VRイベントル―ムcluster.(クラスター)の始め方・遊び方


仮想イベントルーム「cluster.(クラスター)」をご存知ですか?

VRサービス「cluster.」は仮想空間上に「ルーム」を作り、仲間とイベントを楽しんだり、単にダラダラと過ごしたりと自由に利用できるサービスです。

cluster.が提供するのは「同じ空間を共有する安心感」であり、ネットを介して人をつなげるプラットフォームなのです。

動画視聴やイベント参加、会議、ライブ体験を空間として共有でき、動画視聴やゲームなどを数人で行うことや数千人規模のイベント開催が可能なVRルームサービス「ckuster.」について、始め方や遊び方、使い方など詳しくご紹介します。

cluster.(クラスター)って?VRイベントルームの概要解説

cluster.(クラスター)とは – Second Lifeとの違い

「cluster.」は日本のクラスター株式会社( https://cluster.mu/ja/about )が提供する「仮想イベントルーム」です。

cluster.の中に「ルーム」を作り、その中に集まって一緒に動画を見たり、ゲームをしたり、会議をしたり、プレゼンをしたり、カラオケをしたりとさまざまな目的で楽しむことができます。

ルームは無料で作ることができます。

参加者はアバターを使ってVR空間の中に入り、数人でワイワイ楽しむことから、数千人規模のイベントを同じ空間で楽しむことができるのです。

グループチャットや、ニコニコ動画の延長上にあるサービスであり、VRを利用することによって「同じ空間で空気を共有する」事ができます。

クラスター社のサイトトップには「引きこもりを加速する」とあり、このキャッチが端的にこのサービスを現しています。

アバターを使って仮想空間の中に入るといえば、2000年代に大きな話題となって、ほぼ何も起こらずに消えていった「Second Life」を思い出される方もいるでしょう。

Second Lifeはユーザーがアバターとなって仮想空間という「もう一つの世界」で暮らすというものであり、特に目的があるわけではありません。

Second Lifeの空間では仮想通貨があり経済活動的なものも存在はしたために、仮想空間内でビジネスを行うチャンスがあるということで話題になったのですが結局はうまくいきませんでした。

しかし、Second Lifeの発想はオープンワールド系のオンラインゲームに引き継がれ、一大ブームになっていることは周知のとおりです。

さて、cluster.はSecond Lifeと何が違うのでしょうか?それは「何かの目的を持った人が部屋を作って集まれる」ことです。

その部屋をSNSなどで周知して人を集めるもよし、仲間内だけで使うもよしと、ある程度の枠と目的があることが違います。

Second Lifeの空間はあまりにも広大すぎて「何をしていいのかわからない」まま過疎化していきましたが、cluster.はある程度の枠があるために人の密度が確保され、同じ目的で(目的がなくてもいいのですが)空間を楽しむことができるのです。

クラスター社の加藤CEOは、

「弊社が提案するイベントも含めて、リリース初期には500〜1000人程度のイベントをやっていきたいと考えています。

ただ、イベントはトリガーでしかありません。むしろ本命と考えているのは、少人数で長時間使うユースケース。

clusterでは、誰でも仮想的な部屋を作れます。これはバーチャルのレンタルルームサービスなんです。そのバーチャルルームのVRポータルを狙っています」

と語ります。

ブロガーが読者を集めてサロン的な使い方をしたり、ビジネスユースではVR空間で会議をしたりといった使い方ができるのです。

cluster.のルーム利用料金は無料ですが、マネタイズは有料イベントなどのチケット販売の30%課金ということを考えているそうです。

また、ゲームをしながらダラダラと4~5人で集まって時間を過ごすような利用層を想定しており、コアな長時間ユーザーからのプレミアム課金を狙っているのです。

このあたりはニコニコ動画の有料ユーザー層に近いのかも知れません。

VRセットがなくても参加できる!Cluster.の始め方・遊び方をご紹介

クラスターを楽しもう! アプリの始め方

cluster.はVR空間を使ったサービスではありますが、VRヘッドセットを持っていなくてもPCやMACから利用することができます。

面白いことに、PC(Windows/mac)で参加する場合は3人称視点で、VRヘッドセットで参加する場合は1人称視点になります。

①アプリをダウンロード(インストール)する

※VRヘッドセットがない場合でも、Windows / macでプレイ可能です。

 

②アカウント登録→ユーザー設定

Facebook・twitterと連携しているのでSNSアカウントがある方は便利です。アイコン名やユーザー名を指定し、アバターを形作っていきます。

③マイルームを作る

これはweb上から行います。マイページ上の『ルームを作る』をクリックすれば、簡単に作成できます。

公開範囲や、YouTubeでのライブURL、ルームの説明、開始日時、ゲストなどを設定し、『人を呼ぶための準備』をしていきましょう。

部屋のデザインも「大人数でイベントをする」「アイドルのイベントをイメージする」「仲の良い少人数で集まる」といった用途に応じて変えていきましょう。

すべてが完了したら、↓画像右上『ルームを作成』をクリックします。

ゲストとして他のルームに遊びに行こう!

参加者はアバターに姿を変えて仮想空間に入ります。

このアバターは意図的にこのようなデザインにしており、仮想空間内で実際に交流することを考えたときに重要なのは「精巧な3Dモデル」ではないというのがクラスター創業者の加藤直人CEOの考えだそうです。

しかし、4月からユーザーが制作した3Dアバターをcluster.にアップロードできる機能を一般公開しました。

併せてYouTube Liveのコメント連携でcluster.上にコメントをリアルタイム表示する機能や、モーションキャプチャー機能も公開されています。

これらの新機能により、ライブイベントなどの体験向上を図るものです。

これはバーチャルYouTuberの普及を考慮したもので、一般ユーザーも自分の好きなアバターが使えるようになりました。

今後はアバターの表情切り替えやハンドジェスチャーに加え、ギフティング/チケット機能、スマホ視聴対応に全身トラッキング対応など、さらなる機能拡張を進めてゆく予定です。

4月28日には人気VTuberの「月ノ美兎」が、6月15日には「富士葵」がバーチャルイベントを開催しました。

このようなヴァーチャルイベントは今後も増えていくと思われます。

cluster.を実際に覗いてみよう!

まずは、こちらをご覧ください。多くのアバターが集まるイベントの様子になります。

このようにcluster.のイベントはYouTubeでライブ配信されることが多く、アバターたちがイベントに参加する様子を見てみることができます。

楽しそうなイベントがあればぜひ参加してみましょう。

遊んでる人のレビュー・感想まとめ

cluster.の利用者の評価は上々で、特に「これ、作りたかったんだ」という声が多かったといいます。

VRを体験した人なら誰でも思いつくであろうサービスをいち早く具現化したことがcluster.の成功につながっています。

「背景が綺麗!」「ここで映画が見たい」「イベントはこれから全部これでいい気がする」などの声が寄せられています。

ITの目的である「時間と距離と言葉の壁を越える」を具現化したようなサービスであり、同時翻訳サービスなどを併用することにより、異なる母国語の人々がヴァーチャルな空間で活発に交流することができるようになるのです。


*VR×SNSサービス:

まとめ

クラスター社の加藤CEOは大学院を中退し、家に3年間引きこもっていたそうです。

理由は「なんとなく」であり、人と会いたくないわけでもなく、好きなライブにも行きたかったそうです。でも移動時間がもったいない。

引きこもり生活は結構充実していたそうですが、彼には一つだけどうしても満たしたい欲求があったそうです。

それは「水樹奈々さんのライブに行きたかった」ことでした。

そうした引きこもり体験からcluster.を開発したといいます。加藤CEOは「人々のひきこもりを加速させます」と意気込んでいます。

現在はPCとMAC、およびVRヘッドセットからの利用となりますが、将来的にはモバイルVRが本命と考えられており、加藤CEOは「VRは(接続概念として)Apple Watchに近いものになる。

ペアリングして使うメガネのようなデバイスがiPhone向けに出てくるのではないか」と予想しているようです。

常に最新のアップデートをチェックしていきましょう。


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