【厳選!】ARおすすめアプリ7選- Android編
ARを使ったスマートフォンアプリは意外に歴史がありますが、2018年に入り急速に高度なアプリが提供されるようになりました。
現在iOSは「ARKit」、Androidは「ARCore」と開発ツールが別れるために、アプリの対応OSが別れるケースがあります。
そもそもAR機能とは現実世界に画像や動画や音声、3Dデータを追加できるものですが、非常に実用的なアプリがリリースされてきました。
今回はそんなARアプリの中でも、編集部が使ってみて「是非おすすめしたい!」と感じたAndroid用・遊べるエンターテインメント系の最新ARアプリを7種類ご紹介いたします!
Contents
iOSやAndroidで使えるARアプリ7選
先日、UnityのイベントUnite Berlin 2018で、uniityの新機能「Project MARS(Mixed and Augmented Reality Studio)」が発表されました。リアリティの高いARコンテンツを、プログラミングなしで開発できようになる、拡張機能です。
多くの人が今後ARアプリを開発できるようになるかも知れませんね。
今回は、今リリースされているアプリの中から編集部厳選で、Android向けARアプリを7つ紹介します!
シマホAR
自分のお部屋に家具を配置して雰囲気を試せるARアプリです。AndroidとiOSに対応しています。
マーカーをダウンロードして印刷して床に置くことで、家具の正確なサイズが再現されます。
お店で家具を気に入っても、いざ家においてみると天井の高さや他の家具との調和的に「思ったのと違う」ということはありがちですが、この問題をARで解決しています。コーディネイト数は39万以上となっており、随時商品を追加していくとのことです。
有名なのはIKEAのアプリですが、島忠ホームズもARアプリを提供しています。IKEAのアプリと違うのは家具のカラーバリエーションを切り替えて表示できることです。そのままシマホネットで購入することもできる利用になっています。
出展:(https://www.ryutsuu.biz/images/2016/07/20160701shimacyu-500×144.jpg )
ポケモン Go
説明不要の大人気ARアプリ、ポケモンGO。AndroidとiOSに対応しています。
2018年11月に発売予定のNintendo Switch向けソフト「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」と連動することが発表されており、益々遊び方が広がりそうです。
現在わかっていることは『ポケモンGO』で捕まえたカント―地方のポケモンを本作へ連れて行き、一緒に冒険することが可能となっていることと、『ポケモンGO』の世界でも何かが起きる、特別な要素が用意されていると言われています。
ピカチュウとイーブイがとにかく可愛く、「ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ」の発売が待ち遠しいですね。11月の発売に向けて、今からポケモンGoでせっせとポケモンを集めることになりそうです。
ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ 紹介動画こちらです。
HoloGrid: Monster Battle
HoloGrid: Monster Battleはモンスターカードを用いて対戦するVR/ARカードゲームです。AndroidとiOSに対応しています。
ARのモンスターたちがまるで現実の目の前の卓上で闘っているかのような感覚を味わうことができます。
非常に未来感のあるゲームですが、これは映画スター・ウォーズに登場する有名な「ホロチェス」に影響を受けたゲームで、製作にはスター・ウォーズの製作に携わったPhil Tippett氏が参加しています。
完成度は非常に高く、ARだけでなくVRの対応もしており、精巧な3Dモデルのキャラクターが盤上で闘う様は、まさに未来のチェスであると言えますね。
HoloGrid: Monster Battleのダウンロードはこちらから
Just a Line
スマートフォンのカメラを通して空間上に仮想的な落書きができるアプリです。AndroidとiOSに対応しています。
Googleが提供しており、非常に完成度が高いアプリです。最新の「ARCore」を使用しており、従来のARアプリと違って複数のスマートフォンで落書きを共有して書くことが可能になっています。もちろんAndroidとiOSとの間での共有も可能です。
録画して動画をシェアすることも可能で、SNSにハッシュタグ「#justaline」をつけて投稿すれば、TwitterでもInstagramでも、世界中のユーザーと作品を見せ合うことが出きます。
この「同じAR空間に、複数の人が同時にアクセスできる」というのが2018年の最新機能になっており、この機能を使ったARの業務利用も進むと思われます。
Quiver – 3D Coloring App
Quiver – 3D Coloring Appは、ぬり絵が動き出すARアプリです。AndroidとiOSに対応しています。
アプリ説明が結構不親切なのですが、下記の通りやってみてください。
- まずPuteko社のWebサイトからぬり絵のテンプレートを印刷します。
アプリからもできるはずなのですがうまくいかず、PCでWebサイトからダウンロードしました。
テンプレートはこちらです。
- 印刷した絵に色を塗ります
- アプリのカメラで撮影すると、自分が塗った絵が動き出します。
結構感動しました。是非お子さんと遊んでみてください。大人でも楽しめます。
Quiver – 3D Coloring Appのダウンロードはこちらから
バーチャル平安京 AR
京都の景色にスマートフォンをかざすとARで平安京があらわれるアプリです。現在はAndroidのみの提供です。
6月4日に立命館大学が提供を始めたばかりで、現在の風景とその場所にあった平安時代の建物を重ねて見ることができます。
バーチャル平安京でARを表示できるのは平安京の大内裏にあたるエリア(南北約1.4キロ×東西約1.2キロ)になり、現在地情報は10秒間隔で更新されるために、移動にも対応します。
朱雀大路上の8カ所とJR京都駅前の羅城門模型(10分の1サイズ)にはARマーカーが設置され、スマホでマーカーを読み込むと「VR(仮想現実)モード」になり、その場から周囲360度の平安京の眺めを体験できます。
朱雀大路では各大路の景観を、羅城門模型の前では羅城門と京都三山、西寺や東寺の塔などが見られます。当然ながら京都でしか使うことはできないのですが、新しい観光アプリの雛形となる先進的なアプリです。
Googleマップ – AR
こちらは、Googleマップに実装されたARナビゲーション機能です。AndroidとiOSに対応しています。
カメラをかざすことで、ARで道案内をしてくれます。従来ですと地図上で行き先をナビゲートするものでしたが、カメラをかざすとARで空間に矢印を表示して道案内をしてくれます。これだと絶対に道を間違えることはないですね。
矢印だけではなく、キツネのCGが道案内をしてくれる機能もついています。
また、ARナビゲーション機能を利用すれば、カメラに映った建物や店舗の営業時間等の情報を確認する事もでき、あらたなO2Oアプリケーションのモデルともなりそうです。
GPSだけではこの詳細なナビゲートは実現できず、カメラで取得した映像から正確な端末の位置や方向を推定するシステム「visual positioning system(VPS)」を利用しています。
※VPS技術の仕組みや活用事例:【3分で分かる、VPSの仕組み】AR領域で不可欠である理由・活用事例を分かりやすく解説
まとめ
意外に古くからあるARアプリですが、Appleから「ARKit」、Googleから「ARCore」というAR開発ツールがリリースされたことで非常に高度なアプリが提供されるようになりました。
まずはエンターテイメント系での展開が予想されますが、業務利用でのARアプリも進んでおり、2018年はARの本格展開が始まるのではないかと思います。
皆様も是非未来感あふれるアプリを体験ください。
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