【野球ファン必見】VRを活用した新しい野球の楽しみ方を体験せよ!
ペナントレースも佳境に迫ったプロ野球。つい先日までは甲子園で高校生たちが熱戦を繰り広げていました。
しかし、熱い戦いは野球場だけでなく、VRでも繰り広げられようとしています。そこで、今回はVRで体感できる野球について紹介しましょう。
Contents
野球観戦が変わる?「パーソル パ・リーグTV VR」とは
「自宅にいながらファン同士で野球観戦ができる?」
そんな未来が当たり前になるかもしれません。プロ野球のパシフィックリーグマーケティング株式会社(以下、PLM)は、2018年7月25日にSupership株式会社(以下、Supership)がリリースしているスタジアム観戦VRプラットフォーム「XRstadium(エックスアール・スタジアム)」において「パーソル パ・リーグTV VR」(以下、パ・リーグTV)を開設しました。
XRstadiumは、VR技術を用いて野球以外のスポーツや音楽イベントを体験できるのが特徴。
今回のパ・リーグTVはVR観戦用に複数のカメラアングルを用意し、ユーザーが自分の好きなタイミングで画面を切り替えて観戦できるようになっています。試合速報、選手のシーズン成績なども一覧でき、プロ野球観戦をより充実したものにします。
(https://supership.jp/news/2018/07/25/2468/より)
さらに、観戦する際はアバター機能によってファン同士でワイワイ交流が可能に。
1人観戦もいいですが、せっかくなら一緒に応援しながら盛り上がりたいですよね。そうした要望にも応える形でXRstadiumでは機能を実装しています。
パ・リーグTVは、株式会社ヴァリックが運営する「快活カフェ」の全356店舗で体感することができます。今シーズンは残りわずかですが、興味がある方はぜひ体験してみてください。
「VR Real Data Baseball」で165kmを体験できる!?
160km/hを超えるストレート、日本人でも大谷翔平が記録して大きな注目を集めています。プロ野球でもまだまだ体験できる機会が少ない豪速球ですが、VRではなんと「165km/h」が体験できるのです。
それが、「VR Real Data Baseball」です。VR Real Data Basebalは、「プロのリアルな投球データから、夢の野球体験を実現する」をコンセプトにリリースされたVRゲームです。
ゲーム自体は非常に単純。ヘッドマウントディスプレイを装着してセンサーをつけたミットとバットを操作して、165km/hのストレートやプロレベルの変化球を体感することができます。
このゲームのすごいところは、プロのボールを忠実に再現しているところ。投手が投げるボールのスピードだけでなく、回転数や軌道までVRで体感できるのです。
またVRの特性もふんだん生かされています。バッターがスイングした際、バットとボールがどれだけ離れているか視覚化することも可能です。もちろん、プロのボールを打ち返すのが難しくてイヤになるという方はバットやボールを巨大化して難易度を下げることもできます。
さらに、ただのゲームと侮るなかれ!
なんと、第21回文化庁メディア芸術祭では審査委員会推薦作品に選ばれるほどアート作品としても高く評価されているのです。これはワクワクしますね!
体験したい人は「HTC Vive」が必要になりますので、必要に応じて準備しましょう。
あの懐かしのゲームがVRで『燃えろプロ野球VR』
(http://claricedisc.com/moepro_vr/より抜粋)
あまりにリアルなVRはちょっと・・・という方もいらっしゃるかもしれません。
実は、そんなあなたにピッタリなゲームが!それが、「燃えろプロ野球VR」です!通称「燃えプロ」と呼ばれ、熱狂的なファンも生んだ伝説の野球ゲーム。プレイしたことがある方も多いのではないでしょうか。
当時はファミコンでプレイされポリゴンぽさが特徴的でした。
VRになると、燃えプロっぽさがなくなるのでは・・・そんな懸念をお持ちのあなた!安心してください、当時の雰囲気を残しつつ、燃えプロは3D化に成功しているのです。
良い意味でVRっぽくないVRといえば良いのでしょうか。
特に、階段状になっているマウンドを見ると投げているピッチャーが可哀想になるくらいw
正直、これでもかつて熱中した燃えプロとギャップを感じるかもしれませんね。ただ、慣れてしまえば当時の熱狂が蘇ってくることでしょう。
当時の燃えプロは、野球ゲームで初めて投手が手前になって、野球中継さながらの雰囲気を味わうことができるようになりました。
一方で、打者によってはバントでもホームランをかっ飛ばしてしまう裏技まで・・・そんな一面も愛された理由の一つでしょう。
VRでもバントホームランをかっ飛ばすバッターがいるのでしょうか。
ファンに愛される名作シリーズで遂にVR版登場!『実況パワフルプロ野球2018』
2018年に発売された『実況パワフルプロ野球2018』で、遂に「VRモード」が搭載されました。
VRモードでは
- 対戦
- 練習
- ペナント
- マイライフ
の4モードがプレイ出来ます。また、それぞれ従来視点でのプレイからバッター視点・ピッチャー視点でのプレイも可能になっており、自分がマウンドやバッターボックスに立って実際に野球しているかのような疑似体験をすることが出来るのです。
上の画像は打者視点でVRモードをプレイしたときの画像です。
迫力ある投球を間近で見れるため、大谷翔平選手の165キロの速球を体験することも出来ますし、あたりの良いヒットやホームランを打った際の快感は鳥肌モノです。
投手モードにおいても同様で、速球や変化球をピッチャー視点でバッターに投げ込んできます。
投手モードは若干操作の難易度が高く、コントロールが定まるまで時間を要しますが、それで投手視点での投球にハマれば一気に上達するでしょう。
野手や観衆の中でマウンドに立ち、ストライクゾーンに向かって本気で投げ込む経験は、野球好きであれば一度は憧れるシーンです。
パワプロファンからプロ野球ファンまで、是非多くの方に体験して欲しい一作になっています。
タイトル | 実況パワフルプロ野球2018 |
開発元 | Konami Digital Entertainment |
ハード | PlayStation 4(PlayStation VR対応) PlayStation Vita(VRモード非対応) |
ジャンル | 野球・育成 |
発売日 | 2018年4月26日 |
価格 |
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プレイ人数 |
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公式サイト | https://www.konami.com/pawa/2018/ |
まとめ
いかがでしたか?私たちが想像している以上に、野球はVRの世界に入りつつあるのです。
エンタメ要素が強いように思いますが、プロ野球の楽天ゴールデンイーグルスや横浜DeNAベイスターズではVRを用いたバッテイング練習ができるシステムが導入されているとか。
将来は、VRでもバッティング練習するのが当たり前の時代になるかもしれませんね。
また、ギャグ的な要素が強い燃えプロVRですが、レトロゲームをVR化するのは今後のトレンドになる可能性もあります。「懐かしのあのゲームがVRに!」その流れが起き始めると、VR界が盛り上がりそうです。
野球シーズンも残りわずか!野球場やテレビ中継だけでなく、VRでも思う存分野球を楽しみましょう!!
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