバーでした。

ですが、2018年2月にぜったい天使くるみちゃんが活動終了したことで、天魔機忍は一時解散しますが、後にバーチャルゴリラが加入して「天魔機忍ver.G」として復活。

同年末に開催された「V紅白歌合戦」にもシークレットゲストとして出演しており、現在も活躍中です。

ゲームの腕はピカイチ!ゲーマーとしての側面も

そして、乾伸一郎のハイスペックさはゲーム実況にも表れています。

ゲームスキルは非常に高く、「PUBG」の実況では始終朗らかな調子のままで、あっさりと「ドン勝」を決めています。

また、高難易度ゲームとしてVTuber界隈でも話題になった「壺」こと、「Getting Over It」でも、持ち前の余裕を崩さずにかなりの高所まで上り詰めています。

途中で落っこちても、あっという間に落ちた場所まで戻ってくるのはさすがです。(ですが、最終的にはスタート地点の近くまで落っこちてしまい、ショックでゲームごとアンインストールしています)

主にゲーム実況を中心にした活動を行っていますが、動画はどれも10~12分程度と短く、また軽妙な話術とテンポのいい編集によって、コンテンツ性が高いのも特徴です。

実は個人勢?自力で3Dモデルを制作か

現在は多くのVTuberが企業運営で活動していますが、乾伸一郎はおそらく個人活動のVTuberであると推測されます。

企業運営のように大々的な宣伝を打たないことや、更新頻度が高くないこと(1週間~1、2カ月に一本程度)、またTwitterでよく技術関連のツイートをしていることから、おそらく企画から運営、編集を一人で行っているようです。

ちなみに、2018年4月から約4カ月間、動画投稿が滞っていた時期がありました。活動中止したのか、もしくは何かの事故では?と思った方もいらっしゃるかもしれません。ですが同年8月には、3Dのアバターとなって再登場します。

3Dモデルとして転生した乾伸一郎は、Live2D時代から大きく進化。従来のような上半身だけの表示から、全身を動かせるフルモデルのアバターになり、動画も様々なカメラアングルから撮影したりなど、凝った作りになっています。

おそらく、動画投稿の無かった約4カ月間、ひたすら3Dモデリングの勉強と制作に勤しんでいたと考えられます。3Dモデルを使用する企業運営のVTuberは大勢いますが、個人勢でこのクオリティの制作ができるVTuberは極めて珍しいと言えます。

イケメンでイケボ、性格は誠実、そしてゲームもトークも達者、加えてエンジニアのスキルまで持つ乾伸一郎、これから更なる活躍が期待できそうです!

まとめ

「バーチャル忍者YouTuber」こと乾伸一郎、そのルックスやイケボ、また誠実な性格など、様々な長所を兼ね備えたVTuberとして、男性VTuberの中でも特に人気です。

配信者としても高いスキルの持ち主で、軽妙なトークやギャグを挟んだり、また高いゲームスキルを活かして視聴者を楽しませる「術」に長けています。

また、数カ月間も独力で3Dモデリングを勉強する努力家でもあり、実力派のVTuberとして、今後も根強い人気を得ていきそうです。

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