Ricoh thetaの使い方や評判、用途別のおすすめ製品を解説!


今ではSNSなどの投稿でも見受けられるようになった360度コンテンツですが、手軽に360度の撮影を行えることで人気なのがRicoh theta(リコーシータ)です。

静止画にも動画にも対応しており、カジュアルに使える機種からビジネス利用にも使えるハイエンドモデルまで複数のシリーズが存在します。

今回はリコーシータとはそもそもどのような360度カメラであるかやシリーズごとの特徴、用途別のおすすめ機種をご紹介していきます。

リコーシータは初心者でも手軽に使える360度カメラ

リコーシータは全天球カメラを搭載した360度撮影カメラです。元々は静止画像の撮影のみに対応していましたが、最新機種では4Kで360度動画の撮影やライブストリーミングまで対応しています。

静止画も動画もワンクリックで撮影が手軽に行えるため誰でも簡単に利用出来るのも特徴です。

専用アプリで簡単に360度動画の編集や共有ができる。

またリコーシータにおいて専用の無料アプリが提供されており、撮影のみならず、撮影した写真・動画コンテンツの閲覧や編集、共有まで行うことが可能となっています。

そのため、例えばInstagramで投稿するために撮影したコンテンツを簡単に文字を書き込み、アニメーションを追加するなどのコンテンツ編集が可能であり、他にも画像をお好みのサイズで切り出し・保存を行うことも出来るようになっています。

このようにリコーシータは360度コンテンツの撮影だけではなく、無料アプリを通じて様々な使い方が出来るため多くのユーザーから人気を博しています。

リコーシータシリーズ、各機種の特徴

リコーシータの始まりは2010年に社内のワーキンググループで「次世代カメラの開発」を合言葉に「全天球カメラ」にこだわりながら今でも改良が加えられています。

現在、リコーシータシリーズは主に3機種が販売されており、それぞれの機種についてご紹介していきます。

初心者向け!カジュアルに360度カメラ使える「RICOH THETA SC」

「360° for everyone.」を合言葉に、誰でも気軽に360度カメラを楽しめるようにと提供されているのが、「RICOH THETA SC」です。価格も2~3万円で購入可能と比較的手軽です。

リコーシータシリーズの中でもっともカラーバリエーションが多い4種から選ぶことができることから女性人気が高いシリーズとなってます。

高品質や手軽さを求めながらも、入門モデルとして360度カメラを選びたい方にはおすすめです。

中級者向け!SCのハイスペック版「RICOH THETA S」

「RICOH THETA SC」よりも高品質な360度カメラを楽しみたいという方におすすめなのが「RICOH THETA S」です。

価格は3~4万円と少し高価になりますが、ライブストリーミング対応(HD対応)しており、SCと比較して高級感のあるデザインになっています。

SCでは少しスペックが物足りない方におすすめのモデルです。

最高品質を誇るハイエンドモデル「RICOH THETA V」

2017年9月に発売され、これまでのリコーシータシリーズの中で最も高スペックを誇る360度カメラが「RICOH THETA V」です。

価格は4万円~6万円とSCの倍近い高価格帯のモデルですが、その高い品質は折り紙付きです。

動画については4K対応をしていることもあることながら、動画のアップロード時間やスムーズさもSシリーズから大幅に改良が加えられています。

また他シリーズには搭載されていない位置コンパスも内蔵されているなど様々な追加機能が加えられています。

またHP上で、今後のバージョンアップ計画も掲載されており、「本体ファームウエア/
アプリのバージョンアップ」や「各種プラグインの追加インストール」、「各種API/SDKの公開」など随時バージョンアップされていくとのことですので、こちらも楽しみですね。

用途別!リコーシータ製品の選び方

現在3シリーズのリコーシータが販売されていますが、どの機種を選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか?ここではどのような利用用途を考えているかを基準に、おすすめの選び方をご紹介します。

360度の静止画を撮影するだけなら「RICOH THETA SC」でOK!

SCは基本的に静止画の撮影を想定に設計されています。

もちろん360度動画コンテンツの撮影も可能なのですが、他シリーズと比較すると動画にはあまり向いていないスペックのモデルです。

もし週末だけプライベートで楽しみたいと考えているのであれば、「RICOH THETA SC」の購入をおすすめします。

 

360度やVR動画などをも撮影したいのであれば「RICOH THETA S」

せっかく360度カメラを購入するなら、動画もハイクオリティで撮影してみたいという方には「RICOH THETA SC」をおすすめします。

プライベートで楽しむのであれば、Sシリーズで十分に堪能することが可能です。また、ライブストリーミング動画も利用したいのであれば、Sシリーズからの対応になるのでご注意ください。

ビジネス利用や作業効率化を求めるなら「RICOH THETA V」

もしプライベート利用ではなく、ビジネスで360度カメラの利用をお考えの方は「RICOH THETA V」を強くおすすめします。

撮影品質が高いのはもちろん、コンテンツのアップロード時間が大幅に短縮されているため、効率的に高品質な撮影を行いたい方にはうってつけです。

基本的にビジネス利用であれば、ハイクオリティなVシリーズをおすすめします。

 

【番外編】リコーシータは防水対応していないのでご注意を

リコーシータシリーズに共通する特徴として、基本的に防水対応をしていません。もし水中で利用したいのであれば公式アクセサリである「水中ハウジングケース」を別途購入して撮影を行ってくださいね。

リコーシータは求める機能で選ぶのがおすすめ

今回はリコーシータシリーズについて解説してきましたが、特徴やどのモデルを選べば良いか参考になりましたでしょうか。

リコーは360度カメラのパイオニアとして古くから研究を重ねているのでどのような方でも楽しめる品質となっています。

もし360度カメラの購入検討しているのであれば、ぜひリコーシータシリーズは一度チェックしてみてくださいね。

関連記事)【2018年度版】用途に応じた360度カメラのおすすめ機種8選をご紹介!


リコーシータ

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