COCOARとは?活用事例や導入メリット、価格・評判を徹底解説


ARは企業のPR活動や様々なイベント、展示などへの活用が広まっています。

しかし、まだ慣れないテクノロジーゆえに、どのようにARコンテンツを作成したらいいのか、また企業活動にどのように組み込んでいけばいいのか、頭を悩ませている担当者もいらっしゃいます。

そこで今回紹介するのが、低コストで簡単にARコンテンツの作成・利用ができる「COCOAR(ココアル)」です。

この記事では

  • COCOARの特徴・概要
  • COCOARの利用方法
  • COCOAR活用事例
  • 企業・一般ユーザーから見たCOCOARの評価

といった点を取り上げます。

ARを活用したいと考えている企業担当者はもちろん、新しいテクノロジーに敏感でアンテナ力を高めたいユーザーにとっても見逃せない内容です!ぜひ最後までご覧ください。

COCOARとは?概要・特徴を解説

では早速、COCOARとは一体どういうサービスなのか?その概要や特徴などについて調べていきましょう。

COCOARとは

COCOARとは、オリジナルのARコンテンツを簡単に、かつコストを抑えて制作できるAR作成ツールです。

COCOARをPRなどに活用したい企業は、画像や動画・3Dなどのコンテンツ素材を用意し、マーカーとを設定するだけで、手軽にARコンテンツを用意できます。

規定の容量内であれば好きなだけARコンテンツを制作することができますし、QRコードだけではなく、任意の画像を読み取り用マーカーとして設定できますから、既存コンテンツの再活用も可能です。

一般ユーザーとしても、専用アプリをダウンロードし、アプリ経由でマーカーを読み取ればすぐに3DのARコンテンツを楽しむことができるのでとてもお手軽。

ARを作成する側も、そしてユーザーも簡単にARを利用できるのがCOCOARなのです。

ARツール「COCOAR」の機能と特徴

COCOARは、企業のイベントや商品のプロモーション、観光地の告知といったPR活動はもちろんのこと、プレゼンに利用する資料や企画書、商談の際に商品のイメージを分かりやすく伝えるためのツールとしてなど、幅広い分野で活用されています。

そんなCOCOARの特徴や機能もしっかりと抑えておきましょう。

⑴豊富な実績・事例

現在COCOARを導入している企業は1,800社、専用アプリの「COCOAR2」のダウンロード数は200万を突破しています。

COCOARはARの作成や、作成したARを表示がとても簡単にできるため、ARなどのデジタルコンテンツの利用に慣れているIT関連の企業だけでなく、商社や建築業、医療や教育など幅広い業種の企業・団体がCOCOARを活用しています。

⑵クラウド上で楽々のコンテンツ作成が可能

COCOARはブラウザベースのARコンテンツ制作ツールをセットで販売しています。

そのため、ARコンテンツの登録・制作もクラウド上で簡単に行なえます(詳しい利用方法は後述します)。

COCOARは2週間無料で利用できるデモ版も用意してるため。まずはデモ版でCOCOARの使い勝手を試してみるのもいいでしょう。

COCOARデモ版申し込みフォームはこちら

⑶3Dやトラッキング動画・クロマキー動画にも対応

COCOARで利用できるARコンテンツは通常の動画や画像だけではありません。

アプリをかざす角度に合わせて、動画の見える角度や表示サイズが変化するトラッキング動画や、透視化して別の動画を合成するクロマキー動画なども利用可能です。

COCOARで3Dコンテンツを活用すると、平面の紙面上に合成した3Dコンテンツが表示されます。

ユーザーは画面を通して3Dコンテンツにタッチすることができるため、これまでは実現不可能だったプロモーション活動を行えるようになります。

⑷効果測定機能つき

企業にとっては「ARを利用してどれほどの効果が出たか」といった運用面が非常に重要。

COCOARでは、ログデータの取得が可能なため、登録したARがどれほどのユーザーに見られているかを確認することができます。

取得できるログデータは以下の4つ。

  1. アクセス数
  2. 年代別
  3. 性別
  4. 地域別

また取得したログデータはより直感的なグラフ形式で閲覧したり、CSVファイルでダウンロードすることも可能です。これらの機能を利用してオリジナル・レポートを作成して会議などでのプレゼンに使用したり、さらなる集客戦略を練ることも容易になります。

運営会社「スターティアラボ社」の基本情報

COCOARを提供する「スターティアラボ株式会社」はもともと、スターティア株式会社内の新規事業組織として2005年に設立しました。

その後、電子ブック作成ソフトの「Digit@Link(デジタリンク)ActiBook」やホームページ更新ソフトの「Digit@Link CMS」をリリース。そして2009年にスターティア株式会社から分割し、スターティアラボ株式会社として新たな一歩を踏み出しました。

COCOARをリリースしたのは2012年。成長・感動・貢献・繁栄を企業理念とし、より良いサービスの開発に取り組んでいます。

スターティアラボ株式会社

  • 社名:ターティアラボ株式会社(Startia Lab, Inc)
  • 所在地:東京本社/東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス19階
  • 電話番号(FAX):03-5339-2105(03-5339-2110)
  • 設立:2009年4月1日
  • 資本金:150,000千円
  • 代表取締役:北村 健一
  • 事業内容:Webアプリケーションの企画・開発・販売・保守

COCOARの各サービス・価格(プラン)について

COCOARは企業のプロモーションの取り組み方に合わせて、「単発利用」もしくは「年間利用」が選択できます。

さらにその内容は自社で活用するための「自社利用向けのプラン」とクライアントへのAR提供やARビジネス用の「再販利用プラン」が存在します。

また任意のアプリにAR機能を組み合わせることが可能な「SDKプラン」や教育関係者向けの「アカデミックプラン」なども用意されているため、自社の利用方法にピッタリのプランを選択しましょう。

料金はそれぞれのプランや機関によって異なります。

それぞれのプランの詳しい内容や価格については、COCOARの問い合わせフォームからご相談ください。

※COCOAR導入問い合わせフォームはこちら

より機能を充実させたCOCOAR Pro

COCOARでは、GPS機能やスタンプラリー機能などが搭載された「COCOAR Pro」も利用可能です。

COCOAR Proでは一つのマーカーに対して複数のARコンテンツを設定することもできるため、イベントへの集客や観光地での回遊率向上など、様々な企画やPR施策により効果的に活用できます。

こちらのサービス詳細や料金についても、上の問い合わせフォームからご確認ください。

COCOAR 2の使い方・メリット

COCOARではARを制作するのも、アプリで利用するのもとっても簡単。

わずか3ステップでARコンテンツが作成できます。

ARの作成方法3ステップ

⑴、ARマーカーとなるロゴや写真などの画像を用意し、Web上にドラッグ&ドラップでアップロード。

⑵、動画・画像・リンク・テキストなどのARコンテンツ素材を選択し、マーカーと同じようにアップロードする。

⑶、公開期間を決めて登録ボタンをクリックすれば作成完了。

ARを作成したら、続いてARマーカーを読み込むための印刷物を用意します。

  1. Webで登録したARマーカーを任意の用紙にプリントアウトします。
    マーカー画像は基本的に自由に設定できますが、縦・横ともに4cm以上になるようにしてください。
  2. 作成した印刷物をアプリで読み取り、ARが表示されるか確認します。
    もしARを認識しない場合は、以下の点を再度確認してください。
  • 管理画面上でマーカーが登録されているか
  • 管理画面上で非公開の設定になっていないか
  • 登録した公開期間は正しく設定されているか
  • 印刷物が汚れていないか
  • ARマーカー読み込み時に光の反射などが入り込んでいないか
  • ARマーカーのサイズは4cm✕4cm以上の大きさか

COCOARで作成したARコンテンツは、専用アプリの「COCO AR2」で利用することができます。

専用アプリ:COCOAR2ダウンロード

COCO AR2のダウンロードはこちらから。

COCO AR2利用方法

STEP1:アプリを起動し、ARマーカーをオレンジ色の四角い枠の中でスキャニングする。

STEP2:スキャンが成功すると、ダウンロードが実行されてコンテンツが起動します。

※注意点:周囲が暗いとARマーカーが読み込めない場合があります。明るい環境の中でスキャンしてください。また、COCOAR2はオフラインでは利用できません。

COCO AR Proのメリット

COCO ARにはさらに機能を強化させたCOCO AR Proというサービスも利用可能です。

COCO AR Proを利用する主なメリットは以下の2つ。

  1. カスタム機能:COCOAR Proでは1つのマーカーに対して複数のARコンテンツが設定可能です。またそれぞれのARコンテンツごとに場所、公開期間、時間帯を設定できるため、曜日や地域ごとに異なるARコンテンツを利用したり、時間帯によって表示させるARを変更することも可能です。
  2. スタンプラリー機能:マーカーをかざすごとにスタンプを貯めることができるスタンプラー機能を実装。観光地やテーマパークの施策などに利用できます。

COCOARの事例紹介2選

ARを企業活動に利用するといえば、PRが主な手段でしょう。

例えばイベントや展示会のチラシにARマーカーを組み込んでPR動画やスペシャル映像を表示させたり、商品のパッケージに生産者やキャンペーン映像などをAR表示させる、といったものです。

実際、不二家や花王、サッポロビールなどの大手メーカーの商品販促や欅坂46のイベント、花火大会や夏祭りなどの自治体の大きなイベントなどのPR活動に、COCOARは利用されています。

しかし、そうした一般的な利用方法以外にも、スターティアラボはCOCOARを用いた新しいARの利用方法を提案しています。

ここでは、その中でも特徴的な2つの活用事例を紹介しましょう。

⑴、教育現場での活用

COCOARは全国の幼稚園や中学・高校、さらには同志社や早稲田大学など、多くの教育機関で利用されています。

入校案内のパンフレットや『学校だより』などにCOCOARを活用し、学校内や子どもたちの様子をARで伝えることによって、より訴求力の高いコンテンツを制作しています。

また学校の制服を気軽に体験できる『AR着せ替え』や、部活動や学校行事を伝えるためにもCOCOARが活用されています。

COCO AR活用事例(一部)

  • めぐみ学園めぐみ幼稚園:子どもたちの様子を伝える入園案内のパンフレットにCOCOARを利用。
  • 学校法人 川越白ゆり幼稚園:園だよりにCOCOARを活用。
  • 静岡県立浜松商業高等学校:映像制作用のツールとしてCOCOARを活用。現役生の部活動の様子などの動画を配布している。
  • 共立女子大学:ゼミ活動の報告や就活支援にCOCOARを利用。
  • 学校法人 熊本学園:教材にCOCOARを活用。

さらに最近ではARを幼児教育に活用する流れが急速に広まってきています。子どもたちの自主性を高めるための教育ツールとしてもARが注目されているのです。

例えば幼稚園や保育園では、子どもたちに正しい歯磨きの習慣を身につけてもらうためにARを活用。スマホのインカメラで子どもの顔を撮影すると、画面の中には歯に住みつくモンスターが現れます。歯磨きをすることによってモンスターを退治できるため、楽しみながら自然に歯磨きの習慣を植え付けられるわけです。

さらに都会ではなかなか触れ合う機会の少ない動物をARで表示し、角度を変えながら眺めたり、動物の名前を答えるといったゲームなどもARなら簡単に行なえます。子どもたちの知的好奇心や学習効果を高めるための有効なツールとして、ARの活用はこれからますます広まっていくことでしょう。

これらは専用のARアプリを利用する必要がありますが、スターティアラボではCOCOARをきっかけに、さらなるARの普及にも力を入れています。

⑵、スマホでARタンプラリー

最近再び脚光を浴びているのがスタンプラリー。

スタンプラリーを新たな観光資源として活用している自治体も増えてきていますが、COCOAR Proを利用すると、スマホでスタンプを集めるスタンプラリーサービスが利用できます。
COCOAR2でスタンプラリーの画像をスキャンすると、スタンプラリーのWebページへジャンプ。マーカーとなる『かざす画像』があれば、簡単にスタンプラリーが楽しめます。

マーカー画像は自由に設定できるため、既存の観光資源やポスターなどをそのまま活用できます。

もちろん、マーカー読み込み時に動画や画像などのARコンテンツも表示できるため、観光案内や展示物の解説などを通して単なるスタンプラリーにとどまらないPR活動も可能です。

例えば、サービスエリアや道の駅、商店街の各店舗にARマーカーを設置して周辺エリアの回遊施策としてCOCOARを利用したり、大型商業施設やテーマパーク内でのスタンプラリーとしても簡単に導入できます。

スタンプラリー活用事例(一部)

  • 舞鶴鎮守府実行委員会「艦隊これくしん・ファンイベント」:旧海軍鎮守府があった街「舞鶴」をアピールするため、艦これのキャラクターと一緒に記念撮影ができるスタンプラリーイベントしてCOCOARを利用。
  • 千葉いきいき長生スタンプラリー2017:千葉県民の日を記念して開催さる「千葉いきいき長生(ちょうせい)スタンプラリー2017」にてCOCOARが採用。ARマーカーとなったポスターにスマホをかざすと、スタンプと同時にキャラクターとの一緒に記念撮影が行える。
  • 銀魂✕東急電鉄「銀魂スタンプラリー」:人気コミック「銀魂」の実写映画公開記念として行われたスタンプラリーでCOCOARを活用。東急電鉄の東横線・目黒線日吉駅の指定のポスターにCOCOARをかざすことによって、銀魂キャラクターと一緒に記念撮影が行える。COCOAR ProのGPS、カスタム機能を活用して週替りでAR表示させるキャラクターを変更したり、直接日吉駅に行かないとARが反応しないような設定を行った。

COCOARの評判は?

簡単かつ低コストでARコンテンツの作成・利用ができるCOCOAR。
実際にCOCOARを利用している企業やユーザーの評判や感想を見てみましょう。

企業・団体からのレビュー

マーキングや交通広告の一環として新しくARの導入した新しい広告事業を検討していました。他社との差別化を図るフックツールとしてCOCOARの導入を決定。ARの作成が非常に簡単で、困った問題が生じても丁寧なサポートのおかげで問題なく事業を展開することができました。

 

キャンペーンへの応募数を増やす施策として、COCOARを利用しました。お客様の話のネタとしてARの話題で盛り上がっています。お客様は常に新しい情報を求めているので、フラッシュアイディアとしてのAR、「面白いことをやっているね」という声をいただけるのは、企業としてもとてもありがたいです

一般ユーザーからのレビュー

未来的で面白い!色々批判もあるので恐る恐る試してみたら一発で読み込めました。この手のアプリの中では一番スムーズかもしれない。

 

チラシの上で動画が再生されるのが面白い。初めてのAR体験でした。

 

スキャンできないと思ったら、やり方が間違っていた…
改めて読み込むと結構すごいです、コレ。

ARコンテンツを企業活動に活用したい企業や団体の側からすると、手軽にARが作成できるCOCOARは非常に便利なサービスのようです。トラブル時のサポート体制が整っている点も高い評価につながっているようですね。

一方、一般ユーザーからはマーカーがうまく読み込めない。という声も多く聞かれますが、実はAR未対応のQRコードなどをスキャンしている人も多いようです。AR対応のマーカーを読み込めば、COCOARの楽しさを手軽に体感することができるでしょう。

まとめ

ARやVRという新しいテクノロジーが社会に普及していくためには、利用のためのハードルが高く無いことが非常に重要ですが、Web上で簡単にARコンテンツが作成でき、利用もスマホをかざすだけというCOCOARは、ARがより身近になるための有効なツールとなるでしょう。

企業や商品のPR活動だけではなく、教育現場やスタンプラリーなど様々な分野えの活用も広がるARを、ぜひ積極的に活用していきましょう。

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※関連記事:【2019年最新|ARビジネス活用事例11選】効率化や精度の向上などAR化のメリットに迫る


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今泉滉平:株式会社x garden執行役員 CCO / XR-Hub 事業責任者

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