【現役エンジニア推薦】Unityを通してC#を学習できるおすすめ入門書5選


「Unityでゲーム開発を始めてみたのはいいが、思ったよりC#の知識が必要でどう学習すればよいのだろう」と困っている方は多いのではないでしょうか。

また、「プログラミング未経験だからUnityを始めたいけど始められていない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、今回はそのようなC#初級者の方に向けて、独学からUnity・C#エンジニアになった筆者がおすすめできる「Unityを通してC#を学習するのに最適な本」を5冊に厳選して紹介します。

  • C#を習得する目的
  • 本のレベル
  • どんな方におすすめか

といった点を詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

見てわかるUnity 2017 C# スクリプト超入門」

この本はUnityを通してC#を学ぶというコンセプトの入門書です。

非常に文章が丁寧で、初学者がよく躓きそうな部分についてはより細かく説明してくれます。

本の前半ではプログラミングの基礎的な知識からしっかりと解説してくれるので、プログラミング初学者でもすらすら読める本です。

また、後半は応用的な内容も入ってくるので、初級者だけでなく中級者でも満足できる内容になっています。

特徴として他の初心者向けの本で省略されているC#のスクリプトの詳細な解説が頻繁に入っているので、「プログラミングを初めて学ぶ」「C#のスクリプトの意味がよく分からないので詳細に学びたい」という方に特におすすめです!

「1冊でC#の基本を学べる良書であり、C#・Unity初学者に非常に頼もしい1冊。」になっています。

 

タイトル 見てわかるUnity 2017 C# スクリプト超入門
著者 掌田津耶乃
出版社 秀和システム
発売日 2018年1月24日
価格(2019年5月現在) 3,672円(税抜)
ページ数 514ページ
こういう人にオススメ! ●プログラミングを初めて学ぶ方
●C#のスクリプトの意味が理解できていない方
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「スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング」

この本は「スクリプトの読み方をすべて載せる(ふりがなをふる)」という手法で究極のやさしさを目指した「ふりがなプログラミング」シリーズのC#版です。

全てのスクリプトに読み方が載っているスクリプト1行ずつに意味を記載しているといった、やりすぎなくらい細かく解説しているため、「C#のスクリプトが全く分からない」「プログラミングを初めて触る」という方におすすめの一冊になっています。

2019年1月に発売された本なので内容も新しく、本で使用しているUnityのバージョンと自分が使っているバージョンが違うせいで読んだままでは動かないといったこともまずありません。

一方で、プログラミング経験者には少し物足りない内容かもしれません。

タイトル スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング
著者 リブロワークス (著), 安原祐二 (監修)
出版社 インプレス
発売日 2019年1月25日
価格(2019年5月現在) 2,160円(税込)
ページ数 216ページ
こういう人にオススメ! ●C#のスクリプトが全く分からない方
●プログラミングを初めて学習する方
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UnityではじめるC# 基礎編」

この本は、C#の基礎学習をUnityを触りながら学ぶことができる一冊です。

unityのインストールや使い方、C#の概要から文法の基礎と書き方、サンプルゲームの作成という流れなので、本を読み進めていくだけでC#とUnityの学習を一気に進めることができます。

この1冊を読むことでC#の基礎的な部分は理解できると思います。

「Unityを使いながらC#を学びたい」「Unityのインストール方法から丁寧に教えてほしい」という方にはピッタリの一冊になっています。

タイトル

UnityではじめるC# 基礎編

著者 大槻 有一郎  (著), いたのくまんぼう  (監修)
出版社 エムディエヌコーポレーション
発売日 2016年10月25日
価格(2019年5月現在) 2,808円(税込)
ページ数 304ページ
こういう人にオススメ! ●Unityを使いながらC#を学びたい方
●Unityのインストール方法から丁寧に教えてほしい方
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Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門」

この本はUnityでのスマホゲーム作成にフォーカスした一冊です。

内容も丁寧に書いてあるため、読んだ通りに作成するだけで詰まることなくスマホゲームを作ることができます。

また、C#スクリプトに関しても分かりやすく紹介しています。

Unityのゲーム作成の関連本でスマホゲームに焦点を当てているのは非常に珍しいので、特に「Unityでスマホゲームを作ろう」と考えている方におすすめです。

ただ、ほとんどの内容がスマホゲーム中心で書いているため、PCゲーム(2D/3D)を作りたいと思っている方には少し合わないかもしれません。

タイトル

Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門

著者 いたのくまんぼう  (著, 監修), 大槻 有一郎  (著)
出版社 エムディエヌコーポレーション
発売日 2017年8月16日
価格(2019年5月現在) 3,024円(税込)
ページ数 320ページ
こういう人にオススメ! ●Unityでスマホゲームを作りたい方
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Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座」

この本は非常にシンプルな説明と分かりやすいイラストが多く、かつ、C#の解説も非常に丁寧なため、C#・Unity初学者でも読みやすい一冊です。

この本を読みだけで、ゲーム開発の手順をしっかりと理解することができるため、「Unityに興味はあるけどゲーム開発の経験がないから進められるか心配…」という方におすすめの一冊です。

また、Unityの使い方だけでなく、ゲームの設計方法やレベルデザインなど、ゲームを面白く作るための知識も学べるので、「ゲーム開発は出来るようになってきたけど、どうやったらもっと面白くできるのか」と悩んでいる方にもおすすめです。

ただ、今までゲーム開発の経験はあるが、Unityの使い方がわからないという方には少し物足りない内容かもしれません。

タイトル

Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 

著者 北村 愛実 
出版社 SBクリエイティブ
発売日 2018年6月21日(第3版)
価格(2019年5月現在) 2,786円(税抜)
ページ数 432ページ
こういう人にオススメ! ●Unityに興味があるがゲーム開発の経験がないから進められていない方
●ゲームをより面白くする方法に悩んでいる方
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【最後に】XR-HubでもC#・Unity開発入門教材を無料公開しています!

今回はUnityを通してC#の学習におすすめの本を紹介しましたが、XR-HubでもC#やUnityの開発入門に使える学習教材を公開しています。

筆者を始め、現役のVR/ARクリエイターが作成した習得マニュアルので、ぜひ一読頂ければと思います!

・Unityで学ぶC#開発入門教材→【連載】Unityで学ぶC#入門

・Unity開発/基礎教材→【Unity入門】ゲーム開発ができるようになる基礎知識まとめ

・Unity開発/入門編・色々なゲームを作ってみよう→【Unity 入門】チュートリアルでゲームを作りながらUnityの基礎を学ぼう!

また、C#の学習よりUnityの学習に向いている本を知りたいという方はこちらをご参考ください。

【厳選】ゲーム開発初心者必見!Unity学習に最適な本おすすめ5選

C#を学ぶにしても、プログラミング経験者なのか、どういうゲームを作りたいかなど、経験や趣味嗜好によっておすすめの本は違います。

本記事が、読者の皆さんの目的・目標にあった教材選びの参考材料となれば幸いです。


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