炎上Vtuber?天開司(旧名微糖カイジ)の活動経歴を解説!
VTuberの個性は多種多様で、美少女から動物、ロボット、けもみみや魔王など様々です。
こうした個性あふれるVTuber界の中で、著作権ギリギリのラインで活動を続ける、独特の個性を持つVTuber達がいます。
こうしたアウトロー系VTuberの元祖が「天開司(てんかい つかさ)」です。
バーチャル債務者YouTuberである彼は、リスクを負いながら活動を続ける多くのVTuber達がリスペクトを寄せています。
実は、天開司というキャラクターは二代目で、かつては「微糖カイジ」として活動を行っていましたが、著作権侵害によって活動停止になっています。
ですが、多くのファンや仲間のVTuberの助けによって、再びVTuberに返り咲いています。
そんな天開司はどんなVTuberなのか、徹底解説します!
天開司とは?
天開司は、2018年6月から活動開始したVTuberです。
外見はサングラスに、赤に染めたボサボサの髪、全面が「1」の目のサイコロのピアス、頬には微糖カイジ時代の頃からあった「び」の文字、着ているジャージには「BANs」のロゴがあります。
BANsとは、微糖カイジ時代に設立したVTuberグループで、アカウントBAN寸前のVTuber達の集まりですが、下記で詳述します。
活動は生配信が中心で、ビールとつまみを嗜みながら実況を行う「豪遊雑談」、またゲーム実況では「マインクラフト」「シャドウバース」、麻雀などを中心に配信していますが、6時間以上という長時間配信を行うことも多く、極めて高い体力の持ち主です。
天開司のコンセプトは「バーチャル債務者YouTuber」で、借金総額は6億円だそうです。
借金返済のための手段としてVTuber活動を始めたとのことで、自己紹介動画では、アパートに借金取りが押しかけてくるというリアルな描写も。
雰囲気はやさぐれた感じですが、落ち着いた様子でユーモアを混ぜたトークには定評があります。
また仕切り上手であるため様々なイベントで司会役として参加、最近では2018年末に行われた「V紅白歌合戦」の司会を務めています。
デビュー当初はLive2Dモデルを使っていましたが、2018年11月には3Dモデルデビューしており、それ以降は場合に応じてLive2Dと3Dを使い分けています。
https://twitter.com/aramori_susumu/status/1070982373116805120
また、2019年2月にはプロのVTuberとして活動する旨を発表しており、それまで勤めていた仕事を退職して、VTuberを本業として専念することを明らかにしています。
その他、SHOWROOMを中心に活動する「東雲めぐ」の大ファンであることは有名で、一度夜中12時過ぎに麻雀配信を行っていた時に、東雲めぐ本人が遊びに来たことがあり、本当に本人なのかと信じられない様子を見せています。
著作権ギリギリアウト?微糖カイジとBANsとは?
冒頭でも触れましたが、現在の天開司という名義は二代目で、かつて微糖カイジとして活動を行っていました。
微糖カイジの外見は、漫画「賭博黙示録カイジ」の主人公である「伊藤開司」に外見と名前がそっくりで、無許可でキャラクターを流用していました。
このため、著作権侵害による活動停止のリスクがあった訳ですが、同様に様々な理由でアカウントBANのリスクを背負うVTuber達が集まった「BANs」というグループを結成しています。
メンバーには、キズナアイやニコニコ本社を爆破したことで知られる「ケリン」などが所属していましたが、このようなアウトロー集団の中にあっても微糖カイジはグループの仕切り役として活躍し、メンバーと視聴者からの人気を得ていました。
もちろん、著作権の関係によって収益化の申請は通らず、有名になるほどBANされる確率が高まるという、極めてリスキーな活動を続けていましたが、2018年4月、YouTubeから著作権違法による動画削除申請を受けて、活動を終了します。
デビュー当初から、動画削除申請を受けたらその時点で活動終了すると宣言していましたが、高いトークスキルや司会としての実力はVTuber界でも定評を得ており、活動終了を惜しむ声が多数上がりました。
そして「天開司」として復活!
ですが、本人もVTuber活動を通して得たものは忘れ難く、何らかの形で戻ってきたいという意思を示したこと、またBANsメンバーである「万楽えね」の助力もあり、2018年5月には天開司として復帰すると発表しています。
万楽えねは、エロネタ路線のVTuberとして生配信BANされていますが、彼女による「微糖カイジ改造計画」がスタート、微糖カイジを受け継ぐ新たなアバターが制作されました。
天開司としてのアバターは完全なオリジナルなので、これならBANされるリスクもありませんが、どこか微糖カイジを醸し出す雰囲気が残っています。
ちなみに、この時の万楽えねの助力によって、天開司は彼女を「おふくろ」と呼んでリスペクトしています。
また、微糖カイジ時代の定番だった、動画の最後でのカードを使ったジャンケンも、天開司に受け継がれています。完全なオリジナルキャラとして復活した天開司、プロのVTuberとして収益化も通り、本格的な活動が始まったばかりです。
まとめ
いつBANされてもおかしくないアウトロー系VTuberの元祖と言える天開司、一度は活動停止になるも、様々な人の助力によって再びVTuberとしてデビューしました。
前身だった微糖カイジは、キャラクターの性質ゆえに著作権に引っかかっていましたが、オリジナルキャラクターとして転生したことで、ようやく正式なVTuberとして活動できるようになりました。
転生した後も、持ち前のトーク力や仕切りの上手さを活かして、VTuber界のまとめ役として更なる活躍が期待されます!
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