【ネプテューヌVⅡR評価レビュー】VⅡとの違い・攻略方法を解説!
「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR」は、ファンからの人気も高い「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ」にVRの要素を加えたリメイク作品。
しかしただ単にVRモードを付け加えただけではなく、システム関連も見直されたことで全く新しいゲームとして生まれ変わりました。
そこで今回は
- 「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR」の魅力
- 「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ」との違い
- 「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR」のVRモードとは
- 「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR」の攻略法
- 「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR」の評判・レビュー
などについて徹底解説!
VRユーザーはもちろん、ゲームファンならぜひ注目してほしい本作の面白さにぜひ触れてみてください!
ネプテューヌVⅡRとは?あらすじ・ゲーム情報
「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR(ビクトリーツーリアライズ/以下ネプテューヌVⅡR)」は、2015年に発売された「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ」にVRの要素を加えたリメイクゲーム。
PS4ならびに、Steam版でも発売中です。
ネプテューヌ・シリーズと言えば、実際のゲーム業界をモチーフにした世界「ゲイムギョウ界」を舞台に、『架空の』ゲームハードを擬人化するなどの独特の世界が魅力。
我々がよく知るゲーム業界の時事ネタや独自の解釈、萌え要素などで混沌としながらも、秀逸なストーリー展開が人気のRPGです。
擬人化、萌え、変身のコンセプトは健在
今作でも、ネプテューヌをはじめとした美少女(女神)たちが活躍する「擬人化✕萌え✕変身」がコンセプトなのは変わりありません。
さらに今作はVRにも対応したことで、女神と過ごす様々なイベントもさらに楽しむことができるようになりました。とはいってもVR専用タイトルではないため、非VRユーザーでもプレイ可能となっています。
「ネプテューヌVⅡR」では、「ゲイムギョウ界」と呼ばれる世界が舞台となります。
ここでは
- 女神たちが守護する世界の『超次元』
- ネプテューヌとネプギアが迷い込んだ崩壊世界の『零次元』
- そして『心次元』の3つの次元が絡み合い「猛争」
などをテーマにした3つの異なる物語が描かれます。
【新次元ゲイム ネプテューヌVⅡRのストーリー・あらすじ】
さまざまな次元が存在するゲイムギョウ界…
その中に「零次元」と呼ばれる崩壊寸前の世界があった。
そこでは、零次元最後の守護女神「天王星うずめ」が、世界を終焉に導く巨躯なる暴神「ダークメガミ」を相手にたった一人で孤独な戦いを繰り広げていた。
彼女の悲痛な思いは超次元の世界、プラネテューヌの守護女神「ネプテューヌ」を零次元へと呼び込んだ。
2人の出会いをきっかけに、更に多くの仲間とめぐり合うこととなる。
―プレイヤーである”あなた”にも―
世界が救われ、日常を取り戻した女神達が、あなたの部屋を訪れる。
彼女達の日常とは…。そして”あなた”への想いとは…。
(公式HPより引用)
「ネプテューヌVⅡR」は『ゲイムギョウ界』と呼ばれる世界を舞台とした、15人の女神+1匹たちの物語りが描かれます。
そこは我々が良く知るゲームの文法、習慣が支配する世界で、定番イベントやフラグが続出するユニークな世界設定が特徴的。
ゲームシステムも『スライヌ』などのどこか見たことあるようなモンスターを倒しつつ、問題を解決しながら支持を高め、世界を救っていくとのですが、とにかくストーリーが(いい意味で)ハチャメチャでとても面白いので、ついついやめ時を失ってしまいます。
当記事で少しでも興味が持たれた方は、この機会にぜひプレイしてみてください!
【新次元ゲイム ネプテューヌVⅡR基本情報】
- 発売日:2017年08月24日
- 開発会社:COMPILE HEART
- 対応機種:PlayStation 4(PS VR対応)
- ジャンル:バーチャルダイブストーリーRPG+ねぷねぷVRイベント
- 希望小売価格:通常パッケージ版/6,800円+税
- プレイ人数:一人
- 対象年齢:CERO-C(15才以上対象/セクシャル)
- 公式HP
※Memorial Edition特典
- つなこ描き下ろし特製三方背BOX
- スクラップブック&メモリアルステッカー
- ねぷねぷ巾着
- シチュエーションCD『女神候補生をつんつんしちゃうCD』
【Steam版基本情報】
- 発売日:2018年10月23日
- 開発元:IDEA FACTORY, COMPILE HEART
- 対応機種:HTC Vive、Oculus Rift
- 販売価格:通常版/¥4,100(税込)、デラックス・エディション版/¥4,599
前作との違いは?本作を遊んで欲しい2つの理由
最初に説明したように、「ネプテューヌVⅡR」は「新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ」にVR要素を加えたリメイク作品となっていますが、システム周りを含めて別作品のような仕上がりになっています。
そのため、ファンの間では賛否両論が渦巻く本作ですが、まず始めにその良作の違いについてしっかりと認識しておきましょう。
ネプテューヌVⅡRとネプテューヌVⅡの違い
まず本作「ネプテューヌVⅡR」を立ち上げると、VRパートからスタートします。
さらに、リメイク作品であるにも関わらず、ゲーム開始時点で「ネプテューヌVⅡ」のエンディング後からスタートするという意外な設定に驚かされます。
ゲーム本編のストーリーは、『当時の出来事をゲームとして遊ぶ』という回想シーンの扱いで展開されます。
「ネプテューヌVⅡR」と「ネプテューヌVⅡ」の主な違いは以下のとおり。
- VRイベントの追加
- ネプテューヌVⅡのエンディング後からのスタート
- 戦闘システムと育成要素
- 特定の破壊オブジェクトが初期時点から破壊可能に
- 手動のセーブシステムからオートセーブへの変更
- エンディング分岐がなくなる
- 新規エンディングムービー
- バウンティーエネミーの追加
- ランクチャレンジの追加
- 装備品へのレア度とランクが追加、特殊能力のランダム付加
このようにかなりの違いがありますが、どちらをプレイするのが正解なのでしょうか?
ネプテューヌVⅡRとネプテューヌVⅡ、どちらを遊ぶべき?
リメイク作品とはいえ、「ネプテューヌVⅡR」と「ネプテューヌVⅡ」は全く別のゲームと言っても過言はありません。
では、「ネプテューヌVⅡR」と「ネプテューヌVⅡ」、どちらを遊ぶべきでしょうか?
「ネプテューヌVⅡR」はオートセーブやエンディング分岐がなくなるなどのシステム変更が、「ネプテューヌVⅡ」ユーザーからは不満のポイントとなっています。
しかし、エンディング分岐がなくなることは、それだけフラグを気にすることなくストーリーに集中できるということでもありますし、どちらが良いとは言い切れない部分もあります。
「ネプテューヌVⅡR」のいちばん重要な要素であるVR要素については、非VRユーザーでも「ネプテューヌVⅡR」をプレイ可能とはいえ、やはり操作感などでモニターでのプレイでは若干無理が生じてしまいます。
VRユーザーはVⅡR、非VRユーザーならネプテューヌVⅡをプレイしよう。
そういった点を考えると、 VRユーザーならば「ネプテューヌVⅡR」、非VRユーザーであれば「ネプテューヌVⅡ」をプレイするのが一番順当 と言えるでしょう。
さらに、大きく変わっているために、「ネプテューヌVⅡ」をプレイ済みの方でも本作は問題なく楽しめます。
前作との違いを欠点ととらえずに、新たな気持でプレイしてみるのはいかがでしょうか。
全くの新規ユーザーもご心配なく。
ネプテューヌシリーズは作品ごとにそれぞれ独立しているため、「ネプテューヌVⅡR」からプレイし始めても全く問題はありません。
PSVRを持っていてちょっと変わったRPGをプレイしてみたい、そんな方はぜひこの「ネプテューヌVⅡR」をプレイしてみてください。
では、ここからはさらに「ネプテューヌVⅡR」をおすすめする理由を2つ取り上げましょう。
ネプテューヌVⅡRを遊んでほしい理由その①:4人の女神とまったりできる?VRモードの存在
「ネプテューヌVⅡR」の最大の見所はやはり、VRモードでしょう。
なにしろ、ゲーム開始直後すぐにVRモードからスタートすることからも、開発スタッフのVRモードへの意気込みを感じます。
「ネプテューヌVⅡR」のVRモードは、『VR次元』と呼ばれる世界にある「プレイヤールーム」で、4人の女神との会話やイベントを楽しむことができます。
VRモードで用意されているイベントは大きく分けて次の2つ。
- 日常VRイベント
- シナリオVRイベント
「日常VRイベント」は、メインシナリオを進めることで4人の女神との個別イベントが開放され、それぞれの女神とのやり取りが楽しめます。
さらに特定のシナリオをクリアすることで開放されるのが「シナリオVRイベント」。
ここではネプテューヌ(大)とのイベントを通して、前作では見られなかった彼女の想いや意外な一面を垣間見ることができます。
VRイベントを開放されすれば、いつでもプレイヤールームを訪れて女神との会話を楽しむことが可能です。
プレイベートルーム内の4人の女神は、通常のシナリオとは異なってプレイヤーに素の表情を見せてくれます。
ゲーム機やルームアイテムに興味を示したり、自分の好きなことをプレイヤーに熱心に話したりと、それぞれの女神ごとの個性がよく表れています。シリーズファンならば、より楽しむことができるでしょう。
「ネプテューヌVⅡR」には全部で15人の女神が登場しますが、VRモードでプレイヤーが直接話せるのはそれぞれの世界を守護する4人の女神です。
ネプテューヌ(CV:田中理恵)
プラネテューヌの守護女神であるネプテューヌは、自称「主人公オブ主人公」。
明るく前向きでハイテンションな性格は相変わらず…どころか、VR空間でプレイヤーと二人きりということでさらに磨きがかかっているかも?
プレイヤールームのゲームや漫画にも興味津々でいろいろと話しかけてくれますが、どこまでも明るい彼女の性格に引っ張られて、ついつい何度も訪れたくなってしまいます。
ノワール(CV:今井麻美)
ラステイションの守護女神であるノワールは、いわゆるツンデレ。
面目でなんでも一人でやってしまう委員長気質ですが、プレイヤーの前では恥ずかしそうに振る舞う場面も。
ついつい見栄を張って、すぐに強がりを言ってしまうところも可愛らしいですね。
散らかっている部屋を片付けようとしたり、プレイヤーの視線に照れてしまったりと、女の子らしい一面もしっかりと見せてくれます。
ブラン(CV:阿澄佳奈)
ルウィーの守護女神であるブランは、本好きで物静かな性格。
4女神の中では一番の知性派を自認していますが、ストレスが溜まってしまうと豹変して手がつけられなくなる、という面を持ち合わせています。
初めてプレイヤールームを訪れたブランの表情は緊張ぎみですが、好きな本の事を語るうちにだんだんとテンションも上がってきて…。
VRモードでしか見られない彼女の表情と仕草にも注目です。
ベール(CV:佐藤利奈)
リーンボックスの守護女神・ベールは見た目通り大人っぽくてしゃべり口も丁寧、物腰の柔らかな女神ですが、中身は超ゲームマニアで廃人という壊れっぷり。
自分のスタイルの良さもよく分かっていて、プレイヤーにさり気なくアピールしてきます。
その容姿と中身とのギャップは、交流を深めるにつれてさらに明らかになっていくことでしょう。
VRならではの恋愛要素も感じらるのも特徴の1つ
「ネプテューヌVⅡR」は、首の動きで質問に答えたり、マーカーに視線を合わせることによって会話が変化したりと、『サマーレッスン』を思わせる内容になっています。
(サマーレッスンのワンシーン)
VRモードで女神が語る内容やイベント内容はゲーム本編とは関係がないため、純粋に女神たちとの交流を楽しむことに集中できます。
ただし、女神の視点がこちらの動きに追従しない、プレイヤールームのつくりが安っぽいなどの気になる点があることも事実。
しかし、ストーリーの展開に合わせて物語の裏側が語られたり、ハッとするような話がされたりと、次第にプレイヤーも彼女たちの魅力に引き込まれていくことでしょう。
VRモードはあくまでもオマケという位置づけですが、ボリュームもしっかりとあるため、シリーズファンならば納得できる内容ではないでしょうか。
逆にシリーズや女神のキャラクターに思い入れが持てないと、そこまで入り込めないかもしれません。
遊んでほしい理由その②:改変されたシステムと引き込まれるストーリー
「ネプテューヌVⅡR」の別の魅力は、崩壊しつつある世界に立ち向かうという重い設定であるにもかかわらず、それを吹き飛ばす明るくて底抜けに楽しいシナリオです。
特に主人公ネプテューヌを中心に、新キャラの「うずめ」など15名と1匹の仲間たちが繰り広げるパワフルで展開力のあるシナリオの魅力は本作でも健在です。
一方で、戦闘シーンでは大きな変更がおこなわれました。
最大の変更点は戦闘終了時にHPが全回復されるようになったこと。
このため、戦闘の考え方自体も大きく変化しました。
システムも本作で複雑になったと一部では不評ですが、シナリオをより楽しみやすくなったという面もありますので、一概には言い切れない部分もあります。
このあたりは実際にプレイしてみるのが一番ですので、まずはプレイしてみることをおすすめします。
VRモードが最大の特徴の「ネプテューヌVⅡR」ですが、VR以外の部分ももちろんしっかりと作り込まれています。
50時間という長いプレイ時間も気にならないほど、プレイヤーを「ゲイムギョウ界」に引き込む本作の楽しさは、ぜひご自分で確かめてみてください!
ネプテューヌV2Rの攻略方法
「ネプテューヌVⅡR」では戦闘シーンをはじめ、システムが大幅に刷新されたため、最初は戸惑うことも多いかもしれません。
特に、シリーズファンだけではなく本作からプレイした人も驚くのが、序盤の戦闘の難易度の高さでではないでしょうか。
なにしろ、最初のうちは雑魚キャラにも全滅を繰り返すほどの難易度。
このままゲームを進めることができるのか?と気をもんでしまいますが、実はそれほど心配する必要はありません。
序盤の高難易度の戦闘シーンを攻略するコツは、簡単にいうと「しっかりとシステムに慣れる」ことに尽きます。
最近のゲームに詳しい人ほど、ついついチュートリアルを軽視しがちですが、「ネプテューヌVⅡR」ではしっかりと戦闘システムを理解する必要があります。
本作のシステムを理解した上で、スキルやパラメーターブーストをしっかりと設定すれば、バトルで困ることもそう多くはないでしょう。
ベールが仲間になったら一気に戦闘が楽になる
さらに仲間が増え、特にベールがパーティーに加わるようになると、グッと戦闘も楽になります。
この辺の難易度設定は正直首をかしげる部分もありますが、シリーズ特有の爽快な戦闘シーンは本作にもしっかりと引き継がれていますので、システムをしっかり理解した上で、ジックリとプレイを楽しまれてください。
ゲーム全体の難易度は決して高くない「ネプテューヌVⅡR」。
RPGではおなじみのレベル上げも必要ないほどです。
しかし、「くじ」などで必要なクレジットはいくらあってもありすぎる、ということはないため、ここではクレジットの効率的な稼ぎ方をご紹介しましょう。
【クレジットの稼ぎ方】
クレジットを稼ぐのは、「コロシアム」がおすすめです。
コロシアムは『超次元編』を進めることによって利用できるようになります。
挑戦するバトルを選ぶとすぐに戦闘開始となり、勝利したバトルは繰り返し挑戦可能です。
C~Eランクの敵はレベルが低いうちでも簡単に倒すことができるでしょう。
勝利の報酬であるアイテムは一度しかもらえませんが、賞金と経験値は勝利ごとに入手可能なため、繰り返し挑戦してクレジットを稼ぎましょう。
レベルが上ってきたら、報酬が高いAランクで戦って、そこで勝利できるようであれば、さらに簡単にクレジットを稼げるようになります。
ある程度のレベルのキャラであれば、一撃で倒すことも可能なため、コロシアムでの戦闘で効率的にクレジットと経験値を稼いで、ゲームをさらに楽に進めていきましょう。
ネプテューヌv2rの感想・評価レビュー
では最後に、実際に「ネプテューヌVⅡR」をプレイした人の評判やレビューを見てみましょう。
どうしても「イロモノ?」と思われてしまう「ネプテューヌVⅡR」ですが、実はしっかりと寝られたストーリー展開が魅力のRPGなんです。
ぜひ本作をプレイして、女神たちの熱くも面白い物語をお楽しみください。
「ネプテューヌVⅡR」へのスタッフのこだわりは脱帽レベル。VRモードだけではなく、しっかりとしたゲームを楽しみたいという人にもおすすめです。
本作の最大の魅力はやはりVRモード。魅力的な女神たちとの交流を楽しみましょう!
まとめ
新規追加したVRモード、前作から引き継いだ個性的な世界観とプレイヤーを最後まで飽きさせないストーリー、大幅に刷新されたシステムなど、様々な特徴がある「ネプテューヌVⅡR」。
2019年5月現在、Amazonではパッケージ版が2,168円で販売されているため、気になっていたけどまだ購入していない人や、今回始めて「ネプテューヌVⅡR」を知った、という方は今がゲットする絶好のチャンスです。
スピンオフも含めると10作以上は世に出ているネプテューヌ・シリーズですが、特に「ネプテューヌVⅡR」は出色のストーリーとBGM、キャラの個性などでファンから根強い支持を得ている作品でもあります。
ぜひこの機会に「ネプテューヌVⅡR」をプレイして、VR空間での女神たちとの交流、熱いストーリーをぜひ楽しんでくださいね!
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