未経験でも安心!VR・3Dゲーム専門プログラミングスクール5選
世の中のあらゆる仕事がAIに代替されると予想される一方で、これからも人間の仕事として残る仕事もあります。
VR開発者もその一つ。そんな世の中の潮流を見越して、開発者を養成するためのスクールが立ち上がっています。
今回は代表的なVRスクールと選定のポイントをお伝えしましょう。
Contents
今後VR・3Dゲーム開発者の給与が高騰する?
これからVR開発者になる価値がどれほど大きいのか。それはVR市場の伸びを見れば明らかです。
大手ゲームメーカー・バンダイナムコは、2018年時点でおよそ3000億円と想定されているVR・AR市場は2年後の2020年に1兆円を突破すると試算しており、VRやAR市場のポテンシャルが計り知れないものがあります。
この市場の急激な伸びに対応するためにはVR開発者の育成や採用が必要不可欠。このままいくとVR業界もクリエイター不足の問題を抱えることになり、必然的にVR開発者への採用ニーズ(=給与)が数年後に大きく伸びるのは間違いありません。
LINEで友達からVRクリエイターすげーじゃん!って言われてこれが送られて来たwGOROmanさんが言ってたやつだ pic.twitter.com/ikQPD13hVA
— なっつー@「Vスタンプ」リリース (@yashinut) 2018年6月30日
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そこで、現在VR開発者を養成するスクールが次々と立ち上がっています。
もともとプログラミング講座を開講していたスクールや専門学校だけでなく、新規でVRスクールを立ち上げた企業もあります。VRスクールはこれからますます増えることが予想されます。
VR・3Dゲーム開発のプログラミングスクール選定のポイント
まず大前提として、VR・3Dゲームの開発においてもっとも重要な開発言語は「Unity」です。
このUnityを学習カリキュラムとして持っているか?という前提のもと、入学を希望するあなたにとっては何を基準に選べば良いかわからないこともありますよね。
そこで、VRスクールを紹介する前にスクールを選ぶポイントをお伝えいたします!
1, 受講形式
- オンラインで受講するか
- スクールが用意する学習スペースに行って学ぶか
この2種類が現在のスタンダードになっています。
インターネットの通信速度が上がり、スマートフォンで気軽にオンライン講義を受講できるようになっている昨今、オンライン学習が盛り上がっていますが、VRもその例外ではありません。
今後、5G回線になればVRで講義を受講できるようになるかもしれませんね。
ただ2.の「学習スペースで学ぶ」のも学習効率の観点では効果的です。現地にはVR開発に精通したメンターがおり、わからないことがあればメンターにすぐ質問できるのが最大のメリット。同じ環境にいる仲間の存在も刺激になりモチベーションになるはずです。
2, 期間
1ヶ月という短期間のものから、半年、1年と時間をかけて学ぶものまで幅広く用意されています。
短期集中で一気に学びたいという方は、1ヶ月で自らを追い込むのも有効でしょう。一方で、プログラミングも未経験という方はそこから時間をかけて学ぶのが良いかもしれません。
学生か、もしくはキャリアチェンジを考えている社会人か、あなたの現在の状況も大きく関わってくるはずです。
働いている社会人であれば、仕事をしながら学ぶことになりますので、平日の夜と週末を組み合わせて、ある程度腰を据えて学習することを念頭に置いておくと良いでしょう。
3, カリキュラム(学べる言語・範囲の広さ)
どんな内容が学べるか、カリキュラムのチェックもお忘れなく!
VRクリエイターを目指すならまずはUnityを学ぶだけで十分かもしれませんが、技術レベルの向上に応じて異なる言語や領域(デザインなど)を学ぶ必要もいずれ出てくるかもしれません。
どれほどの幅広い開発環境と教育体制があるのか、スクールによって異なりますので、その点は事前にチェックしておくことをお勧めいたします。
4, サポート体制(いつでも質問できる環境か?)
学習を進める上で、サポート体制の充実も欠かせません。
特に、これからVR開発者になりたいという場合、聞きたい時に「すぐ」「的確な」サポートを受けられるかがもっとも重要と言っても過言ではありません。
特に、オンライン学習の場合はチェックが必要です。無料体験などを通じて、自分が望むサポートを受けられるか判断するようにしましょう。
5, 受講費用
タダほど高いものはない!と言いますが、VRスクールも充実のカリキュラムを用意しているスクールだとそれなりの費用がかかります。
中には100万円を超えるところもあり、それなりの投資になることは覚悟する必要がありそうです。
6, その他
スクールによっては、就職の斡旋をしてくれたり、中には起業を後押しするため支援金を用意してくれることもあります。
VR開発者としてどんなキャリアを歩むのかという点につながりますが、卒業時の支援内容も入学前にチェックしておきましょう。
3Dゲーム・VR開発、プログラミング優良スクール5選
VRスクール選定のポイントを押さえたところで、実際にどんなスクールがあるか見ていきましょう。どこも充実したカリキュラムを用意して、VR開発者への道を強力にサポートしてくれます。
編集部Best1:万全のサポート体制が揃う – Code Camp
オンライン・マンツーマンのプログラミングスクールとしてトップクラスの実績を持つCode Camp。
教えてくれる講師は全て現役のエンジニアとなっており、受講生の学習効果が評価された結果、テレビや新聞、ビジネス誌など多方面のメディアで紹介されています。
レッスン満足度は驚異の94.2%となっており、多くの受講生が現役エンジニアの手厚いマンツーマン指導によって確実にプログラミングを習得。キャリアアップ・転職・独立起業などの目標を実現しているとのこと。
プログラミング学習だけでなく、就職/転職を成功させるためのサポート体制を整えているため、VRARクリエイターを目指す方のキャリア実現まで親身になってくれる心強いサービスです。
編集部Best2!国内最大級のテックスクール – TECH:: CAMP
Webサービスやアプリ開発、AI入門など様々なコースを取り揃えているTECH:: CAMP。
プレイステーションやスマートフォンで実際に動く自分だけのゲームを作成して遊ぶことができますし、もちろんプログラミングの基礎やVRに必要な知識まで学習することができます。
説明会は人気で満席になることもあるとか!TECH::CAMPでは、本申し込みの前に無料説明会や体験会へ参加することができます。
TECH::CAMP本当に良い。あえてぼかして説明するところと詳解するところのメリハリ効いてて後から的確なタイミングでぼかしたところを説明し直してくれる。わからなくてすぐ人に聞いてたプログラミング学習が本当にサクサク進む。
— えくせる (@hyperactivator) 2017年4月7日
興味がある人は無料カウンセリングするだけでも色々な学びがあるのでおすすめです!
TECH::CAMPのVR/3Dゲーム開発エンジニア、即戦力エンジニア養成プログラムの体験はこちら
編集部Best3!24時間QA対応が嬉しい – TECH ACADEMY
TechAcademy(テックアカデミー)は、オンラインで完結するプログラミングスクールで、作りたいサービスや目的によって数多くのコースから選ぶことができます。
TechAcademyではVRゲームを作成するのに必要なUnityのコースも用意されており、8週間、12週間、16週間、24週間の4つの期間を選んで学習することができます。
また、教えてくれるのは現役のエンジニアやデザイナーといったプロで活躍している人たちなので、受講生の習得度に合わせてレクチャーを受けることができます。
24時間のチャットサポートも充実しているので、いつでもどこでもつまづいた部分を質問してすぐに解決する点も非常に嬉しいポイント!
受講生限定の就職・転職紹介サービスもあるので、受講状況や習得スキルに応じてスカウトがきたり、ニーズや能力にあった転職も可能です。
VRアカデミー
<期間(曜日)>
6ヶ月〜12ヶ月(土曜日13時〜17時など)
<受講費用>
- エキスパート:24万8千円 (税別)
- ビギナー:22万8千円 (税別)
<拠点>
東京に3校舎あり。現地での学習がメイン
<カリキュラム>
Unity公式教材を用いた基礎・基本の学習、Unityの資格取得
VRアプリの設計概論などもあり
<特色>
ビギナー、エキスパートだけでなく、その上にはアドバンス、プロフェッショナルなど様々なコースが用意されています。
しかも、選考に突破すれば奨学金を得て、無料でスカラーシップコースを受講できる可能性も!
サポート体制も講師やメンターからサポートを受けられるだけでなく、復学が可能な学習コミュニティ、就職・転職のフルサポートサービス、さらに起業に対するメンタリングまで至れり尽くせり。
コースも校舎も今後さらに増える予定で、VRを学びたい方はまずチェックしたいところです。
ちなみに、学習は平日はオンライン、土曜日はスクーリングで効率的に進めることができます。
バンタンゲームアカデミー
<期間(曜日)>
3年(平日5日)
<受講費用>
- 入学金:10万円 (税込)
- 年間学費:140万円(税込)
<拠点>
東京、大阪
<カリキュラム>
VR入門からアプリ開発などの応用、ゲームプログラミング基礎、3DCG基礎など
<特色>
ゲームメーカーとして圧倒的な地位を誇るバンダイナムコ。
実は、プログラミングスクールも運営しているのです。
その中にあるVR・MR総合コースは、日本で初めてMRまで学べるカリキュラムを作成。平日5日間、合計3年でみっちり学ぶことができます。
カリキュラムはプログラミングだけでなく、3DCGも充実しています。ゲームメーカーだけに、その道の現役プロフェッショナルが講師を務める豪華な内容です。
今後はMRのカリキュラムも充実させるとか。他のスクールとは一味違うカリキュラムに期待です。
URLはこちら
デジタルハリウッド
期間(曜日)
1年(平日2日、休日1日 + 平日夜1日など)
受講費用
- 入学金:15万円 (税別)
- 授業料:105万円 (税別)
拠点
東京・御茶ノ水、大阪・梅田
カリキュラム
VR基礎・応用だけでなく、アニメーション基礎など
特色
デザイナーなどの育成に定評があるデジタルハリウッド大学。同校にもVR開発者育成プログラムがあります。
位置付けとしては、3DCGを軸にしつつ表現手法の一つとしてVR開発を学ぶというもの。とはいえ、3DCGだけでなく、VRの基礎・応用を座学や演習を織り交ぜながらマスターしていくカリキュラムが組まれています。
もちろん、講師を務めるのはVRのトップクリエイターの面々。業界関係者向けの発表会「クリエイターズオーディション」も開催しており、デジハリの強みが存分に生かされています。
URLはこちら
VRクリエイターアカデミー
期間
1〜3日
受講費用
- BASIC:5万円 (税別)
- STANDARD:15万円 (税別)
- MASTER:39万円 (税別)
拠点
東京・南青山
カリキュラム
BASICでは実写VRの基礎、STANDARDでは撮影や制作フロー
特色
短期集中でVR開発を学ぶVRクリエイターアカデミー。
実写VRの制作を学べることが特徴の一つです。
ただ、短期集中だけに基本ソフトAdobe Premiere proやKolor Autopano Videoなどの操作は習得しておくことをおすすめします。また、最上級のMASTERコースの課題をクリアするとKolor Level 2 の取得が可能に。この辺りも選定のポイントとして押さえておくと良いでしょう。
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まとめ(VR開発に必要ものは?)
ここまでVRスクール選定のポイント、おすすめのVRスクールを紹介しました。
一口でVRスクールといっても各々に特徴があります。インターネットの情報だけでなく、資料請求や無料説明会・体験会の参加を通じて自分にマッチしたスクールを選ぶようにしましょう。
VR開発におけるプログラミング言語「Unity」や学習方法、必要な機材については下記の記事で詳しく解説していますのでぜひご一読ください。
関連記事)VR開発の学習方法や必要なもの・機材、開発言語「Unity」や「Unreal Engine」に徹底解説!
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