スマホ1台で誰でもVTuberに!VTuberのプロデュースも行う「ホロライブ」とは


昨今のVtuberブームで欠かせないバズワードの1つが、「ホロライブ」。

キズナアイや電脳少女シロなど、企業が運営するVTuberは数多くいますが、個人でのVTuber活動を企業が支援するケースもあります。

VTuberのプロデュースを総合的に行う取り組みはいくつか存在し、ホロライブも同様の例として挙げられます。

「ホロライブ」とは大きく「スマホ1台でVtuberになれるアプリ」「Vtuber輩出事業」の2つが挙げられます。

特に後者では、「ときのそら」などの著名VTuberの運営から新人VTuberの発掘も行っており、VTuber事務所としてこれまでに複数のVTuberを輩出しています。

個人でVTuber活動をするには配信用の機材を揃えたり、アバターを制作したりなどとハードルが高いイメージがありますが、ホロライブではスマホ1台でVTuberになれる配信アプリの展開や、VTuber事務所として数多くのVTuberのプロデュースも行っています。

そこで今回は、ホロライブの活動内容や、所属するVTuberについてまとめてみました!アプリの使い方やVtuber事業について興味ある方・Vtuberになってみたい方は是非読んでみて下さい!

ホロライブとは?

ホロライブ(hololive)とはVTuberの配信アプリ、および運営企業のカバー株式会社が展開するVTuber事業(バーチャルタレントマネジメント事業)の名称です。

カバー株式会社はVTuber「ときのそら」の運営企業でもあり、2018年6月には総額約2億円の資金調達を実施しVtuber展開を加速させています。

VTuberになれるアプリへ!アプリ・ホロライブの変遷と使い方

アプリとしてのホロライブは、2017年12月、3Dキャラクターを用いたライブ配信アプリとしてリリースされました。

この時点ではVTuber配信には対応しておらず、スマートフォンのカメラを使って3Dキャラクターのアバターになり切れる、というものでした。

ですが、2018年4月のアップデートによってVTuber配信アプリとしてリニューアルされ、スマホ1台でVTuberになることが可能になりました

ホロライブはiOS、Android両方に対応しており、iPhone Xであれば表情認識機能によって、ユーザーの目や口の動きをリアルタイムでアバターに反映します。

ホロライブのインストール:

ホロライブで使用できるキャラクターは3D、Live2Dに対応しており、3Dアバターでは髪と目の色を変更できる女性型モデルが使用できます。

Live2Dでは男性キャラクターも登場し、VTuberの「バーチャルのじゃろり狐娘Youtuberおじさん」が使用するアバター「みここ」も利用できます。

ホロライブの使い方 – Vtuber配信をする方法

また、Mirrativ等の外部アプリと連携してVTuber配信をすることも可能なので、配信用の高価な機材を揃えたり、専用のアバターを制作する必要もありません。個人でVTuber活動をするには便利なツールです。

Mirrativを使って配信する手順としては、

  1. ホロライブをインストール
  2. Mirrativをインストール
  3. アカウント作成
  4. 画面下部中央カメラマーク
  5. 「アプリを選択」→ホロライブを選択
  6. 画像下部・「初回だけあとちょっと設定があるよ!」に従って設定
  7. 配信

となります。

ホロライブのみでは配信できないものの、他アプリ・ボイスチェンジャーを使うことで誰でも気軽にVtuberとして配信可能です。

VTuber事務所としてのホロライブ:10名以上がデビュー!

ホロライブは配信アプリのリリースだけでなく、VTuber事務所としても活動しており、これまでオーディションを通じて数多くの新人VTuberを輩出しています。

2018年5月には、ホロライブ初となる専属VTuberのオーディションを開催し、翌6月にはLive2Dのキャラクターを使用した「ホロライブ1期生」がデビューしました。

1期生には、バーチャル留学生の「赤井はあと」、異世界から来た高校生の「アキ・ローゼンタール」、チア部新入生の「夏色まつり」などの計5名がデビュー。

※「人見クリス」は活動を終了

また、同年8月には2回目のオーディションによって新たに5名のVTuberがホロライブ2期生としてデビュー。バーチャルメイドの「湊あくあ」、黒魔術が得意な「紫咲シオン」、ボーイッシュで男勝りな「大空スバル」などが新たに参加しました。

オーディションでは、これまでに自分の声を使って動画投稿やライブ配信をした経験があり、VTuberを目指す個人を対象に募集を行いました。

合格したVTuberにはiPhone Xが無料で貸し出され、自宅で配信を行えます。また、人気のある所属VTuberのアバターは3D化され、VRヘッドセットを使用したスタジオ内での配信ができるとのことです。

この他にも、ホロライブがプロデュースしたVTuberには「ときのそら」「ロボ子さん」などの有名なVTuberも存在し、VTuber事務所としての活発な活動が伺えます。

オーディション開催中!新人VTuberのサポート制度も充実

ちなみに、ホロライブは2018年11月現在もVTuberの募集を行っており、公式サイトから応募ができます。

選考に合格すると専用のLive2Dアバターが提供され、配信に必要なアプリをインストールしたPCが貸与されます。

また、配信用のハイスペックPCをクラウドファンディングで購入するための支援や、購入するまでは機材をレンタルできるなどのサポート制度も充実しています。

ホロライブ1、2期生同様、人気のあるキャラクターは3D化され、VR版ホロライブを使用した配信をスタジオで行えます。

また、都内以外に在住であれば、旅費の支援や配信機材のレンタルなども検討中とのことです。

このように、VTuberデビューを目指す個人を企業がサポートすることで、敷居の高いVTuberデビューのチャンスが増えますよね。また、才能のある新人の発掘もしやすくなります。

まとめ

REALITYやMirrativなどのVTuber配信サービスが数多く登場していますが、企業がVTuberのプロデュースと配信の両方を支援するケースも登場しています。

ホロライブは、個人が手軽にVTuber配信を行えるアプリのリリースだけでなく、オーディションを通してこれまでに10名以上の新人VTuberを輩出しています。

オーディションは現在も行っており、合格したVTuberにはアバターの提供や配信機材のレンタルなどのサポート制度も充実しています。

個人のみでは参入の難しいVTuberですが、企業のバックアップによってVTuberデビューの敷居が下がりますよね。数多いVTuberの中でも際立った個性で輝ける自信のある方は、是非オーディションに挑戦してみてはいかがでしょうか。

 


ホロライブ

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