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20年越しの復活・クーロンズゲートVRsuzaku!ストーリーやレビューを徹底紹介


2017年に発売されたPlaystationVR専用ソフト「クーロンズゲートVRsuzaku(朱雀)」は、1997年にPlaystation用に発売された「クーロンズゲート」の世界をVRで追体験することが出来る作品となっております。

クーロンズゲートVRsuzakuは、20年前に発売されたオリジナル版のファンを中心として、その独特な世界観とVR世界を探索する面白味が評価されている作品です。

本記事ではVRゲームとオリジナル版と比較しながら、VRゲームの特徴やゲームシステム・価格等の情報について解説していきます。

この記事でクーロンズゲートVRの概要から魅力までを一挙にご紹介しますので、購入を検討している方はご参考にしてください。

クーロンズゲートとは?価格・ストーリー概要など

クーロンズゲートとは、1997年の中国に返還される以前の香港にある「九龍城砦」を舞台としたアドベンチャーゲームです。

当時九龍城砦は「アジアン・カオス」の象徴と呼ばれるほど無計画な工事の積み重ねによる非常に難解な建築構造をしており、ゲームではその九龍城砦を探索することが目的となります。

オリジナル版クーロンズゲートのストーリー

クーロンズゲートVRはPS版クーロンズゲートのリメイクとなっておりますが、本作ではストーリーに関する言及はありません。

その為こちらで簡単にあらすじをご紹介します。

1997年、「陽界(現実世界)」では九龍城砦は取り壊され、跡地には公園が出来ていた。

しかし、対をなす「陰界」に未だ残っていた九龍城砦が突如として陽界に出現する。

香港最高風水会議の超級風水師である主人公は、原因となる陰界の気脈の乱れを正すために陰界の九龍城砦へと送り込まれる。

といった内容の物語となっています。

クーロンズゲートVRのゲームシステム・攻略方法

画像からも分かる通り、陰界とよばれる異世界が舞台となっているゲームですので、世界観はほの暗く登場人物も少しぎょっとするような見た目をしています。

初見だとホラーゲームと勘違いしてしまう方もいるかもしれませんが、驚かせるような要素はありませんので苦手な方もご安心ください。

クーロンズゲートVRではオリジナル版とは異なりメインメニュー上で遊ぶステージを写真を使って選び、実際にステージを探査して写真と同じ場所で「念写」することで次のステージへと進むことが出来る、というゲームシステムを採用しています。

再びメインメニューに戻ると次のステージが解放されますが、ここで必要になるのが九龍城砦のいたるところに落ちている「剥きエビ」。

この剥きエビを一定数使用することにステージを攻略し、次のステージへと進むことが出来ます。

クーロンズゲート体験版の感想・評価は?

クーロンズゲートVRはPSストアにて体験版が配布されています。

こちらでは、体験版で一足先に九龍城砦をVR体験した方々の声をご紹介します。

こちらはオリジナル版クーロンズゲートをプレイ済みの方の実況動画です。

PS版では自由に歩くことのできなかった九龍城砦を探索することが出来るというだけで当時のファンの方にとっては垂涎もののソフトであることが窺えます。


VR版では実際に暗い路地裏を歩いているような感覚になり、登場人物が現れると少し驚いてしまいます。廃墟好きの方も楽しめるのではないでしょうか。

クーロンズゲートVRsuzakuの対応機種・購入場所

クーロンズゲートは前述の通りPlaystationVR専用ソフトとなります。以下、公式サイト出典の情報になります。

 

発売元 (株)ジェットマン
ジャンル アドベンチャー
CERO(対象年齢) 12歳以上対象恐怖
プレイヤー 1人

クーロンズゲートVRsuzakuはAmazonでの購入も可能ですが、筆者は本サイトから購入しました。

クーロンズゲートの魅力・操作方法

ゲーム自体の魅力-オリジナル版との比較

クーロンズゲートVRは、オリジナル版のクーロンズゲートで訪れた場所を追体験するという要素の強いファンディスクのような作品となっております。

その為、ゲームとしての魅力は正直に言ってしまうとあまりありません。

しかし、本作の強みはそこではなく、VR体験の世界感・没入感を全面的に活用した「九龍城砦を探索する」という文字通りのアドベンチャー要素でしょう。

オリジナル版では解像度が悪く雰囲気しか感じられなかった看板の一つ一つもしっかりと見ることが出来ます。

オリジナル版からのファンはもちろん、オリジナル版を遊んだことのない方であっても没入してしまう退廃的な世界観が魅力となっています。

クーロンズゲートVRの操作方法・操作中のVR酔いについて

クーロンズゲートVRはVRヘッドセットを使用して九龍城砦を探索することになりますが、捜査はコントローラーを用います。

視点の切り替えは目を向けることと、コントローラーのボタンでも90度ずつの視点切り替えが可能です。

視点中央には緑のポインタが常に映されていますので、そこを中心に探索をすることである程度はVR酔いを防ぐことが出来ます。

しかし、暗く閉鎖的な空間を探索することになりますので、どうしてもVR酔いをする方は出てきてしまいます。


ゲーム内でも一定時間ごとに注意書きが出てきますが、長時間のプレイは避けた方が無難です。

VR酔いや対策方法に関しては、こちらの記事を参考に頂ければと思います。

VR酔いの原因とは?対策方法・プレイ中に酔った場合の対処方法

実際の感想・評価は?SNS上のレビューをまとめてみた!

発売日にはクーロンズゲートファンの購入が続出しましたが、最後に実際にプレイした方の感想やゲームに対する評価をまとめます。

独特な世界観やゲームシステムですが、当時のファンを中心としてTwitterでは高評価が目立ちました。


荒廃した世界観と雰囲気にのめり込んでしまう方は少なくありません。VR酔いにはご注意を。

「複雑怪奇」の一言がふさわしい本作の魅力もまた、言葉で言い表すことが難しいです。


起動時にはオリジナル版のファンが当時の感覚でプレイできるようにとあえてPS版の起動音が採用されています。

「おかえりなさい」という公式サイトのフレーズからも窺えるようにファンを大切にしている一作であることが伝わります。


PS版ではどうしても決められた道を行き来することしか出来ませんでしたが、本作では少し立ち止まって辺りの雰囲気を楽しむことが出来るのも醍醐味。


「4,298円」とVRのダウンロードソフトにしては強気な価格設定から、購買層はオリジナル版のファンが中心ですが、オリジナル版未プレイの方でも楽しめる設計になっています。

まとめ

「クーロンズゲートVRsuzuka」はオリジナル版のファンも、新たに始める方も等しく「陰界」に没入することのできる体験型アドベンチャーゲームです。

作りこまれた世界観がVR酔いを助長させてしまう部分もありますので、プレイ時間だけはご注意ください。

プレイしたオリジナル版のファンが口を揃えて「ただいま」と言ってしまうほど忘れられない世界観は、怪しくも魅力的なものになっています。

20年間ファンからの支持を集めて離さなかった名作の雰囲気を味わいたい方、オリジナル版のクーロンズゲートの世界をもう一度体感したい方にお勧めの作品となっております。

ぜひとも、オリジナル版とあわせてお楽しみください。


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