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【高品質MMD】プロが選ぶ人気のフリー配布モデル7選!


無料で導入しやすいMMD。とはいえ、いきなり3Dモデルを作るのは難しいというクリエイターさんもいらっしゃるのでは無いでしょうか。

そこで今回は筆者がこれまで使ってきた中で特に

  • ポリゴン数が一定基準を超えており、クオリティ高い
  • 誰にとっても使いやすく、拡張性が高い

と感じたMMDモデルを厳選して7つご紹介いたします!

初音ミク編(lat式・あぴミク・ままま式)

まずMMDモデルといえばソフトの名の元となった初音ミクを置いて他にありませんよね。

初回からソフトウェアに同梱されているデフォルトモデルの通称あにまさ式からはじまり、初音ミクだけで現在まで100以上のモデルが配布されています。

その中でも人気や知名度の高さではこの3種が高くなっており、モデルの出来の品質の高さダントツなので、こちらの3つをご紹介いたします。

軽量さと出来の高さが両立されたlat式ミク

(引用:https://www6.atwiki.jp)

MMDモデルの中でも軽量さと出来の良さが両立しているとして有名なモデルです。

登場は2009年ですが、軽量差だけでなく、その後もこちらを元として制服や衣装違いや小柄なちびミクモデルなど多く派生が生まれえるほどバランスの良いモデルです。

一見3Dモデルはポリゴン数やテクスチャを増やすと見栄えが良くなる、と思われがちですがその分処理負荷が大きくなり、動画作成の負担が大きくなります

多くのバリエーションが様々な人に作られたのは可愛さはもちろん、軽量さと拡張性の高さを両立させたモデルとしてlat式ミクが完成されていたことにもあるでしょう。

<ダウンロードはこちらから>

ままま式あぴミク

こちらのままま式あぴミクのモデル原型は、2012年に開催されたイベント『HATSUNE Appearance』のライブで使用されたモデルで、その頭文字からあぴミクと呼ばれています。

こちらも出来の良さから愛用者の多いモデルとなっていますが、lat式と比べ輪郭やテクスチャの違いが見て取れます。

「質の高いモデルとは奇抜さではない」と感じさせてくれる良質なモデルの1つです。

<ダウンロードはこちらから>

tda式ミクモデル

上記2種と大きく印象の異なるモデルです。

こちらも2012年登場ですが、機能追加されたアペンドモデルにマッチする作風として注目を集めました。

前者2種とくらべ眼力の強そうなモデルになっており、可愛い印象の強いミクモデルからかっこいいミクモデルとして人気があります。

これらはすべて同じ初音ミクのイラストを元に作られた3Dモデルですが、

<引用http://bmimg.nicovideo.jp/>

こうして顔のポリゴンの作り一つをみても、初音ミクという共通のキャラクターでも制作者によって、作り方が全く異なることが分かると思います。もしこれが別の作品、別のキャラクターならそういうもので済まされそうですが、この違いがまさに「クリエイターの個性」といえるでしょう。

このようにポリゴンの割り振り方やテクスチャの違いを確認するのも3Dモデル制作や動画作成に役立ちます。

<ダウンロードはこちら>

キズナアイの優良MMDモデル

kizunaAI

こちら言わずと知れた2016年に登場したバーチャルVtuberで、上記ミクと同じtdaさん監修のもとMMDモデルも公式ページから配布されています。

商用利用は要問合せですが、二次創作物はライセンス表記のみで使用可能です。

<ダウロードはこちら>

ミライアカリの優良MMDモデル

2017年に登場したバーチャルVtuberで、MMDモデルも配布されており、動画作成に利用することができます。

キャラデザインが初音ミクと同一人物だというのも、親和性が高く、なじみやすいのかもしれません。

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アニエス・オブリージュの優良MMDモデル

スクエアエニックス発売のゲーム「ブレイブリーセカンド」で使用された、ムービー用のキャラクターモデルをMMD仕様へ変更したものが自由に使用できます。

クオリティ的にはもちろん、それまで3Dゲーム制作などで蓄積された知識や技術を持つ会社で、プロのゲームクリエイターがMMDで使うならどういうモデル構造にしているか、を知るのに格好の3Dモデルと言えるでしょう。

<ダウンロードはこちらから>

ふちゃきちの優良MMDモデル

お茶の水上さんが提供しているオリジナルのMMDモデルで、公式サイトからダウンロードでき、商用利用にも対応しているようです。

最も特徴的なのは、同じキャラクターモデルでアニメ調、ローポリ、ハイポリ、FBX形式など様々なバージョンを公開している点です。

MMDでのローポリとハイポリの境目をどこに置くかは難しい話ですが、同じ作者が同一キャラクターで分けて作るのは珍しいですよね。

それぞれのテイストのモデルを作るか考える時、どのようにして差別化しているか、を見極めるのにとても参考になるのではないでしょうか。

<ダウンロードはこちら>

オリジナルキャラ「レア」のMMDモデル

2009年頃とかなりMMD初期に登場したオリジナルキャラです。みためからまさにお嬢様という出で立ちのキャラクターで、個人でハイポリ化するモデル制作者もおり、根強い人気を誇るモデルです。

<ダウンロードはこちら>

東方Project博麗霊夢のMMDモデル

博麗霊夢は同人制作の東方Projectゲーム内で、主に2Dのシューティングゲームの操作キャラクター(主人公)として扱われていますが、こちらもMMDで使用できる多数の3Dモデル・動画が制作されたキャラクターです。

東方Project作品群は根強い人気を誇り、登場キャラが多数作られています。

その中でも特にバリエーション豊富で20種類以上のモデルが作られており、新旧問わずレベルの高いモデルも見受けられるのが特徴。

こちらも制作者によってテイストが大きく変化しているため、ポリゴン数やテクスチャの凝ったモデルなど、自分の好みに近い作品を探しやすくなっています。

<ダウンロードはこちら>

まとめ

MMDモデルは眺めるだけでも楽しいですが、モーションデータを導入し動かしてこその部分もあるため、あまり重たいモデルは好まれない傾向にあります。

また高精彩なモデルはポリゴン数の多いものが多いですが、ポリゴン数の多い=必ずしも高品質な物とは限らず、3Dモデルとしても優れているわけでもありません。

そういった意味では多くの人に使用され、カスタマイズされたモデルこそが高品質なモデルと言えるのではないかと思います。

今回紹介したモデルは基本的にすべて二次創作利用可能な物ばかりですが、商業利用等ではモデルによって利用規約が異なり、公式の制作物であると誤認されるような使用を行うことは禁止されているものも多いです。

必ず注意要綱を熟読し確認するクセをつけておきましょう!

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